レンタカーにペットは乗せられる?同乗の際の注意点が知りたい!

2022.04.20

レンタカーにペットは乗せられる?同乗の際の注意点が知りたい!

自家用車を持っていなくても、レンタカーであれば気軽に遠出ができますし、移動手段としても便利なので、都合に合わせて利用する方も多くいらっしゃることかと思います。 その遠出の際に、大切な家族であるペットも同乗させて連れて行けたら、もっと楽しくなるはずなのに…などと考えたことはありませんか? 一般的にレンタカーにはペットを乗せても平気なのかを、レンタカー会社の規則や制約に沿って考えていきましょう。

レンタカーにペットは乗せられる?

並んでいる車

自家用車をお持ちの方であれば、ペットを同乗させて出掛けることは飼い主さんの判断で乗車を決められますが、レンタカー会社からレンタルした車に乗せるのはどうでしょうか。

一般的に考えて、自分の持ち物でもない車にペットを乗せるのは、なんとなくルール違反な気もしますが、実際のところはどうなのかが気になるところですよね。

レンタカーにペットを乗せても、問題はないのでしょうか?

◆会社によるが大体利用可

レンタカーにペットを乗せることは、レンタカー会社の規則や制約にもよりますが、大体のレンタカー会社で利用可能となっています。

ルールを守りさえすれば、自家用車でないレンタカーでも、猫や犬といったペットとの移動が可能となるので嬉しいですよね。

ペット可のレンタカーの場合事前予約が必要となり、ご利用の営業所もしくは電話で受け付けているレンタカー会社が多いようです。

その際にペット同乗の同意書にサインをし、レンタカー会社に提出してはじめてペットとの同乗が可能となるので、この一連の流れは必ず怠らないようにしてください。

予約を忘れた場合や予約が面倒と感じた際に、レンタカーを通常通りに借りてばれないように自宅に戻り、ペットを勝手に乗せるといった行為はご法度です。

万が一レンタカーに損害を与えた場合には、多額の補償費用を請求する場合や、今後のレンタカー利用をお断りされることがあるようです。

レンタカー会社の好意でペットの乗車が可能になっているのに、誰かがルール違反をしてしまえばどのレンタカー会社もペットとの乗車を認めなくなってしまう可能性も否めませんよね。

大切なペットのためにも、決められたルールは必ず守るようにしましょう。

◆カーシェアは利用できないことがほとんど

カーシェアリング

最近ではレンタカーのほかにも「カーシェア」の需要も高まってきていますよね。

カーシェアとは必要なときに自由に使える車となり、指定のレンタカー会社で会員登録を行っていれば、全国どこでも会員間で車をシェアできるサービスとなります。

ほとんどの場合15分単位で利用できて、レンタカーやタクシーを利用するよりも安価なので、設置場所が近くにあれば、大変便利なサービスと言えるでしょう。

予約にも時間がかからず、いつでもどこでも利用できることから、カーシェアではペットの乗車は利用出来ないことがほとんどです。

ペットを同乗して移動したいのであれば、迷わず事前予約が必要なレンタカーを利用するようにしましょう。


レンタカーにペットを乗せる際の注意点

キャリーバッグに入っている猫

レンタカーでペットを同乗する際に、事前予約や同意書の提出が必要となりますが、そのほかにもレンタカー会社によって、さまざまな規則や制約が定められています。

たくさんのルールがあるので、少し面倒に感じてしまうかもしれませんが、レンタカー会社側としてみれば、大切なペットを預かることになるので、適当なルールを開示するわけにはいきませんよね。

ですので定められたルールはしっかりと守り、大切なペットを安全に移動させるように心掛けましょう。

◆レンタカー会社のルールに従う

それぞれのレンタカー会社には、ペット同乗の際の規約や制約が定められていますので、そのルールを守ればとくに問題ありません。

レンタカー会社によって多少の違いはありますが、基本的には以下のようなルールが定められています。

・対象となるペットは基本、猫・犬のみ
・ケージ(70×90×75cm)に必ずペットを入れる
・体重は10kgまで
・ペット同乗の車種が限定される
・ペット同乗中はケージから出さない
・搭載は後部ラゲッジスペース(荷台)または後部の床が基本
・車内で食餌・給水は行わない

