猫の乳歯が生え変わる時期は?生え変わりの症状が知りたい!

2022.07.18

猫の乳歯が生え変わる時期は?生え変わりの症状が知りたい!

人間より早いスピードで成長する猫。小さな子猫もあっという間に成猫になってしまいますが、実はその過程で歯も生え変わっている事をご存知ですか?いつの間に生え変わるので「全然気づかなかった!」という飼い主さんも多いようですね。 猫の歯の生え変わりについて、乳歯から永久歯への生え変わりの時期、生え変わりで見られる症状などを探ってみましょう。

猫の乳歯が永久歯に生え変わる時期は?

猫の乳歯
▲こちらが猫の乳歯。

人間はだいたい6歳頃から始まる歯の生え変わり。じつは猫にも、しっかり乳歯から永久歯に変わる時期があるのをご存じでしたでしょうか?

猫の場合個体差はありますが、だいたい月齢が3~6ヶ月位で乳歯から永久歯に生え変わります。早い子猫は3ヶ月から始まるというのですから、離乳してすぐに生え変わるという事になります。猫の成長は本当に早いですね!

◆猫の歯の本数

猫の歯の本数がどれくらいか知っていますか?猫の乳歯は合計26本、永久歯は合計30本と実は人間より少ないのです。

猫の歯は「犬歯」「門歯(切歯)」「臼歯」に分かれています。

・犬歯
猫の歯の中で一番長く、とがった歯です。上下2本ずつ生えていて、口を開けた時に見えますね。

獲物を捕らえる際に首筋に差し込み、しっかりと仕留める役割を果たします。野生時代には獲物の肉を引き裂く際にも使用していたようです。

・門歯(切歯)
上下の犬歯の間に6本ずつ生えていて、とても小さくかわいらしい歯です。

主に食事の際に肉を骨から削ぐ役割をしていたようですが、現代の猫ではグルーミング時にくしのように使用することが多いです。

・臼歯
奥にある歯で、前臼歯10本・後臼歯6本の全16本存在します。

互い違いに生えていて肉を引き裂く構造となっています。

◆成猫の歯が足りない場合

成猫の歯が30本に満たない場合もあるようです。
野良猫として生活していて、自分で食事を獲っていた子では、門歯が抜けていたり犬歯が欠けていることも珍しくないでしょう。

また、室内で暮らしている子でも加齢と共に抜けてしまうこともあるようです。

ただし、成猫の歯は歯周病などの口内トラブルが原因で抜けていることも多いです。歯が抜けていることに気付いたらかかりつけの動物病院に相談しましょう。


子猫の歯の生え変わりに気づかないことも…

猫の歯

子猫から飼い始めたという飼い主さんの中にも「え!?歯が生え変わっていたなんて知らなかった!いつの間に?」という方は意外と多いようです。

なぜなら、歯が生え変わっている事に気づくには「最初から猫の歯は生え変わる事を知っている」もしくは「たまたま抜けた乳歯が落ちているのに気付いた」という人でないとなかなか気づけないからです。

また、乳歯が抜けた所がしばらく穴の開いた状態になってしまう人間と違って、猫はまだ乳歯が生えているところに永久歯が生えてくるので、物を食べるのにも不自由はなく、見た目にも気づきにくいのです。

でも、よく観察していると、実は子猫の方からは歯の生え変わりのサインを送っているんですよ。


猫の生え変わりの時期によくある症状は?

母猫を噛む子猫

子猫の乳歯が成長と共に永久歯に生え変わる時期には、このような症状が見られることがあります。

◆所かまわず何かをよくかじる

人間の赤ちゃんも歯が生えてくると「歯固め」というおもちゃをよくかじったりしますが、じつは子猫にも同じ事が起こります。

「なぜだかわからないけど、最近急におもちゃに噛みつくようになった」そんな場合は、乳歯が取れかかっていたり、永久歯が生えてきて歯や歯茎がむずがゆいサインかもしれません。

そんな時に猫ちゃんの歯をよく観察してみると、新しい歯がどんどん生えてきているのを見ることができるかもしれませんよ!

◆子猫の口臭がキツくなった

「猫の乳歯の生え変わりに気づいた」という方の中には「なぜか急に猫の口臭がキツくなった」ために気づいた、という飼い主さんがいます。

実は歯の生え変わりの時期には、乳歯と永久歯が猫ちゃんの口の中でせめぎ合っているような状態で、歯と歯の間に食べカスが残りやすい時期。
さらに、乳歯が抜けた時に出血したり、歯茎や新しい永久歯がまだ不安定だったりと、口臭の原因になる要素が多くなってしまうため、生え変わりの時期に口臭が発生するケースが増えるのです。

健康な猫ちゃんの場合、出血しても5分程度で収まり、生え変わりが終わると口臭もなくなるのですが、いつまで経っても出血が止まらなかったり、口臭が気になるようでしたら、一度獣医さんに診てもらった方がいいでしょう。

◆残存乳歯に注意

稀に乳歯が抜けきらず、永久歯が生えてきた後も残り続ける「残存乳歯」が発生する場合があるようです。

歯周病などの原因となりやすいため、残存乳歯に気付いた場合は動物病院で相談してください。


猫の乳歯を発見する方法はある?

「抜けた乳歯なんてどこにも見当たらなかったから、生え変わりなんて気づかなかった」という方も多いかと思いますが、じつは抜けた乳歯は猫がそのまま飲み込んでしまう場合がほとんど。そのため、猫の抜けた乳歯を見つけるのはなかなか難しいのです。

飼い主さんの中には、見つけた乳歯を記念に取っておく人が多いようです。中には専用のケースに入れて大切に保管している人もいるそうですよ!

ちなみに飲み込んだ乳歯は、そのまま便として排出されるので、問題はありません。


猫の歯の生え変わりまとめ

皆さんは、猫ちゃんの歯の生え変わりに気づきましたか?

知らず知らずのうちにしっかりと大人になっていく子猫達。動物本来の力って本当に驚きですね。大切な猫ちゃんの歯、今生えている歯もしっかりケアしてずっと元気でおいしくご飯を食べてほしいですね!


focebookシャア
ツイート

– おすすめ記事 –

・猫の歯周病率80%!歯磨き嫌いな猫ちゃんのための歯磨きのやり方と代替法
・ネコちゃんの歯は全部で何本?
・猫の歯の生え変わり時期、行動は?歯の構造と抜ける時の病気について
・嫌がる猫もこれでOK!上手な歯磨きのやり方・しつけのコツを伝授!


 気をつけよう、歯の病気!ネコちゃんに多い歯の病気について



 猫が甘噛みする6つの意味!しつけで噛み癖を解消できる?


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
もんさんみしぇる

もんさんみしぇる

愛猫は長毛のツンデレ猫ミシェルさん。いつもは猫の保護活動をお手伝いしたり、猫のことを書いてみたり。でもほんとはタロット占いで人間や猫ちゃんの気持ちを伝えたりするお仕事をしています☆


記事に関するお問い合わせはこちら