猫用ドライシャンプーおすすめ4選!種類やシャンプーのやり方は?

2019.10.15

猫用ドライシャンプーおすすめ4選!種類やシャンプーのやり方は?

猫は水に濡れることを嫌がるので、もちろんシャンプーをされるのも嫌う子はとても多いですよね。グルーミングが日課の猫にとってシャンプーは必要ないようにも思えますが、愛猫が健康に暮らすためにも、シャンプーはしてあげるべきだと考えることが出来ます。どうしてもシャンプーが苦手な猫ちゃんであれば、ドライシャンプーと呼ばれる商品もおすすめです!猫用のドライシャンプーの効果を知って、日常的なケアを心掛けてあげましょう。

【目次】

猫にシャンプーは必要?

タオルと猫

そもそも猫にシャンプーが必要であるかどうか、考えたことのある飼い主さんは多いことかと思います。猫は起きている間の大半の時間をグルーミングに費やしているので、あまり必要性は感じませんよね。

猫にシャンプーすることによって、どんな効果が期待出来るのでしょうか?

◆猫のシャンプーの効果①毛並みを保つ

日常的にグルーミングをしている猫は、暇さえあれば自分の舌を使って被毛を舐めていますよね。猫の舌が届く部分までは汚れを舐めとれますが、届かない部分は皮脂や分泌物の汚れがずっとそのままの状態となっています。

そのため、見た目は美しく保たれていますが、実際は皮膚に汚れが溜まったままとなりますので、フケや感染症などの二次被害が起きてしまうことも。

猫のフケは飼い主さんへの健康被害も考えられますので、少ない頻度でも良いのでシャンプーはしてあげるべきでしょう。

◆猫のシャンプーの効果②抜け毛を除去する

猫は毛玉をよく吐くことでも知られていますが、これはグルーミングで舐めとった抜け毛が蓄積されて、消化器内で毛玉となります。このように猫にとって抜け毛は、とても厄介な存在であることが分かります。

年に2回ほどの換毛期の時期にシャンプーをしてあげれば、猫が舐めとってしまう抜け毛が減りますので、猫への負担も減りますよ。

◆猫のシャンプーの効果③アレルギーを軽減させる

猫にシャンプーをすることによって、アレルゲンの一つである「Fel d 1」というものがあります。このアレルゲンは猫アレルギーの主犯格とも言われていますが、シャンプーをすることによってある程度の効果が期待出来ると言われているようです。

ただ一回のシャンプーでは持続性が無いので、高めの頻度でシャンプーをする必要性が出てきますが、それでも効果が見込めるというのは嬉しいことですよね!

◆猫のシャンプーの効果④猫種によっての必要性

短毛種より長毛種の猫は、グルーミングが行き届かないことが多く、汚れも毛に絡まりやすいので、適度なシャンプーが必要と言われています。

他にも黒猫や白猫は、その毛色から汚れが目立ちやすいので、シャンプーをしてあげたい気持ちになってしまいますよね。

外に出ることのある猫も、汚れや感染症(ノミやダニなど)予防としてシャンプーの必要性が高いように思えます。

また、高齢の猫や病気の猫、肥満の猫はグルーミングを上手に出来ないことが多いので、飼い主さんの手でキレイにしてあげなくてはいけません。


猫用ドライシャンプーとは?

ドライシャンプー

猫にシャンプーが必要なことは分かっても、水を嫌がる猫をシャンプーするのは、結構な重労働であり、至難の業ですよね。

猫のシャンプーはいかに早く終わらせられるかが重要となってきますし、長時間水に濡れた状態が続けば、多大なストレスを与えてしまうことになり兼ねません。

そのようなことからも愛猫にシャンプーをすること自体、苦手意識を持ってしまっている飼い主さんも多いのではないでしょうか?

そんな飼い主さんにおすすめなのが、「ドライシャンプー」と呼ばれるペット商品です。

◆水嫌いの猫におすすめ!

猫用のドライシャンプーは通常のシャンプーと異なり、水で洗い流すことなく汚れを落とすことが出来る商品なので、大変便利です。

ドライシャンプーは、次のような猫ちゃんにとてもおすすめ。

・水が嫌いな猫
・ストレスを抱えやすい猫
・暴れる猫
・病気やケガをしている猫
・グルーミングが苦手な猫

よかれと思って飼い主さんは愛猫にシャンプーをしてあげますが、猫にとっては生きて帰れるかの境目で闘っているかのごとく、体全体を使って拒否をしてきますよね。

水に苦手意識を強く持っているのなら、水を使わないで愛猫をキレイにしてあげることが一番です。そうすれば飼い主さん自身がストレスを抱えないで済みますし、愛猫も辛い思いをすることがなくなります。

◆様々なシーンで活用できる

ドライシャンプーは手荒れが酷かったり、ケガをしていたりしたとしても使えますし、水の使えない災害時などにも使用出来ますので、備えておけば安心ですよね!

