- 1.猫は寒がり?寒さ対策を始める時期と適温は?
- 2.猫の冬の寒さ対策におすすめのグッズ8選!
- 3.猫の冬の留守番で注意する点は?
- 4.まとめ
1-1.猫が寒がりな理由は?
1-2.猫の適温・寒さ対策を始める時期は?
2-1.ペット用リバーシブル電気ヒーター ハード
2-2.おどるしろくまさんのもこふわ温熱マット
2-3.ニャンともマカロン ワッフルファー
2-4.いつも一緒 ポケット ウエアタイプ
2-5.蓄熱式湯たんぽ
2-6.遠赤外線ペットの夢こたつ
2-7.超暖着る毛布
2-8.もこもこ鍋型ベッド
3-1.暖房やヒーターでやけどの危険も
3-2.子猫や老猫は低温やけどに注意
3-3.乾燥対策もしっかりと!
3-4.室内環境を一工夫して寒さ対策
猫は寒がり?寒さ対策を始める時期と適温は?
童謡にある歌の中でも、「犬は喜び庭駆け回り 猫はコタツで丸くなる」と言っていますが、犬は冬でも元気な様子でいるのと比べると、猫はとても寒そうにしていますよね。
猫が寒がりなのは間違いありませんが、これにはちゃんと理由があります。
◆猫が寒がりな理由は?
猫は元々暑い地域の動物です。猫の先祖のリビアヤマネコは砂漠出身で、水の少ない環境でも生きていけるように乾燥に強い体でした。
つまり、水に触れることに慣れていなく、寒さにも弱いというわけです。
それから、筋肉量が少ない事も猫が寒がりなの理由の一つです。
猫の一日はだいたい食べて寝てばかりいませんか?室内で暮らす猫は、人間や犬と比べて運動量も少ないので、なかなか筋肉がつきにくいのです。
筋肉量や脂肪が増えれば寒さには強くなる傾向にあるので、肥満気味な猫ちゃんは他の猫達と比べると若干寒さには強くなります。一方で、子猫や老猫は成猫よりも筋肉量も少ないので、特に寒さ対策はしっかりとしてあげたいものです。
◆猫の適温・寒さ対策を始める時期は?
猫の適温は、18~26度くらいと言われています。
という事は、18度を切るようなら寒いということですから、寒さ対策を始める時期は、秋になって朝晩が冷え込んで18度を切る日が出てきたらという事になります。
ただし、もちろん個体差はありますので、数字だけで判断しないようにして下さい。必ず愛猫の様子を見て、丸まっている、毛を逆立てて体を膨らませている、震えている等の寒がる行動が見られたら、寒さ対策をしてあげましょう。
筆者宅の猫は寒いとこんな感じです。
すっぽりと私の服の中に入って暖を取っていますが、私も暖かいのでとってもエコな方法かもしれません。
人間と違って、寒いから靴下を重ね履きしたり、毛布にくるまったり、暖房を付けたり…ということが猫にはできませんから、飼い主さんがしっかり猫の寒さ対策をしてあげることが大切です。
猫の冬の寒さ対策におすすめのグッズ8選!
猫の寒さ対策を考えると暖かく過ごさせてあげたいですが、どう言った防寒グッズがあるのでしょうか?
いくつか冬にオススメの防寒グッズをご紹介したいと思います。
◆ペット用リバーシブル電気ヒーター ハード
2つの温度で使い分けできる電気ヒーター。
しっかりあったか高温面(約39℃)とやさしいあったか低温面(約32℃)でいつでも快適。
便利な固定ホールでサークルなどにも取付けできる。イタズラ対策に金属製チューブを採用。
あったかフリースカバーは手洗い・本体は水ふき可能でいつも清潔。毎日使える省エネ設計。
◆おどるしろくまさんのもこふわ温熱マット
電気であたためないので安心して使用できます。かわいいシロクマさん柄のマットです。
中の断熱シートで冷気の遮断と体温の熱反射効果で電気いらずの温熱マットです!
◆ニャンともマカロン ワッフルファー
すっぽりと猫ちゃんが入れて暖かく、見た目もマカロン型でとってもキュート!
色は「イチゴ」「モカ」の2種類とおおきなマカロンの全3種類。多頭飼いのご家庭は色違いでそろえるのもとってもかわいらしいですね。
ぎゅっと包みこまれる形です。上下ボタン留めだから苦しくなく、隙間からもコチョコチョじゃらして遊べます。
◆いつも一緒 ポケット ウエアタイプ
飼い主さんが着て使用する、一緒に使えるあったかグッズです。
ネコちゃんが入る場所は袋状になっているので、膝の上に乗せておくことができますよ。
いつもニャンコと一緒に過ごせるカンガルーポケット付きウエアです。
すっぽりかぶって紐を結ぶだけのフリーサイズ
手洗いOK
◆蓄熱式湯たんぽ
充電式の湯たんぽですので、使用するときにはコードが不要で安心して使用できます。
カバーはウサギ・ハリネズミ・ナマケモノの三種類でかわいい!
