猫が飼い主と一緒に寝ないのは何故?猫同士が一緒に寝ない理由も

2020.11.17

猫が飼い主と一緒に寝ないのは何故?猫同士が一緒に寝ない理由も

愛猫と一緒に寝るのは、たとえ暑い夏でも幸せなひと時です。冬ともなれば、猫と温もりを分かち合うようで、本当に幸せを感じます。一方で、一緒に寝ない愛猫に寂しさを感じている飼い主さんも、少なくないでしょう。猫は気まぐれで、なかなか飼い主さんの思い通りにはなりません。それでも愛猫と一緒に寝たい時には、どうすればよいでしょうか?猫が飼い主さんと一緒に寝ない理由から、探ってみましょう。

【目次】
1.猫が飼い主さんと一緒に寝ない原因は?
 1-1.警戒心が強い
 1-2.信頼関係が築けていない
 1-3.自立心が強い
 1-4.他にお気に入りの場所がある
 1-5.遊び足りない
 1-6.飼い主さんや寝具の匂いが気になる

2.猫同士が一緒に寝ない原因は?
 2-1.猫同士の仲が良くない
 2-2.季節的なもの

3.猫と一緒に寝るためには
 3-1.柔軟剤などを変えてみる
 3-2.ベッドの横に猫ベッドを置く
 3-3.寝る前にベッドで遊ぶ
 3-4.布団の端をトンネルに
 3-5.寝室の環境を変える

4.猫同士の仲をよくするためには
 4-1.新しい猫を迎えたら
 4-2.先住猫を優先する
 4-3.時間をかける
 4-4.仲良くしていたら褒める
 4-5.すでに仲がよくない猫同士なら
 4-6.無理強いはしない

5.突然一緒に寝なくなったら

6.まとめ

猫が飼い主さんと一緒に寝ない原因は?

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◆警戒心が強い

猫は、もともと単独で生活していました。
また、肉食動物とはいえ、その小さな体ゆえに、他の肉食動物に襲われる危険性もありました。
そのため、猫は非常に警戒心が強い動物です。
どんな動物でも、寝ている間は非常に無防備な状態になります。
猫も、寝ている時には無防備になるので、安心して眠れる場所を選びます。
もともと警戒心の強い子の場合、たとえ飼い主さんでも、一緒に寝るということは安心して眠ることができない状態なのでしょう。

◆信頼関係が築けていない

猫が本来持っている警戒心とは別に、飼い主さんとの間に信頼関係が築けていない場合もあります。
飼い始めて時間が経っていない時期や、普段あまり構ってもらえず、飼い主さんと十分にコミュニケーションが取れていない場合には、猫も飼い主さんを信頼できないでしょう。
猫に限らず、信頼していない相手とは一緒に寝ないものです。

◆自立心が強い

性格として自立心が強い子も、飼い主さんと一緒に寝ないでしょう。
飼い主さんと一緒に寝る猫は、甘えん坊な性格をしています。

◆他にお気に入りの場所がある

猫は、快適な場所を見つける天才です。
寒い時には日向や暖房器具の前で、暑い時には日陰やフローリングと、快適なところを選んで寝る場所を移動しています。
また、お気に入りのベッドなどがあれば、ずっとそこで寝ていることも。
愛猫が飼い主さんと一緒に寝ない時には、他のお気に入りの場所で寝ていることでしょう。

◆遊び足りない

飼い主さんと一緒に寝ないというより、昼間遊び足りないために疲れておらず、そもそも寝たくないのかもしれません。
飼い主さんが寝ようとする頃に「運動会」が始まってしまうようなら、昼間の遊びが足りていないのでしょう。

◆飼い主さんや寝具の匂いが気になる

犬ほどではありませんが、猫も人間の1万倍~10万倍の感度という優れた嗅覚を持っています。
そのため、飼い主さんには程よい香りも、愛猫にとっては強すぎるのです。
また、柑橘類の匂いなど、猫がそもそも苦手とする匂いもあります。
香水はもちろん寝具などに使う柔軟剤などの香りが強いと、一緒に寝ない原因となります。


猫同士が一緒に寝ない原因は?

