1.子猫におやつをあげてもいい?いつから?
1-1.子猫におやつは必須ではない!
1-2.おやつのあげすぎな肥満や栄養バランスの偏りに…
1-3.おやつはいつからあげていい?
2.子猫におやつをあげるタイミングは?
2-1.子猫におやつをあげるタイミング①コミュニケーションの一環
2-2.子猫におやつをあげるタイミング②良い子にしていたご褒美
2-3.子猫におやつをあげるタイミング③食欲不振の改善
3.子猫・成猫におやつをあげる際のポイント
3-1.生後3週間までの子猫
3-2.生後8週間までの子猫
3-3.生後1年までの子猫
3-4.1歳以降の成猫
3-5.多頭飼いの場合
4.子猫に人気のおやつ3種類!
4-1.チャオ 焼かつお子猫用/焼ささみ子猫用
4-2.チャオ ちゅ~る 子ねこ用 まぐろ
4-3.キャネット 3時のムース 子ねこ用 ミルク仕立て やわらかチキン
4-4.キャティミルク
4-5.コンボ プレゼント キャット おやつ 子ねこの健康維持 シーフードミックス味
5.子猫の肥満を予防するために
5-1.フードをしっかり計量する!
5-2.小分けにしてあげる!
5-3.おやつをあげる量を決める
子猫におやつをあげてもいい?いつから?
◆子猫におやつは必須ではない!
「そもそも子猫のおやつっていつからあげていいの?」誰しも一度はそういった疑問を抱かれるでしょう。
前提として、子猫へおやつをあげることは必ずしも必要ではありません。
もちろん、子猫用のおやつも販売されていますし、「コミュニケーション」「しつけのご褒美」「食欲促進」などの用途でおやつを与える場合もあります。
ただ、メインのごはんを食べることが一番大事であって、おやつはあくまで間食という認識を持って下さい。
◆おやつのあげすぎな肥満や栄養バランスの偏りに…
おやつは、主食に比べて味も濃いので、そればかり食べてしまうと栄養が偏ってしまい、子猫の肥満を招いてしまいます。また、おやつの味に慣れてしまうと、その味以外の食事を食べなくなってしまうこともあります。
コミュニケーションとして、おやつをあげることは非常に楽しいのですが、バランスを崩すと双方にとってよくはありません。
しっかりと注意事項を確認し、いつからあげてもいいのかしっかりと理解してください。
◆おやつはいつからあげていい?
子猫のおやつはいつからあげてもいいのか。
結論から言えば、おやつは生後半年~1歳以降を目安にあげてください。
子猫からのダイレクトなリアクションが人気で、定期的におやつをあげてしまう飼い主の方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、子猫はまだまだ身体ができあがっていません。消化器官はもちろん、歯もまだまだ未成熟なので、健康的に大きくなってもらう為には、特に栄養バランスに注意が必要な時期です。
また、おやつをあげるタイミング、頻度を見誤ると、主食を食べないわがままな子になってしまったり、思わぬ病気を招くこともあります。
子猫におやつをあげるタイミングは?
おやつをあげる時に一番注意して頂きたいのが、タイミングです。一番良くないのは、「特に理由も無くおやつをあげてしまうこと」。
子猫へのおやつは、目的意識を持ってあげることが重要です。意識高く感じますか?子猫の健康の為です。時に心を鬼にしましょう。
◆子猫におやつをあげるタイミング①コミュニケーションの一環
子猫にも様々な性格があり、好奇心旺盛な子猫もいれば、警戒心が強くなかなか触らせてくれない子猫もいます。
飼い主さんとの信頼関係を作るには、子猫が安心できる環境を作ってあげることに加え、おもちゃで遊ぶことや食事でコミュニケーションをとることも大切です。
この時、子猫とのコミュニケーションの一環として、おやつを使うこともいいでしょう。
◆子猫におやつをあげるタイミング②良い子にしていたご褒美
お行儀よくお留守番していたり、しつけをしっかりと覚えたときには、ご褒美におやつをあげるのもいいでしょう。
ただ、頻度には注意してくださいね。おやつを与えすぎると、帰宅する度におやつを欲しがったり、おやつをくれないと悪戯をしてしまう子猫もいますよ。
◆子猫におやつをあげるタイミング③食欲不振の改善
夏バテなどで主食を食べない時には、おやつを混ぜてあげるのも手です。
ただ、そのまま混ぜてあげると、器用におやつだけ食べてしまう子もいるので、ドライタイプであれば、お湯でふやかしたり、細かく砕いて、主食と混ぜてあげましょう。ウェットタイプであれば、しっかりと主食と混ぜてあげましょう。
子猫・成猫におやつをあげる際のポイント
1歳までと、1歳以後の猫の食事における注意点をご紹介しますので、いつからあげてもいいのか、参考にしてみてくださいね。
◆生後3週間までの子猫
生後3週間までの子猫は、おやつは絶対にNGな時期です。子猫用ミルクや母猫の母乳をあげてください。
◆生後8週間までの子猫
生後8週間までの子猫は、子猫用ミルクにドライ・ウェットフードを混ぜて与えてください。
ウェットタイプのおやつでも、この時期もおやつはあげる必要はありません。
◆生後1年までの子猫
身体もしっかりできあがり、おやつを食べても支障はない身体になっていますが、やはりおやつは必須ではありません。
食欲不振などでどうしても必要な場合は、子猫用のおやつを与えるようにしましょう。また、お湯でふやかす、細かく砕いて主食と混ぜてあげるなど、消化しやすい形で与えることも有効です。
◆1歳以降の成猫
定期的にあげるのではなく、特別な時のご褒美としてあげるのが理想的です。おやつをあげる時は、主食の量を少なくするなど調整をしてあげてください。
おやつをあげるあげないにかかわらず、定期的に体重を測って愛猫の体重を把握し、肥満を防ぎましょう。
子猫におやつをいつからあげてもいいのか、明確な線引きがあるわけではありません。ただ、考えなしにごはんやおやつをあげていると、子猫の肥満を招きます。肥満は大病に派生することもある怖い状態です。
◆多頭飼いの場合
猫を2匹以上飼っている方は、おやつをあげる際にも注意が必要です。
子猫に限った話ではありませんが、どちらかの猫がダイエットをしている場合や特定のおやつにアレルギーがある場合などは、おやつをあげる際にその猫にはおやつを与えないようにする必要があります。
必ず飼い主さんの目の届くことろでおやつを与えるか、もう片方の猫の目の届かないところであげるようにしましょう。
子猫に人気のおやつ3種類!
