猫の食器台を手作りするにはどんなことに気を付けるべきなの?

2020.06.28

猫の食器台を手作りするにはどんなことに気を付けるべきなの?

猫たちが毎日楽しみにしている食事の時間に使う、食器や食器台。毎日愛猫が使うからこそ拘ったものを使用したいものですよね。 通販や量販店でも様々な商品が販売されていますが、なかなか理想的な商品を見つけるのは意外と難しいものです。 そんなときにおすすめしたいのが、手作りで食器台を作ってみるという方法です。 既製品を購入するよりも思い入れが強くなりますので、手作りをしてみたいと思っている飼い主さんは、この機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

猫の食器台の役割

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猫が食事をする際には、フードや飲み水を入れる食器やボウルが用意されていれば、問題無いようにも思えますが、最近はそれらを置く食器台の需要も高まってきているように思えます。

そもそも猫が食事をする際には、フードを入れる食器と、飲み水を入れるボウルがあれば事足りるようにも思いますが、なぜ食器台の需要が高くなっているのか不思議に思いますよね。

猫にとって食事をする際の食器台には、どんな役割があるというのでしょうか?

◆猫の食器台の役割①吐き戻しの軽減

通常猫が食事をするとき、食器台を使用していない場合は、床からの高さが1~3cm程度となりますが、このぐらいの高さは猫にとって理想的とは言えません。

なぜなら猫の食道は真っ直ぐなので、フードを口から胃まで運ぶ際に首が下を向きすぎてしまうと、フードがうまく胃まで運ばれずに逆流し、そのまま吐いてしまうことがあるようです。

柔軟な体つきの猫ではありますが、その特徴があるからこそ、フードを食べる際の高さは、普段から飼い主さんが意識してあげなくてはいけないのです。

猫がフードや飲み水を飲むときには、床から5~8cm程度の高さが、猫に負担をかけない目安であると言われています。

しかしこの高さの基準も、猫が座って食べるか、立って食べるかでもだいぶ変わってくるようです。

理想は食事をする際に猫の胃の位置より、頭が下がらないようにすることですので、愛猫の食事スタイルをしっかりと見極める必要も出てきます。

吐き戻しを軽減させてあげるためにも、食器をそのまま床に置いて食事を与えているのなら、その時点で高さの見直しをしてあげるようにしましょう。

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みなさんは猫の食器をどうやって選んでいますか?猫の食べ方を観察してみると、前かがみになって食べづらそうにしていたり、食べた後すぐに吐き戻してしまう子も多いですよね。それは、食器の高さに原因があります。 ここでは、なぜ食器の高さが猫の食事にとって重要なのかを分かりやすく解説していきます。また、具体的にどれくらいの高さに調整すればいいのか、それから高さを改善するためのアイテムについてもご紹介していきます。

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◆猫の食器台の役割②関節への負担を軽減

猫が食事をとるときの前屈みの姿勢は、どうしても関節に負担がかかってしまいます。

どんなに低い体勢で食事をとっていたとしても、首を下に曲げてフードを食べるスタイルは、首や背中の関節にかなりの負担がかかっていることが分かりますよね。

子猫やまだ年齢の若い猫ならそれほど体に負担はかかりませんが、シニア期に突入している老猫であれば、手足を曲げるだけでも相当な負担となってしまうことでしょう。

その上筋力も低下していますので、すべての動作に負担を感じてしまうようになれば、食事をとることすら億劫に感じてしまうこととなります。

そうなってしまうとフードを食べなくなり、毎日に必要なエネルギーを摂取することもできなくなってしまうので、どんどん体力も衰えていってしまいますよね。

このようなことからも、猫に負担がかからないように、食器台を利用してフードが食べやすいような環境を、飼い主さんが整えてあげる必要があると言えるでしょう。


猫の食器台の手作り事例4選

猫用の食器台には、さまざまな形状の既製品が販売されていますが、毎日使用するからこそ、愛猫が使いやすく、飼い主さんにも愛着が湧くような商品を選ぶべきですよね。

ですが自分で手作りがしたくても、なかなかイメージが湧かないようなら、ほかの飼い主さんの手作り食器台を参考にしてみると良いかもしれません。

猫用の食器台を作るには、どんな材料を揃えて作ると良いのでしょうか?

◆王道の食器台といえば木製!

猫用の食器台を手作りする際に、材料に木の板などを使えば、既製品のような出来栄えになります。

ホームセンターなどで木材は購入できますので、こちらの猫ちゃんが使用している食器台のように、いくつかの板を組み立てて釘で固定すれば、木の温もりを感じる食器台のできあがりです。

支える部分の板の高さと、食器やボウルを置く台になる部分の板の厚さを足して、理想的な高さになるようにするだけで簡単に作れるのが嬉しいですよね。

角を軽くヤスリ掛けすることによって、猫ちゃんもケガをすることなく、安全に使用できるでしょう。

◆余っている箱や缶なども食器台に!

