猫の年齢の見分け方・見た目で判断する方法は?人間換算すると?

2018.03.19

猫の年齢の見分け方・見た目で判断する方法は?人間換算すると?

猫を見かけたとき、見た目だけで年齢を判断できるでしょうか?特に、保護した猫の年齢がわかれば、その猫に応じた対応が出来ます。子猫であれば、どんな食べ物をあげて、どんなお世話をしたら良いかがわかりますし、成猫になっていれば、去勢や避妊などの手術が必要か、健康かといったことも判断できます。老猫になっていれば、保護した時にどんなケアが必要か、長生きしてもらうための対応が出来るのです。今回は、猫の年齢を見た目で判断する見分け方、猫と人間の年齢比較についてご紹介します。

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猫の年齢は見た目で分かる?

母猫と子猫

ペットショップやブリーダーで猫を迎える場合は、その猫の年齢を教えてもらうことができますが、野良猫や捨て猫を保護した場合は、それが難しいこともありますね。

そんな時、猫の年齢を見た目で大まかに想像できれば、その後の対応がしやすくなるかもしれません。

◆猫の体のつくりや雰囲気が見分けるポイント

猫の年齢の見分け方として、猫の歯、被毛、爪、目など部分的なものをまず見ます。次に顔つきや体つきといった全体的なつくりや雰囲気から、見た目で年齢を判断します。

わかりやすいのは、子猫であれば、その大きさと顔つきからまだ幼いことが判断出来ますね。
まず体が小さく、耳も小さめで、体も短く見えます。目が大きく、鼻と口の距離が短くなっていて、幼い顔をしています。

成長するに連れて、顔や体の見た目からわかる部分が変化して行きますので、見るべきポイントを抑えれば、猫のおおよその年齢がわかります。

◆猫の行動で見分けることも…

子猫から成猫になった後は、年齢を細かく見分けることは難しくなって来ます。見分け方として、体つきや顔では成長による大きな違いがなくなってくるためです。

見た目の中には、体の部分的な要素はもちろんですが、行動も含まれます。猫がどんな行動をしているかによる見分け方でも、年齢を想像することが出来ます。
動き方をとっても、生まれて間もない子猫であればまだうまく歩けなかったり、上手に走れていなかったりすることもあります。

子猫時代を過ぎても、活発に運動出来ているか、あまり動かなくなっているか、ということで、おおよその年齢の見分け方が出来るのです。

◆猫の老化には個体差がある

歳をとってきた猫は、活発な動きが減ることに加え、歯、被毛、爪、目などに衰えが見られます。
しかし、猫にももちろん個体差がありますので、歳をとっていても元気で、毛艶も良いものもいます。

また、室内飼いの猫は、外で暮らしている猫よりは良い環境で生きているので、長生きする可能性が高いため、年齢もわかりにくくなっています。

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猫の年齢の見分け方【子猫期】

2匹の生後数ヶ月の子猫

猫の年齢を、子猫期、成猫期、老猫期に分け、それぞれの見た目の特徴や行動について見てみましょう。

子猫期を、生後6ヶ月までと考えます。生まれてから6ヶ月までには、見た目はどんどん変わっていきますので、猫の年齢を判断出来る要素がたくさんあります。

◆生後0~1週間

体の大きさは人間の手のひらサイズです。
被毛がまだしっかり生えておらず、肌が見えるような状態もあります。
目が開いていませんし、歯も生えていません。

もぞもぞと這って動き、体温を保つために、母猫やきょうだい猫とくっついて過ごしています。
排泄が自分で出来ず、母猫になめてもらっています。

◆生後1週間~2週間

猫の目は、生後10日ごろに開き始めます。瞳の色はキトゥンブルーと呼ばれる青色です。

前足で顔を洗ったり、手足を舐めたりするなど、猫らしい行動をし始めます。
次第に耳の機能があがってくるので、音の聞こえる方へ顔を向けたりします。
前足で上体を支えて起き上がることが出来るようになっています。

◆生後2週間~5週間

2週ごろを過ぎると、乳歯が生え始めます。
出たままになっていた、爪の出し入れが出来るようになります。

3週間ごろになると、危険や恐怖を感じるとシャーっと怒る、猫特有の行動が見られるようになります。
ゆっくりとよちよち歩きが出来るようになっています。

4週ごろには、うまく歩けるようになってくると言われています。

◆生後5週間~6週間

この頃には、乳歯が生えそろってきます。
被毛はふわふわですが、しっかり生えてきています。

母猫のおっぱいから、固形物を食べられるようになってくるので、離乳食が始まります。
母親になめてもらわなくても、自力で排泄が出来るようになります。

◆生後6週間~2ヶ月

見た目では、耳がピンと立って来て、手足も長くなってきています。

骨格が発達してきて、動きが活発になります。
きょうだいと走り回ったりして遊ぶようになります。

◆生後2ヶ月~3ヶ月

瞳の色が、子猫特有の青から被毛に応じた色に変化していきます。
体はふわふわの被毛で覆われています。

オス猫は睾丸が外から見てわかるようになって来ます。

◆生後3ヶ月~5ヶ月

乳歯が抜け始め、永久歯に生え変わって来ます。何かに噛み付いたりして遊ぶことも増えます。

走り回ることが増え、きょうだいとの遊びが激しくなってきます。

◆生後6ヶ月~8ヶ月

半年ほどで、永久歯が生えそろいます。歯は白くて汚れがあまりなく、つやつやとしています。
体つきがいっそう筋肉質でしっかりして来て、バランスが取れて来ます。
顔つきも成猫に近づきます。
被毛がふわふわからサラサラとした感じに変化して来ます。

