- 1.ラガマフィンはどんな特徴がある猫?
- 2.ラガマフィンはどんな性格をしている?
- 3.ラガマフィンを購入するときのポイント
- 4.ラガマフィンの購入価格はどのくらい?
- 5.ラガマフィンと一緒に暮らしたら気を付けたいこと
- 6.まとめ
1-1.ラガマフィンはどんな特徴がある猫?
1-2.ラグドールに良く似ている
1-3.ふわふわのぬいぐるみのような被毛
2-1.甘えん坊で可愛らしい
2-2.環境に馴染みやすくフレンドリー
2-3.好奇心旺盛で遊びが大好き
3-1.信頼できるところから購入
3-2.オスにするか、メスにするか
3-3.生後半年頃までの子猫を選ぶ
3-4.寿命を知っておく
4-1.品種として浅めのラガマフィンは価格が高い?
4-2.入手店舗により価格設定に幅がある
4-3.個体差で価格が違う?
4-4.性別で価格が違う?
4-5.売れ行きでも価格が違う
4-6.ラガマフィンの子猫と出会うには…
5-1.肥満に要注意!
5-2.被毛のお手入れをしっかりと…
ラガマフィンはどんな特徴がある猫?
ラガマフィンにはどんな特徴があるのでしょう。
◆大きな体のラガマフィン
ラガマフィンは、成猫になるとオスが7~9キロ、メスが4.5~7キロくらいと一般的な猫よりも大型。個体差によって成長後の体の大きさは違うものの、大きめの猫です。
なかには、10キロとかなり大きく育つラガマフィンもいますよ。
◆ラグドールに良く似ている
ラガマフィンはラグドールに外見が似ています。それもそのはず、ラガマフィンの歴史には、ラグドールも関わっています。
ラグドールのブリーダーがペルシャやバーマン、メインクーンなどとかけあわせて生まれたのが「ラガマフィン」。ラグドールの改良版とも言えるのですが、猫種としては違ったものとして登録されている猫です。親戚関係とも言えるラガマフィンなので、似ているのも当然ですね。
ラガマフィンは、毛の色のバリエーションが豊か。チョコレート、レッド、クリーム、グレー、ブルーなどの単色、または2色混ざっている毛色もいます。
それに模様の出方や瞳の色もパターンがさまざま。毛の色や模様、瞳の色などにたくさんの組み合わせがあるので、それぞれの個性が強い猫種です。
◆ふわふわのぬいぐるみのような被毛
ラガマフィンの大きな特徴は「ふわふわの長毛」。見ているだけでも可愛らしい猫です。体の小さい子猫の頃には、ぬいぐるみと見間違ってしまうかもしれませんね。
ラガマフィンは抱っこされるのも好きなので、ペットとして迎えたらいつでも「ふわふわ」を肌で感じ取ることができそうです。
ラガマフィンはどんな性格をしている?
ラガマフィンはいったいどんな性格をしているのでしょうか。
◆甘えん坊で可愛らしい
ラガマフィンはとても甘えん坊なところがあります。飼い主さんのことが大好きなので、ときおり抱っこをせがんでくることもあるでしょう。猫を飼ったら抱っこしたい…!と思う人には、ぴったりの猫かもしれません。ふわふわの毛に触れながら抱っこは、心が癒されそうですね。
飼い主さんが座っていると、ちょこんと膝に乗ってきたりすることもあるので、そんなときにはラガマフィンを優しく撫でてあげてくださいね。
◆環境に馴染みやすくフレンドリー
ラガマフィンは、新しい環境に適応する力を発揮します。新しい環境にもいつの間にか馴染んでくれます。家族の中に子供がいたとしても、ラガマフィンは仲良くしてくれます。
頭も良く、穏やかなので、他の猫たちとも合わせられ多頭飼いも大丈夫な猫種です。
◆好奇心旺盛で遊びが大好き
ラガマフィンはとても穏やかな性格ですが、ひとり遊びが好きなので何やらいたずらをしていることも…。ラガマフィンにはいたずらっ子という意味もあり、やんちゃなところもあるかもしれませんね。
ラガマフィンは成猫になるまで3~4年と長い期間を要します。そのため、子猫時代を過ぎても「あどけない」雰囲気で好奇心旺盛なので、ちょっといたずらをすることもあります。
ひとりで遊ぶことも好きですが、飼い主さんと一緒に遊ぶのも大好きです。ラガマフィンが好きそうなおもちゃを用意して一緒に遊んであげてくださいね。
ラガマフィンは大きな体なので、成猫になってからはそれほど機敏に動きません。キャットタワーは低いタイプでもいいでしょう。
ただ、あまり活発に動かないからと遊びスペースを準備しないと、肥満に一直線なので気をつけてくださいね。運動不足解消のため、飼い主さんも一緒に遊ぶのが大事です。
