アメリカンショートヘアはオスとメスで性格が違う?それぞれの特徴にあった飼い方

2020.02.24

アメリカンショートヘアはオスとメスで性格が違う?それぞれの特徴にあった飼い方

アメリカンショートヘアは、人懐こくて飼いやすく大人気。オスorメス、どちらを迎えるか悩む方も多いのでは…?性別によって、特徴や性格がやや違う傾向にあります。迎える前の参考としてチェックしておきましょう!

【目次】

アメリカンショートヘアと言えば…!?一般的な性格を知ろう

アメリカンショートヘア

まずは、性別関係なく、「アメリカンショートヘア」という猫種全体で見たときの一般的な性格についてお話していきます。

冒頭でも触れましたが、アメリカンショートヘアは「人懐こさ」が魅力です。自分以外の「他者」に対しての恐怖心があまりないため、飼い主さん、初対面の人間、人間の子ども、一緒に暮らす他のペット…と、交流がスムーズでしょう。

好奇心の強さから、自分から歩み寄る姿勢を見せることもあります。昔「ネズミを捕獲していた」というワイルドな時代もありましたが、今では優しい表情を飼い主さんにアピールしてくるかと思います。穏やかな雰囲気も人気の理由のひとつでしょう。

また、基本的に賢い猫種で「しつけに苦労しない」と言われているほどです。初めて猫を飼う人にとって、アメリカンショートヘアが飼い猫候補にあがることも多いようです。


アメリカンショートヘアのオスについて

アメリカンショートヘア

次に、アメリカンショートヘアの「オス」に焦点をあてて、詳しく見ていきましょう。

◆オスの大きさは?

約4~7キロほどが、アメリカンショートヘアのオスの平均的な体重というデータがあります。一般的な猫は、4キロ前後が平均体重と考えられているため、比較すると、やや大きい体型ということが分かります。

とは言え、4キロほどにしか成長しなければ小ぶりな印象かもしれませんね。

◆どんな性格?

アメリカンショートヘアのオスは、元気いっぱいで、飼い主さんとの遊びも喜んでくれると思います。賑やかな毎日を過ごせるでしょう。

人間とコミュニケーションを深めることが大好きなので、甘えん坊に見えます。ただ、アメリカンショートヘアという猫種そのものが、抱っこが苦手という特徴があるので、「抱っこしてよ」とせがんでくることはあまりないかもしれません。

ピタッと寄り添うくらいの触れ合いかもしれませんが、甘えられると愛おしく感じることでしょう。元気に走り回っていたかと思うと、足元にピッタリくっついてスヤスヤ…なんて様子を見ると、ほっこり笑顔になりそうですね。

◆飼い方のポイント

オスは甘えん坊なところがあるので、できるだけ構ってあげることが大事です。一人ぼっちでいるのは苦手なので、そばにいてあげると喜びます。

アメリカンショートヘアは頭がよく順応性が高いので、留守番はしっかりこなしてくれます。ただ、外出から帰ってきたら一緒に遊んで、愛猫の「遊びたい」という気持ちを満たしてあげたいところです。

甘えん坊で「かまってちゃん」的なところがあるアメリカンショートヘアのオスですが、極端にベッタリした関係は苦手です。愛猫が望んでいないのに、抱っこをしようとすると逃げられるかもしれません。

様子を見ながら、適度な距離感で接してあげましょう。


アメリカンショートヘアのメスについて

アメリカンショートヘア

次は、メスについてです。

◆メスの大きさは?

アメリカンショートヘアのメスの平均体重は、オスよりもやや小さめで、3~6キロ程度です。3キロだと、一般的な猫と比べても小さく感じるかもしれませんね。

ただ、6キロ程度であれば、オスと同じくらいの体格に見えそうです。

体重は個体差があるので、参考値として捉えておきましょう。

◆どんな性格?