簡単あったか2ステップの蓄熱式湯たんぽに可愛い保温カバーを付けました。(お湯の入れ替え不要)
◆遠赤外線 ねこの夢こたつ
猫用こたつ。保温性も高くドーム型なので寒い冷気も遮断してくれてぬくぬく快適に過ごせます。
ロングセラーの夢こたつに、包み込む様に暖かい、遠赤外線効果をプラス。ふとん&マット付き。
◆超暖着る毛布
着る毛布のような商品です。洋服を着るのに抵抗のない猫ちゃんや、毛が短く少ない子、無毛の子にもおすすめです。
吸湿発熱中綿による「あたたかさ」& 保温生地で「熱をキープ」。
スナップボタンで留めるだけの脱着簡単なフード付き着る毛布。
◆もこもこ鍋型ベッド
鍋型ベッドがもこもこ冬仕様に!
フチに顔を乗せて寝る子にもおすすめです。
裏面はすべりにくく床をキズから守る特殊加工!
おヒザに乗るのが苦手な猫ちゃんに
このように猫の防寒グッズは様々なものがあります。毛布1枚増やしてあげるだけでも違いますし、使用している猫ベットの下に断熱クッションなどを敷いてあげるのもいいと思います。
また、ブラッシングも寒さ対策には効果的です。毛玉が溜まってしまうと毛の間に暖かい空気を保つ事が出来なくなり、冷たい空気が直に伝わってしまいます。それを防ぐにもブラッシングは大切ですし、皮膚に刺激を与えてあげる事により新陳代謝も高まって一石二鳥です。
猫の冬の留守番で注意する点は?
外出時には電気やガスのチェックをする方も多いかと思いますが、冬場に暖房器具のスイッチを全部切って出掛けてしまうとお留守番中の猫ちゃんには寒さが堪えます。
特に子猫や老猫は寒さに対する抵抗力が成猫よりも少ないので、冬に留守番をさせる時はしっかりと寒さ対策をしてあげたいところです。
しかし、暖房やヒーター、ホットカーペットなどを防寒として使う際にはいくつか注意しなければなりません。暖房器具は温かさが一定で調節も可能なので寒さを凌ぐにはもってこいですが、デメリットもあります。
◆暖房やヒーターでやけどの危険も
ヒーターなどの暖房器具は、直接猫が触れるとやけどしてしまう可能性があります。例え囲いをしているとしても、何かの拍子に直接猫が触れてやけどしてしまう危険性を考えると、留守番中は控えた方が安全です。
地域や猫ちゃんの体調などによって暖房器具で部屋を温めてあげる必要もありますが、なるべくなら留守番中には使用を避けた方が無難かと思います。
湯たんぽや厚手の毛布、ドーム型の猫ベットなどでも充分に寒さは凌げますので、留守中は安全な寒さ対策を心掛けましょう。
◆子猫や老猫は低温やけどに注意
ホットカーペットや湯たんぽなども低温やけどしてしまう恐れがあります。特に子猫や老猫は熱さに自分で気づけず、そのまま寝続けてしまったりして低温やけどになっている危険性もあります。
これらのグッズを使用する際には、毛布やブランケットなどに包んで、猫ちゃんに直接触れないようにしてあげてください。また、ペット用のホットカーペットや湯たんぽは元々低温に設定されているので、そちらを利用するのもおすすめです。
◆乾燥対策もしっかりと!
エアコンなどを使用する際の注意点ですが、寒いからといってあまり高温に設定すると、部屋の中が乾燥し脱水症状を起こしてしまうなんてことも。
加湿器などで湿度を50~60%に保つ他、水分補給をしっかりできるように水飲み場を複数準備をするようにしましょう。
また、室温に大きな変化がない方が体にも負担がかかりにくいので、エアコンの設定は22~23℃前後に設定するのがおすすめです。
◆室内環境を一工夫して寒さ対策
電気を使わない方法としては、窓に防寒シートを貼り、窓からの冷気を避けるために外出時にはカーテンを閉めるなども効果的です。猫ベットの位置も寒さを感じやすい窓際を避け、更にドーム型のベットの上から厚手の毛布をかぶせるなんて方法もあります。
なるべくなら愛猫が安全に寒さを凌げることが1番です。留守中はしっかりと暖を取れる場所を確保し、やけどや脱水症状を起こさないように注意してあげましょう。
まとめ
今回は冬に愛猫を留守番させる際の注意点と寒さ対策についてお話させて頂きました。
人間だって寒いのは嫌ですし、寒いと思ったら重ね着をしたり暖房をつけたり毛布をかけたりしますよね。
しかしそれが自分では中々難しい猫ちゃんは、どうにか暖を取れる場所を探しています。室内にいれば凍え死ぬなんてことは中々ないかもしれませんが、人間と違って靴下も靴も履いていない猫は常に冬場も裸足のようなものです。
留守中にいたずらされるのを避けるために、ケージに入れたりほかの部屋の扉は閉めて猫ちゃんの留守番スペースを作る方もいると思いますが、その部屋の中に暖を取れるスペースがなかったら猫ちゃんも困ってしまいます。
朝晩が冷え込み、これからもっと寒さも厳しくなってきますが、猫も人間同様寒さを感じるのでしっかりと寒さ対策をしてあげて寒い冬も元気に乗り切れたらいいですね。
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