ラガマフィンを購入するときのポイント
とても魅力的なラガマフィンを家族として迎えるなら、お互いが幸せになれるように、購入するときに知っておきたいポイントもいくつかあります。
まずは価格が気になるかもしれませんが、それ以外のポイントをお話しします。
◆信頼できるところから購入
ラガマフィンを購入するなら、ペットショップやブリーダーからとなるでしょう。
家族に迎えると言っても購入するときにはお金がかかります。そこで、「価格が安い」「価格が高い」と価格だけを重視するかもしれません。価格だけを気にすると少し悪質なショップかもしれない不安が残ることもあります。
どのお店から購入するとしても、大事なことは「信頼できるかどうか」ということです。
ペットショップだと、店頭で見かける確率が低いかもしれません。しかし、店頭にいないからと言って取扱いがゼロということではなく、大手のペットショップなら、他の店舗で販売していることもあります。問い合わせてもらえば、ラガマフィンを購入することもできるかもしれません。
まずは気になる価格も含めて相談してみてもいいでしょう。そのときのスタッフの対応や店舗の状態などを見れば、ペットたちが大切に扱われるかを知るチャンスにもなります。
ラガマフィンを見学に行ったら、価格だけでなくこういった環境もチェックしてみてくださいね。価格の安さにつられて、信頼性のない場所から購入しないことが大事です。
◆オスにするか、メスにするか
猫は、オスとメスでは性格が少し違います。オスは少し「構ってちゃん」。感情表現も豊かで、好奇心旺盛。飼い主さんにも「構って」と遊びをせがむことも多いです。
一方、メスはちょっと「気分屋さん」。猫が持つ、クールなところがあります。自由気ままで「私に構わないで」という状態かと思うと、「遊びましょ~」と甘えてくるなど、ツンデレ傾向にあるのがメスです。
また、オスは体が大きくなる可能性があります。ラガマフィンの場合、一般的な猫よりも大きく、10キロ前後に成長することもあるでしょう。オスを選ぶとかなり大型になる可能性が大きいと予想しておくといいかもしれませんね。
それに性別は価格にも影響してくることもあり、メスの価格が高めになることもあるでしょう。
ただ、価格は性別の違いだけでなく、個体の状況によっても変わります。価格だけに注目しない方がよいかもしれませんね。
◆生後半年頃までの子猫を選ぶ
ラガマフィンを購入するときには、迎えるときの年齢についても重要なポイント。
生後半年以内の子猫は、とてもやんちゃで手がかかることが予想されます。飼い主さんのお世話が成長する上でかなり大事になってくる頃です。
ただ、月齢が低いほど、新しい環境には慣れやすいでしょう。
迎えるときにどのくらい成長した猫を選ぶかは、今後の飼育のしやすさとも関係してくるものです。
◆寿命を知っておく
購入する前から、寿命のことを知るのは寂しい気持ちになりますが、最後までお世話をすることを考えると知っておくべきポイントです。
ラガマフィンが生涯生きてくれる年数は、だいたい10~13歳が平均的。現在、食べものや生活環境の変化により、猫の寿命は昔よりも伸びています。猫の全体的な寿命は、15歳前後と言われているので、それよりも短いかもしれません。
ただ、これらの数値はあくまでも統計としての数値です。この寿命よりも長生きできる子は、飼い主さんの徹底的な健康管理の賜物です。
ラガマフィンの大きなガッシリした体をつくるための高たんぱくのフードを与えたり、肥満にならないような健康管理で健康的で長生きさせることができます。
ラガマフィンの購入価格はどのくらい?
ラガマフィンという猫は、猫種としてはまだまだ新しく、一般的にも知名度が低いかもしれません。人気猫ランキングなどで名前を見ることもないでしょう。
◆品種として浅めのラガマフィンは価格が高い?
品種としての歴史が浅いため、なかなか簡単に購入できる猫種ではないです。日本ではラガマフィンを取り扱っているペットショップやブリーダーは、一般的な人気猫種よりも少ない傾向にあります。相場的な価格に差があるのが現状です。
◆入手店舗により価格設定に幅がある
ペットショップやブリーダーごとの価格設定があるので、価格帯には大きな幅があります。価格だけにこだわらずに、信頼できるお店から購入してみてくださいね。
◆個体差で価格が違う?
