- 1.猫が食べやすい食器の選び方は?
- 2.猫が食べやすいおすすめ食器7選!
- 3.猫の食事周りでおすすめのグッズ4選!
- 4.猫の食器は人用洗剤を使ってもいい?
- 5.猫用食器おすすめまとめ
1-1.食器を選ぶときのポイント①大きさ
1-2.食器を選ぶときのポイント②重さ
1-3.食器を選ぶときのポイント③素材
1-4.食器を選ぶときのポイント④深さ
2-1.ハッピーダイニング 脚付フードボウル・ウォーターボウル
2-2.食べやすいキャットディッシュ
2-3.ステンレス食器 猫用
2-4.ネコにやさしい食器
2-5.和ぼうる CAT
2-6.フリーフリー食器
2-7.瀬戸焼 にゃん楽食器 ごはん
3-1.ウッディーダイニング Cat
3-2.カタカタ鳴らないツインディッシュ
3-3.ペット用オートフィーダー カメラ付 4.3L
3-4.ピュアクリスタル セラミックス 猫用 1.5L
4-1.人用洗剤は使わない方がいい
4-2.猫の食器はペット用洗剤がおすすめ
4-3.人間用洗剤を使う場合は?
猫が食べやすい食器の選び方は?
フードを食べる食器には、色々なものがありますよね。ついつい、飼い主さんの好みや見た目で選んでしまうのではないでしょうか。
実は、フードの食べやすさによって、猫はフードを食べたり食べなかったりします。食器次第で、猫の健康も左右されるといっても良いかも知れません。
猫の食器を選ぶときに大切な4つのポイントについてお話します。
◆食器を選ぶときのポイント①大きさ
食器の大きさは、猫の頭よりひとまわり大きいくらいと考えましょう。フードを食べるときに縁にひげがあたると、猫は食べづらいと感じます。顔をつけてもひげがあたらないような大きさであることが良いでしょう。
しかし、あまり大きすぎると、今度はフードが食べにくくなります。口がフードに届かなかったり、中に前足が入ったりするので、適度な大きさを選んであげる必要があります。また、大きいものはフードを多く入れてしまうことにもつながります。
猫の顎と前足の間にお皿の縁があり、首を伸ばしすぎることなく食べられる大きさが良いでしょう。
◆食器を選ぶときのポイント②重さ
軽いものは扱いやすいですが、ある程度の重さがないと、猫が食べているうちにずれたり、ひっくり返ったりする可能性があります。お皿を舐める猫だと、舐めるたびに動いていってしまいますね。
猫が舐めたり、多少前足があたったりしても動かないくらいの安定感と重さがあるものが食べやすいでしょう。
◆食器を選ぶときのポイント③素材
食器の素材は、プラスチック、ステンレス、陶器などが主です。それぞれに良いところと悪いところがあります。
プラスチックの食器
○ 軽くて扱いやすい
○ 種類が多い
○ お値段も手頃
× 汚れがとれにくく傷もつきやすい
ステンレスの食器
○ 汚れが取れやすい
○ 傷がつきにくく衛生的
× 金属的な匂いが気になることがある
陶器の食器
○ 重さがあり、猫がひっくりかえしにくい
○ 洗いやすくて汚れも落としやすい
× 重いので洗う時などに落とすこともあり、さらに陶器製の食器は割れてしまうので、扱う時には少し注意が必要
どれを選んでも問題はなく、飼い主さんの好みもあることでしょう。
一番大切なのは、猫がフードを食べやすいということです。さらに、素材に応じたお手入れが出来て、常に清潔に保ってあげられれば、どんなものでも大丈夫です。
◆食器を選ぶときのポイント④深さ
あまり深すぎない形状ものが食べやすいでしょう。深いとフードが底に残る原因にもなります。
ただ、浅すぎると食べているうちにフードがこぼれますので、ある程度の深さは必要です。猫の体の大きさや、老猫か子猫かということでも変わりますが、猫の顔が隠れないような高さのフチがあれば良いでしょう。
フードがこぼれる場合は、フードの量が多いこともありますが、内側の形状にも関係しています。平たいもの、丸くなっているものがありますが、フードによってもこぼれるかどうかが変わってきます。
また、内部が二段構造になっていたり、縁の内側に返しがあったりと、フードがこぼれにくい形状をしているものもあります。
猫が食べやすいおすすめ食器7選!
