猫のおしりふりふりのかわいすぎる動画5選
猫のおしりふりふりとは、猫が遊んでいる時やおもちゃなどを捕まえようとする前に、おしりを振って勢いをつけてから飛びかかる、といった様子のことです。
猫のおしりふりふりは、よく見られる行動でもありますが、そのかわいさや面白さに惹かれる猫好きさんも多いようです。
インターネット上では、様々な猫のおしりふりふり動画があります。
◆【3種類】お尻をふる猫 MAKO0MAKO0 / まこまこ
おしりをふりふりする猫として有名な、おはぎちゃんです。おしりふりふりの猫としての代表と言っても良いかも知れません。
海外でもたくさんのファンがいるほど、おはぎちゃんのおしりふりふりは人気です。
腰から下の部分のふりふりの幅が大きく、飛び出す直前には両前脚が地面についていない状態になるなど、躍動感あふれるおしりふりふりです。
◆Cute Cat Wiggling His Butt Before He is About to Pounce and Attack / Cat Terry
おしりふりふりを、猫のおしり側から見た動画です。ベッドの向こうにある何かに狙いを定めておしりふりふりの後、素早く飛び出して行きます。
おしりだけでなくしっぽもふりふりしていますね。
◆Kitty Cat Butt Wiggle mix / MsSilverOrchid
クリーム色の薄いトラ模様の猫が、おしりふりふりをしまくっている動画です。
色々な場所で何度もおしりふりふりしていますね。
◆お尻フリフリな猫 / ko tama
テーブルの上で、おもちゃか何かに集中している白黒ぶちの猫が、おしりふりふりしています。動画ではとびかからないでずっと対象を見ています。
対象の動向を伺いすぎて、なかなか飛びかかるタイミングがつかめないようですね。
◆Pudge the Cat – Wiggle Butt / Pudge theCat
三毛の猫が、小さめにおしりふりふりをしたあと、ぱっと走り出しています。とても上品な動きです。
おしりふりふりで突進した直後、また優雅に歩いている姿もかわいらしいですね。
猫がおしりふりふりする理由は?
猫がおしりふりふりする理由は、次の4つが考えられます。
◆おしりふりふりの理由①飛びかかる準備のため
猫がネズミやトカゲなど獲物を捕まえる時には、まず自分が動きを止めて相手に悟られないようにして、タイミングを見計らって飛びかかります。
この時、じっとしている時間が長いといざ飛びかかろうという時に体が固まってしまうため、常に少しだけ体を動かして、準備をしていると考えられます。
相手がどのような動きをしても、自分が飛び出したい時にすぐに走り出せるような体の準備のために、おしりふりふりをしているのですね。
飛びかかる相手が近くに来たり、油断したりするのを待っている間にも、体はすぐ動くようにしているのです。
◆おしりふりふりの理由②勢いをつけるため
猫が獲物を捕まえたり、おもちゃに飛びついたりする時には、一瞬でぱっと飛び出して行動します。
今いる位置からジャンプしたり、走り出したりする時のために、おしりふりふりで後ろ足に力をためて、強く蹴り出しているのですね。
走り出す直前の猫の後ろ足の爪は、スパイクのような役割を果たして強く蹴り出すために、出したままになっています。
このスパイクのような爪と、おしりふりふりでためた後ろ足の力で、獲物に飛びかかっていけるのです。
◆おしりふりふりの理由③タイミングを計っている
対象物に飛びかかるタイミングを調整するために、おしりふりふりしていると考えられます。
目や耳は、獲物やおもちゃなどに集中していますが、相手の動きに合わせていつ飛び出そうかという時を狙っているということになります。
◆おしりふりふりの理由④相手に夢中になっている
おしりふりふりは、獲物を捕まえる時のための本能的な行動ですが、遊んでいる時にもおしりふりふりがよく見られます。
これは、擬似的な狩りですが、おもちゃに夢中になっている気持ちの現れだと言えるでしょう。
おしりふりふりは、すばやく相手に飛びかかったり、いいタイミングで相手に向かって走り出したりするための行動です。生きた本物の獲物でなくても、夢中になって捕まえようとしているために、おしりふりふりをしてしまうと考えられます。
室内飼いで餌を与えられている猫でも、ねこじゃらしなどで遊んであげることで、本能を刺激してあげられるということですね。
猫の狩猟本能を刺激する遊び方とは?
