1.かっこいい猫5種を紹介!
2.ノルウェージャンフォレストキャット
2-1.かっこいいポイント①アーモンド形のつり目
2-2.かっこいいポイント②がっしりとした身体
2-3.ノルウェージャンフォレストキャットの飼育が向いている人
3.ベンガル
3-1.かっこいいポイント①ワイルドな見た目
3-2.かっこいいポイント②動きが俊敏
3-3.ベンガルの飼育が向いている人
4.ロシアンブルー
4-1.かっこいいポイント①美しい被毛
4-2.かっこいいポイント②スタイリッシュなフォルム
4-3.ロシアンブルーの飼育が向いている人
5.オリエンタルショートヘアー
5-1.かっこいいポイント①ライオンの様な顔つき
5-2.かっこいいポイント②150色以上の毛色
5-3.オリエンタルショートヘアーの飼育が向いている人
6.スフィンクス
6-1.かっこいいポイント①スマートな体つき
6-2.かっこいいポイント②凛々しい表情
6-3.スフィンクスの飼育が向いている人
かっこいい猫5種を紹介!
容姿が美しく可愛らしい猫ではありますが、純血種の中には思わず「かっこいい!」と言ってしまうほど、ワイルドで男前な猫種が存在することをご存知でしょうか。
もちろん見た目だけのかっこよさだけでなく、がっしりとした体格、ワイルドな風貌、凛々しい表情などもかっこいい猫の魅力となるため、猫というジャンルを超えて、ネコ科の動物といった野性味溢れる魅力を感じられます。
このようなかっこいい猫が存在している中で、コロンと小さくて愛らしい猫種も多く存在しており、たくさんの魅力ある純血種が認められていますよね。
どの猫も魅力あふれた猫種に違いありませんが、今回はかっこいい猫にスポットを当て、かっこいい猫5種をご紹介していきます。
ノルウェージャンフォレストキャット
ノルウェーの森林ネコとも言われている「ノルウェージャンフォレストキャット」は、ノルウェーやスカンディナヴィア半島を中心とした北欧が原産国となり、北欧神話にも登場するほど歴史の古い猫種です。
寒冷な気候にも適応するといった、フワフワの長毛を持つ猫となりますが、どのような部分がかっこいい猫と言われているのでしょうか。
◆かっこいいポイント①アーモンド形のつり目
たくさんの猫種がクリっとした大きな瞳を持つ中で、ノルウェージャンフォレストキャットは鋭いアーモンド形のつり目をしています。
このアーモンド形の瞳が、吸い込まれるように美しいこともあり、かっこいい猫と言われる所以のようです。
◆かっこいいポイント②がっしりとした身体
寒い国に適応するフワフワとした長毛こそが、かっこいい猫と言われているようにも感じますが、その被毛下にはがっしりとした筋肉質の身体が備わっています。
骨格もしっかりとしているため、非常にたくましい印象を受けますし、成猫で去勢をしているオス猫は、体重が10kgほどになる個体も居るそうです。
身体の大きな猫はそれだけで力強さを感じますし、キリっとしたつり目も相まって、かっこいい猫と言われることにも納得ですよね。
◆ノルウェージャンフォレストキャットの飼育が向いている人
ノルウェージャンフォレストキャットはとても知能が高く、人間と良好な関係を築きやすい猫種となります。
頑丈な身体を持つ見た目の通り、タフさや勇敢さも兼ね備えているため、人間を恐れることなく新しい環境にも順応できる強さを持った、非常に飼育しやすい猫種と言えるでしょう。
ノルウェージャンフォレストキャットは高貴なハンター気質を持っているため、室内には高い場所にも行けるような家具の配置や、運動不足にならないような生活環境を整えておく必要があります。
人とじゃれ合うこともおもいっきり楽しむ猫となるため、遊びに誘われた際にはしっかりと、付き合うことのできる飼い主さんが理想と言えるでしょう。
成熟する速度(成猫になる時間)が3~5年程と遅いこともあり、活発で元気な子猫時代を一緒に楽しみたいといった方にもおすすめです。
ベンガル
アメリカが原産となる短毛種の「ベンガル」は、猫というよりもネコ科の動物と言った方がしっくりくるほど、美しい模様を持った野性味の強い猫種となります。
かっこいいといった言葉だけでは片付けられないほど、美しいベンガルではありますが、どのような特徴があるのかを見ていきましょう。
◆かっこいいポイント①ワイルドな見た目
なんといってもベンガルのかっこよさは、ワイルドな見た目となりますよね。
トラ猫の縞模様とは異なる、ロゼット(濃淡のある斑点)と呼ばれる独特な模様を映した被毛は、絹のように柔らかく滑らかで、色々な魅力を合わせ持ったかっこいい猫と言えるでしょう。
もともとベンガルは、イエネコとベンガルヤマネコとの交配がルーツとなり、美しい被毛はベンガルヤマネコ譲りであることがうかがえます。
◆かっこいいポイント②動きが俊敏
ベンガルはほかの猫よりも背骨が一節多いため動体が長く、筋肉質な体格を持ち合わせていることから動きがとても俊敏です。
猫と言われてはいるものの、やはりチーターやヒョウなどのネコ科動物を連想させるため、そのかっこいい魅力に惹かれている方も多いのではないでしょうか。
◆ベンガルの飼育が向いている人
ワイルドな見た目をしているベンガルではありますが、見掛けによらず温厚な性格の持ち主で甘えん坊といった一面を持っています。
しかし、野生の血が色濃く残っていることもあり、室内でも疑似狩りをすることも多く、誤飲や誤食にも注意をしておかなくてはいけません。
水を恐れない性質も持ち合わせているため、お風呂場やトイレなどもイタズラされない工夫が必要ですし、運動量も多いことから、室内で十分な運動ができるスペースも必要となってきます。
