猫のお見合いがあるの知ってる?成功させる方法と注意したいポイント

2018.04.17

猫のお見合いがあるの知ってる?成功させる方法と注意したいポイント

猫にも「お見合い」があるということをご存知でしょうか。かわいい愛猫の赤ちゃんをお迎えしたいとなった時、相手の猫ちゃんを探す方法は様々なものがあります。 今回は、猫のお見合いがどんなものなのか、お見合い相手を見つける方法、そして注意ポイントについて詳しくお話していきます。愛猫の赤ちゃんが見たい人は、是非参考にしてみてくださいね。

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猫にもお見合いがある!?

猫 お見合い

「ペットの愛猫に子どもが生まれたらきっと可愛いだろうな」そんな思いを抱いている飼い主さんも多いのではないでしょうか。もし、赤ちゃんが生まれたら飼い主さんにとっては孫のような存在と言えるかもしれませんね。そう考えるとますます愛猫の赤ちゃんが見たくなってくるでしょう。

でも、それには相手が必要…!室内だけで暮らしている猫ちゃんにとって出会いの場はまったくないので、代わりに飼い主さんがパートナーを探す必要があります。

そこで、知っておきたいのが猫版の「お見合い」。猫界にもお見合いがあって、素敵なパートナーに出会えるなんてびっくりですね。


性別の違う猫を同じ家で飼っていれば繁殖できる?

妊娠するには相手が必要なので、完全室内飼いの愛猫を1匹だけ飼っているなら、逆の性別の猫を新たに迎え入れ「オス1匹・メス1匹」というように、カップルにすることが頭に浮かぶかもしれません。

ただ、これについてはいろいろと注意点もあり、ベストな方法とは言えないでしょう。

◆猫の妊娠・出産が続いてしまう

家のなかに性別の違う猫がいれば、恋の季節にはお互いを求めあってしまいます。繁殖期の本能的な恋愛での交尾により、避妊手術や去勢手術をしない限り、何度も妊娠・出産を繰り返すでしょう。
さらには、生まれた子猫達が成熟し、その子達もお互いをパートナーにして妊娠・出産することになるかもしれません。

メス猫の体のサイズや年齢にもよりますが、一般的な猫は1回の妊娠で3~7匹前後の子猫を産むので、その生まれたメスの猫が出産すれば、初め2匹だった猫がいつのまにか10匹以上と大家族になる可能性もあるのです。

スペース上の余裕や金銭的な面でも、多頭飼いについては考えておく必要があります。

◆相性がいいとは限らない

性別が違うからといって、必ずしもお互いが「パートナー」と認めないこともあります。
猫の恋愛はメス猫が主導権を握るので、同じ家にオスがいても「彼はイヤ!」と拒否をすることもあるでしょう。逆に、オスの方が「彼女は恋愛というよりも仲間なんだよな」と繁殖には結びつかないケースも…。

また、違う猫種を飼っているときには、「同じ種類の子猫を繁殖させたい」という飼い主さんの希望もあるかと思うので、繁殖させたくないということもあるでしょう。

そのため、一度だけの出産を希望するなら「お見合い」がベストな方法と言えるかと思います。

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猫のパートナー探し「お見合い」にはどんな方法がある?

猫 お見合い

繁殖のためにベストな相手を飼い主さんが探してあげるのが猫の「お見合い」です。どんな方法でお見合い相手を探せるのでしょうか。

◆親戚や友人、知人の猫ちゃんで相手がいないか探す

愛猫と相性が良さそうな猫を飼っている人がいないか、親戚や友人、知人のなかなど身近なところで探す方法もあります。近頃は、ペットに猫を飼う人がかなり増えているので「簡単に見つかるのでは?」というイメージがあるかもしれません。

しかし、望まぬ妊娠を避けるため、あるいは生殖器系の病気のリスクを回避するため…といくつかの理由で、早くから避妊手術や去勢手術をしている飼い主さんもいるでしょう。手術はまだ行っていなくても「産ませるつもりはない」と考えているケースも多いかと思います。
また、猫種や年齢など「うちの子のパートナーにぴったり」と思って声をかけても、相手から断られれば無理に話を進めることもできません。

