しゃべる猫の動画集
インターネットで話題の猫がしゃべる動画をご紹介します。
◆餌が足りないとしゃべる猫 くろべぇの動画
何かしゃべりながら、餌を一生懸命に食べているくろべぇの動画です。字幕を見ながら聞いてみると、足りない、としゃべっているように聞こえます。
◆窓から外を見ながらしゃべる猫の動画
窓から外を見て、かわいい声でしゃべる猫です。見えるものに反応しているようですね。集中して見ているうちに、鳴き声が漏れてしまっているように見えます。
◆おはよーと言う猫の動画
猫のマーヤちゃんの動画です。動画の後半では、おはよーとはっきり言っているように聞こえるところがあります。飼い主さんのおはように反応しています。
◆しゃべる猫の動画 総集編(アニまる MOVIE)
怒っている時や喧嘩の時、爪切りなど嫌なことをされている時、触られたくない時など、機嫌が良くない時にも猫はしゃべってしまうようです。
◆海外のしゃべる猫たちの動画(Kawaii pet TV)
アイラブユーと飼い主さんが話すと、同じイントネーションでしゃべる猫から始まります。お風呂に入るのを嫌がって鳴いているのも、いやだ〜ノー!としゃべっているように聞こえますね。
猫がしゃべる理由5つ!
猫がしゃべる理由については、様々なものが考えられます。実際には猫がしゃべるというより、人間にとって「猫がしゃべっているように聞こえる」という場合が多いと言えるでしょう。
◆猫がしゃべる理由①怒っている鳴き声がしゃべるように聞こえる
猫同士の喧嘩の時や、犬などに対して威嚇している時などの鳴き声が、猫がしゃべるように聞こえることがあります。怒りを伝えているのがしゃべる理由というわけではなく、猫が怒っているうちに鳴き声を出してしまうということです。
怒っている時の猫は、普段とは違い、アオ~ン、ワゥー、アォゥアォゥといったように、口を動かして威嚇の鳴き声を出します。
このため、猫が相手に向かって何かしゃべるように見える、聞こえることがあるのです。
◆猫がしゃべる理由②クラッキングがしゃべるように聞こえる
クラッキングという猫の鳴き方が、しゃべるように聞こえることもあります。
クラッキングとは、猫が小刻みに口を動かして、カカカという音を出したり、声が少しだけでてニャニャニャ、ワワワといったような鳴き声を出したりする鳴き方です。
この声を出す理由は、手の届かない物や興味あるものを見た時、手が届かなくてもどかしい、といった気持ちの表れだとされています。
猫によって個体差がありますが、続けて声が出るタイプのクラッキングをすると、まるでしゃべるように聞こえます。
◆猫がしゃべる理由③人間に何かを伝えようとしている理由のため
野良猫や野生のイエネコは、猫同士の間では、鳴き声で意思疎通をすることはあまりありません。鳴いて呼び合ったりするのは、親子の猫同士や、発情期でオス猫メス猫ともに異性を探す時くらいです。
猫が人間に飼われるようになると、人間に対して要求を伝える理由のために、猫は鳴き声を多く出すようになったとされています。
野生であれば自分で餌を探しに行き、行きたいところに行き、自分で色々と判断をするのですが、飼い猫になると、飼い主さんの行動が必要な場合がたくさんあります。
・お腹が空いた時
・撫でて欲しい時
・部屋の外に出たい時
・トイレに行きたい時
・体調が悪い時
猫に何か欲求が起こった時、飼い主さんに何かしてもらう必要がある時には、鳴くことで飼い主さんに気づいてもらおうとしているという理由があるのですね。
お腹が空いた時にしゃべるのは、母猫におっぱいをもらっていたのと同じように催促していると考えられます。
また、撫でて欲しい、外に出たいなど、飼い主さんに何かをして欲しい理由のためにしゃべっています。
トイレに行きたいのにトイレが汚れている、どこかわからない、といった理由の時には、思わず鳴き声が漏れていることもあるでしょう。
気をつけたいのは、体調が悪い時にも、猫がしゃべるように鳴くことがあることです。痛い、辛い、といった言葉を話せない猫ですから、具合が悪くないかどうかを観察してあげる必要があります。
◆猫がしゃべる理由④飼い主さんが喜ぶため
人間に対して要求を伝えるために鳴き声を多く出すようになったとされる猫ですが、鳴き声に対して人間が反応してくれることも、猫がしゃべるということに結びつきます。
例えば、猫がニャンと鳴くと、「どうしたの?」と人間が話しかける。ニャーンと長く鳴くと、「何が欲しいの?」と人間も声を出す。
このように、鳴くと飼い主が反応してくれるというやり取りが続くと、反応が欲しいという理由のために、猫はますます鳴いて意思を伝えようとしてしゃべる(鳴く)ようになります。
そして、飼い主さんも声を出したり態度で示したりして、応えるようになります。
猫の鳴き声でやり取りをするようになると、会話が成立しているように見えて、うちの猫はしゃべる、といった感覚になるということですね。
◆猫がしゃべる理由⑤飼い主さんの言葉の意味がわかるため
猫が飼い主さんの言葉を聞き、何か言われているということを察してしゃべる、という理由もあります。
猫には、人間の1歳半から2歳程度の知能があると言われています。猫によってもちろん個体差がありますが、人間の言葉そのものは理解できなくても、名前を呼んでいるとか、怒っているとか、褒めてくれている、といったものを、音や調子から聞き分けることができるとされています。
そのため、呼ばれると返事をしたり、怒られたら隠れたり文句を言ったり、しゃべるような反応をすることがあると考えられます。
なんとなくでも飼い主さんの言葉を理解して、猫がしゃべるということは、会話が成立していると言ってもいいかも知れませんね。
しゃべるように鳴く猫の種類5選!