これらをすべてクリアできる自信や生活環境をお持ちの方であれば、人気の高いベンガルと一緒に楽しく暮らせることでしょう。
ロシアンブルー
原産国がロシアとなる「ロシアンブルー」は、起源について諸説あるものの、自然発生種であるとも言われています。
ブルーの美しい被毛が目を惹く猫種となりますが、ロシアンブルーがかっこいい猫と言われている所以は以下の通りです。
◆かっこいいポイント①美しい被毛
やはりロシアンブルーの最大の魅力と言えば、ブルーの細く滑らかな美しい被毛ではないでしょうか。
体格は細く無駄のない筋肉の付き方をしており、そこに美しく輝く被毛をまとっているわけですから、凛々しくかっこいいイメージが定着していることにも納得です。
◆かっこいいポイント②スタイリッシュなフォルム
ロシアンブルーの全体像を見ても、小さい頭にエメラルドグリーンの大きな瞳、スラっと伸びた手足など、全体のスタイリッシュなフォルムはさすがとしか言いようがありません。
すっと通った鼻筋と口角がわずかに上がった口元は気品に溢れ、猫界における皇帝のようなかっこよさがうかがえます。
◆ロシアンブルーの飼育が向いている人
ロシアンブルーはボイスレスキャットという別名を持つほど、あまり鳴かない猫としても知られています。
また、犬のように忠誠心がとても強く、信頼関係の築けた特定の人に対して、多大な愛着を示すといった性質を持っています。
静かで忠実な猫が飼いたいといった方には、ぴったりの猫種と言えるのではないでしょうか。
オリエンタルショートヘアー
シャム猫に瓜二つな「オリエンタルショートヘアー」は、第二次世界大戦後の1950年ごろに、さまざまな猫種が絶滅の危機に瀕していた中で、猫の数を増やす過程で誕生した猫種となります。
原産国はイギリスと言われてはいるものの、名前の由来から「東洋の」といった意味を持つ「オリエンタル」が使われているため、タイで誕生した可能性も否めません。
◆かっこいいポイント①ライオンの様な顔つき
オリエンタルショートヘアーのかっこいいポイントは、大きな耳に引き締まった三角形の頭をしており、筋が通った鼻筋も含めてライオンに似ているとよく言われます。
動物の王様に似ている時点で、かっこいい猫と言われるはずですし、手足も細長く引き締まった筋肉質な身体つきも相まって、メスであっても男らしい猫種と言えるでしょう。
◆かっこいいポイント②150色以上の毛色
さまざまな猫種の中でもオリエンタルショートヘアーは、150種類以上の毛色が認められています。
毛の長さや模様も合わせると、その数は280種類を超えるとも言われているため、個性豊かな猫種であることが分かりますよね。
◆オリエンタルショートヘアーの飼育が向いている人
オリエンタルショートヘアーはとても甘えん坊な性格の持ち主となるため、積極的に遊んであげたり、スキンシップを図ったりすることが好きな人向けの猫種です。
運動量も高いので、運動ができるスペースを設ける必要がありますが、好奇心が強いこともあり日常的にイタズラ防止策をしておかなくてはいけません。
甘えん坊=寂しがり屋ともとれるため、どの時間帯にも家族の誰かしらが在宅している、自宅で仕事をしている方などが、一緒に暮らしやすい猫種と言えます。
スフィンクス
猫種の中には無毛種といった品種が存在しますが、「スフィンクス」もその一種です。
明確には無毛ではなく極めて短い産毛に覆われており、ヒゲが生えていない姿が特徴的な珍しい猫種となります。
かつては「カナディアン・ヘアレス」と呼ばれていた通り、カナダ原産の純血種です。
◆かっこいいポイント①スマートな体つき
被毛がない分身体つきをダイレクトに判断しやすい猫種ですが、成猫になるにつれて筋肉量も増え、かっこいい見た目となっていきます。
重量感があって短めのボディはとてもバランスが良く、スタイルの良さが際立って見えるところも魅力的です。
◆かっこいいポイント②凛々しい表情
スフィンクスは表情が凛々しく、メス猫であってもかっこいいといった言葉がぴったりです。
もちろん個体差があってまん丸な目をした子も居ますし、キリっとした顔つきの子との差が激しいため、そんな表情の違いを見分けていくのも面白いですよね。
シワの多い個体も多いため、顔にシワの線が多ければ多いほど、貫禄のある表情を見せてくれてかっこいいです。
◆スフィンクスの飼育が向いている人
とても人懐っこい性格をしたスフィンクスは、家族だけでなくほかのペットや来客に対しても好意的で、一緒に暮らしやすい猫種と言われています。
しかし、被毛がない分寒さや暑さに弱く、一年を通して猫に合わせた室温をキープしなくてはいけません。
また、皮膚が露出している分汚れが付着しやすくなり、ほかの猫よりも皮膚腺が発達しているといった特徴を持っているため、皮脂が皮膚の表面に滲み出やすく、日常的な皮膚ケアが必須となります。
ケガもしやすくなっていますので、多頭飼いにはあまり向いていない猫種とも言えますよね。
ほかの猫よりも気に掛ける点やお手入れが多いため、お世話を面倒に感じず時間に余裕のある方が飼育に向いています。
まとめ
可愛いイメージの強い猫ではありますが、たくさんの猫種の中にはかっこいい猫も
居ることが分かりました。
それぞれの品種にはその猫にしか持ち合わせていない特徴も多いため、今回ご紹介させていただいた猫種だけでなく、さらなるかっこいい猫を探し求めてみることもおすすめです。
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