大前提は「愛猫の子孫がほしい」と考えている飼い主さんとの出会いが、猫達の「お見合い」に繋がるわけです。
飼い主さん同士で話してみて、お互いが妊娠・出産に前向きなようであれば、上手く話しがまとまるかもしれませんね。

◆インターネットを通じて同じ思いをしている飼い主さんを探す

身近に猫のお見合い相手が見つからなければ、範囲を広げてみると同じように繁殖を希望している飼い主さんに出会えるでしょう。

そこで利用できるのが、猫のお見合い相手を探すことができる専用のコミュニティサイトや掲示板です。パソコンやスマホがあれば、気軽に利用ができますよね。
サイトや掲示板なら、「愛猫の子猫を見たい」という同じ目的の飼い主さんとの出会いが期待できます。

掲示板はいろいろありますが、県別での検索もできたりするので、自分の居住するエリアに絞って情報を探すこともできます。「日本国内だと広範囲過ぎるかな…?」というのであれば、近距離という条件で検索するといいでしょう。

掲示板を利用するうえではさまざまなルールがあるかと思うので、マナーを守って気持ちよく利用できるようにしましょう。

◆ペットショップやブリーダーさんからお見合い相手を紹介してもらう

愛猫を購入したペットショップやブリーダーに相談してみるのもおすすめです。

ペットの専門家とも言えるペットショップやブリーダーさんにお見合いをセッティングしてもらえば、気になる点を細かく相談もできるメリットもあります。
それに、数多くの猫ちゃんカップルを結びつける実績もあるので安心感に繋がるかと思います。

ただ、交配のために依頼料がかかります。金額はショップやブリーダーごとに設定が違うので一概に言えませんが、安くはありません。
少ない場合ですと数万円程度で済みますが、高くなると10万円前後の依頼料がかかるでしょう。


お見合いってどのように行われるの?

パートナー候補が見つかったら、どのよう流れでお見合いが進むのかが気になりますよね。一般的には、オスの住む家でメスと対面させ交尾をさせていきます。

◆オスが住む家でお見合いが行われる

基本的には、オスが飼われている家がお見合い場所となります。
それは、オス猫が自分の縄張り(テリトリー)に対して敏感だからです。特に、去勢をしていないオスはその意識がかなり高めといっていいでしょう。

いっぽうのメスは、縄張りに関してはオスほど執着しないので、お見合い場所はオスの住む家がぴったりなんですね。

◆お見合い日数は数日程度

初顔合わせのオスとメス。お互いが意識し合ったとしてもスムーズに交尾ができないこともあります。
猫同士の相性や気分が関係してくるので、飼い主さんがむやみに介入することができません。交尾への流れに進むように見守っていく感じになるでしょう。

そのため、お見合い当日に会ってすぐに交尾ができることは少なく、通常は数日程度メス猫がオス猫の家のお泊りするスタイルとなります。
数日間お泊りするなかで、メス猫がオス猫を受け入れることができたら、ほぼ妊娠が成功したと言ってもいいでしょう。


お見合いをさせるとき考えておきたい注意ポイント

猫 お見合い

生きている動物同士のことなので成功しないこともあります。初めに注意点について認識しておくことも重要です。
特に、金銭面や出産後のことについては、しっかり事前にはっきりしておかなければなりません。

◆お金がかかることを知っておく

猫のお見合いにはお金がかかります。ペットショップやブリーダーに依頼すれば手数料がかかりますし、インターネットのサイトなどで一般の猫ちゃんとお見合いが成立した場合でも妊娠や出産までにさまざまなお金が必要になってくるでしょう。

お見合い前には、健康であるかの確認として、動物病院で健康診断や病気の感染を防ぐためのワクチン接種が必要になります。
シャンプーや爪切りなど体を清潔に保っておくための準備もしなければなりません。

無事にお見合いが成功すれば、メス猫は妊娠します。妊娠すれば、いつも以上に栄養満点のフードに切り替える必要があります。出産までは、キャットフードの代金も高めになるでしょう。
また、出産時にトラブルがあれば動物病院で手術や入院が必要なことも…。