また、メスの発情期が始まってくる頃でもあります。メスに応じてオス猫も発情して来ますので、それに伴う行動が見られます。

◆生後8ヶ月~1歳

成猫にほぼ近い体格になります。
発情期はずっとあるので、飼い猫であり子猫を望まない場合には、去勢や避妊が出来る状態になってきます。


猫の年齢の見分け方【成猫期】

黒猫の成猫と子猫

成猫期は、生後1年を過ぎた頃からと考えます。人間でいう20歳ごろに相当します。

◆1歳~2歳

筋肉質になり骨格が一層しっかりしてきます。
歯も太くてしっかりしています。少し黄ばみが見られることもあります。

まだまだ子猫のように遊ぶことが多い時期です。
去勢をしていないオス猫は、発情のためやなわばりのために活発に動き回っています。

◆2歳~3歳

成長するに連れて、オス猫とメス猫の体格差が大きくなって来ます。もちろん個体差はあります。
オス、メス共に活発に動き回ります。

オス猫は縄張り争いで他の猫と喧嘩をよくするようになっています。
野良猫であれば、喧嘩で傷ができていたりするでしょう。

◆3歳~6歳

3~6歳ごろは、もっとも毛艶がよい時期と言えるでしょう。
歯は少し黄ばんで来たり、汚れが目に見えてわかるほどあったりすることもあります。


猫の年齢の見分け方【老猫期】

猫の歯

7歳を過ぎた猫を老猫期とします。猫の見た目では、大きな変化は見分けにくいですが、老猫という時期に差し掛かっています。

◆7歳~10歳

毛艶が以前ほどきれいでなくなって来ます。
歯に黄ばみや汚れが見られたり、すり減ったりしています。
爪が欠けていたり、透明感がなかったりして来ます。

成猫時代ほど運動しなくなり、動きがゆったりして来ます。そのため、寝ていることが増えます。

◆11歳~14歳

毛艶が少なく、パサパサとした質感になって来ます。
顎の部分など、被毛に白髪が見られることがあります。
脱毛やフケが見られるようになって来ます。

歯にも色素沈着が見られ、欠けていることもあります。さらに口の中、歯茎にシミなどが見られる場合もあります。

1日のうちで寝ていることがほとんどになり、走り回ることが減ります。
猫の爪は出し入れ出来るものですが、爪が出たままになっていることがあります。


猫と人間の年齢比較

おじいさんと猫

猫と人間の年齢を比較する計算方法はいくつかあります。大体の目安となる年齢比較をご紹介します。

◆猫の子猫期

猫の生後1週間→人間の1ヶ月
猫の生後2週間→人間の6ヶ月
猫の生後1ヶ月→人間の1歳
猫の生後2ヶ月→人間の3歳
猫の生後3ヶ月→人間の5歳
猫の生後6ヶ月→人間の10歳

◆猫の成猫期

猫の年齢1歳→人間の15〜20歳
猫の年齢2歳→人間の23歳
猫の年齢3歳→人間の28歳
猫の年齢4歳→人間の32歳
猫の年齢5歳→人間の36歳
猫の年齢6歳→人間の40歳

◆猫の老猫期

猫の年齢7歳→人間の44歳
猫の年齢8歳→人間の48歳
猫の年齢9歳→人間の52歳
猫の年齢10歳→人間の56歳
猫の年齢11歳→人間の60歳
猫の年齢12歳→人間の64歳
猫の年齢13歳→人間の68歳
猫の年齢14歳→人間の72歳
猫の年齢15歳→人間の76歳
猫の年齢16歳→人間の80歳
猫の年齢17歳→人間の84歳
猫の年齢18歳→人間の88歳
猫の年齢19歳→人間の92歳
猫の年齢20歳→人間の98歳

猫が生まれてから1歳までが、人間の20歳までにあたると考えられています。猫の1歳から6歳ごろまでが、人間の20歳から40歳までの壮年期にあたります。

この計算でいくと、7歳からの猫はもう高齢にあたるということになります。

◆人間に比べてあっという間の猫の寿命

猫の寿命は、10年から15年ほどとされていますが、室内飼いをすることで20年近く生きる猫も増えました。20年生きている猫は、人間で言うと100歳近いと言えます。

それでも、人間よりはずっと短い寿命のため、老化するのが人間よりもずっと早いものとなります。猫が大人になるまではたった1年なので、子猫時代はあっという間と言えるでしょう。

子猫の頃には、その年齢、月齢に合わせた適切なケアが必要です。そのため、目や歯などから詳しく年齢を知ることは大切になります。


猫の年齢の見分け方のまとめ

猫の年齢の見分け方は、大体であれば見た目でわかります。特に成長段階で見た目が変わる生後間もない頃であれば、ほぼ生まれてどのくらい経っているかはわかるでしょう。

いちばんわかりにくいのは、生後1年たってからの成猫時代です。成長のための体の変化が少ないため、2歳なのか、3歳なのか、といったことはパッと見ただけでは難しいでしょう。
顔つきや行動といったものは、猫の個体差があるので必ずとは言えませんが、年齢を想像することは出来ます。

老猫になると、体調にも変化が現れます。病気にかかりやすくなり、暑さや寒さにも弱くなって来ます。老猫であるとわかれば、適切な環境を整えてあげられます。

どうしても正確な年齢を知りたい、と言う時には、獣医さんに連れていって調べてもらう方法があります。その際にも、歯の状態や、眼球の光による反応の仕方によって、おおよその目安をつけるといったものになるでしょう。



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ねこちん

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ひろった猫たち、トータル5匹と暮らしています。猫の写真を撮り、猫のイラストを描くのが好きです。

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