いわゆる「猫団子」になって猫同士が一緒に寝ている姿は、可愛らしく癒されるものです。
しかし、多頭飼いをしていても、猫同士が一緒に寝ないことも少なくありません。
では、猫同士が一緒に寝ない原因とは、何でしょうか?

◆猫同士の仲が良くない

上述のとおり、猫は本来、単独で行動する動物です。
子猫の頃は安心感や温もりを得るために、母親やきょうだいと一緒に寝ていますが、大人になれば他の猫と一緒に寝ることはありません。
飼い猫となって他の猫と一緒に暮らしていても、基本的には一匹で寝ていることが多いでしょう。
猫同士が一緒に寝るのは、かなり仲が良い場合だと言えます。

◆季節的なもの

寒い冬には猫同士で一緒に寝ている子たちも、暑い夏には一緒に寝ないことが多いです。
寒がりの猫は、一緒に寝ることで互いに暖を取り合っていますが、夏にはその必要がなく、むしろ一緒に寝ると暑いため一緒に寝ないのでしょう。
SNSなどでは、猫同士が一緒に寝るようになったのを見て、「冬が来た」と感じる飼い主さんも多いです。


猫と一緒に寝るためには

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ここでは、猫が飼い主さんと一緒に寝ない理由を踏まえて、一緒に寝るための方法をご紹介します。

◆柔軟剤などを変えてみる

香水は、愛猫と寝るためにはつけない方がよいでしょう。
寝具やパジャマなどに使う洗剤や柔軟剤、シャンプーやリンスを、香りのきつくないものに変えてみましょう。
特に、柑橘系の香りのものは避けます。
また、寝る前にアロマを焚きたい飼い主さんもいますが、アロマに使われる精油には猫にとって有害なものがあるので、やめておきましょう。

◆ベッドの横に猫ベッドを置く

愛猫にお気に入りの寝床がある場合には、その寝床を飼い主さんのベッドやお布団の近くに置いてみましょう。
少しずつ、飼い主さんの近くで寝ることに慣れていく可能性があります。

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◆寝る前にベッドで遊ぶ

飼い主さんが寝る前に、愛猫を遊びに誘いましょう。
ポイントは、ベッドやお布団の上で遊ばせることです。
適度に疲れると、そのまま飼い主さんのお布団で寝てしまうこともあります。
これを繰り返していくうちに、愛猫にとって、飼い主さんのベッドが自分の寝場所と思えるようになるでしょう。
また、一緒に遊ぶことで十分にコミュニケーションが取れれば、自然と信頼関係を築くこともできます。

◆布団の端をトンネルに

掛け布団の端を持ち上げて、トンネル状にしてみましょう。
トンネル遊びが好きな子や、かくれんぼが好きな子には、格好の隠れ場所になります。
そっと傍にいて、一緒にいることに慣れさせれば、一緒に寝てくれるようになるかもしれません。

◆寝室の環境を変える

ベッドを使っているならお布団に、お布団を使っているならベッドに、寝具を変えてみるのも一つの方法です。
寝室の模様替えなどをして、猫が好む環境を探ってみるのもいいでしょう。


猫同士の仲をよくするためには

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◆新しい猫を迎えたら

新しく猫を迎える時には、すぐに直接会わせたり、同じ部屋で過ごさせたりしてはいけません。
新入りの子を別の部屋に隔離して、お互いの匂いのついたタオルなどを交換し、互いの匂いに慣れさせましょう。
互いの存在を認識するようになったら、新入りの子をケージに入れた状態で、先住の子と顔合わせをさせます。
お互いが慣れてきたら、短時間ケージから出して様子を見ましょう。
もしケンカになりそうなら、新入りの子を捕まえてケージに入れます。
先住の子は、決して叱らないでください。