オスと比べると、アメリカンショートヘアのメスは、控えめで物静かという表現が合っているかもしれません。警戒心が少しあるため、知らない人に対しては距離を縮めようとしないかと思います。

また、飼い主さんに対しても、どこか一線的なラインを引いているのか、「あまり近寄らないで欲しい」というオーラを見せるでしょう。

とは言っても、飼い主さんに甘えたいときには、自分から近くによってくることも…。

「自分が甘えたいときには距離を縮めたい、でも放置して欲しいときもある」と気まぐれなのがメスの性格です。

◆飼い方のポイント

アメリカンショートヘアのメスを飼うなら、「気まぐれ」という性格を理解した方がいいでしょう。飼い主さんの気分次第で、距離を詰めようとすると、それが愛猫のストレスになってしまいます。

寝ているところを起こして「遊ぼうよ」と誘ったり、強引に引き寄せて抱っこしたりなどは、猫ちゃんの気持ちを逆撫でするどころか、怒りモードへ突入させる要因にもなります。

アメリカンショートヘアのメスとの生活は、「猫の好む距離感を保ってあげよう」と考えた方がいいでしょう。


オスとメスで違う点は?どうして性格が異なるの?

ここまでオスとメスとの性格についてお伝えしました。それらを比較しながら、「違い」について考えてみましょう。

性格の違いは、本能的な部分が関係しているようです。

◆違い①:体格・見た目

オスは、メスと比べると少し大きい体格が特徴です。アメリカンショートヘアそのものが筋肉質な体型ですが、メスの方がやや小柄な雰囲気を感じるかもしれませんね。

◆違い②:飼い主さんとの距離感

オスの方が、飼い主さんに近い存在でいようと甘えます。自分の存在感を認めてほしく、ついつい飼い主さんのもとへやってくるのかもしれません。

狩猟本能が強く運動好きなので、猫用おもちゃに対しても一心不乱に遊んでくれることでしょう。

メスは、それほど飼い主さんにベッタリしません。しかし、だからと言って、まったくの他人のように接することでもないでしょう。一緒の空間で過ごすなかで、飼い主さんのことは家族と認めているものです。

飼い主さん的には「少し距離が遠いな~」と感じていても、メスにとっては居心地のよい距離感。オスと比べると「あまり近づいてくれない」と思うのかもしれませんが、メスにとってはそれが心地よい関係なので安心しましょう。

◆違い③:お世話の内容

性別が変わると、生理的な行動も特有なものが見られます。

オスの方は、マーキング行動として、家のなかのあちこちに尿のニオイをつけることがあります。

「トイレの場所を覚えられない」というわけではないですが、衝動的に「自分のニオイをここにつけたい」という縄張り意識が出てくることがあるでしょう。尿なので、その後のお掃除が大変ですよね。

一方のメスの場合には、発情期のお世話が必要です。本能的に子孫を残したいので、「オスと出会いたい」とアピール強めの鳴き声を発します。ふだんの優しい鳴き声とは違い、大きく高らかな音なので、気になる飼い主さんも多いかもしれません。共同住宅だと、近隣に聞こえないか心配になることもあるでしょう。

ふだんはおとなしいメスも、恋の季節となる発情期には、やや興奮気味にアクティブ女子に変化するかもしれません。

メスを飼うなら、発情期を理解してあげることが大事です。

◆違い④:食事量や運動量

オスの方がガッチリ体型になりやすく、その体を維持しようとするため、食事量が多めに必要です。体重には個体差がありますが、体の大小によって食事量に差が出てくるのは当然かもしれませんね。

また、オスの方が活動的なので、運動量が多いのが特徴。筋肉が発達しているオスは、動き方も勢いが感じられるでしょう。昼だけでなく、夜間でも飼い主さんを遊びに誘ってくることもあるかもしれません。

◆性格が違うのは脳の構造が違うから

オスは、ほかのライバル達と競ってメスを射止める本能があります。「ライバルと戦うぞ」という気持ちからか、活発に動きます。

たくさんのライバル達のなか、「自分を選んで欲しい」というメスへのパフォーマンスをするための本能があるからか、アクティブな性格が一般的なようです。自分の縄張りを広げようと、行動が広範囲になり運動量も増えるでしょう。

一方のメスと言えば、出産によって母となります。子ども達に生き方を教えるべき存在のため、「見守ること」に徹しているのでしょう。子どもを守る本質が根付いているので、警戒心はオスよりはあるようです。

