ポインターで遊ぶ猫の動画5選
猫は素早く動く物に反応し、「捕えたい!」という気持を掻き立てる狩猟本能を持ち合わせています。
一般的な猫のおもちゃである猫じゃらしやヒモなどは、予測できない不規則な動きによって、どんどん猫ちゃんのテンションを上げていきます。口元をぷくぷくさせて、身を低くしておもちゃを狙う姿は、何度見ても飽きることがないですよね!
そんな猫のおもちゃの中でも、光を放つ「ポインター」が大好きな猫ちゃんもとても多いです。
まずはポインターで夢中になっている猫ちゃんたちの動画をご紹介させていただきます!
◆捕まえているはずなのに捕まえられない!!
猫ちゃんにとっては確実に捕まえているはずなのに、手に感触はなく、噛んでも口に入っていない…。そんな様子に戸惑いながらも、必死にポインターの光を捕えようとする姿が、なんとも言えないぐらい可愛いですよね。
何度か飼い主さんの方を見つめて、「なんで?どうして捕まえられないの?」というような表情をしているのが堪りません!
手を舐める転位行動も見られるので、冷静に見えて気持ちは冷静で居られていないのかもしれませんよね!
◆とにかくポインターの光を追い続ける!!
こちらのとてもそっくりな猫ちゃんたちですが、まずは右の猫ちゃんが、しっかりとポインターの光を追い続けていきます。ときには手を出し、さらにはグルグルと回り、飼い主さんの思惑通りに体全体を使って遊ぶ姿が、とても可愛らしいですよね!
右の猫ちゃんが遊ぶ様子をずっと傍観していた左の猫ちゃんですが、自分の方にポインターの光がいざやってくると…。
続きは動画で、お楽しみください!
◆パソコンのポインターも立派なおもちゃに!!
飼い主さんがパソコンを開いて作業をしていると、パソコン周辺の狭いスペースや、キーボードの上を陣取ってどいてくれない猫ちゃんって多いですよね。飼い主さんの傍に居たいのか、はたまたその場所が温かいのかは謎ですが、その可愛さに作業を中断してしまう飼い主さんも少なくないことでしょう。
そんなときたまたま猫ちゃんの目に入ったのか、パソコン画面のポインターが気になってしまったこちらの猫ちゃん。
高価な電化製品だと知ってか知らずか、とてもソフトに画面をタッチしています。とてもお利口さんですね!
◆独特なじゃれ方は誰にも真似出来まい!!
たまたまこのようなじゃれ方になってしまったのか、毎回このじゃれ方なのかは定かではありませんが、とりあえず言葉で表現するとしたら「独特」な猫ちゃんです!
この猫ちゃんとポインターとフローリングとの相性がバッチリで、軽快な爪(手足?)の音さえ心地よく感じてしまいます…。
しっぽもタヌキを通り越してキツネのように太く、興奮度合いがマックスなのが分かります。
何度でも見たくなってしまうような、おすすめの動画ですよ!
◆外猫だってポインターは魅力的!!
普段様々な物を目にしている外猫ちゃんたちですが、ポインターの光は別格のようです!
不規則な動きをするポインターは、どんな猫ちゃんでも虜にしてしまう魅力を持ち合わせています。
壁などにポインターの光を当てると、「どうしても捕まえたい!」という気持ちが芽生えてしまうものなので、家で遊ぶときも猫ちゃんに届きそうで届かない高さの場所に光を当ててみるのもおすすめです!
ただポインターで猫と遊ぶ際には、いくつか注意しなくてはいけないこともあるので、むやみに遊ぶことだけは止めておきましょう。
ポインターは猫にとって安全?
◆動体視力や光を感知する力が優れた猫
猫の目は人間の視力の10分の1にも満たないと言われており、その視力の悪さを補うために、素早く動く物には敏感に反応出来るようになっています。目が悪くても獲物を捕らえなくては生きていけないので、猫にとって優れた動体視力が必要不可欠だったのだと言えるのではないでしょうか。
そして光を取り入れやすい構造となっている猫の目は、暗闇で物を見る力も優れており、光を感知出来る量が人間の約5倍とも言われています。
そのため、光を放つポインターは、猫にとって理想的なおもちゃであることが納得出来ますよね!
しかし、猫の光を感知する力が優れているからといって、何時間でもポインターで遊んだり、猫の目に光を向けたりすると、網膜を傷つけてしまう可能性が高いのです。そのような点からも、猫のおもちゃとなるポインターは、本当に安全なのか疑問になってしまいますよね。
まずポインターは、何で出来ているのかを理解していきましょう。
◆レーザーポインターに要注意!
