猫が玄関で出迎えしてくれる!出迎えてくれる5つの理由をご紹介!

2022.03.12

猫が玄関で出迎えしてくれる!出迎えてくれる5つの理由をご紹介!

猫との共存生活を始めてしまうと、四六時中一緒に居たい!という気持ちでいっぱいになってしまいますよね。 しかし、飼い主はそんな愛猫の生活費を稼ぐために、仕事に行かなくてはいけません…! 愛猫のために1日頑張って、疲れた体を引きずるように帰宅し、玄関の扉を開けると、なんと愛猫が出迎えてくれた!といった経験はありませんか? まさか1日中玄関で待っていてくれていたのかと多少心配にはなりますが、猫が飼い主を出迎えてくれた場合、どんな理由があるのかを考えてみました。

猫は玄関で出迎えしてくれるの?

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TwitterなどのSNSを見ていると「愛猫がお出迎えしてくれた!」というような、喜びの投稿やコメントを目にすることがよくあります。
猫は人に懐かず自由気ままなイメージが強いので、犬のように人間に忠実な行動をしてくれるものなのかと、不思議に感じたことのある方は多いのではないでしょうか?

猫好きで猫と一緒に暮らしている方のほとんどは、愛猫を「猫様」として崇め、忠実に下僕と化して尽くしている方も多いことかと思います。
いつの間にか「飼い主」という立場は逆転し、猫に懇願して一緒に住まわせてもらっているのではないかと、錯覚してしまいますよね。

それぐらい猫という生き物は掴みどころがなく魅力的で、ともに過ごす日々は特別な時間となっていることでしょう。

ツンデレ気質の高い猫ではありますが、そんな猫ちゃんの中には飼い主が家に帰宅した際に、玄関先まで律儀にお出迎えをしてくれる子が居ると言われています。

もちろんすべての猫ちゃんがお迎えをしてくれるわけではありませんが、出迎えてくれる猫たちが存在する以上、なぜそのような行動をとるのか気になってしまうことでしょう。

まずはどの飼い主さんも知りたいはずの、猫が玄関で出迎えをしてくれる際の気持ちから、ご紹介していきたいと思います!


猫が玄関で出迎えしてくれる理由

外出先から自宅にもどり、玄関の扉を開けた瞬間、そこに愛猫が待ち構えている姿を見ると、涙が出そうなほど嬉しくて、幸せを噛みしめる飼い主さんは多いはずです。

猫は聴覚が優れているので、さまざまな音の中から自分(飼い主)の足音を聞き分け、玄関の扉が開くのを今か今かと心を躍らせて、待っていてくれたのではないか…といった空想に耽ってしまうことでしょう。

飼い主からの視点では、愛猫が飼い主さんの帰りを心待ちにしていたかのような印象を受けますが、実際に猫はどんな気持ちから玄関まで、出迎えをしにきているのでしょうか?

◆構ってもらいたい

「愛猫との信頼関係がしっかり築けている」と自負している飼い主さんであれば、愛猫は自分のことが好きすぎて、お留守番の時間も会いたくて仕方がなかったはず、と考察する飼い主さんは多いと思います。

あながち間違ってはいないのですが、猫の気持ちを改めて考えてみると至って冷静に「留守の間暇だったから、早く構ってよね」的な軽い気持ちなのかもしれません。

猫は体内時計がしっかり刻まれている動物ですので、ある程度飼い主さんが帰ってくる時間を把握しています。

飼い主さんの帰宅時間が近づけば玄関まで行き、あとは扉が開くのを待って、帰ってきたらまずは自分のことを、構ってもらおうと考えている可能性が高いのかもしれません。

◆飼い主さんの匂いを付けたい

猫は縄張り意識が強く、もともとは単独行動を好む動物でもあるので、さまざまな情報をニオイで判断することが多くあります。

普段一緒のテリトリー内(部屋)で暮らす飼い主さんのことは、仲間と解釈していても、玄関の外に出てしまえば知らない匂いを身にまとって帰ってくるので、馴れ親しんでいる匂いが薄れていることに、ときには嫌悪感を抱くこともあるでしょう。

自分の所有物(お気に入り)とも言える飼い主さんから、自分とは別の匂いがするのであれば、猫にとっては急いで匂いの上書きをする必要があるのです。

テリトリー内に戻ってきた飼い主に、いち早く自分の匂いをつけることによって、安心を得ようとしていることが考えられます。

◆ご飯を催促しに行っている

飼い主さんの中には仕事から帰宅したタイミングで、愛猫にご飯をあげると決めている方はとても多いですよね。

そのことはもちろん猫自身もしっかり覚えているので、飼い主さんの帰宅時間が近づけば、お腹が空きだして「早くご飯が食べたい!」という、気持ちでいっぱいになったとしても不思議ではありません。