また、冬の寒い日であってもドライシャンプーであればためらうことなく使用出来ますので、一年中愛猫の清潔を保ってあげることも可能です。

ドライシャンプーは舐めても安全な成分で作られている商品がほとんどなので、安心して使用することが出来ますよ。


猫用ドライシャンプーの種類

猫用のドライシャンプーにはいくつか種類があり、タイプによって汚れの落ち方も若干変わってきます。液体や泡のタイプや、シートや粉などが主流となっており、選択肢が一つではないので、選びやすい商品であると言えるでしょう。

愛猫の性格や体調に合わせて、適した商品を選んであげるようにしましょう。

◆液体タイプ

液体タイプのドライシャンプーは、スプレーで販売されていることも多く、広範囲に振りかけることが出来、その後の拭き取りもとても簡単です。

広範囲にかけることが出来ますが、スプレーの音や急に体が濡れることが苦手な子は注意が必要です。

このタイプのドライシャンプーを使用した後は、軽めにブラッシングをしてあげてからタオルで拭き取ってあげるようにしましょう。

◆泡タイプ

猫用のドライシャンプーの存在を知っている方でしたら、最初に思い浮かべるのはこの泡タイプかもしれません。

泡タイプのドライシャンプーは定番商品でもあるので、種類も豊富なのでとてもおすすめです。毛の表面だけでなく、皮膚に揉み込んで使用出来るので、奥の汚れやニオイをスッキリと落としてくれます。

皮膚に直接ドライシャンプーを使用することになり、普通のシャンプーと同じように嫌がってしまう子も居ますので、注意が必要です。

◆シートタイプ

ドライシャンプーが染み込んだシートタイプの商品は、普段使いにぴったりです。液体や泡タイプのように、使用後にタオルで拭き取る必要もなく、少し汚れが気になったときにすぐ使用出来るのは嬉しいですよね。

トイレの後のおしりを拭く際や、食事後の口周りなど、様々な場面で重宝します。

ただ、洗浄力はさほど高くはないので、軽い汚れに使う感覚で居ると良いかもしれませんね。

◆ペット用のシャンプーを使いましょう

粉のドライシャンプーが販売されているのなら、汚れやニオイに効果を発揮する重層も有効的と考える飼い主さんがいらっしゃるかもしれませんが、重層を猫に使用するのは絶対にやめてください。重層は猫よけに使用されることもあり、皮膚が溶ける事例もあったぐらい猫にとって危険です。

人間にとって安全だからといって、猫も同じように安全であるとは限りませんので、必ず猫にはペット用のドライシャンプーを使用するようにしてくださいね。


猫用ドライシャンプーのやり方は?

ドライシャンプーの使い方はとっても簡単です!

基本的に液体や泡タイプの商品であれば、猫の体に適量をつけてから、乾いたタオルで拭き取るだけです。

シートタイプに関しては、そのままタオルのように汚れている箇所をフキフキと拭き取るだけでOKなんですよね。

長毛種の猫ちゃんであれば毛が絡まりやすいので、ドライシャンプー前にブラッシングを行ってあげると良いでしょう。

もちろんタオルドライ後にブラッシングを行えば、キレイに毛並みを整えることが出来るので、猫ちゃんも喜んでくれるのではないでしょうか。


猫用ドライシャンプーおすすめ4選

猫用のドライシャンプーを購入するときは、猫のシャンプーランキングなどを参考にしてみるのもおすすめです。人気のある商品であれば、安心して使用することが出来ますよね。

ランキングにランクインしている、売れ筋商品をいくつかご紹介いたします。

◆水のいらない泡シャンプー 猫用

水のいらない泡シャンプー 猫用

やはり泡タイプのドライシャンプーは人気が高く、種類が豊富なところも嬉しいです。

中でもこちらの商品は食品にも使用出来る成分で出来ているので、安全ですし、愛猫が舐めてしまっても安心出来ますよね。

ほんの少しの汚れやニオイを取り除きたいときにも活用出来ますので、とても便利ですよ!

購入


◆APDC キャットフォーミングシャンプー

APDC キャットフォーミングシャンプー

泡をのせて、もみ込んでタオルで拭くだけのドライシャンプーです。無香料とダマスクローズの香りの2タイプがあります。

天然成分100%・精油不使用で舐めても安心な成分を使用しているので、口・目・耳など顔周りの使用もOK。

グルーミングが出来なくなってしまった高齢の猫ちゃんなどにも活用出来るのではないでしょうか。

購入


◆リバイバルウォーター シャンプーのいらない洗浄・除菌のアルカリイオン水 からだ用

リバイバルウォーター シャンプーのいらない洗浄・除菌のアルカリイオン水 からだ用

こちらは、液体タイプのドライシャンプーです。特許医療水「orpウォーター」のアルカリイオン水のチカラで、シャンプーしたかのように毛や肌についた汚れを落としやすくするという優れもの。

洗浄成分や除菌成分、防腐剤など化学薬品がすべて無添加なので、なめてしまっても安心。

スプレーで吹き掛けてタオルで服だけなので、シャンプーをしない期間の簡単なお手入れとして便利ですね。

購入


◆ペットキレイ ごきげんケア 水のいらない泡リンスインシャンプー 猫用

ペットキレイ ごきげんケア 水のいらない泡リンスインシャンプー 猫用

泡をつけてふくだけ
手軽に汚れ・ニオイをすっきりふきとる洗い流し不要のドライシャンプー。

購入



まとめ

億劫に感じてしまうことの多い猫のシャンプーですが、どうにか愛猫をキレイにしてあげたいと切に願っている飼い主さんは多いことだと思います。

猫にそもそもシャンプーは必要ないと言われてはいますが、少なめの頻度でも良いので清潔を保つことこそが、愛猫の健康につながっていくと考えることが出来ますよね。

水がどうしても苦手だという猫ちゃんには、水を使わずに汚れを落とすことの出来る、ドライシャンプーがとてもおすすめです。

中でも泡で出るタイプは種類が豊富で人気も高いので、一本常備しておくだけで色んな場面で活躍してくれます。

舐めても安全な商品が多く、安心して使用出来ることがとても嬉しいですよね。

まだ猫用のドライシャンプーを使用したことのない飼い主さんは是非、これを機会にデイリーケアとして取り入れてみてはいかがでしょうか。



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たぬ吉

たぬ吉

小学3年生のときから、常に猫と共に暮らす生活をしてきました。現在はメスのキジトラと暮らしています。3度の飯と同じぐらい、猫が大好きです。

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