猫を賃貸で飼うためには?考えられるトラブルの対策法とお部屋の工夫について

2021.09.22

猫を賃貸で飼うためには?考えられるトラブルの対策法とお部屋の工夫について

猫と暮らす時に、賃貸物件に住んでいる時はどうしたら良いでしょうか?まず、ペット「可」の賃貸物件に住むことはもちろん必要です。そしてペット可であるとしても、家賃や部屋の使い方など、トラブルが起きないように、工夫するところがたくさんあります。また、壁や床などに傷をつけた時には、退去時には元の状態に戻しておく必要があります。 猫を飼える賃貸を探すときのポイント、賃貸で猫と暮らすときに気をつけること、問題の対策法や工夫についてご紹介します。

【目次】
1.ペットを飼える賃貸はどんな物件?
 1-1.猫が飼える賃貸物件の3種類
 1-2.3つの賃貸物件のちがい
2.猫可の賃貸を探すときのポイント、部屋の選び方は?
 2-1.家賃、敷金、礼金などの条件
 2-2.床や壁がペット対応かどうか
 2-3.脱走対策がされているかどうか
 2-4.近くに動物病院があるか
 2-5.妥協できることと譲れないことはあるか
3.賃貸で猫を飼育する時に考えられるトラブルの対策法
 3-1.鳴き声などの騒音
 3-2.猫トイレの臭い
 3-3.抜け毛の問題
 3-4.部屋の損傷
 3-5.近所への配慮・挨拶
4.賃貸でできる猫のための部屋の工夫
 4-1.床にクッションフロアーなどを貼る
 4-2.防音効果のある壁紙を貼る
 4-3.猫が遊べるスペースを作る
5.猫を賃貸のお部屋で飼うことのまとめ

ペットを飼える賃貸はどんな物件?

ソファのクッションの上に乗る猫

◆猫が飼える賃貸物件の3種類

猫が飼える賃貸かどうかは、大きく分けて3種類の物件があります。

まず集合住宅の賃貸では、①もとはペット可ではなかったけれど後からペット可の条件が付けられた賃貸と、②最初から猫や犬などのペットを飼うことを前提として作られた「ペット共生型賃貸」の2つがあります。

そして、③ペットが飼える一戸建ての賃貸住宅があります。

◆3つの賃貸物件のちがい

①の後からペット可の条件が付けられた物件は、確かにペットと暮らせますが、問題があることもあります。例えば、次のようなことが考えられます。

・犬は飼えるが猫はダメなど物件により違いがある
・他の入居者ではペット嫌いの人が住むことがある
・ペットに理解のない人もいる
・ペットのための設備が整っていない

一方、②のペットを飼うことを前提として作られたペット共生型の賃貸は、次のようなメリットが考えられます。

・ペットに理解のある人、ペットを飼っている人が入居者となる
・ペットのための設備がある
・飼い主さんのための設備がある

猫や犬といったペットと暮らすことが前提のため、ペット嫌いな人が入居することがなく、ご近所のトラブルが少なくなります。
さらにペットのためになる設備や、飼い主さんが助かる設備が付いています。

賃貸物件によっては、ペットは犬のみ、猫のみなどという条件があるところもあります。また、入居前に、ペットを適切に飼える知識があるかどうかの審査があることもあります。

③のペットが飼える一戸建ての賃貸住宅では、他に入居者がいないので、苦情などは起こりにくいと考えられます。


猫可の賃貸を探すときのポイント、部屋の選び方は?

テーブルの上で伸びをする猫

実際に猫を飼える賃貸を探す時には、次のようなことに注意して選ぶと良いでしょう。

◆家賃、敷金、礼金などの条件

猫が飼える賃貸は、他のペット不可のところよりも、家賃が高めに設定されていることがあります。
また、敷金、礼金などもペット不可のところよりも多めになっていることが多くなっています。通常は2ヶ月分のところが3ヶ月分になっているなどです。

猫を飼うにはフード代や病院代など様々な費用がかかりますので、自身の経済状況に見合った物件であるかどうか、しっかりと検討する必要があります。

◆床や壁がペット対応かどうか

猫と暮らす時、床や壁に防音の設備があるかどうかを確認しましょう。ペットを飼うことを前提としている場合、床にクッション性があったり、壁も防音になっていたりと、音に対して配慮されているものが多くあります。

また、床や壁に傷がつきにくく、汚れても掃除がしやすく匂いがつきにくいといった素材を使用してあるかどうかも確認しましょう。
もし特に対策がない部屋であれば、個人で工夫して対策する必要があるので、どの程度の対処をしても良いのかを確認しましょう。

プチリフォームが可能かどうかは、物件のオーナーによって条件が異なります。また、退去時には元の状態に戻さなければならないので、その際の費用や手間も考えておく必要があります。

◆脱走対策がされているかどうか

玄関扉が二重になっている、間取りが複数あってドアを閉めると脱走防止になるなどの間取りかどうかを確認しましょう。

こちらも、もし何も対策されたものがなければ、入居者がプチリフォームやDIYをしても良いのかを確認すると良いでしょう。

◆近くに動物病院があるか

すぐに通える場所に動物病院があるかどうかを確認しましょう。かかりつけの動物病院としても、また緊急時にも、できるだけ近い所に病院があることはとても心強いものです。

◆妥協できることと譲れないことはあるか

猫と暮らす時には、どこまで譲れないことがあるかどうかを決めて探すことも大切です。

建てられたあとにペット可の条件がついた物件では、実際に生活する時に妥協する必要が出てくることもあるでしょう。
例えば、部屋数、間取り、立地、築年数などをよく吟味しましょう。立地があまり良くなく、築年数も経っている建物が、借り手を見つけるためにペット可としている賃貸物件もあります。