飼い主さんの帰りが遅くなろうものなら、ちょっと怒り気味で出迎えてくるはずです。

飼い主さんの顔を見た瞬間、食事スペースやキッチンの方へ姿を消すようであれば、一刻も早く食事の準備をしてあげる必要があると言えるでしょう。

愛猫の機嫌を取り戻すためにも、急いで美味しいご飯をあげてくださいね。

◆毎日の習慣

上記のような理由から出迎えることが習慣化した場合の猫ちゃんは、特に意味がなかったとしても、なんとなく的な気持ちで出迎えてくれることがあるようです。

猫にしてみたら毎日の繰り返しこそが充実した生活となるので、玄関で待つことを日課として解釈している可能性も否めませんよね。

また、猫ちゃんの中には玄関のドアまではテリトリーと考えている子もいるので、扉が開いた瞬間に侵入者のチェックをしている場合もあります。

自分の居場所を守るための行動とも言えますので、玄関を開けて愛猫が出迎えてくれたのであれば、優しく声を掛けて安心させてあげるようにしましょう。

◆玄関で寝てるだけ

単純に家の中で玄関という場所が気に入っている場合は、そこで寝ているだけといった子ももちろんいます。

とくにマットなどを敷いているご家庭では、そのマットの寝心地が気に入っているのかもしれません。

そして夏のような暑い季節には、温度がそこまで上昇しない玄関付近が涼しいことを知っていて、敢えてその場所で眠る子も多いはずです。

眠っていたら突然玄関が開き、出迎えたような状況になっていることもあり得ますので、愛猫が眠そうな場合はそっと室内に入り、そのままゆっくり眠らせてあげるようにしましょう。


猫が出迎えしてくれない理由

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お出迎えをしてくれる猫ちゃんはとても可愛らしいですが、出迎えてくれない猫ちゃんの場合、今度は「なぜ玄関で待っていてくれないのか」が気になりませんか?

出迎えしてくれる猫たちとは別に、何か特別な理由があるような気もしますが、出迎えをしない猫たちのほとんどは、飼い主さんの行動パターンを記憶している子がほとんどのようです。

飼い主さんと家族として暮らしている時間が長い猫ちゃんほど、このような傾向が強く現れるようですので、必ず帰ってきてくれるという信頼関係があってこその「敢えて待つことはしない」という気持ちなら、それも立派な愛情と言えますよね。

出迎えをしてくれなかったとしても、飼い主さんのことを想っての行動と言えますし、当たり前の毎日がいかに幸せなことなのかを、改めて感じてみてはいかがでしょうか。

ほかにも多頭飼いのご家庭では、お留守番の時間も寂しさをとくに感じなければ、わざわざ飼い主さんを出迎えないこともありますし、冬の寒い時期は冷気を感じる玄関には近づかないといった子もいます。

飼い主さんを出迎えるか出迎えないかは、生活環境や猫ちゃんの性格が強く影響しますので、その子の個性として受け取ってあげるのも良いでしょう。


猫が玄関から脱走しないようにするには

出迎えをしてくれることは飼い主さんにとって喜ばしいことですが、猫のテリトリー内と外の世界は、玄関のドア1枚しか隔てていないので、脱走されないかも心配になってしまいますよね。

急に玄関が開いたときに驚いて、外に出てしまう可能性も否めませんので、脱走防止策をしておくに越したことはありません。

ペット用の脱走防止の柵などが販売されていますので、そのようなアイテムを駆使して二重扉のようにしておくと安心ですよね。

また、柵が低すぎると猫はジャンプをして飛び越えてしまうので、愛猫がどれぐらいの高さであれば飛び越えられないかを計算し、十分な高さが確保されたガードが効果的です。

万が一のことを想定して準備しておくことにより、愛猫に怖い思いをさせなくて済みますので、外の世界に少しでも興味を示すことがあるようでしたら、普段から脱走防止の対策をしておくことをおすすめします。

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猫を迎えることになったら、猫が暮らしやすい環境を整えることも大切ですが、さまざまなトラブルに巻き込まれないように、脱走対策も心掛けなくてはいけませんよね。 とくに玄関は人の出入りが激しい場所となりますので、より慎重に脱走防止の対策をする必要性があると言えるでしょう。 どんな対策を心掛ければ、玄関からの猫の脱走は防げるのでしょうか。

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まとめ

仕事などで疲れて帰宅した際に、玄関の扉を開けば愛猫が待っていてくれるとしたら、疲れなんて一気に吹き飛んでしまうことでしょう。

一度でも愛猫のお出迎えを体験してしまえば、玄関を開くことが楽しみになってしまいますよね。

飼い主さんからしてみれば愛猫の出迎えは、無償の愛のようにも感じますが、猫からしてみると単純な理由から、飼い主さんを待っている可能性が高いことが分かりました。

少し寂しい気もしますが、そういう一面も含めて猫という動物ですので、出迎えてくれても出迎えてくれなくても、猫が飼い主さんに向ける愛情が変わることはないはずです。

もし出迎えてくれた場合には、愛猫の気持ちにしっかりと応え、さらに信頼関係を築いてみてはいかがでしょうか。



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たぬ吉

たぬ吉

小学3年生のときから、常に猫と共に暮らす生活をしてきました。現在はメスのキジトラと暮らしています。3度の飯と同じぐらい、猫が大好きです。


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