ドッグフードだけで大丈夫?
人間はいつも違う物を食べているのにワンちゃんは毎日ドッグフードだけで大丈夫なの?野菜も与えた方がいいの?
私が愛犬を飼いだした頃そんな疑問がありました。
最近のワンちゃんのドッグフードには、ワンちゃんにとって必要な栄養がすべて詰まっています。
その為ドッグフードだけでもしっかり栄養が取れているので他の物を与える必要はないのです。
どんな物を選べばいいの?
ホームセンターやペットショップのフードコーナー。ずらりとフードが並んでいてどのフードを選んだらいいか悩んでしまいますよね。
私も最初は何も分からずワンちゃんを飼っている友達に聞いて買いに行ったものです。
ワンちゃんのフードの選び方はいくつかあります。
・年齢で決める
大体のフードが子犬用(0~1歳)、成犬用(1~7歳)シニア用(7歳~)と分かれています。
ワンちゃんの年齢に合わせて栄養のバランスが考えられているフードです。
・犬種ごとに決める
その犬種の特徴に合わせて栄養のバランスが考えられているフードです。
・今抱えているワンちゃんの問題によって決める
例えば、皮膚の弱いワンちゃんには皮膚のコンディションを良くする為のフードや肥満気味のワンちゃんには低カロリーのフードがあります。
どのメーカーも分かりやすく説明が書いてあるので自分の飼っているワンちゃんに合ったフードを選んでみましょう。
ワンちゃんに合ったフードを色々試してみたい所ですが、いきなりフードを変えてしまうと、ワンちゃんの胃腸がビックリしてしまい下痢の原因になってしまう事も。
フードを変える時は今与えているフードに少しずつ混ぜながら慣らしていきましょう。
手作り食
病院で働いていた頃、ワンちゃんのご飯は手作りしているという方が意外に多くビックリしました。
手作りでご飯を与えている方のほとんどは与えてはいけない食べ物を始め、食材について勉強している方が多く、私もおやつの作り方を教えてもらい作ってみた事もありました。
自分の作った物を美味しそうに食べてくれる姿はとても嬉しいものです。
しかし手作り食には食事の量を始め、注意しなければいけない事もいくつかあります。
まず、ワンちゃんに与えてはいけないとされる食材は使わない事。
もう一つ知って頂きたいのは私達にとってバランスの良い食事がワンちゃんにとってバランスの良い食事では無いという事です。
私達とは体の作りが違うワンちゃん達にとって、私達と同じバランスの食事を与えてしまうと栄養が偏り病気の原因になってしまう事もあるので、ワンちゃんにとっての食事のバランスを考えて与える必要があるのです。
食事の量も飼い主さんの判断になるため、太ってしまったり痩せてしまったりしないように管理する必要があります。
それぞれのワンちゃんに合ったバランスや量を考えて手作り食を楽しみましょう。
ワンちゃんのお腹の調子が良いかどうかはウンチを見れば分かります。
健康なウンチの状態は、きちんと形があり、柔らかいけど持ち上げた時に地面に付かない状態と言われています。
良いウンチが出ているかどうか是非観察してみてください。
療法食体験
病院で療法食を進められた事はありませんか?療法食とは病気の子や病気の予防に使われるフードです。
私が働いていた病院でもお勧めしていた為、実際に療法食を食べて良い効果が出た子達を見てきましたが今回我が家の愛犬が療法食を食べることになり、食べ始めて1週間後の検査で数値が前より良くなっていた為改めて療法食の大切さを実感しました。
そしてそれだけフードがワンちゃんにもたらす影響が大きいという事が分かり、ワンちゃんの食について考える良い機会になりました。
最後に
ワンちゃんにとってフードは体を作る大切なものであり毎日の楽しみでもあります。
今のワンちゃんの状態に合ったフードを選んであげられるように心がけましょう。
ワンちゃんのアレルギー
トリマーさんの嬉しい事