ご家庭で使用していない箱や、お菓子が入っていた缶なども、設置するだけで食器台の役割を果たしてくれます。

家にあるものだけで作れると、思い立ったときに行動に移せるので嬉しいですよね。

可愛らしい包装紙などでラッピングすれば、見た目にも華やかな食器台を作ることができます。

さらに防水加工がされている紙や布だと、ラクに掃除ができますので、掃除の手間を省きたい飼い主さんにおすすめです。

不要になればすぐに解体して破棄することもできるので、初心者の方には作りやすい方法と言えるでしょう。

◆掃除が楽な防水加工素材も食器台にピッタリ!

防水加工がされた素材を使用すると、簡単に掃除ができますので、猫用の食器台に向いている素材と言えるでしょう。

100均などでも購入することのできるジョイントマットなども、防水加工の商品が販売されていますよね。

柔らかい素材なので、加工するのも力が要りませんので、手作りの際にも扱いやすいです。

こちらのご家庭では複数匹の猫ちゃんが居るようなので、長めの作りになっていますが、一匹であれば食器とボウルがセットで乗る幅になればOKです。

◆100均のアイテムも工夫次第で食器台に変貌!

なるべく安価な材料で手作りをしたいとき、100均はものすごく役に立ってくれますよね!

こちらの飼い主さんはそんな100均で、お花などを植える鉢植えポットを利用して、猫用の食器台を手作りしています。

鉢植えポットの中にゼオライトを入れ重みを出し、猫ちゃんが食事をした際に食器が動かないようになっているようです。

ゼオライトには脱臭効果や吸収効果も見込めるので、香りの強い猫用のフードや、飲水を設置するのにピッタリとも言えますよね。

そしてカラーゼオライトを使用しているので、見た目も華やかで可愛らしい仕上がりとなっています。


猫の食器台の手作り方法

色々な飼い主さんのアイデアを拝見してみると、実際に手作りの食器台を作ってみたくなってしまいますよね!

木材を使って本格的な猫用の食器台を作るのも良いですが、今回は誰でも簡単に手作りできる方法をご紹介したいと思います。

そして材料もすべて100均で揃えることができますので、100円ショップに行く機会があるときに材料を揃えてしまうのもおすすめです。

猫用の手作り食器台に必要な材料は、以下の通りです。

・整理棚(ラック)
・トレイ
・滑り止めシート

整理棚とは、主に食器棚やシンク下収納などに設置して、上部と下部に様々な物を置くことができる棚となっています。

100均のキッチンアイテムコーナーにあると思いますので、まずはそのコーナーでこの整理棚を見つけてみてください。

整理棚は足を開くと自立するので、これを食器台の土台にすることが可能となっています。

足の高さは商品によって異なりますので、愛猫が使いやすそうな高さの商品を選ぶようにしてください。

この整理棚の上に、トレイを置きます。

トレイもキッチンコーナーにあるはずですので、探してみてください。

これでほぼほぼ食器台が完成の状態となりますが、ひと手間加えることによって、猫が食事する際に食器が動かないように、固定させることが可能となります。

食器を固定させるためには、生活雑貨コーナーなどで売られている、滑り止めシートを購入しておきましょう。

そのシートを理想の大きさにカットし、トレイの上に乗せるだけで食器を置いた際に食器が動くことなく、猫が食事をすることが可能となります。

滑り止めシートが販売されていないときは、キッチンコーナーで売られているシリコンシートなどでも代用できますし、アイデア次第で食器台の可能性は広がります。

このように300円(税抜)の低価格で食器台が簡単に作れますので、初めての方でも安心してチャレンジしてみてくださいね。


まとめ

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猫にとって毎日の食事は、なによりも楽しみにしている時間であるはずです。

ですが食べるときの体勢がキツかったり、食器が動いてしまったりすると、その嬉しい食事タイムにさえ、徐々にストレスを感じてしまうようになってしまうことでしょう。

食べるということは、幸せを感じる時間にもなりますので、ストレスを溜めるようなことがあってはいけませんよね。

食事タイムにストレスを溜めないためにも、飼い主さんは快適に食事がとれる環境を整えてあげるべきなのです。

そのためには猫が無理をした体勢にならず、しっかりと固定された食事スペースが必要となってきます。

これらの悩みを解消してくれるのが、猫用の食器台となりますので、現時点でまだ使用していないのであれば、是非この機会に試していただきたいと思います。

既製品はお値段も張りますので、まずは手作りに挑戦して、使い心地を試されてみてはいかがでしょうか。



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たぬ吉

たぬ吉

小学3年生のときから、常に猫と共に暮らす生活をしてきました。現在はメスのキジトラと暮らしています。3度の飯と同じぐらい、猫が大好きです。

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