間取りが狭すぎたり、ワンルームだったりすると、猫と暮らす時には、飼い主さんが快適に過ごせるような工夫が必要になることもあります。


賃貸で猫を飼育する時に考えられるトラブルの対策法

窓と長毛の猫

◆鳴き声などの騒音

猫を飼っていると、まず鳴き声がご近所迷惑になることがあります。また、猫が高いところから床に飛び降りたり、走り回ったりすると、下の階の人に迷惑になることもあります。

床に絨毯やクッション材などを敷いて工夫をし、猫が飛び降りたり走ったりする時の騒音を軽減するようにしましょう。
壁には防音壁や防音シートなどを貼り、窓には遮音カーテンをつけるなども効果的です。

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また、猫が不安で慣れていないために鳴く時には、飼い主さんができるだけ一緒に過ごして環境に慣らす必要があります。

夜や早朝に鳴いたり暴れたりする時には、日中に運動させたり一緒に遊んだりして、夜にはケージに入れるなど猫に応じた対処をする必要があるでしょう。

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◆猫トイレの臭い

猫にはあまり体臭はありませんが、トイレの臭いはきついので、ご近所に配慮が必要です。

猫トイレ砂の処理は、トイレに流すタイプや燃えるゴミに出すタイプ、埋め立てゴミに出すタイプなど様々ですので、猫の砂のタイプに合わせて適切に行いましょう。

一時的にトイレ砂を保管する機能的ゴミ箱などを利用する、蓋つきゴミ箱を猫トイレ用にするなども良いでしょう。

また、空気清浄機を使用することも猫の臭い対策となります。

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◆抜け毛の問題

猫の抜け毛は、外に飛んでしまうと、他の入居者の部屋に入ったり、洗濯物などに付着したりして迷惑をかけることがあります。

普段から猫のブラッシングをしっかりして、床は掃除機をかけ、こまめに抜け毛の掃除をしましょう。空気清浄機を普段から使用しておくと、抜け毛が部屋の中を舞うのを少なくすることができます。

猫の抜け毛がついた洗濯物は、洗う前にできるだけ毛を取り除き、干す時にも残った抜け毛を外に飛ばすことのないように気をつけましょう。

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◆部屋の損傷

猫が壁や柱で爪とぎをしたり、床に爪で傷をつけたりすることがあるので、保護しておくようにしましょう。

猫トイレ周りの壁や床は、猫のおしっこが飛んで汚れる可能性があるため、ボードや壁紙などを貼っておくと、汚れても取り替えるだけで済みます。

床には取り外しできるジョイントマットを使えば、傷だけでなく汚れや音も防止できます。

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◆近所への配慮・挨拶

賃貸に引っ越した場合には、近所の方への挨拶時に、猫がいることを伝えて、お互いにわだかまりがないようにしておくと良いでしょう。

ご近所づきあいについては、その物件や地域によっての習慣や決まりがある場合もあるので、オーナーや不動産屋さんに聞いてみると良いでしょう。

ペット共生住宅の場合には、他の入居者もペットを飼っているか、ペットに理解がある人が居住していますので、猫については理解してもらいやすいと考えられます。

だからといって騒音や臭い、抜け毛の問題は起こしてはいけないので、迷惑を他にかけないように工夫をして生活する必要があるでしょう。


賃貸でできる猫のための部屋の工夫

◆床にクッションフロアーなどを貼る

組み合わせて使えて、汚れてもその部分だけ取り外しできるクッションフロアーを床に使うと、音と汚れの問題が解決できるでしょう。
インテリアの雰囲気に合うように、色や並べ方を工夫し、飼い主さんもくつろげるような場所を作れると良いですね。

また、一枚もので敷くだけのフロアマットを利用するのも良いでしょう。両面テープでつけるものを選べば、猫が上に飛び降りてもズレる心配がありません。

表面がビニール素材のものは、猫トイレの下に敷けば、おしっこ汚れを簡単に拭き取ることができます。

◆防音効果のある壁紙を貼る

壁に貼る吸音パネルや遮音シート、壁紙パネルなどを、DIYでつけることができます。

賃貸の壁に壁紙を貼る時には、マスキングテープを使って工夫すれば、傷をつけずに貼ることができます。まず壁紙を貼りたい部分の周りにマスキングテープを貼り、その上に両面テープを貼って、壁紙を貼るという方法です。

マスキングテープを剥がしても壁紙が痛まないかは、目立たないところで一度試し貼りをしてみると良いでしょう。

◆猫が遊べるスペースを作る

猫には上下運動できる場所が必要なので、キャットタワーやキャットウォークがあると猫が運動できます。

据え置きタイプを使う時には下にクッションフロアなどを敷き、つっぱりタイプは床と天井部分を保護すると良いでしょう。

部屋が狭い時には、壁に沿ってつけるタイプのキャットツリーを取り付けると、少ないスペースで猫の居場所を作ることができます。床と天井は傷がつかないように気をつけましょう。

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猫を賃貸のお部屋で飼うことのまとめ

猫を賃貸で飼う時には、必ず猫が飼えるという条件の物件で飼育しましょう。

基本的に賃貸は、退去する時には元の状態に戻す必要があるので、猫による部屋の床や壁の傷や汚れを最低限に抑えるようにした方が良いでしょう。

さらに、集合住宅の賃貸では、他の入居者の方々に迷惑にならないようにすることが大切です。猫の鳴き声や動きまわる音、抜け毛の対策などをしっかりとしていきましょう。

ルールやマナーを守って生活してトラブルが起こらないようにすれば、飼い主さんと猫にとっても快適な住居になりますよ。



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ねこちん

ねこちん

ひろった猫たち、トータル5匹と暮らしています。猫の写真を撮り、猫のイラストを描くのが好きです。

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