猫のうんちはトイレに流しちゃダメ!?猫のうんちのおすすめの処理方法3つ!

2017.11.26

猫のうんちはトイレに流しちゃダメ!?猫のうんちのおすすめの処理方法3つ!

猫と暮らしていると、必ずしなければいけないうんちとトイレの処理。毎日のことですが、面倒に感じている飼い主さんも多いことでしょう。猫を室内で飼っていれば、排泄場所のお世話、うんちの処理は避けては通れないものです。うんちと猫砂の処理方法は、正しく行っているでしょうか?猫のうんちの処理方法は、いくつかの選択肢がありますが、どの方法にもそれぞれに気をつける点があります。気になるうんちの正しい処理と、トイレのお手入れの仕方をご紹介します。

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猫のうんちをトイレに流すのには注意が必要?その理由は?

猫と猫トイレ

みなさん猫のうんちの処理方法は、どうしているでしょうか。

人間の水洗トイレに流しているという方も多いと思いますが、実は、猫のうんちをトイレに流す場合には注意が必要なのです。その理由を考えてみましょう。

◆猫のうんちはトイレに詰まりやすい?

そもそも、水洗トイレや下水道は、人間の排泄物を処理することを想定してつくられています。ペットの排泄物を流すものとしては、考えられていないということです。

では、猫のうんちを流すとどういうことがあるのかというと、

・トイレが詰まる可能性がある
・下水を処理しているしくみに何らかの問題が起きる可能性がある

ということなのです。

猫のうんちは、人間の排泄物に比べると水に溶けにくいそうです。さらにうんちには、猫の毛が混ざっていることが多いものですが、それが、水洗トイレを詰まらせる原因にもなることがあります。

トイレが詰まると、当然ですがとても困りますし、業者さんを呼ぶ必要が出たりして大変ですね。特に、集合住宅で暮らしている人は、他の世帯にも迷惑をかけてしまうおそれがあります。

◆猫砂の種類にも注意が必要!

猫のトイレに使われる砂の素材には、紙、木、鉱物、おからなど様々なものがあります。どのような素材で出来ているのかは、砂の袋に記載されています。

猫のうんちを処理する場合、砂の処理方法に準じて行っていますよね。その中で、猫砂には「トイレに流せる」と記載されているものも多く販売されています。

猫砂をトイレに流すとどういう問題の可能性があるのかというと、

・水に溶けない砂を流せばもちろん詰まる可能性がある
・水に溶ける砂でも、大量に流したり大きな塊を流したりすれば詰まる可能性がある

ということなのです。

つまり、猫のうんちが流れにくいので詰まってしまう場合と、うんちについた砂が流れないで詰まる場合があるということです。猫のうんちをトイレに流す時には、砂の処理方法にも気をつける必要があります。

また、節水型のトイレは水圧が低いので、固形のものは詰まりやすい傾向にあるようです。


猫のうんちの処理方法は?

ゴミ箱と猫

うんちそのものの処理については、やり方がいくつかあります。まず、「人間のトイレに流す」「燃えるゴミとして出す」の2つの方法が基本となります。

◆うんちの処理方法は自治体によって決まっている

トイレに流すか、燃えるゴミに出すかの選択は、住んでいる地域の自治体がどのように指示しているかで決まっています。

水洗トイレに流すことを推奨しているところもあれば、燃えるゴミに出すようにというところもあります。暮らしている自治体の処理方法に従って、うんちの処理をする必要があるということですね。

それではトイレに流す時には、どういうことに注意したら良いのでしょうか。

– トイレに流す処理方法 –

トイレにうんちを流す際に気をつけることとしては、

・うんち以外の砂はできる限り取り除いて別に処理する
・一度にたくさん流さずに、小分けにする
・水に溶ける猫砂を使用する

などがあります。

◆うんち以外の砂はできる限り取り除いて別に処理する

まず、猫のうんちだけを流すようにして、ペットシーツや砂などをできるだけ付着させないようにすることが大切です。人間の赤ちゃんの場合も、うんちだけを流して、おむつは別で処理するのと同じですね。

◆一度にたくさん流さずに、小分けにする

猫のうんちは人間の排泄物に比べて、水に溶けにくいことが問題だと言われていますが、人に比べても量やサイズは小さいものです。トイレに捨てた場合に、大きすぎて流れない、ということは少ないでしょう。ためておいて一度に大量に流そうとしなければ、大丈夫です。小分けにして少しずつ流しましょう。

また、うんちが浮いてしまう場合は、ぬるま湯でふやかして流す、少量のトイレットペーパーを被せて沈ませて流す、などしてみましょう。

◆水に溶ける猫砂を使用する

うんちをトイレに流していて詰まる場合は、原因はうんちそのものよりも、猫砂による場合も多くあります。

まず、水に溶けない砂を流してしまえば、もちろん詰まりの原因になりますので、絶対にしないようにしましょう。

「水に溶けて流せる」と記載されている猫砂でも、一度に大量に流せば、詰まる原因になります。固まる砂には高吸水性ポリマーが使われていることが多いのですが、これが原因で、トイレが詰まることがあります。水を吸って大きく膨らんだり、固まった部分が配管の隅などに溜まったりすることがあります。これによって流れが悪くなり、ついには詰まってしまうということです。