◆先住猫を優先する

必ず、先住猫を優先してあげましょう。
先住猫にとっては、新入りの子は、自分の縄張りに突然現れた侵入者です。
すぐに受け入れることは、難しいと考えましょう。
食事でも遊びでも、必ず、先住の子を優先し、新入りの子に対する優位を保ってあげます。
完全に仲良しになるまでは、新入りの子を寝室に入れないようにすれば、先住の子も「夜は飼い主さんを独占できる」という安心感を持つことができるでしょう。

◆時間をかける

ケージから新入りの子を出せるようになるまでには、早くて一週間、長ければ数ヶ月かかります。
一週間以内でケージなしで過ごせるようになるなら、とても相性のいい子たちと言えるでしょう。
また、子猫同士は比較的早く仲良くなる傾向がありますが、大人同士の場合、より時間がかかると考えてください。

◆仲良くしていたら褒める

仲良くすることが猫にとって「いいこと」になるように、仲良くしていたらたくさん褒めてあげましょう。
おやつをあげたり、遊んであげたりするとよいでしょう。

◆すでに仲がよくない猫同士なら

仲のよくない猫を別々の部屋に入れ、間のドアは閉じておきます。
毎日、部屋を入れ替えましょう。
互いの存在が分かるドアの側で、ゴハンや遊びなどの楽しいことをさせます。
2週間ほど経ったら、ドアを細く開けた状態で楽しいことをさせましょう。
慣れてきたら、間に網戸を置き、直接触れ合えないようにして、楽しいことをさせます。
次に、つなぐかケージに入れた状態で、同じ部屋に入れて対面させましょう。
大人しい性格の子からケージの外に出し、様子を見ながら次第に一緒にいる時間を長くしていきます。
一緒にいる時には、しっかり褒めましょう。
必要に応じて鎮静剤を与えるのも手段の一つですが、その場合には、必ず獣医師さんに相談してください。

◆無理強いはしない

どんなに猫同士に仲良く一緒に寝てほしくても、決して無理強いはしないでください。
猫は本来、単独で行動する動物ですから、一緒に寝ないのがむしろ自然なのです。
血が出るようなケンカをするほどの仲の悪さではなく、互いに適度な距離を保って暮らしているなら十分だと考えましょう。


突然一緒に寝なくなったら

今まで一緒に寝ていた子が突然一緒に寝なくなったら、体調が悪くなっていないか、よく観察してみてください。
猫は、具合が悪くなっても、それが病気のせいだとは分かりません。
具合が悪いことで不安になり、飼い主さんに甘える余裕がなくなっているのかもしれません。
一緒に寝なくなったり、暗く狭いところにじっとしたりしているようなら、動物病院を受診することをおすすめします。


まとめ

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一緒に寝たいのに、なかなか一緒に寝てくれない愛猫に寂しく感じているなら、まずは、猫と信頼関係を築きましょう。
ベッドで一緒に遊んでコミュニケーションを取ると、信頼関係を築けるうえ、疲れた愛猫がそのままベッドで寝てしまうこともあります。
その上で、香りの強くない柔軟剤やシャンプーなどに変えたり、ベッドを布団にするなど寝具や寝室の環境を変えたりしてみましょう。
猫同士が一緒に寝ないのは、仲が良くない場合と季節的な場合があります。
仲が良くない場合には、少しずつ時間をかけて、猫同士の関係がよくなるように仕向けてあげてください。
ただし、猫は本来、単独で行動する動物ですから、無理に仲良くさせたり、一緒に寝かせようとしたりはしないようにしましょう。
飼い主さんと一緒に寝るのも、猫同士が一緒に寝るのも、あくまで猫の気持ちに任せて、無理強いしないであげてくださいね。



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SHINO

SHINO

保護犬1頭と保護猫3匹が「同居人」。一番の関心事は、犬猫のことという「わんにゃんバカ」。健康に長生きしてもらって、一緒に楽しく暮らしたいと思っています。

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