【掲載:2020.09.27 更新:2026.01.06】
バーミラの特徴

バーミーズとチンチラペルシャの掛け合わせで生まれたバーミラ。まずは、バーミラにはどんな猫ちゃんなのか、外見的な特徴について代表的なものをピックアップしてみます。
◆細くてスラリとした体型
バーミラは、基本的には細身でバランスのよい体型です。
しっぽや足が長いので、スラリとしています。
筋肉が適度について、丸みを帯びた優しい体つきでもあります。
スラリと細いですが、「痩せている」というよりも「健康的」という表現が合っています。
◆実は重量がある中型猫
バーミラは、体がスレンダーで丸い印象を受けますが、体長が長めで中型です。
さらに筋肉も程よくついているため、がっしりとしています。
抱っこをすると「思っていたよりも重量がある」と感じるかもしれません。
平均的には3kg~6kg程度になることが多いですが、性別で個体差もあります。
◆大きい目が印象的な美形猫ちゃん
バーミラはイエローからグリーンに近い目の色をしています。
バーミラは全体的に密集した短毛ですが、顔周りはさらにすっきりと短い毛をしています。
目の周りの毛色が暗くなっているためか、目がかなり大きく目立っているのが特徴です。
目の周辺の毛色は黒っぽくて目を際立たせることから、アイライナーやマスカラと言われています。
バーミラは、メイクをばっちりしたような印象、大きな目、丸みを帯びた顔立ちなどが重なり、かなり美形の猫ちゃんなのです。
◆光沢のある被毛
バーミラの被毛は、毛量豊かでシルクタッチです。
ツヤがあって見ているだけでも美しさが伝わってきますが、手で触れると上質な毛並みだと分かるでしょう。
毛の密度が濃いので、手触りがとても良いのも魅力ポイント。
思わず触れてみたくなるような被毛です。
◆シルバーの被毛+毛先に別の色
バーミラは、毛の色に特徴があります。
基本的には、シルバー、もしくはクリームという明るい毛色がベース色です。
そして、毛先に、別の濃いめの色がついています。
毛先の1/2~1/4ほどに違う色が混ざる「シェーテッド」という特徴をもつのが、バーミラの大きな特徴です。
毛の生え際は淡い色、毛先方面が濃い色という2色のグラデーションが、キラキラした光沢を作りだしているのです。
バーミラで公認されている毛色は、「ブラック」「ブルー(青っぽいシルバー色)」「チョコレート(茶色)」「ライラック(明るめのシルバー色)」などです。
毛先にかけて別の色が入ることで、見た目の印象が結構変わりますよね。
それぞれの色の出方も濃淡が異なるので、個性豊かな見た目の子がたくさんいます。
バーミラの性格
バーミラは、バーミーズとチンチラの性格をそれぞれ引き継いでいます。
バーミーズと言えば、人懐こくて社交性がある猫ちゃん。
コミュニケーション上手という性格のもち主です。
一方のチンチラは、賢くてマイペース。
基本的に落ち着いていて、ゆったり孤独に過ごすことを好み、猫らしい気まぐれなところがあります。
性格について、細かく分析してみましょう。
◆落ち着いている
バーミラの顔立ちは美形なので、どこかクールで大人びた雰囲気がありますよね。
そんな見た目を裏切らず、バーミラは落ち着いた性格をしています。
自立心があって、飼い主さんに対して、極端な依存はしないようです。
チンチラのマイペースなところが受け継がれているのかもしれませんね。
「かまって!」とか「抱っこして!」など、自分から触れ合いを求めることもあまりないでしょう。
一緒に暮らすといつも撫でたり抱っこしたりしたくなるかもしれませんが、飼い主さんから一方的に構われることは、バーミラにとっては悩みのタネになることも。
「自分がイヤなことをしてくる相手」と、信頼関係が築きにくくなる可能性もあります。
触れ合いたくなりますが、バーミラの心の動きをチェックすることも大事です。
程よい距離をキープして良い関係性を築きましょう。
◆愛嬌があって人懐っこい
「抱っこされる」「膝に乗る」などのスキンシップはあまり好みませんが、人懐っこさはあります。
愛嬌があって社交的なバーミラは、「飼い主さんは何をしているのかな~」と興味を示してきたり、「遊んで欲しいな~」と近寄ってくる様子も時には見せてくれます。
良いことをしたときに飼い主さんから褒められると、嬉しそうにしているのが分かると思います。
「飼い主さんと一緒に時間を過ごしたい」と「自分だけの時間を過ごしたいから放っておいて」という2つの線引きの瞬間が結構はっきりしているかもしれません。
バーミラと遊んでいる最中に、フッといなくなるケースもありますが、「遊びに飽きたのかな」と軽く受け止めて、しつこく追い求めないようにしましょう。
◆賢くてしつけがしやすい
バーミラは賢さももち合わせているので、しつけやすい猫ちゃんといわれています。
人間には興味があるので、しつけをしようとすると興味津々で学習してくれます。
◆運動量はそれほど多くない
バーミラは、ゆったり過ごすのが好きで、運動量もあまり必要としません。
しかし、成長期にスクスクと育つためには、それなりの運動量が必要です。
バーミラがあまり運動していなそうに感じたら、遊びに誘ってあげるとよいでしょう。
◆多頭飼い&お留守番もまかせて
フレンドリーなバーミラは、環境への順応性が高いので多頭飼いもできます。
他の猫に対して警戒心ももちにくいので、穏やかに仲良く過ごしてくれるでしょう。
ただ、もともとマイペースな性格から、他の猫からちょっかいをかけられるのは苦手です。
相性を考えてあげること、お互いがリラックスできるスペースを準備してあげることなど、ストレスが溜まらないような環境作りで上手に多頭飼いをすることが大事です。
また、飼い主さんへの依存度も低めなのでお留守番も得意です。
一人の時間も上手に過ごし、お留守番も難なくこなしてくれるでしょう。
バーミラはどんな歴史をたどってきたの?日本では「レア」!?
