大型の猫トイレがほしい!大型猫におすすめのトイレはコレ!

2023.10.03

大型の猫トイレがほしい!大型猫におすすめのトイレはコレ!

「猫ブーム」の中、大型猫の人気も高まっています。一般的には、成猫で5kg以上になる猫が大型猫とされていて、大きな子は10kg以上になることも。大型猫は体が大きい分、必要な猫用品も普通のサイズでは小さすぎることが多く、特にトイレは十分な大きさが必要です。今回は大型猫におすすめのトイレを、代表的な大型猫の猫種と共にお伝えします。

大型猫とはどんな猫なのか

ラグドール

◆大きさ

猫は、犬に比べて、猫種による体の大きさの違いはあまり大きくありません。
それでも、3kg程度の「小型猫」、4kg程度の「中型猫」、5kg以上になる「大型猫」に分けることができます。
普段日本で見かける猫は、4kg前後の中型猫が一般的です。
大型猫は、猫種によりますが、10kg以上になる子もいます。
一般的に見られる猫とは、かなり大きさが違うと言えるでしょう。

◆性格

存在感や迫力が魅力の大型猫ですが、性格は一般的に穏やかで人懐こく、他の猫や動物と仲良くできると言われています。
また、鳴き声は比較的小さく、あまり鳴かない子も多いようです。

◆成長はゆっくり

一般的な猫は、半年ほどで性成熟を迎え、体の大きさは約1年で成猫と同じになります。
しかし、大型猫の成長のスピードはゆっくりで、体が成猫と同じになるまでに2~3年かかります。
子猫の時代が長いということは、猫風邪などの感染症にかかりやすい時期が長いということです。
また、大きくなる体をきちんと育て、維持するために、しっかりと栄養を摂らせる必要もあります。

◆代表的な猫種

メインクーン

メインクーンは、大型猫と言えば、一番に思いつく猫種と言ってもいいでしょう。
北アメリカ原産で、成猫は、オスで6~9kg、メスで3~6kg程度になり、オスでは10kg以上になる子もいます。
体長も尻尾も長く、平均体長は100cm、「最長の猫」としてギネス記録を持っているのもメインクーンです。
「ジェントル・ジャイアント」(穏やかな巨人)と言われるほど温和で優しい性格で、小さな子供、他の猫や動物とも仲良く生活でき、来客にもフレンドリーです。
非常に賢く、ボールを投げると取ってくることを覚えることもできます。

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サイベリアン

ロシア原産の猫ですが、その起源は謎に包まれています。
プーチン大統領から秋田県知事に贈られた猫として、覚えている方も多いでしょう。
成猫は、オスで6~10kg、メスで4.5~9kgになります。
大きな体に似合わず身のこなしが軽く、ジャンプ力も高いです。
また、猫には珍しく水を怖がりません。
「犬のような猫」とも言われ、犬のように指示語でしつけることができると言われています。

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ノルウェージャンフォレストキャット

その名のとおり、ノルウェー原産の長毛種です。
北欧神話にも登場し、女神フレイヤのソリを引いていたという伝説があります。
もともとはネズミ捕り用の猫でしたが、ノルウェーの気候に適応させるため交配されて、現在の姿を獲得しました。
成猫は、オスで4.5~7kg、メスで3.5~5.5kg程度になります。
性格は、穏やかで辛抱強く、人間や他の猫にもフレンドリーで、飼いやすい猫種です。
成長のスピードは非常にゆっくりで、成猫になるのに5年ほどかかります。

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ラグドール

アメリカのカリフォルニア州のブリーダーによって生み出された比較的新しい猫種です。
成猫は、オスで6.5~9kg、メスで4.5~7kgになります。
ラグドール(Rag doll)は英語で「ぬいぐるみ」という意味で、その名のとおり、非常に大人しい性格で抱っこが大好きです。
運動量はあまり多くなく、しつけもしやすいので、飼いやすい猫種と言えるでしょう。

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サバンナキャット

アフリカに生息するヤマネコ「サーバル」と、イエネコを交配させて生み出された猫種です。
サーバルは9~18kgになる中型の肉食獣で、その血を引くため、オスで6.5~12kg、メスで6~10kg程度になります。
サーバルの遺伝子の割合により、F1~F7の7段階で分類されます。
大型猫としては珍しい短毛種で、筋肉がしっかりついていてジャンプ力が高いです。
きりっとした顔立ちをしていて、爪や牙は鋭いですが、性格は非常に社交的です。
人懐っこく飼い主さんによく懐き、しつけもしやすいですが、いたずら好きな面もあります。

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大型猫にとって通常の猫トイレは狭い?

