地震や火山、台風や異常気象など、地球に暮らすうえでこういった自然災害は避けられません。自然災害が起きた際、私達人間の場合は何らかの交通手段を使ったり避難場所を利用するなどの術があり身を守ろうとすることができます。
しかしそれがペット達の場合はどうでしょうか?
災害の起きた場所が都会でも田舎でも、急にそういった状況下に置かれるとペット達は行き場に困ってしまいます。彼らは自分の身を守るツールなども持ち合わせていません。人間達も自分や家族の身を守ることで精一杯で、大きな混乱の中でペットの姿を見失ってしまうケースが多いようです。
Here’s How We Can All Help Those Affected By Hurricane Harvey, Irma & Any Other Natural Disasters.
Click>>->>https://t.co/ifI3rTitvK pic.twitter.com/IeTk1cWqe8— Faith Reel (@FaithReeI) 2017年9月12日
今年の8月末にアメリカのテキサス州を襲った大型ハリケーン「ハービー」も現地に凄まじい損害をもたらしました。
テキサス州東部のヒューストンという都市でも、このハリケーンによる某大な洪水被害が起こり多くの死者を出し3万人以上の人達が避難を強いられたのです。
この大混乱の中、大きな影響を受けたのはもちろん人間だけではありませんでした。たくさんのペット達も取り残され、行き場を失い、助けを求めていたのです。
自然災害で、窮地にたたされていたペット達。そんな彼らに救助の手を差し伸べたのは、テキサス州に住む地元の人達でした。
住民達は大型ハリケーンの被害の中、孤立している動物達を救うべく救助に向かったのです。洪水で足場も悪く風も強い中で彼らは協力し合いながら歩き回り、そしてついに6匹の猫ちゃんたちを救助することに成功。
この6匹の猫ちゃんの救出劇を映した1枚の写真は瞬く間に広まっていき、多くの人の心に感動を与えました。
助けられた猫たちはその後、無事動物保護施設へと搬送されていきました。
このハリケーンの影響で、SPCA(動物虐待防止協会)やAustin Pets Aliveなど現地の動物レスキュー団体は大忙し。ハリケーンの被害が出始めた当初から何百匹という動物達を救助し、保護施設や新しい里親の元へ搬送する作業を繰り返してきたのです。
「この被害の中、救助された動物の里親になろうと電話で2時間以上も待ち続けてくれた人々、車いっぱいにタオルやドッグフード等を詰め込んで駆けつけてくれた人々、オンラインで寄付金を送ってくれた人々、本当に心の底から感謝しています」
そう話すのは、Austin Pets Aliveのスタッフ。たくさんの人達の力により多くの動物達の命を救うことができたのです。
困っている動物達を助けたいと願う人達が居たからこそできた、これらの救出劇。これからも沢山の動物達を保護し、幸せにしてあげていってほしいですね。
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突然起きる災害。日頃準備をしておかないと、いざ災害が起きた時に何をしたらいいのか、どう対処していいのか分かりません。ご自宅で猫を飼われている方は、愛猫の避難や迷子になってしまった時の対処はどうしたらいいのでしょうか。防災の日も近づいているので、防災について考えてみましょう。今回は猫の防災対策や準備しておきたいグッズについてご紹介します。
<参考サイト>
boredpanda.com
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