子猫のおやつで特に人気の商品をご紹介します。
ただし、もちろんあげすぎには注意です!給与量の目安をしっかりと確認し与えるようにしましょう。
◆チャオ 焼かつお子猫用/焼ささみ子猫用
かつおとささみは子猫に限らず、猫から大人気の食材です。食べ応えのあるおやつですが、一回であげきるのではなく、小さくカットしてあげましょう。
カロリーは比較的抑え目ではありますが、子猫が成長する上では必須ではないのでご注意ください。
あげるタイミングとしては、朝ご飯と夜ご飯の間にあげるのがいいでしょう。ご飯のあとすぐにあげてしまうと、一回の食事量が増えがちです。
◆チャオ ちゅ~る 子ねこ用 まぐろ
一回ごとの食事量で封をされているので、あげやすいペーストタイプのおやつです。栄養補完食ですので、食事量が足りない子猫に対してあげてみてもいいですね。
◆キャネット 3時のムース 子ねこ用 ミルク仕立て やわらかチキン
ムースタイプで、小さな子でも食べやすいです。ミルク入りなので、成猫用のごはんに切り替えたばかりの子でも食いつきがいいです。
一回につき、スプーン一杯程度で十分です。脂質が若干多いので、あげすぎには要注意です!
◆キャティミルク
消化と吸収に非常に優れた人気の高いミルクです。離乳用のペーストタイプのごはんと少量混ぜてあげると、食欲促進につながります。
夏場の脱水症状を防ぐために食事と一緒に与えている方が多いようですね。
◆コンボ プレゼント キャット おやつ 子ねこの健康維持 シーフードミックス味
うまみパウダーを2度重ねた、子猫でも食べられるドライタイプのおやつです。
少し成長してきた子猫におすすめの商品です。
かわいい子分けパックになっていて、おやつタイムが楽しくなる上、食べすぎの防止にもなりますよ。
子猫の肥満を予防するために
子猫の肥満を防ぐ為には食事の管理が一番です。以下の点を確認し、適正な量を再確認しましょう。
◆フードをしっかり計量する!
目分量でごはんをあげている方はいらっしゃいますか?気付いたら子猫が太っていた、という方はおそらく目分量でごはんをあげてしまっています。
キャットフードの裏面を参照し、適切な量を確認しましょう!
◆小分けにしてあげる!
一日の食事量を確認したら、食事の回数を増やしましょう。
朝と晩、計2回あげているのであれば、食事の量は変えずに、朝昼晩と回数を増やしてあげましょう。昼間は外出しているという方は、タイマー型の自動給餌機もあるので、ご検討してみてはいかがでしょうか。
◆おやつをあげる量を決める
猫のダイエットは食事の管理が最重要です。おやつをあげるのは、普段の食事をしっかり管理した上で行いましょう。
猫と遊んであげて、定期的に運動させてもダイエットにはあまり効果がありません。そもそも猫は代謝が非常に活発な為、特別運動をしていなくてもカロリーを消費しています。
おもちゃで遊んであげるのは、あくまでコミュニケーションとして割り切りましょう。おやつをあげるのと同じくらい人気のコミュニケーションですので、どちらかといえばこちらを推奨します。
どうしてもおやつをあげたいときは、しっかりと目的意識を持ってあげましょう。
子猫のおやつまとめ
いかがでしたか?子猫に人気のおやつをご紹介いたしました。
飼い主さんからの人気はもちろん、子猫からの人気も絶大なおやつ。再三にはなりますが、あげすぎには注意です!子猫の健康に目を光らせながら、適度におやつをあげましょうね。
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