基本的に対象となるペットは猫や犬となりますが、レンタカー会社によってはウサギハムスターなどの小動物も対象となっている場合もあります。

そして同乗の際にはどのペットも必ずケージに入れ、ケージから出さないことが大前提となります。

同乗スペースが確保できる、もしくはペットの様子が随時確認できるように、各レンタカー会社によって利用できる車種が限定されているようです。

利用可能な車種はミニバンやワゴンタイプが多いようですが、詳しく知りたい場合には、利用する予定のレンタカー会社に事前に問い合わせをするようにしましょう。

また、盲導犬を同乗させたい場合には、これらの規則や制約は対象にならず、別のルールが存在していますので、事前にレンタカー会社へ問い合わせをしてください。

◆利用中にペットをケージから絶対に出さない

各レンタカー会社のルールに必ず挙げられているのが「ペットをケージから絶対に出さない」ことです。

ペットにしてみればレンタカーは、慣れないニオイや大きなエンジン音など、普段と異なる状況にビックリしてしまう子も多いと思います。

もし車内でパニックになり、運転手の邪魔をするようなことになってしまえば、事故を招いてしまう結果となりますよね。

また車内を自由に行き来することによって、シートを破損する危険性や、毛や排泄物などの汚損により、車内を汚すことに繋がってしまうかもしれません。

同意書にサインをしてレンタカーを借りている時点で、過失があった場合には補償費用を必ず支払う必要があります。

レンタカーの補修費用や、使用出来ない期間の休業補償費などを請求されますので、そのようなことが無いようにするためにも、ルールは必ず守らなくてはいけませんよね。

そして危惧するのは車内の損害だけでなく、不慮の事故でペットが怪我をしたり命を落としたりしてしまうことです。

治療費はもちろん、命を落とした際にも慰謝料をレンタカー会社に請求することは不可能です。

このようなことからも定められたルールはしっかりと守り、大切なペットを守る目的でも、レンタカーの利用中にペットをケージから絶対に出さないようにしましょう。

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ペットとレンタカーを利用時のおすすめグッズ

レンタカーにペットを同乗させて利用する際に、あると便利なグッズを知っておくことにより、レンタカー利用時の満足度が上がりますよね。

どんなグッズを準備しておけば、レンタカー利用時に活躍できるのでしょうか。

◆しっかりしたつくりのキャリー

キャンピングキャリーファイン
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レンタカー会社によっては、キャリーのデザインや強度を指定していないことがほとんどですが、ペットの安全管理を強調して謳っている場合が多くあります。

この時点で、キャリーはしっかりした作りで強度がある物の方が、飼い主さん自身も安心できますよね。

ある程度の衝撃にも対応できるキャリーを準備し、走行中のストレスを軽減させてあげましょう。

◆キャリーカバー

ハードキャリーカバー
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ほかにも走行中のストレスを軽減させるグッズとして、キャリーカバーもおすすめです。

見慣れない車内や景色にストレスを感じる子は多いので、目隠しの目的でキャリーにカバーを被せてあげてください。

もちろん正規のキャリーカバーでなく、タオルなどでも代用可能ですので、ペットをレンタカーに同乗させる際には、目隠し用の布製品を準備しておきましょう。

◆ペットシーツ

脱臭ゼリーシーツ
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走行距離が長いようであれば、キャリーの中やキャリーの下に、ペットシーツを敷いて置くと安心です。

過剰なストレスで粗相をしてしまう子ももちろん居ると思いますので、普段より多めに準備しておくと、飼い主さんも安心できますよ。


レンタカー以外のペットとの移動方法は?

キャリーに入る黒猫

ペットとの移動手段でレンタカーはとても便利なことが分かりましたが、ほかにもどんな移動手段があるのかを知っておくことにより、選択肢の幅が広がりますよね。

レンタカー以外にペットと移動可能な手段には、どんなものがあるのでしょうか?

◆公共交通機関

移動場所や移動距離によって、公共交通機関を上手に利用してみるのもおすすめです。

海外へペットとの移動が必要な際には、飛行機や船を利用しなくてはいけませんし、国内であれば新幹線や電車も利用可能となっています。

各交通機関によって運賃や定められたルールが異なりますので、利用の際には必ず、使用する公共機関に事前確認をしておくようにしましょう。

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◆タクシー・ペットタクシー

移動の距離が短いのであれば、タクシーを有効的に利用してみても良いでしょう。

基本的にタクシーは、ルールさえしっかり守れば追加料金などかかることなく、ペットを乗車させられるタクシー会社が多いようです。

しかし中には猫や犬が苦手な運転手さんも居ますので、走行中のタクシーを止めて乗車するよりは、事前にペットが居ることを伝えた上で、乗車予約をしておくと安心です。

また、ペット専用のペットタクシーも増えてきていますので、お住いの地域が送迎可能地域であれば、移動目的によって利用してみると良いでしょう。

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◆自転車

移動距離がそこまで遠くないのであれば、自転車での移動も視野に入れておいてはいかがでしょうか。

しかし、ペットを自転車に乗せてはいけないといった法律はありませんが、ペットを危険に晒さないための道路交通法は存在しています。

簡単に言うと「ハンドルやブレーキを確実に操作しましょう」といった法律ですので、両手の空くリュックタイプのキャリーに、ペットを入れて走行すれば安全です。

前カゴにキャリーを入れるとバランス感覚が崩れる上に、さまざまな危険が生じやすいのでおすすめできません。

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まとめ

レンタカーは決められた時間内であれば、自分の行きたい場所に自由に行けますので、とても需要の高い移動手段と言えるのではないでしょうか。

そしてほとんどのレンタカー会社は、ペットの同乗も可能となっているので、急な遠出や引っ越しなどの際にも、安心して利用できることでしょう。

しかし利用時には会社ごとに、細かい規則や制約が存在していますので、それらのルールをしっかりと守らなければいけません。

ルールさえ守れば効率よくペットと利用ができますので、ルールを守って上手にレンタカーを利用するようにしましょう。



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たぬ吉

たぬ吉

小学3年生のときから、常に猫と共に暮らす生活をしてきました。現在はメスのキジトラと暮らしています。3度の飯と同じぐらい、猫が大好きです。


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