【猫の流し目】猫の目から分かる色々な気持ち!

2018.07.08

【猫の流し目】猫の目から分かる色々な気持ち!

様々な表情を見せてくれる猫。その中でも流し目をしている猫を見たことはありますか?顔の向きはそのまま、目だけがこちらをちらっと見ている仕草は、猫を飼っていれば一度は見かける表情だと思います。かわいいと感じる人も、ちょっと不愛想と感じる人もいますが、猫の豊かな表情の中でも何とも言えない愛くるしさがある顔です。 今回は、その猫の流し目にどんな意味があるのか、猫の目から伝わる様々な気持ちについてご紹介していきます。

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猫の流し目とは?

猫の流し目とは、顔がそっぽを向いていて目だけでこちらを見る行動です。猫と一緒に暮らしていれば珍しくない行動だと思います。
今回は、そんな猫の流し目の意味について整理してみます。

最初に皆さんの投稿を集めてみました。

いかがでしょうか。どれも文句なしの流し目ですね。

この猫たちの流し目にはどんな意味が隠れているのでしょうか。

◆猫の流し目はどんな時に見られる?

猫が流し目をしているときは、大体が落ち着いている時ではないでしょうか。瞳孔の状態を見てみると、閉じているときが多そうですね。

実は緊張しているときでも流し目をすることはあるのですが、そうではないときの流し目ほど飼い主さんに認識されやすいようです。
猫の目は大きく動くことができますし、表情によってコミュニケーションをとる動物なので、顔の動きと目の動きを別々にすることができます。


猫の流し目の意味は?

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それでは流し目にはどんな意味があるのでしょうか。人が流し目をするときの気持ちも思い出して考えてみてください。

◆猫が流し目をする意味①少しの興味

主にリラックスしているとき、視界の外から物音または飼い主さんからの呼び声が聞こえてきたとします。その音がとても大きかったり、聞きなれない音だったりした場合は、警戒のためすぐさま顔を向けて注視すると思います。
しかし、その音が良く聞いたことがある音だったり、さほど危険性を感じない音だったりした場合はどうでしょう。人間でも「チラ見」で終えることがあるのではないでしょうか。

このチラ見は、猫も同じです。さほど重要だと思われないが、確かに何かが周囲で起きているときは一応の状況把握として目で確認しておく。そんな気持ちと、猫の落ち着いた性質が相まって流し目となるわけです。

これは時に猫の不愛想さを表す行動に捕らえられます。せっかく飼い主さんが呼んでいるのに、ちらっと一瞥するだけで駆け寄ってくるわけでもない。犬ならば、呼べば来るのが普通ですので、これと比べて猫は不愛想だと言われるのです。
しかも、この場合の流し目はリラックスしているときなので、瞳孔が閉じていて、その顔が余計にふてくされている表情に見えます。でも猫はそういう動物であり、そこが魅力なのです。

◆猫が流し目をする意味②気まずい

もう一つの意味は「見ていることを気づかれないように」見る行動から成立する流し目です。人間でも視界の端で見たいときがありますね。

猫の場合、例えば粗相をしてしまった、花瓶の水をこぼした、棚の上の物を落としてしまった…そのような怒られる可能性のある出来事を起こした後、飼い主がそれに気づいた瞬間、猫は知らんぷりをしながらも飼い主の反応は気になるので流し目でこちらを見るのです。

◆猫が流し目をする意味③警戒

猫の流し目は、警戒の意味を持つこともあります。本当に警戒するべき対象であれば顔を向けて注視しますが、そうでもない場合は、平静を装いながら目だけでそれらを追うことが流し目になります。

飼い主さんの様子がいつもと違うとか、猫にとって見知らぬ人が訪ねてきたときなどにこの意味の流し目をしています。


猫も表情から気持ちを伝えようとしている?

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◆猫は表情が豊かな動物

猫は表情が豊かな動物だと思いますか?それとも表情に乏しい動物だと思いますか?