ポインターには「レーザー(LD)ポインター」「LEDポインター」と呼ばれる、2種類のポインターがあります。この2種類の光の違いは、「レーザー光」と「一般的な光」であることが挙げられます。
2種類とも明るい光であることに違いはありませんが、寿命が長いLEDは高性能な豆電球のような性質を持ち、照明器具や懐中電灯などに使用されることの多い、目に優しい光となっています。
一方レーザーは、半導体レーザー素子が元となり、光の強さがクラス別に分けられていて、目を守るために法律上でクラス2(出力1ミリワット未満)以下でなければ、レーザーポインターとしての販売を日本では認められていません。
クラス2であっても、0.25秒間未満の直視であれば問題ないとされていますが、猫と夢中で遊んでいれば、間違えて猫の目に向けてしまうこともあるでしょう。0.25秒なんて一瞬ですよね。
愛猫の目を守る意味合いでも、おもちゃのポインターはLEDを使用しているおもちゃの方が、安心して使用出来ると言えるのではないでしょうか。
◆LED使用の猫用ポインターがおすすめ
LEDは発光ダイオードと呼ばれる電子部品となり、電圧を加えることによって発光します。レーザーポインターと同じような波長の光を出すことも可能なのですが、レーザーよりも遠くに光を飛ばすことが出来ません。
ただ、猫と遊ぶ分のポインターに、そんな遠くまで光が届く必要はありませんよね。
そのため、猫のおもちゃのポインターには、LEDを使用したポインターがおすすめ!電池が長持ちしてくれる上に、安心して遊ぶことができます。
ポインターを使った猫との遊び方
ポインターのおもちゃを使った遊び方は、とっても簡単!本体に電池を入れて、床や壁に向かって電源を入れるだけなんです!
猫は「静と動」の動きが大好きなので、左右に動かしたり電源を消してみたりしながら、猫ちゃんの狩猟本能を掻き立てます。ポインターの光は、手が届きそうで届かないような場所に留めましょう。
ポインターで遊ぶときは、部屋の中に猫が怪我をしてしまいそうな物や、壊されたくない物があれば、隅の方に避けておくようにしましょう。広いスペースを確保してから遊ぶと、猫ちゃんの運動不足解消にも繋がるのでおすすめです!
猫とポインターで遊ぶ時の注意点
猫とポインターで遊ぶ際には、目の網膜を傷つけないためにも、猫の目に向けることだけは絶対に止めましょう。いくらペット用に販売されているおもちゃであっても、光を目に向けてしまうことはとても危険です。
また、ポインターの光は不規則な動きが、猫の狩猟本能を掻き立ててくれる反面、実態が無いので長時間遊んでいると、猫にとってストレスとなってしまうことがあります。
ポインターだけで遊ぶことが多くなってしまうと、捕えられない気持ちがイライラに変わってしまい、そのストレスを発散するために、飼い主さんに対して攻撃性が高まってしまうことも。
ポインターで遊ぶときは準備運動、または別の実態のあるおもちゃと併用して遊んであげるのが、望ましいと言えるでしょう。
この注意点さえ守れば、ポインターは猫にとって大好きなおもちゃとなってくれるはずですよ!
まとめ
猫は素早い動きをする物に強く反応し、「捕まえたい!」と思ってしまう動物です。大きい物よりも小さい物に狩りをすることが多いので、小さな光を放つポインターは、まさに猫にとって理想的なおもちゃであると言えるでしょう。
一方でポインターは光を集めて発光させているので、使用されている光の種類や使用方法によっては、猫の目に当たってしまい網膜を傷つける可能性があることも否めません。
ポインターで遊ぶときは、「目に向けない」「長時間遊ばない」などを心掛け、猫ちゃんにストレスを与えないような遊び方をしてあげる必要があります。
ポインターをお持ちでない飼い主さんでも、ポインターのように動く物が対象となる猫用アプリなども沢山ありますので、「猫 遊ぶ アプリ」などで検索をしてみるのもおすすめです。
動画の猫ちゃんたちのような、素晴らしい躍動感をきっと見せてくれるはずですよ!
– おすすめ記事 –
・やっぱり猫には猫じゃらし!人気おもちゃTOP5と手作り方法を紹介 |
・猫は本能的にトンネルが好き?手作りのおもちゃは需要がある? |
・猫の一人遊びにおすすめのおもちゃ12選!一人遊びする理由と注意点もご紹介 |
・子猫におすすめのおもちゃ10選!おもちゃを与えるのはいつから?選び方のポイントは? |