猫がついおしりをふりふりしてしまうような、猫の狩猟本能を刺激してあげる遊び方のコツについてご紹介します。
◆物陰におもちゃを隠れさせる
猫じゃらしは、そのまま動かしても十分猫は遊びますが、猫じゃらしの先を家具のかげや机の下などに隠し、少しずつ見せながら遊ぶと、猫の狩猟本能を刺激できます。
単純に猫じゃらしを見た時よりも、物陰に隠れた物に飛びかかるほうが、猫にとっては楽しいようです。
全く隠れるのではなく、見えたと思ったら隠れる、といった状態で、わかりやすく動かすと良いでしょう。
釣竿型の猫じゃらしであれば、先についているネズミなどのおもちゃを、箱の中に入れてみたり、キャットタワーのトンネルに隠れるようにしてみたりすると、猫は追いかけて飛びかかります。
◆猫が隠れる場所を作る
猫が獲物を捕まえようとする時には、物陰に隠れて忍び寄ります。または、じっと隠れて獲物が通るのを待ち、飛びかかれる位置に来たところで襲い掛かります。
これと同じような状況を作ると、猫の狩猟本能が刺激できるというわけです。
段ボール箱や、椅子やテーブルの影などでもかまいませんので、猫とおもちゃの間に障害物を置くと、猫がそれに隠れながら獲物に近付くことでしょう。
じっと隠れている猫を観察すれば、おしりふりふりをして飛びかかる様子が見られるかもしれません。
◆猫に手が届くか届かないかの距離でおもちゃを動かす
猫じゃらしを猫より上の位置で動かして遊ぶ時など、簡単に手が届く位置よりも、少しだけ遠くの位置にしてみましょう。
飛びかからないと捕まえられない速さ、本気でジャンプしないと届かない高さなど、遠すぎず近すぎずの距離で、おもちゃを動かすのがコツです。
おしりふりふりからの猛ダッシュや、おしりふりふりからの垂直ジャンプなども見られるかも知れませんよ。
◆横、縦方向を組み合わせて素早くおもちゃを動かす
猫は動体視力がとても優れており、素早く動く物に対して素早く反応できます。
おもちゃをゆっくり動かすのではなく、ネズミが動くように素早く左右に動かし、猫が興味を持ったら、小鳥が飛ぶように上方向に動かすようにしてみましょう。
猫は夢中になり、おしりふりふりで走り寄ったり、飛び上がったりしてくれることでしょう。
◆おもちゃから音を出す
獲物からカサカサとかカリカリなど微かな音がすることも、猫の狩猟本能をくすぐります。
自然にいる猫は、ネズミやトカゲなどの微かな音を聞いて獲物の位置を察知して、飛びかかります。そのため、音が微かにでも聞こえると、より興味が湧いてくるようです。
ネズミのおもちゃの中にボールが入っていて、カラカラと音がするものなどもあります。音が鳴らなくても、物陰に隠れさせた時に小さく動かして壁に当てて音を出してみましょう。
また、箱の中に入れて音を立てて動かすことでも、猫は興味を持ちます。紙袋の中に猫じゃらしを入れてカサカサと音をさせたり、テーブルの下などで動かして音をさせたりするのも良いでしょう。
◆猫におもちゃを捕まえさせる
猫にとって獲物は、最終的には捕まえて食べるものです。猫じゃらしで遊ぶ時にも、猫に簡単に捕まえられないように動かすのは大切ですが、数回に一回程度は、猫におもちゃを捕まえさせてあげて、達成感を味わわせてあげましょう。
簡単に捕まえられたら面白くないだろうということで、一度も獲物を捕まえられないと、猫は飽きてきたり、やる気がなくなったりします。猫も、遊びだとわかっていても、追いかけた獲物は捕まえたいものです。
猫がおしりふりふりして飛びかかってきた時には、手加減しておもちゃを捕まえさせてあげるようにしてください。
満足した後でも、また猫じゃらしを動かすように催促してくることが多いので、猫が飽きるまで、最長10分くらいまでは遊んであげましょう。
猫のおしりふりふりのまとめ
猫のおしりふりふりは、獲物を捕まえるために欠かせない、猫の本能から来る行動だと言えます。
おしりふりふりをすることによって、飛びかかる前の体の準備をしたり、ジャンプや飛び出すときのタイミングを取ったり、動きに勢いをつけたりしていると考えられます。
飼い猫のおしりふりふりは、猫同士での遊びの中か、または飼い主さんが猫じゃらしなどで遊んであげることで見ることができるでしょう。
普段は獲物を捕まえることのない室内飼いの猫でも、飼い主さんがうまく遊んであげることで、本能を発揮して動いてくれます。
猫が夢中になって遊んで、おしりふりふりを見せてくれるといいですね。
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