一般的には、猫は表情が乏しく、何を考えているかイマイチ分からない方だと言われています。ポーカーフェイスの動物だと言われることも多いです。犬を飼っている人は断然、犬の方が表情豊かだと仰います。

でも、実は猫も表情が豊かな動物なのです。社会的な動物であれば、表情の変化も周囲の動物に分かりやすい変化をしますが、猫の表情がそうではないのは、猫が本来は非社会的な動物だからです。

それでも人間と生活を共にして数千年経ちますので徐々に表情の変化も昔に比べて豊かになってきていると言われています。

◆表情は視覚的コミュニケーション

猫の表情を読み取るポイントはいくつかありますが、一番大きな要素が「目」です。

有名なことですが、猫の瞳孔は人間や犬に比べて、ダイナミックな動きをします。それは瞳孔の大きさを決定する「虹彩」という部分の開閉が、同心円状ではなく縦長になっているからです。
これによって瞳孔の変化は犬や人のように大小ではなく、真ん丸か細長いかといった形の変化として分かりやすくなっています。

瞳孔が開いていて真ん丸の目をしていたら、ドキドキしていたり緊張していたりする時です。逆に瞳孔が閉じていて細長い目をしていたら、リラックスしている時であることが多いです。

この瞳孔の状態に加えて、まぶたの閉じ具合、顔の毛(頭の方)の逆立ち具合、口元の動き、耳の向きや形、ひげの向きなどを加えて総合的に表情を読み取ることができます。表情は猫にとっても大切な視覚的コミュニケーションというわけです。

猫は非社会的動物なので視覚的コミュニケーションはたまに会う他個体との距離の決定に役立っています。

◆目は猫にとって大切なコミュニケーションツール

目は猫にとって大切です。もちろん、物を見るための器官なので、どの動物においても目は重要ですが、猫は特に目に頼った生活をしています。

犬は嗅覚が優れているので嗅覚を使ったコミュニケーションが中心です。狩りなどの動作でも嗅覚を頼りに行います。
一方で、猫は嗅覚より視覚に頼る動物です。もちろん嗅覚も優れてはいますが、犬ほどではありません。むしろ視覚によって獲物をキャッチします。
そのため、猫の眼球は結構ダイナミックな動きができるようになっています。

視力自体はあまりないのですが、動くものに対しては数10m先の物でも認識できると言われています。このような動きができる目だからこそ、日常的に流し目という行動もとることができるというわけです。


流し目する時に考えられる病気

流し目は猫の正常行動の一つであり、異常行動ではないので、病気が原因で流し目をすることはありません。ただし、流し目をしているように見えてしまう病気はあります。

◆斜視

左右の目の方向が揃っていないのが斜視です。片方の目が外側に向いていると、正面を見ていても片側の目がこちらを向いているので、流し目をしているように勘違いされてしまいます。

斜視には、先天的なものと後天的なものがあります。

◆神経疾患

眼球の動きは脳によってコントロールされています。脳や神経にダメージがあることによって、眼球運動が正常にできず流し目をしているように見えてしまう可能性もあります。

これらは常に流し目をしているように見えてしまう、つまり明らかに眼球の向きがおかしいものなので飼い主さんはすぐに気づくことができます。

普段は何ともないのに、時に流し目をしたという場合に病気である可能性はまずありませんので、安心してください。

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まとめ

猫が流し目をするおおまかな意味は「ちゃんと見るまでもないから流し目で済ます」場合と、「見ていることが分からないように流し目で見る」の2つです。そこに細かい意味付けをしていくと、シチュエーションによって状況把握であったり、飼い主の気を引くためであったり、考え事であったりと、色々な意味が派生してきます。

どちらにせよ猫の流し目の意味は「情報収集」であることは変わりません。知りたい、気になっているという意味です。しかしこの欲求が顔を向けて注視するまでの動機付けレベルではないから流し目になるのです。

ちょっと不思議で愛らしい流し目にもちゃんと意味があるので猫のこと色々と知っていると猫ちゃんライフが楽しくなると思います。



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