黒猫をスマートフォンでかわいく撮ろう!

2016.06.08

黒猫をスマートフォンでかわいく撮ろう!

「黒猫の写真を撮るのは難しい」と感じている飼い主さんは少なくないようです。一眼レフのカメラを使ったり、撮った写真を画像加工ソフトやアプリで修正すれば、それなりの写真にすることはできるのですが、できればもっと気軽に、普段使いのデジカメやスマートフォンで上手に撮りたいものですよね。スマートフォンでの黒猫の写真の撮り方について考えてみました。

focebookシャア
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わが家の三女猫、クロちゃん。
親ばか、親の贔屓目と言われては身もフタもないのですが、そこそこかわいい猫なのではないかと思っております。
しかし、かわいい写真が撮れないのが悩みの種。これは私自身の技術不足によるところも大きいのですが、黒猫を撮る難しさに悩んでいる飼い主さんは少なくないようです。
一眼レフのカメラを使えばそれなりの写真は撮れるのですが、一緒に寛いでいる時に大きなカメラを構えるのはちょっと面倒だし、猫も身構えてしまいます。そんな時にカメラ代わりに使いこなせたらうれしいのがスマートフォンなのですが、これはこれで難しい。

ということで、今まで築き上げてきた失敗写真の山から反省点を学び、スマートフォンで黒猫をかわいく撮る方法を研究してみることにしました。


黒猫の写真は確かに難しい

黒猫の写真がうまく撮れない状況としては、

・真っ黒い固まりのように写ってしまう
・日差しが強すぎると、茶色い猫に写ってしまう
・寝顔を撮ろうとしても、目と鼻と口の区別がつかない
・フラッシュを使うと怖い顔になってしまう

といった声がよく聞かれます。
ご参考までに、私の失敗作をご覧ください(へたくそでごめんなさい)。

暗い部屋で撮った写真は、確かに真っ黒な固まりに見えます。

kuro1

では明るい所で…と思ったら、茶色っぽく写ってしまいました。

コピー ~ kuro2

蛍光灯の光をまともに受けながら撮ると、ビカビカに光ってしまいます。

コピー ~ kuro3

なんですか、この怖い顔は…。

コピー ~ kuro4

そして寝顔。他の色の猫さんたちの目鼻だちのわかる寝顔写真が羨ましいです。

kuro5

黒猫をかわいく撮る方法

黒猫に限らず、猫を撮る時に絶対にNGなのはフラッシュ(ストロボ)を使うこと。
実際の毛色と違う色に写ってしまう、平面的に写ってしまうという理由の他に、猫の目には刺激が強すぎて良くないという大きな理由があります。また、赤目防止の機能も猫の写真には役立たないそうです。というのは、この機能は最初に弱い光を当てて目を慣らしてから強い光を当てて撮影することによって目が赤く写らないようにするものなのですが、猫はその短い間にも動いてしまう可能性が高いからです。

黒猫をかわいく撮るためのポイントをまとめてみます。

–①自然光で撮ろう–

黒猫の美しい毛並み、色つやを正しく写すには、日中の室内の自然な光が一番です。直射日光など日差しが強い場合にはレースのカーテンを引くなどして光を和らげるか、窓から少し離れるかして撮りましょう。
上の写真と同じ場所で、自然光で撮ったのがこの写真です。だいぶ感じが違いますね。

kuro6

–②白っぽい背景で撮ろう–

壁や天井などの背景が白っぽい方が黒猫の顔立ちや体の線をはっきりと写すことができます。お気に入りのクッションやお布団などを明るい色にしておくと、写真が撮りやすくなりますね。

kuro7

–③黒目が大きい時に撮ろう–

黒猫の顔の中で最も目立つのが、目です。晴れた日の日中は黒目が小さくなりがちですが、天気の悪い日や夕方過ぎになると黒目が大きくなりますので、かわいく撮りやすくなります。光の当たり方によって黒目の部分がきれいなブルーや緑色に写ったりもします。
おもちゃで遊ぶなどして興奮して黒目が大きくなったところを撮る方法もありますが、カメラを構えているとどうしても片手はふさがってしまうので、なかなかピントが合いません。少しブレのある躍動感のある写真も良いですが、きれいに撮りたい時は誰か他の人に協力して猫と遊んでもらっても良いでしょう。

kuro8

ただ、こんな針のような細い黒目の写真でも私にはかわいく思えます。
ちょっと「魔女の宅急便」のジジみたいじゃありませんか?違うかな…

kuro9

スマートフォンできれいに撮るためのポイント

①シャッタースピードを速く

マニュアルモードでISO感度を高くすることによってシャッタースピードが速くなり、少し暗いところでもきれいに撮れるようになります。また、猫が動いてしまってもある程度は対応できます。ただし、あまり感度を上げ過ぎると画質がぼそぼそになってしまうので注意しましょう。

②いろいろな機能を活用する

ほとんどのデジカメや携帯のカメラには、ペットの顔を検知してピントを合わせてくれる「ペットモード」があります。
また、「連写モード」を使うと一連の動きをまとめて記録することができると同時に、複数の写真の中から最もピントの合った、かわいい写真を選ぶこともできます。
私が愛用しているのは「タッチ撮影」機能。シャッターボタンではなく、液晶画面のどこにタッチしてもシャッターを切れるという機能ですが、これを応用して、画面にタッチして猫にピントを合わせたままシャッターチャンスを待ちます。猫がちょうどこっちを向いてくれた時や、かわいい仕草を見せた瞬間に画面から指を離すと撮影のタイミングが合いやすくなります。

とはいえ、まだまだ難しい黒猫写真。
画像加工のアプリを使えば多少の修正は効きますが、それに頼ることなくかわいい姿をたくさん撮れるよう修行していきたいと思っています。

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 猫のかわいい写真の撮り方、教えます!


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North Cat

North Cat

「お子さんは?」と聞かれたら「いますよ!4本足ですけど」と答えます。  子ども代わりに育てた猫は4匹(ぜんぶ野良)。通院、闘病、引っ越し、悲しい別れなどを経て、現在は2匹の猫と夫とお義母さんと暮らしています。  猫たちとのより幸せな暮らしをめざし、勉強したことをお伝えしてまいります!

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