- 1.猫がついてくる!?話題の「猫ストーカー」とは
- 2.猫がストーカーしてくる理由は?
- 3.猫のいろいろな愛情表現7つ!
- 4.猫のストーカー行為まとめ
1-1.猫ストーカーは飼い主さんへの愛情表現!
1-2.飼い主さんを信頼しているからこその行動
2-1.飼い主さんを親だと思っている
2-2.飼い主さんに甘えたい、かまってほしい
2-3.ごはんをもらえると思っている
3-1.猫の愛情表現①ゆっくりとまばたきをする
3-2.猫の愛情表現②頭をこすりつける
3-3.猫の愛情表現③贈り物を持ってくる
3-4.猫の愛情表現④玄関でお迎えしてくれる
3-5.猫の愛情表現⑤お腹を見せる
3-6.猫の愛情表現⑥尻尾の形がまっすぐに立っている
3-7.猫の愛情表現⑦もみもみする
猫がついてくる!?話題の「猫ストーカー」とは
猫が飼い主さんのあとをついてくることがあります。いわば、飼い主さんに対する猫のストーカー行為です。
猫は人のように話すといった表現ができません。顔の表情も露骨に変化するわけではないのでわかりにくいのですが、猫は飼い主さんに対して愛情表現をしています。
猫は一体どういう気持ちで飼い主さんのあとをついてくるのでしょうか。
◆猫ストーカーは飼い主さんへの愛情表現!
猫は人の言葉を話すことができませんので、猫の行為によって飼い主さんのことがどれぐらい大好きなのかよくわかります。
猫が飼い主さんのあとをついてくるストーカー行為は、飼い主さんに興味を持っていて飼い主さんのいるところにいきたいというサインです。部屋を移動した時などに、猫が飼い主さんのあとをついてくることがあるならば、猫はずっと一緒にいたいと思っている証拠です。
猫はどちらかというと愛情表現が静かな動物です。さりげなく、静かに飼い主さんに愛情を伝えています。さりげなくしているので飼い主さんは猫の愛情表現を見逃しているかもしれません。人のように話せない分、猫の行動や行為をよく観察するのもいいでしょう。
猫の愛情表現はとても愛らしいです。お互いの気持ちが通じ合える仲になると信頼関係もより深くなります。
◆飼い主さんを信頼しているからこその行動
飼い主さんが部屋を移動すると猫がそのあとをついてくるストーカー行為は、猫が飼い主さんに興味を持っていることを意味します。飼い主さんがいるところならどこにでも行きたい、一緒にいたいと思っている証拠です。
猫が飼い主さんについてくるのは、大前提として飼い主さんのことを信頼しているからです。
多くの猫が甘えたい時に飼い主さんのあとをついてくるといわれています。甘えたい、遊びたいなど一緒に何かしてほしいと思っているのかもしれません。甘えん坊の猫の性格の場合は、飼い主さんに撫でてもらうことが好きな猫が多いので普段からスキンシップを作る時間を作りましょう。
猫がストーカーしてくる理由は?
飼い主さんがトイレやお風呂に入っている時、いつの間にか猫がドアの前で待っている時があります。部屋に移動するたびについてくることもあります。まるで猫のストーカーです。
飼い主さんは猫からの愛情だと思い、猫がストーカーしてくれるのをうれしく思いますよね。
猫が飼い主さんのことをストーカーするのには、どんな気持ちが込められているのでしょうか。
◆飼い主さんを親だと思っている
子猫の気分が抜けていない猫は、子猫の頃と同じように親猫の代わりである飼い主さんにくっついて行動しようとします。これが猫のストーカー行為の1つです。
小さい頃から飼い主さんと一緒に暮らしている猫は、精神的に大人になりきれていない部分があります。野良猫の場合は、1匹で生きていくために親離れをすることがありますが、飼い猫は小さい頃からずっと飼い主さんと一緒にいるので、子猫の気分から抜け出せない猫もいるそうです。
◆飼い主さんに甘えたい、かまってほしい
飼い主さんに甘えたい、かまってほしいとあとをついてくる猫もいます。何かしてほしいことがあるから、飼い主さんをストーカーする場合もあるようです。
飼い主さんも猫が何かを求めている様子だったら、猫の要望に応えてあげましょう。優しく撫でて甘やかしてあげてください。
◆ごはんをもらえると思っている
飼い主さんは猫に毎日ご飯をあげていると思います。ちょうどご飯の時間になった時に飼い主さんが動いたら、猫は「ご飯がもらえる」と勘違いして飼い主さんをストーカーすると思います。特に猫がお腹を空いている時には勘違いすることが多いようです。
こういう場合は、ご飯をあげるとストーカーしなくなることがあります。
猫がついてくるからといってその度にご飯をあげていると猫が太ってしまうので、ご飯のタイミング以外では猫にストーカーされても食べ物をあげないようにしましょう。
猫のいろいろな愛情表現7つ!