バーミラの歴史の発端は「1981年」にあります。
イギリスのミランダ夫人は、「チンチラペルシャのオス」と「バーミーズのメス」を飼育していました。
別々に離して飼育していたものの、飼い主さんが不在の隙に、猫たちが交配してしまったのだとか。
それから程なく誕生した4匹の猫ちゃんが、現在のバーミラのルーツとなったのです。
「チンチラペルシャ×バーミーズ」から生まれた子猫たちは、かなり綺麗なシルバーの毛色をしていました。
そこから本格的なブリーディングが行われ、重ねられていきます。
交配していく中でもそれぞれに個性が見られたので、被毛の色や長さによって「エイジアン」というグループ内で5つに分類されました。
バーミラはその中の1種です。
現在、エイジアングループの中の「シルバー色の毛色をベースに毛先1/2~1/4の部分に濃い色が入る」という特徴をもつのをバーミラとしています。
バーミラは、1944年に猫の国際的な団体のFIFeに認められました。
イギリス発祥のバーミラは、2003年以降には欧米諸国へと伝わり、世界中で人気者に。
バーミラは、日本でも注目はされてきていますが、知名度としては少ない方かもしれません。
でも、「バーミラの名前を知らなかった」という人でも、バーミラの姿を一目見ると美しい被毛とキュートな表情から、大きな魅力を感じることができると思います。
今はまだ「レア」な猫種ですが、バーミラを知った人がみんなに伝えることで、これからますます知名度と人気が高まってきそうですね。
バーミラと一緒に暮らすときに覚えておきたいポイント
おとなしくて適度に社交性があるバーミラは、しつけもしやすく手がかかりにくい猫ちゃんです。
一緒に暮らすときに、覚えておきたいポイントは何でしょうか。
◆しつこくするのはNG
愛猫は可愛いので「いつも一緒にいたい」という気持ちになるものです。
しかし、バーミラは基本的に独立心が高いのでしつこくすると嫌われてしまいます。
同じ空間で生活を共にしている中で、「近づきたい時」「距離を保ちたい時」がはっきりしているようです。
一緒に遊びたいと近づいてきた時は、たっぷり遊んであげましょう。
しかし、必要以上にスキンシップされたりするのが苦手のようです。
バーミラの感情を読み取りつつ、「しつこくしない」距離感を保つことがポイントです。
子どもと一緒に暮らす時には、あまり構わないように目を配ってあげましょう。
◆運動量をコントロールする
あまり自分からテキパキ動くタイプではなく、運動量が少なく感じることもあるでしょう。
しかし、成長期に運動が不足すると、体力がなくなったり、肥満になったりなど、健康体ではいられません。
一緒に時々は遊んであげられるようにしましょう。
人間との触れ合いが長くなり「一人になりたい」とフラッと遊びを止めた時は、そっとしておいてくださいね。
バーミラが1人遊びできるように、おもちゃやキャットタワーの設置もおすすめです。
◆ブラッシングはこまめに
短毛ですっきり見えますが、密集した被毛でボリューム感があります。
抜け毛はそんなに多くありません。
でも、ブラッシングせずに放置すると分厚い毛に覆われます。
暑い夏には、体温調整が狂い、熱中症のリスクも考えられます。
通気性が悪くなって、皮膚を傷めてしまうかもしれません。
清潔さを保つためにも、細やかなブラッシングがおすすめです。
1日1回はブラッシングをしてあげたいところですが、毎日が難しい場合は2日おきくらいのスパンでもよいでしょう。
◆飼育環境は一戸建てがおすすめ
バーミラは落ち着いた性格をしていますが、鳴き声は少し大きいです。
そのため、集合住宅は飼育環境としてあまり向いていないかもしれません。
飼い主さんが気を付けていても、周囲に鳴き声が騒音として届いてしまうのは悲しいですよね。
鳴いたからといって注意ばかりしていると、バーミラのストレスにもつながってしまうかもしれません。
バーミラを飼うときは、のびのびした環境がおすすめです。
できれば、隣家との距離が近すぎないような一戸建て住宅がよいでしょう。
まとめ
くっきりした顔立ちで美形のバーミラは、思わず触れたくなる光沢のある美しい被毛が特徴的で、日本ではちょっと珍しいレアな猫ちゃんです。
その姿を一度見ると、可愛い姿に一目会いたくなりますよね。
バーミラは、穏やか系で賢く、社交的な性格でしつけがしやすいといわれています。
どちらかというとマイペースで、「抱っこしたい」「撫でたい」と構い過ぎると、嫌がってしまいます。
バーミラとの暮らしでは、距離感を保ちつつ愛情をかけてあげることが大事です。
– おすすめ記事 –
| ・アメリカンカールの子猫を選ぶ時のポイントは? |
| ・オリエンタルショートヘアってどんな猫?性格、迎える時の値段は? |
| ・【猫の王様】ペルシャ猫はどんな猫?性格や値段は? |
| ・ジェネッタってどんな猫?性格や特徴は? |