●ハッピーダイニング 脚付フードボウル・ウォーターボウル
食べ物の匂いや細菌がつきにくい磁器製の食器です。電子レンジと食洗機にも対応しています。
脚つきなので、猫が首を下げたり前足を曲げたりせず食べられます。縁に反り返しがあるので食べやすく、こぼしにくくなっています。
また、高さがあっても重みがあるので、倒れにくく、ズレにくくなっています。床のほこりが入らずに衛生的にフードを食べられますね。
デザインや模様も豊富で、飼い主さんの気に入ったものが見つけやすいでしょう。
●食べやすいキャットディッシュ
製品安全性と食品衛生法の基準に適合したメラミン樹脂素材の食器です。
重さが十分にあるので、ひっくり返りにくくなっています。さらに滑り止め付きなのでズレにくく、床を傷つけないようになっています。容器の内側は二段になっていて、フードがこぼれにくくなっています。
●ステンレス食器 猫用
ステンレス製なので錆びや劣化に強くなっており、長く使うことができます。落とした場合の衝撃にも強く、熱にも強い素材です。
見た目のシンプルさ、お手入れの楽さが好きな人にもオススメです。
●ネコにやさしい食器
ネコがストレスを感じることなく食事ができるような、フードが食べやすい形状の食器です。
サイズを幅広に設計してあるので、猫のヒゲがお皿にあたりません。食器の底は滑り止め突起付で、ドライフードを舌ですくいやすいようになっています。
また、持ち手付きで運びやすく、洗いやすいようになっています。
●和ぼうる CAT
親しみやすく飽きの来ないデザインで愛猫の食卓を彩ります。ワイドな食べ口なので、ヒゲがあたらず食べやすい形状!強化プラスチックの2層構造と底面はゴム付きで滑りにくく安定感も抜群です。
茜色、鶯色、京紫色の3色があります。
●フリーフリー食器
割れにくい安全・清潔なプラ食器ですが、重さもしっかりと付けられており、安定して食事を食べることができます。
ペットが食べやすいよう、食器の角度を自由に調節可能。さらに、自然な丸みのある食器で、フードが食べやすい位置に集まるようになっています。
台から食器だけを取り外しすることができるので、お手入れも簡単です。
●瀬戸焼 にゃん楽食器 ごはん
1000年以上もの歴史を持つ伝統的な愛知県瀬戸の窯元で、一個ずつ丁寧に焼き上げた陶磁器です。
ごはん用食器として、高さ・傾き・間口・重さ・安定感にこだわっており、猫が食べやすい形状の食器になっています。
色は紅赤と漆黒の2色。高級感のある見た目でインテリアにも馴染みますね。
猫の食事周りでおすすめのグッズ4選!