詰まってしまった時は、ラバーカップを使って詰まりを解消します。どうしても直らなければ、業者を呼んで対処してもらいましょう。

– 燃えるゴミとして出す時の処理方法 –

うんちを燃えるゴミとして出す際に気をつけることとしては、

・ビニール袋などにいれてしっかりと口を閉じる
・燃えるゴミの日に適切に出すこと

などがあります。

◆ビニール袋などにいれてしっかりと口を閉じる

袋に破れがあったり、カラスなどに荒らされたりしないように気をつけてゴミを出しましょう。特に臭いは通常のゴミよりもきつくなりますので、袋を二重にしておいたり、消臭力の強いペット用のゴミ袋を使用するのもよいでしょう。

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◆燃えるゴミの日に適切に出すこと

当然ですが曜日をしっかり守って出しましょう。

以上のことから、猫のうんちの処理方法としては、トイレに流すか、燃えるゴミとして出すという選択肢がありますが「どちらもできるだけ砂を取り除く」という条件がつきます。

猫砂は、素材により燃えるゴミに出したり、燃えないゴミに出したり、トイレに流したりと、処理方法がちゃんと袋に記載されていますので、メーカーの指示に従いましょう。


生ゴミ処理機で猫のうんちを処理!?

生ゴミ処理機

「人間のトイレに流す」「燃えるゴミとして出す」の選択肢以外にも、生ゴミ処理機を使う方法があります。

生ゴミ処理機には、バイオ式と乾燥式の二つがあります。

◆バイオ式生ゴミ処理機

微生物によって有機物を酸化分解することで、ゴミを減量したり臭いを抑えたりして、処理後には堆肥を作ることができます。屋外に置くものが一般的です。最近ではペットの糞用の処理機も販売されています。

ただ、使う時に気をつける点は、電気代がかかること、機械のお手入れを適切にする必要があることです。

◆乾燥式生ゴミ処理機

熱で生ゴミの水分を蒸発させて乾燥や粉砕することで、ゴミを減らして衛生的に処理します。臭いを抑えるのとコンパクトなものが多いので、室内に置くことが可能です。バイオ式よりも生ゴミを早く処理することができますが、電気代が多くかかります。

一般家庭で、猫のうんち処理だけのために高価な生ごみ処理機を使うことはなかなか現実的ではないかもしれません。猫や他のペットの多頭飼いをしている、庭があって堆肥を作っても使い道があるなどの家庭には重宝するでしょう。

ただ、ゴミ処理機を使えば臭いの問題が解決しますし、普段のゴミ捨てが楽になるということもあります。ご家族が多い場合は、普段の生活にも取り入れることを考えて、生ゴミ処理機を購入することも良いでしょう。

◆ペット用トイレバケツ

生ごみ処理機までいかなくても、うんちの対策として使えるバケツというものがあります。

うんちを処理した袋を密閉して、捨てるまでに臭いを抑えて衛生的に置いておけます。長時間ためておいても、臭いをもらさないようになっています。燃えるゴミとして出している場合、臭いの問題に悩まされることがなくなります。

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猫飼いさんにおすすめの猫砂・消臭グッズ

使いやすくて処理のしやすい猫砂は欠かせません。住んでいる場所に適した処理の仕方に合というだけでなく、飼っている猫の好みにも合う砂を使用しましょう。

●ブルーの猫砂

再生パルプで出来ています。燃えるゴミに出せますし、トイレに流せるので、環境に応じて処理ができます。

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猫の臭いの原因の多くは、排泄物からです。そんな時に使える消臭剤などの消臭グッズもあります。

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猫のうんち・おしっこ専用の消臭剤です。除菌成分が臭い菌の繁殖まで防ぐので、強力な消臭効果が持続します。

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●ペットまわりの空間除菌・消臭ゲル

こちらは置き型タイプの消臭ゲルです。人用の除菌・消臭製品として名前を聞く「クレベリン」のペット用の製品で、ペットの優れた嗅覚に影響がないよう開発されているため、安心して使用することができます。

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浮遊ウイルス・菌などを99%除去。さらに悪臭成分もしっかり消臭。

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まとめ

猫のうんちについて、まず大切なのは、お住いの自治体の指示により適切に処理する必要があるということです。

トイレに流す場合は、できるだけ砂を取り除いて一度に大量に流さず、詰まりに気をつけて流しましょう。流せる砂の場合も、少しずつ流すようにしましょう。
燃えるゴミとして出す場合は、臭いの漏れやこぼれがないようにしっかり袋にいれて密閉して出しましょう。

猫のうんちの処理は、猫と暮らしている限り必ずしなければならないものです。正しく続けやすい方法で処理して、猫も人間も、お互いに快適に暮らせるようにしていきましょう。



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ネコ、犬、インコ、金魚などと暮らした経験を生かし、飼い主さんに役立つよ うな記事を作成しています。 ペット情報を日々チェックしながら、ペットについて勉強中です。かわいいペ ットをメインとしたイラスト作成もしています。


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