しゃべる猫の動画から見ても、様々な猫がしゃべるようですね。また、猫の種類によっておよその性格がわかるように、よく鳴いてしゃべるという傾向があるものがいます。
しゃべるように鳴く猫といっても、必ずしも大きな声で鳴くわけではなく、まさに語りかけるように小さく続けて鳴くタイプもいます。
◆しゃべるように鳴く猫の種類①サイアミーズ(シャム)
サイアミーズは、耳や鼻まわり、尻尾や手足の先に色がついたポインテッドの被毛と、ブルーの目が美しい、タイ原産の猫です。
プライドが高くわがままな反面、飼い主さんによく懐き犬のような面も持ち合わせた、猫らしい両極端な性格だと言えます。
声が太めで大きく、飼い主さんの気をひこうとしてよくしゃべる猫とされます。マンションなどで飼う時には注意が必要かも知れません。
◆しゃべるように鳴く猫の種類②コラット
コラットはタイ原産の、土着の猫です。ブルーグレーの短毛で、頭の形は独特なハート形をしています。
プライドが高い面もありますが、犬のようにしつけができるものもいて、頭が良く、ドアを開けたりトイレの水を流したりといった行動もよく見られるそうです。
落ち着いた賢い猫ですが、特定の家族によく懐き、しゃべるように鳴いて注意をひきます。
◆しゃべるように鳴く猫の種類③オリエンタルショートヘア
オリエンタルショートヘアは、サイアミーズを基礎として作られた猫種です。見た目はサイアミーズによく似ていますが、被毛にはポインテッドがないのが特徴です。
サイアミーズの性質を受け継いでおり、よくしゃべるとされています。性格はサイアミーズよりもさらに甘えん坊で、かまって欲しいために、会話しているところに鳴いて入り込んでくることもあるとのことです。
◆しゃべるように鳴く猫の種類④ジャパニーズボブテイル
ジャパニーズボブテイルの起源とされるのは、日本に古くからいた土着の猫です。尻尾が短く、関節部分で曲がったままで固定されています。
人懐っこく社交的な性格ですが、それほど甘えることはなく、独立して過ごせるタイプです。
賢くて物分かりも良く、よく飼い主さんのことを見ているため、呼びかけに返事したり、要求があると鳴いて知らせたり、しゃべることでコミュニケーションを取ろうとします。
◆しゃべるように鳴く猫の種類⑤ベンガル
ベンガルは、ヤマネコとイエネコとの交配から生まれた、アメリカ原産の猫です。被毛は、特徴とされるヒョウ柄や、マーブル、タビー(縞)もいます。
野性味が溢れる外見で、運動能力が高く活動的ですが、賢くて犬のように懐き、しつけもしやすいとされています。
甘えん坊な面も多く、よくしゃべる猫とされています。特に子供の頃は飼い主さんに依存することも多く、大きな声で鳴いてアピールすることも多いようです。
猫がしゃべる理由のまとめ
猫がしゃべる、という理由は、飼い主さんの方を向いていれば、猫が何かを伝えようとしているということになります。また、飼い猫同士で鳴きあったり、猫が外を眺めて鳴いていたりすれば、思わず漏れてしまった声がしゃべるように聞こえたという場合もあるでしょう。
しゃべる猫の動画でも、怒っていると大声でしゃべっているような鳴き声が出たり、何かに夢中になってこそこそ話をしているように聞こえたりしています。
猫は鳴き声で何かを伝えようとしたり、自分の気持ちのままに鳴き声を出したりしますが、言葉を話す人間にとっては、猫がしゃべるように聞こえてきてしまうのですね。
猫がしゃべるかどうかはまだはっきりとは言えませんが、猫としゃべっていると思えば、猫との暮らしがさらに楽しくなるかも知れませんね。
– おすすめ記事 –
・【驚愕動画】変な鳴き声の猫VSしゃべる猫 |
・【猫の発情期対策】うるさい鳴き声や困った行動を落ち着かせる方法は? |
・猫のニャッニャッという鳴き声の意味とは? |
・猫がサイレントニャーで鳴く意味7つ!鳴き声に隠された気持ちとは? |