猫のトイレ

◆平均的な猫のトイレの大きさ

猫にとって必要なトイレの大きさは、体長の1.5倍以上、または、おしっこをする時の猫の長さの2倍と言われています。
これは、猫が排泄をする前にくるくると回る習性があるからです。
体長とは「胸からお尻の先までの長さ」で、猫の体長の平均は46cmです。
つまり、平均的な猫に必要な大きさは、長辺が69cm以上ということになります。
日本で販売されている一般的な猫トイレは、平均的な猫に必要な大きさに対しても小さいです。

◆カバーなしがおすすめ

一般的に、猫はカバーなしのトイレを好みます。
これは、カバーがあるとニオイが中にこもるからだと言われています。
また、排泄中の猫は無防備なため、いざという時すぐに逃げることができるように、見通しの良い場所を排泄場所に選ぶ傾向にあるからとも言われています。
大型猫の場合、これらに加えて、カバーがあると体に対して小さなトイレがさらに窮屈になるため、カバーなしがおすすめです。


大型猫におすすめの猫トイレ

猫のトイレには、いろいろなタイプがあります。
ここでは、代表的なタイプについて、特徴やメリット・デメリットをご紹介します。

◆獣医師開発猫トイレ/LION

獣医師開発 猫トイレ

浅い箱型で、上や前後左右が囲まれていないオープンなタイプです。
猫が排泄をしている様子を確認しやすく、掃除や猫砂の交換もしやすいです。
水洗いができ、シンプルなので洗いやすく衛生的に保つことができます。
また、比較的安価な点もメリットです。
猫自身も、見通しのよさから好む傾向があるとされます。
デメリットは、猫砂が外に飛び散りやすく周囲の掃除に手間がかかること、排泄物のニオイを防ぐことができないことです。

◆デオトイレ 快適ワイド/ユニ・チャーム

デオトイレ 本体セット ハーフ ダークグレー

すのこの下にトレーが設置されているタイプです。
すのこ部分にシステムトイレ専用の猫砂を入れ、トレーにはトイレシートを敷きます。
消臭力が優れており、おしっこはシートに吸収されるため、掃除の手間を軽減できます。
また、シートを外したり裏返しにしたりすることで、採尿できるのもメリットの一つです。
快適ワイドは通常のデオトイレの2倍の大きさで、大型猫でもゆったりと使用できます。

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猫のシステムトイレは、猫砂とトイレシートを併用するトイレです。猫砂が汚れにくく、トイレシートの交換が毎日ではないなど、管理のしやすさや、費用が猫砂だけのトイレより安く済む場合もあるなどの理由から、使う飼い主さんが増えてきています。 猫のシステムトイレはどのようなしくみになっているのか、またおすすめのシステムトイレについて、ご紹介します。

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◆衣装ケース

大型猫のオーナーさんの中には、衣装ケースをトイレに使用するという方も珍しくないようです。
衣装ケースであれば、さまざまなサイズが各メーカーから出ているため猫の体のサイズやトイレを置く場所のサイズに合わせて選ぶことができますね。
ただし、衣装ケースは猫のトイレとして使用することを想定して作られていないため、入り口になるような低くなっている所がなかったり、フチが直角で砂を捨てにくかったりします。


トイレ環境が良くないと病気につながることもある

猫はきれい好きで、排泄物で汚れたトイレを使いたがりません。
また、猫砂やトイレの形状・大きさに対する好み、こだわりも強く、気に入らないトイレは使いません。
トイレが小さいなど環境が好ましくないと、猫は排泄を我慢しがちです。
もともと猫は、少量の水で体を維持できるため腎臓に負担がかかりやすく、泌尿器系の疾患に罹りやすいです。
排泄を我慢すると、膀胱炎尿路結石腎臓疾患などの病気の原因になることがあります。


まとめ

一般に、成猫で5kg以上になる猫を大型猫と言います。
近年の猫ブームで、これまで日本ではなじみの薄かった猫種も広く知られるようになり、大型猫の人気も高まってきています。
大型猫は、総じて性格が穏やかでフレンドリーなので、飼いやすいと言われています。
しかし、体の大きさだけではなく、成長のスピードがゆっくりであることなど、平均的な猫とは異なる点があるので、大型猫の特性を知ったうえで飼いましょう。
特にトイレは、泌尿器系の病気になりやすい猫にとっては重要なので、大きさやタイプなど十分に考慮してあげてください。



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SHINO

SHINO

保護犬1頭と保護猫3匹が「同居人」。一番の関心事は、犬猫のことという「わんにゃんバカ」。健康に長生きしてもらって、一緒に楽しく暮らしたいと思っています。


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