長毛猫ちゃんはどのくらい種類がいるの?
長毛猫と聞いて真っ先に思い浮かべやすい猫ではないでしょうか。
毛並みはとてもゴージャスなので、自分で毛づくろいするには限界があり、飼い主さんがブラッシングしてあげる必要があります。
性格は温厚で、激しく動き回ることはありません。
一般的に買われている種類の猫の中では最大の大きさです。
体はがっちりしていて、厚い被毛に覆われているので、寒さには強いのですが、夏の暑さに弱く、気温管理には充分注意が必要です。また、毛づくろいで飲み込んだ毛玉が胃の中にたまり、毛球症を引き起こしやすいので、こまめにブラッシングが必要です。
性格は温厚で、「ジェントルジャイアント」と言われているほどです。
突然変異した、シャムネコの長毛タイプ。
長い間、品種として認めてもらえなかったのですが、ブリーダーの努力により品種を確立することが出来ました。
長毛の分類には入るのですが、ペルシャなどに比べれば、お手入れはだいぶ楽です。
北欧の大自然の中、たくましく生き抜いた猫で、「森の妖精」ともよばれています。
厳しい寒さに適応するため厚い被毛と大きな手足を持っていて、体もとても大きいです。メインクーン同様、寒さに強く、暑さに厳しい猫で、しかも毛球症を引き起こしやすい猫なので、こまめにブラッシングが必要です。
名前の由来は性格が温厚で賢く、抱かれてもおとなしいところから「ラグドール(ぬいぐるみ)」という意味で付けられました。
被毛はシルキーな手触りでとてもやわらかいです。
他の猫よりやや神経質な傾向があります。
長毛猫ちゃんの毛のお手入れ方法とは?
長毛猫はとにかくブラッシングが大事です。大人になってから、ブラッシングをしようとしても、嫌がってなかなかさせてくれません。子猫の頃からブラッシングが出来るようにしておきましょう。特にお腹周りが重要で、お腹周りに毛玉が出来てしまうと、はさみで切るしか方法はありません。
長毛猫のお手入れ方法としてもうひとつ重要なところは、足の裏と肛門周りの毛のカットです。
足の裏の毛を延ばしたままにしておくと、肉球のスリップ防止機能が弱まり、特にフローリングなどの床では滑りやすくなってしまいます。足の裏が滑りやすいと、関節に負荷がかかり症状の悪化を招く原因になります。
肛門周りのカットはしなければいけないということはないのですが、長毛猫はどうしても便がついてしまったり、オス猫がマーキングをする際にも汚れて、どんどん変色してきてしまいます。特に便が柔らかい時などはかなり大変です。
そうならないためにも、お尻周りのカットはしておく方が良いのではと思います。
カットするときの注意点
カットする際、はさみだけではギザギザになってしまうので、バリカンを使用するとスムーズにカットできますが、猫によってはバリカンの音を怖がってしまう子もいます。
犬の皮膚と違い、猫は皮膚が柔らかく伸びやすいので、バリカンで傷つけてしまう場合もあります。バリカンを使用する際は充分気を付けましょう。
カットする時は基本2人で行います。また、カットする前に必ず爪を切っておきましょう。
体をギュッと押さえつけることはせず、撫でながら、行います。少しずつおやつを与えながら、気を紛らわすのも手です。
毎回、押さえつけてカットするのは、飼い主さんにとっても猫にとってもストレスになりますので、カットも子猫のうちから慣れさせておきましょう。
動物病院でカットをするときは、麻酔を使ってカットする場合もありますが、この場合はしっかり獣医さんと相談しながら行いましょう。
最後に
いかがでしたか?
長毛猫は性格がおとなしいから飼いやすいとよく言われますが、長毛猫は短毛猫よりもお手入れが大変ということをおわかりいただけましたか?
お腹にブラブラ毛玉をぶらさげている猫をたまに見かけます。見た目もかわいそうなのですが、お手入れを怠ると皮膚病になる恐れもありますし、毛球症という病気になりやすい猫もいますので、お手入れをしっかり行いましょう。
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