金銭面で多めの予算が必要なことをきちんと把握しておきましょう。

◆お見合いが不成立のこともある

発情期のメス、そしてその様子を見て恋愛がしたくなるオス…と、お互いにパートナーを求めていると言っても、必ずお見合いが成立するかといえばそうとも言えません。
猫の恋愛においてはメスの好みが優先されます。相手を選ぶメスは、気に入らないとオスを受け入れないのです。

それに、オス側のテリトリーであるオスの家でお見合いが行われるので、見知らぬ猫がやってきたことでケンカになることもあるかもしれません。

「メスのフェロモンに興味を持ったオス猫」と「好みのタイプに出会えたメス猫」がお互いに歩み寄り意識し合っていればお見合い成功に近づきます。
せっかくお見合いさせても相性がよくなくて、不成功に終わるパターンもあることを理解しておきましょう。

◆信頼できる飼い主さんを見極める

インターネットでお見合い相手を探せるのはとても便利なことです。
ただ、注意したいのは飼い主さん同士の相性がよくないケースもあるかもしれないことです。

愛猫に子猫を生ませることに対して、同じような気持ちを持っていれば上手く進むかもしれませんが、世の中にはいろんな人がいます。
なかには「常識がないのかな」「マナーが悪いかも」と感じてしまう相手に遭遇してしまうこともあるでしょう。

メスの飼い主さんはお見合い期間にオス猫の家に預けることになります。信頼できない相手に大事な愛猫を預けるのは不安ですよね。

お見合い相手に選ぶ猫ちゃんと同時に、飼い主さんの人間性も見極める必要があるので注意しましょう。

◆お見合いする前にしっかりと打ち合わせする

お見合いが成功したらそれでお付き合いが終わりではありません。出産後にお互いが数匹ずつ子猫を引き取る取決めなら、お付き合いが長くなります。

相手が見つかったからとすぐにお見合いを実行するのではなく、事前に相手の飼い主さんと気になる点については細かく打ち合わせをし、納得したうえで進めていくことが大事です。
猫好き同士としてお互いに信頼しあえる相手かの見極めが、トラブルリスクを少なくするのです。

少しでも相手に不信感を持ったら、ご縁がなかったと諦めるのも愛猫のためなのかもしれません。パートナーを求めている飼い主さんはほかにもたくさんいるので、他のご縁を探しましょう。

◆トラブルにならないように書面にしておく

インターネットを利用した個人間同士のやり取りでは、お互いの同意があればお見合いが進んでいきます。
そのため、口頭で話しを進めると「言ったはずだ」「聞いていない」と後からトラブルになる可能性もあります。特に、金銭的なことでトラブルが発生することが多いようです。

愛猫の赤ちゃんが生まれるのは、お互いの飼い主さんにとっても嬉しいはずなのに、後からトラブルになるのは残念なことですよね…。

「お見合いが成立して出産したら何匹引き取るか」「お見合い期間の飼育費用」などについて、細かく話し合ったことを書面にするのがおすすめです。

◆お見合い相手の猫ちゃんへの配慮が必要

前述しましたが、お見合い前には猫の体調を整えておくことが重要です。健康診断やワクチン接種は病気をうつさないためのエチケット。

繁殖行動の際には、お互いの体が密着するので、鋭い爪で相手の猫ちゃんにケガをさせないように、爪きりをしておくこともマナーのひとつです。


まとめ

愛猫の赤ちゃんを見るのは本当に楽しみですよね。しかし、新しい命の誕生なので簡単な気持ちでお見合いを進めるわけにはいきません。

「生まれた子猫を自分で育てていく」あるいは「引き取り先を見つける」など子猫の幸せのため、飼い主さんが責任を持って今後のことを考えていかなければなりません。
また、お金も必要なので、金銭面でもクリアできるかじゅうぶんに考えるようにしましょう。

お見合いするときには、やり取りのなかでトラブルが発生することも少なくありません。注意点もしっかりと把握し、万全の体勢で猫ちゃんのお見合いを成功させてくださいね。



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中岡 早苗

中岡 早苗

可愛い猫ちゃん達に囲まれながら、猫の知識や暮らしを日々学んでいます。 学んだ情報はどんどんお伝えしていきます。楽しいネコライフをおくりましょう。

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