猫の愛情表現はいろいろあり、飼い主さんが気づかない時もあります。猫からの愛情表現を理解していれば、愛猫とのコミュニケーションがもっと楽しくなりますよ。
猫の愛情表現①ゆっくりとまばたきをする
猫が飼い主さんの目を見てゆっくりとまばたきをするのは「あなたに対して敵意をもっていませんよ」ということ伝えています。また、飼い主さんに対してゆっくりとまばたきをするのは、満足と愛情の表れです。
「どれぐらい長い間、ゆっくりとまばたきをする行為をお互いにしていられるか」という時間によって、愛情の程度がわかるといわれています。
もし、猫がゆっくりとまばたきをしたら、飼い主さんも猫に対してゆっくりとまばたきをするといった行為をすると猫に愛情が伝わるかもしれません。猫と飼い主さんのまばたき合戦ができれば猫は飼い主さんのことが大好きということです。
逆に、猫にやってはいけないことは猫の目をじっと見つめることです。猫にとって目をじっと見つめることは猫にケンカを売っていることと同じになります。猫は警戒している時、まばたきもせずに相手をじっと見つめています。
初めての場所や知らない人、知らない猫などを相手にして緊張している場合はとても警戒しますので、その時は目を合わせずに近寄らず刺激しないほうがいいでしょう。
猫の愛情表現②頭をこすりつける
猫が飼い主さんの近くに寄ってきて、飼い主さんの足や腕など体のどこかに頭をスリスリとこすりつけてくる行為は「マーキング」です。
猫は臭腺と呼ばれるニオイを出す器官をもっています。臭腺は猫の額や口、顎の下、尻尾、肉球、肛門の両側にあり、猫は飼い主さんの体に臭腺から出るニオイをこすりつけています。
このマーキングの行為は、猫にとっては愛情表現の1つで、飼い主さんに猫のニオイをつけて自分のものにしたいという気持ちの表れです。「この人は私のもの」と主張をしているという意味になります。
また、頭から脇腹辺りまで飼い主さんにスリスリとこすりつけてくる時は、飼い主さんを親のように信頼しているという意味でもあるそうです。
飼い主さんが外から帰ってきた時、飼い主さんがお風呂上りの時など、猫のニオイが薄くなったりしている時は猫がスリスリとニオイをこすりつけてくる行為をしてくると思います。
猫の愛情表現③贈り物を持ってくる
猫がネズミや鳥や虫などを捕まえて、飼い主さんの部屋の前や足元などに持ってくるのは猫からの贈り物です。飼い主さんに対しての嫌がらせではなく、大切な物を飼い主さんに届けているという愛情表現です。
猫はもともと狩りをする動物です。獲物をしとめるのは自分自身のためですが、飼い猫となった今でも狩りをする本能は残っています。猫が獲物を持ち帰るのは飼い主さんに分け与えるためだともいわれています。
猫は飼い主さんが贈り物によって満足すると望んでいます。猫の贈り物に驚く飼い主さんはいると思いますが、猫の愛情表現なので決して怒らずに思いっきり褒めてあげましょう。きちんと猫を褒めることで、猫と飼い主さんとの関係がより深くなります。
猫の愛情表現④玄関でお迎えしてくれる
飼い主さんが外から帰ってきた時に猫が玄関にいる場合は、飼い主さんが無事に家に帰ってきたと猫が喜んでいる証拠です。
猫は飼い主さんが帰ってくる音に敏感に反応します。飼い主さんが自動車で戻ってきた時のエンジン音や自動車のドアを開ける音、飼い主さんが家に向かって歩いている音などいろいろと聞き分けることができます。この音は猫にとって飼い主さんが家に帰ってきたという知らせの音です。
飼い主さんが家に帰ってきた時に、猫はとても興奮します。猫は飼い主さんにニオイをつけたり、早く甘えたい気持ちがあるために玄関で飼い主さんの帰りを待っているともいわれています。
猫の愛情表現⑤お腹を見せる
猫が飼い主さんに仰向けに寝転がって、お腹を見せる行為は「信頼している」「愛している」という意味です。
犬と同じで、お腹には内蔵があるため攻撃させると致命的な場所でもあります。つまり、飼い主さんにお腹を見せるのは警戒していないという意味でもあります。相手に弱い部分を見せるということは信頼している証拠です。
飼い主さんの近くでお腹を出して寝ている場合は、飼い主さんに弱点を見せてもそのまま寝てしまえるほど安心している状態です。
猫の愛情表現⑥尻尾の形がまっすぐに立っている
猫は飼い主さんに挨拶をするために、尻尾の形がクエスチョンマークのような曲がった形、尻尾の先を少しクルンとさせます。
これは猫なりの挨拶で、飼い主さんと仲良くなりたいと伺っているサインです。猫の尻尾がまっすぐになればなるほど、飼い主さんに親しさや信頼、愛情の強さを表しています。
尻尾がまっすぐに立っている仕草は、飼い主さんと離れていても行います。猫の尻尾がまっすぐになっていて、ブルブルと震えさせているのは飼い主さんのことが大好きなサインです。
そういう時は猫の挨拶に優しく返事してあげましょう。スキンシップをとりたいなら絶好のチャンスかもしれません。
猫の愛情表現⑦もみもみする
猫は産まれた時から本能的に母猫のミルクを出すためにもみもみします。母猫でもない飼い主さんに対してもみもみしてくるということは、猫が飼い主さんにできる最も大きな愛情表現のうちの1つです。猫にとっては究極の甘えのサインともいえます。
猫の多くは成猫になっても、飼い主さんの前では子猫気分でいる猫が多いといわれています。子猫に戻って誰かに甘えたい時や温かくて柔らかい毛布、人のお腹など母猫の感触を思い出させるようなものに触れた時に、特にこのもみもみする行為が出てくるといわれています。
もみもみしている時の猫の顔は、非常にリラックスしていて、幸せな気持ちになっているようです。
猫のストーカー行為まとめ
猫は人の言葉を話すことはできません。だからこそ、猫が愛情表現していることを飼い主さんはわかってあげなければなりません。猫はさりげなく愛情表現をするので、見逃すことのないように日頃から猫の行動などを観察してみましょう。
飼い主さんのあとをついてくる猫のストーカー行為はとてもかわいらしく見えます。猫があとをついてくるのは、飼い主さんのことを信頼して甘えている証拠なので、猫にストーカーされても嫌がることなく、たくさん甘やかしてあげましょう。
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