あなたの猫は抱っこ好き？猫に好かれるオススメの抱き方５つ

猫に好かれる抱き方とは？

産まれた時から人間のそばで育った猫やもともと人懐こい性格の猫の中には、抱っこが大好きになる猫もいるようですが、そんな猫の中でも「好きな抱っこの形」がそれぞれあるようです。

という事は、なかなか抱っこさせてくれない猫ちゃんは、もしかすると抱っこの仕方が気に入らないだけかも！？
諦めずにいろいろな抱き方を試して、猫ちゃんも飼い主さんもリラックスできる形を探してみましょう。

その１・「正しい」猫の抱き方！？

cat napさん(@catnapcandle)がシェアした投稿 – 2015 8月 3 3:39午後 PDT

じつは猫には「正しい抱き方」があるのを皆さんご存知でしたか？

その抱き方とは「猫がリラックスしている状態で、片手を猫の脇の下に入れて胸の部分をそっと持ち上げ、自分の体に優しく引き寄せてから反対側の手で猫のお尻に添える」というもの。
いきなり人間の赤ちゃんようにあおむけに抱っこしたり、母猫が子猫を移動させる際にするような首根っこを掴んで持ち上げる方法は、基本的に猫に嫌われるのでやめましょう。

その２・臆病な猫向けのお座り型抱っこ

Kengo Kobayashiさん(@kengo.kobayashi0728)がシェアした投稿 – 2017 2月 7 4:38午前 PST

なかなか抱っこできない猫に、最初の抱き方としてオススメなのが「お座り型抱っこ」。

これは文字通り「猫が座っている時の形をそのまま再現した」抱っこの仕方です。抱き方は正しい抱き方と基本的に同じですが、最後に猫のお尻に手を添えるのではなく、猫の両足を自分の手のひらに乗せてあげて、まるで猫ちゃんは普通に座っているかのような体勢にしてあげるのがコツです。

この抱き方だと、猫も慣れた体勢なので違和感も少なく、警戒心の強い猫ちゃんも「あれ？大丈夫かもしれない」と思ってくれるようです。抱き上げた時に猫が体重を預けてきてくれるようになったら、心を開いてくれた証拠です！

その３・甘えん坊猫向け肩乗せ抱っこ

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「正しい抱き方」から、少しお尻を持ち上げて猫の両手を人間の肩に乗せてあげるのが「肩乗せ抱っこ」。

より密着度が増して猫もリラックスでき、飼い主さんの肩越しに景色を眺められるので、この抱き方が好きな猫は多いようです。脚やお尻を支えている手の方の肩に猫を乗せれば、飼い主さんの片手が空くので、猫を抱っこしながら他の作業もできてしまいます。

その４・上級者向け！？仰向け抱っこ

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人間の赤ちゃんを抱っこするように猫を仰向けに抱っこする抱き方。

猫がお腹を見せる時は、相手に「降伏するニャ！」と伝える時。なので抱っこされているという不安定な状況の中でさらにお腹を見せるというのは本来猫にとってとても不快なはず。そんな中でリラックスできるという事は、飼い主さんへの信頼度は１００％！

ですが警戒心の強い猫やまだ慣れていない猫には強い不信感を抱かせてしまったり、また余りに強い恐怖心のために何も抵抗できない…そんな時にもこの抱き方ができる場合があるので、猫の様子をよく観察して猫の気持ちを優先しながら少しずつ試すようにしましょう。

その５・リラックス度満点！お膝で抱っこ

Eriko Nagaseさん(@tabi_sakura)がシェアした投稿 – 2016 4月 11 5:56午前 PDT

抱っこ好きな猫の中には、飼い主さんの膝の上で抱っこされるのが好きな猫も多いようです。
まずは膝の上に乗ってきてもらう事から始めなければなりませんが、そのために「寒い冬に『人間の膝に乗ると温かい』という事を教える」という訓練？を行うという涙ぐましい努力をされる方も多いとか…。

猫を抱っこしたまま椅子や床に座るのを繰り返して慣れさせる、という方法もあるようですが、座るとぐずりだす人間の赤ちゃんのように、座った途端に腕から逃げていく猫ちゃんもいるようです。

なかなか抱っこさせてくれない時は

「お座り型抱っこ」からスタートして、猫の様子を見ながら少しずつ抱き方をアレンジしていくのがオススメですが、中には全然抱っこさせてくれない猫もいます。

そんな時はもしかしたら抱っこする人の「ニオイ」が原因かも。鼻の効く猫はタバコや香水などのキツい臭いを嫌います。また、抱っこそのものが楽しくない、男性が苦手、などその猫が生まれつき持っている性質もありますので、無理強いはせずに見守ってあげましょう。

猫は本来、何物にも縛られずに自由に過ごしている生き物。野生の時代には自分で自分の身を守らなければなりませんでした。
なので、他の生き物に自分の自由を奪われる「抱っこ」には、ほとんどの猫が最初は危機感を抱き嫌がります。他の動物に捕獲された時は、すなわち「死」を意味していたからです。

猫を抱っこできるかどうかは、飼い主さんと猫の間にしっかりとした信頼関係があるかどうか？これに尽きます。なので、もし猫がなかなか抱っこをさせてくれなかったとしても、その点を理解してあげ、焦らずに少しずつ抱っこに慣れてもらいましょう。

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