人間でも母になると強くなると言われていますが、肉体的な強さよりも精神的な強さの表われか、冷静沈着な性格になるのがメスの特徴かもしれません。人間にペットとして飼われ、母としての役割が関係ない暮らしでも、「母性」の名残が残っているメスは穏やかな暮らしを好むでしょう。

このように、オスとメスでは本能的な部分で性格が若干異なる傾向にあると言われています。


オスとメス…どちらを飼おうか迷ったときの判断ポイント

ポイント

アメリカンショートヘアという猫を迎えたくても、オスとメスのどちらを飼うべきか…は、なかなか決められないかもしれません。

ここまで紹介した「オス・メス」の性格の違いから、判断ポイントを考えてみましょう。

◆オスが向いている人は…?

運動量が少し多めなオスと暮らすと、日常的に豪快で軽やかな走りやジャンプを見ることができます。家のなかで元気に走り回るアメリカンショートヘアは、可愛らしくて見ているだけで笑みがこぼれます。見ていて飽きないですよね。

猫の賑やかな様子を見たい人には、ヤンチャなオスとの暮らしが楽しいでしょう。

そして、「一緒に遊びたい!」という希望があるなら、やっぱりオスが向いているかと思います。「オモチャで楽しみたい」「撫でたり触れたりしたい」「ときには足元で甘えられたい」という人にとっては、活発で甘えん坊のオスはベストパートナーになることでしょう。

◆メスが向いている人は…?

少しでも体の小さい猫がお好みなら、メスの方が向いているかもしれません。7キロほどにも成長するかもしれないオスより、3~4キロの体重で留まる可能性のあるメスの方が暮らしやすいことでしょう。

また、「忙しいからあまり構ってあげられない」「オモチャで遊ぶよりも一緒の空間で顔を見ているだけで幸せ」というスタンスで猫を飼う人には、少しおとなしいメスの方が合っているような気もします。良く言えば「手がかからない」という飼い方ができるのがメスです。

「ツンデレの猫が好き」という人は、自立性の高めなメスの方が、ちょうど良い距離感を保ちやすくて魅力的に感じることでしょう。

◆オス・メスによる性格傾向は参考程度にしよう

アメリカンショートヘアは、性別が違うと言って、極端に性格が異なるわけではありません。

ヤンチャな猫がいい!と考えてオスを飼ったら、おとなしかったというケースもあるでしょう。逆に、物静かな猫が欲しいとメスを迎えたら、アクティブ過ぎる猫に育つケースもあるかもしれません。

去勢手術や避妊手術をすれば、ホルモンバランスが変わって、性格が変わってくることもあります。また、ヤンチャでダイナミックな動きをしていたオスも、年齢とともに落ち着きを見せることもあります。

「オスだから○○」「メスだから○○」と決めつけずに、参考までに性別ごとの性格の理解を深めておくといいでしょう。

最後は、直感で「この子と波長が合いそう」という部分で決めてみるのもいいかもしれませんね。


まとめ

アメリカンショートヘアは、人懐こくて遊びが大好きな猫ちゃんです。人間社会への順応性がバッチリなので、人気が高いのも頷けますね。

今回は、性別ごとの違いについて、詳しく掘り下げてお伝えしてみました。オスの方がやや甘えん坊、メスの方がおとなしいと言われています。楽しくアクティブな毎日を過ごすならオス、「見ているだけで和む」と一緒の空間で落ち着いた暮らしをしたいならメス…という感じでしょうか。

ただ、性格は個体差があって、オスのなかでもメスっぽいコ、その逆もあります。傾向のひとつとして、参考までに性別の違いを覚えておくと、迎えるときの判断ポイントになるかもしれませんね。

縁があって家族に迎えた猫とは、性別関係なく末長く幸せに過ごしてくださいね。



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中岡 早苗

中岡 早苗

可愛い猫ちゃん達に囲まれながら、猫の知識や暮らしを日々学んでいます。 学んだ情報はどんどんお伝えしていきます。楽しいネコライフをおくりましょう。

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