– 食器台 –
フードが低い位置にあると、前かがみで食べることになるので、喉に詰まらせたり吐き戻したりする原因になることもあります。
食器台は、低い位置だとうまくフードを食べられない猫に最適です。首を下げず、前足を曲げなくても良いので食べやすく、年をとった猫や体の弱った猫にもおすすめです。
●ウッディーダイニング Cat
ウッディダイニングは、猫の体型に合わせて高さが3段階に調節ができます。組み立ては簡単で、滑り止めマットがついているので皿がずれることもありません。持ち手もついていて飼い主さんが運びやすくなっています。
●カタカタ鳴らないツインディッシュ
防音処理機能で、フードを食べている時のカタカタ音がなく、落ち着いて食べられる吸音ラバー付のステンレス食器です。
サビにも強く、割れにくく、耐久性があります。足キャップには白の滑り止めつきで、床への色移りもありません。
– 自動給餌器・自動給水器 –
自動給餌器や自動給水器は、常に新鮮なフードや水を与えることができるグッズです。
●ペット用オートフィーダー カメラ付 4.3L
給フード量・時間を簡単に設定できて使いやすい自動給フード器です。深夜や早朝でもフードをあげることができるので、仕事の都合や睡眠時間などを気にしなくても大丈夫。飼い主さんの声の録音・カメラでの撮影ができるので、留守中でも安心です。
フードタンクは約1.5kgの容量があって安心です。1日4回の給フード時間が設定出来て、1日最大約400gまであげられます。ACアダプター、電池の2WAY給電式で、停電時にも安心です。
●ピュアクリスタル セラミックス 猫用 1.5L
ファンネルがセラミック製で、高級感、清潔感があります。
不織布層が食べかす、被毛を濾過し、活性炭がカルキ臭を吸着。イオン交換樹脂がマグネシウム、カルシウムを除去する専用フィルターでいつでも新鮮なお水を飲めますよ。
留守をする時だけではなく、常にきれいな水をあげたい時にも最適です。
猫の食器は人用洗剤を使ってもいい?
猫が使った食器がヌルヌルしていると思ったことはないでしょうか。このヌルヌルは、糖たんぱくや、猫の口中の細菌が繁殖したものだと言われます。
猫の食器も人のお皿と同じでしっかり洗ってあげないと、細菌が繁殖する可能性があるということですね。
◆人用洗剤は使わない方がいい
人用の洗剤で洗っても良いのかという問題ですが、基本的には使わない方が猫にとっては安全です。
その理由として、人用の洗剤に含まれている「界面活性剤」があります。この界面活性剤が洗った後に残っていて、もし猫が舐めてしまうと、この成分が体内に蓄積されてしまい健康を害する可能性があるからです。
人よりも体が小さい猫ですから、人よりも少ない量を体内に取り入れただけでも、健康に影響の出る可能性があるのですね。
◆猫の食器はペット用洗剤がおすすめ
猫用のものは水洗いだけ、または煮沸消毒をするなど、洗剤を使わずに洗うという方法があります。
それでは汚れが落ちないのでは?と気になる飼い主さんは、お手入れの際はペット用の洗剤を使うと良いでしょう。その時気をつけるのは、ペット専用洗剤とは言えしっかりとすすぎをすることです。
また、猫と人のものを洗うスポンジを分けるようにしましょう。これは、人用のスポンジが汚れていて、洗剤や人の食べたものが猫の食器に移ってしまわないようにという理由からです。
◆人間用洗剤を使う場合は?
もし仕方なく人用の洗剤を使って洗うという場合には、以下のことに気をつけましょう。
・すすぎをしっかりする
・汚れが気になる場合は、煮沸消毒やすすぎ後の拭き取りをする
毎日のことなので大変に感じるかも知れませんが、フードを食べ終わったらすぐに洗う、ということに気をつけるだけでも、清潔に保てます。
猫用食器おすすめまとめ
猫の食器は、フード選びと同じくらい大切なものです。おすすめの食器はそれぞれに理由があります。
問題なく食べているようでも、フードを残したり、カチカチと歯があたっていたりすれば、食べにくいのを我慢して食べているのかも知れません。
また、ドライフードとウェットフードでは、食べ方も食べやすさも違って来ます。フードの種類によって使う食器の形状を変える方法もあります。
猫の食器は、決まった品物があるものではなく、使う猫の体の大きさや、食べ方によっても変わってきます。最適なものに出会うまでには、色々な種類を試してみる必要があるでしょう。
新しい食器の使い始めは、よく観察して、問題なく食べているか見てあげてください。そして飼い猫に気に入られる食器を見つけてあげてくださいね。
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