ラガマフィンは、個体の状態によっても購入価格はだいぶ違います。一般的な猫にも言えることですが、生まれてからの月齢が高くなればなるほど価格にも反映されやすく、価格が下がる傾向にあるようです。
月齢が2~3か月の子猫は人気も高く、価格が高めなのかもしれませんね。
◆性別で価格が違う?
出産できるメスは、オスよりも価格が高めとなることもあるようです。ただ、性別だけで一概に高めの価格になるわけではありません。体の大きさや月齢、見た目の美しさなども総合的に価格に関係してきます。
◆売れ行きでも価格が違う
販売している地域によっても、売れ行きの関係で価格帯には差が出るのが現状です。需要があれば、価格も高めとなる傾向にあります。
ラガマフィンは、安い場合の価格だと10万円くらいでも購入できることもあります。高くなれば、35万円以上と高い価格になることもあります。
ラガマフィンを購入するとすれば、だいたい10~35万円の間の価格帯でしょう。平均的な価格は25万円くらいと考えておくといいかもしれませんね。
ペットの専門店コジマでの参考価格は、15万円~40万円程度となっているようです(2019年12月現在)。
ただ、個体差によって価格は高くなったり低くなったりします。ラガマフィンを購入するときの価格が気になる人は、上記にあげた価格は参考程度に留めておいてみてくださいね。
◆ラガマフィンの子猫と出会うには…
ラガマフィンをペットショップで探すなら、ペットの専門店コジマの公式サイトをチェック!
ペットの専門店コジマでは、専属の獣医師さんによる健康診断や遺伝子病検査(特定の犬種・猫種)を実施している他、トリミングサロンや動物病院、マナー教室の運営など、子犬・子猫をお迎えした後のサポートも充実しています♪
▶ペットの専門店コジマで出会える ラガマフィン一覧はこちら |
ラガマフィンと一緒に暮らしたら気を付けたいこと
ラガマフィンを飼うときには価格も気になりますが、これから暮らす上での注意ポイントも考えてみてくださいね。
◆肥満に要注意!
ラガマフィンは、そもそも大きな猫です。そのため、ふだんから食べる量も多く、高カロリー食の傾向にあります。
ラガマフィンは成長するとともに、運動量が減ってきます。食事量が多いのに、運動をしない…なんて、肥満の危険度大ですよね。愛猫が運動をしたがらないと言って放置せずに、飼い主さんが遊びに誘ってあげてください。
ラガマフィンは飼い主さんと遊ぶのが大好きなので、遊びのつもりでたくさん体を動かしてくれるはずです。一緒に遊ぶことで絆も深まりますし、何より肥満防止効果があります。たかが肥満と考えないことが大事です。
愛猫の健康管理ができるのは飼い主さんだけです。肥満のリスクを減らし、長く幸せな生活が続くように考えてあげましょうね。
◆被毛のお手入れをしっかりと…
ラガマフィンの魅力でもあるふわふわの被毛。長毛種の猫なので、頻繁にブラッシングをしてあげましょう。
飼い主さんの都合でブラッシングをしないと、被毛のツヤが失われ、せっかくの魅力がなくなってしまいます。毛がほつれると被毛のツヤがなくなるだけでなく、皮膚にも影響が出てきます。それに、抜け毛を自分で飲み込んだりすると体内で毛玉が詰まってしまうなど、病気のリスクも増えます。
ブラッシングは、被毛の健康を保つ目的もありますが、スキンシップにもなるので積極的にしてくださいね。
まとめ
ふわふわとしたぬいぐるみのような可愛らしい見た目を裏切らず、穏やかで優しいラガマフィン。頭もよいので大家族での暮らしにも、ひとり暮らしの人にも受け入れられやすい猫です。甘えん坊なので、とても可愛らしい行動を見せてくれることもあります。
価格は一般的な猫ちゃんよりも少し高めとなることもありますが、その可愛さに魅了されることでしょう。
大きい猫が欲しいという愛猫家の人は、ラガマフィンと一緒に暮らすことを検討してみてはいかがでしょうか。
eye catching by 吟ちゃん
– おすすめ記事 –
・ラガマフィンの性格、特徴、飼い方は?ラグドールとのちがいは? |
・ラガマフィンがかかりやすい病気とは |
・ラガマフィンってどんな猫? |
・バーマンとラグドールの違いは? |