- 1.猫のシステムトイレとは?
- 2.猫のシステムトイレのメリット・デメリット
- 3.猫のシステムトイレの使い方は?
- 4.猫のシステムトイレの掃除方法は?
- 5.猫のシステムトイレおすすめ3選
- 6.猫のシステムトイレまとめ
1-1.猫砂とトイレシーツを使う猫トイレ
1-2.便とおしっこは別々に処理する
1-3.見た目は他の猫トイレと大差がない
2-1.猫のシステムトイレのメリット
2-2.猫のシステムトイレのデメリット
3-1.システムトイレに必要なもの
3-2.猫のシステムトイレの準備
5-1.デオトイレハーフカバータイプ
5-2.デオトイレ 本体セット 子猫から体重5kgの成猫用
5-3.ウィークリートイレ しつける3点セット
猫のシステムトイレとは?
◆猫砂とトイレシーツを使う猫トイレ
猫のシステムトイレとは、2層に分かれていて、上の段に猫砂を入れ、下の段にはペットシーツを入れて使うトイレです。
見た目は普通の猫砂用トイレと大きく変わりませんが、猫砂を入れる部分の下がすのこ状になっていて、その下にはシートを入れられるトレイ部分があります。
システムトイレの猫砂は、一般的な猫砂と違い、猫のおしっこをかけても固まることがありません。うんちをした場合は、うんちと汚れた砂だけを取り除きます。
トイレシートによっておしっこを吸収し、さらにトイレシートは数日から1週間交換が不要というものです。
◆便とおしっこは別々に処理する
猫が猫トイレで排泄すると、まず、うんちの場合、猫砂の上に残りますので、汚れた猫砂と一緒に取り除きます。
おしっこの場合、猫砂の上で排泄しても、おしっこで砂は固まらず、すのこ状の部分を通って下に落ちます。下のトレイ部分にあるトイレシートがおしっこを受けて、吸収するというしくみです。
基本的には、猫砂もトイレシートも燃えるゴミとして処理できます。ただし、自治体によっては処理方法が違うこともあるため、住んでいる地域での決まりに従ってください。
◆見た目は他の猫トイレと大差がない
猫用システムトイレは、見た目はほとんど猫砂用の猫トイレと変わりません。
トイレのタイプも、カバーがないオープンタイプ、上がカバーで覆われたドームタイプ、半分だけカバーのあるハーフカバータイプなど、猫砂だけのトイレと変わらないものがあります。
猫のシステムトイレのメリット・デメリット
◆猫のシステムトイレのメリット
・消臭効果が高い
システムトイレは、猫のおしっこに対してトイレシートの消臭効果が高いので、臭いが抑えられるとされています。
猫のうんちは素早く処理するしかありませんが、猫砂にも抗菌と消臭効果の高いものが増えているため、臭いを抑えることができます。
トイレシートは何層にもなっていて、脱臭や消臭効果、抗菌効果があるものが多いため、臭いを抑えて菌の繁殖も防いでくれます。
・処理の回数が減る
うんちはその都度早めに取り除く必要があり毎日の処理となりますが、おしっこを吸収するシートは基本的に1週間交換せずに使えるため、処理の回数が減ります。
毎日、猫のトイレ処理をして大変だという方には、おしっこのぶんだけでも処理回数が減ることになります。
・猫のおしっこから体調管理ができる
トイレシートを見ることで、猫のおしっこの色がわかるため、猫の体調に異常がないかを確認することができます。
◆猫のシステムトイレのデメリット
・専用の物を使う必要がある
猫砂はなんでも使えるわけではなく、おしっこで固まらないタイプのシステムトイレ専用猫砂(チップ)を使う必要があります。
今まで猫砂だけのトイレを使っていた人がシステムトイレに変えた時でも、あまっていた猫砂は使えないということになります。
トイレシートも、猫のシステムトイレ専用のものを使うことになります。ただし、システムトイレ本体と製造元が違っても問題なく、各社共通サイズとして販売されているものも多いので、どのメーカーのものを使っても大丈夫でしょう。
・猫砂はトイレに流せない
システムトイレの猫砂は燃えるゴミとして出すものが多く、水に溶けないことからトイレに流すことができません。
ゴミの日に出すまでの間は、汚れた猫砂と共にうんちがゴミ箱やゴミ袋内にあることになるため、管理が必要です。
トイレに流せるタイプの猫砂を使っていると、臭いのする排泄物と砂がトイレに流せないのが嫌だという飼い主さんもいます。
・費用がかかる
猫砂に加えてトイレシートも必要であること、システムトイレそのものを買う必要があることから、費用が高くなるというデメリットがあります。
ただし、システムトイレの使い方によっては、猫砂の減りが少なくて済んだり、トイレシートは1週間に1回交換で値段の低いものを使ったりすることで、猫砂だけの時よりも費用がかからない場合もあります。
・2種類の処理が面倒
猫砂だけで快適に処理をして使っていた人には、猫砂とトイレシートの2種類の処理が面倒に感じる人もいます。
それぞれに燃えるゴミに出せますが、一緒に処理できるわけではないため、手間が増えるという捉え方もあります。
猫のシステムトイレの使い方は?
◆システムトイレに必要なもの
・猫用トイレシート
猫のシステムトイレ本体とスコップ以外には、専用の猫砂とトイレシートが必要です。システムトイレを購入する際、セットで砂とシートが売られている場合もあるので、一緒に購入すると良いでしょう。
猫砂を処理するスコップはシステムトイレに付属していますし、単体でもホームセンターなどで販売されています。
日々のうんちと汚れた猫砂の処理には、一旦小さめのビニール袋やペットの排泄物用袋などに入れて口を閉じておき、燃えるゴミに出すと良いでしょう。
汚れたトイレシートは、新聞で包んだりビニール袋に入れたりして、おしっこや汚れが漏れないようにしてから燃えるゴミとして捨てましょう。
そのため、処理用にビニール袋や新聞紙なども普段から用意しておくと良いでしょう。
◆猫のシステムトイレの準備
猫のシステムトイレを使う際には、猫砂とトイレシートを中にセットして、あとは猫に使ってもらうだけです。
まず、ドーム型の場合はまずカバー部分を外して、上段のすのこ部分と下のトレー部分を出します。下段が引き出し型の場合には、引き出し部分を開けます。
下段にトイレシートを敷き、上段には専用の猫砂を入れます。シートは折れ曲がらないようにして敷き、セットする時にも折れ曲がらないように丁寧に入れてください。
猫砂とトイレシートのセットをしたら、カバーがある場合には、それを取り付けます。
これで猫のシステムトイレは準備完了です。
猫がトイレを初めて使う時には、猫のおしっこがついた砂やティッシュを少し入れるなど、臭いをつけておくと猫が入りやすくなります。
猫のシステムトイレの掃除方法は?
◆猫の排泄物の掃除
猫のうんちは、できるだけ早めに汚れた砂と共にスコップでビニール袋などに取り除きます。猫1匹につき、うんちの掃除は1日に1回~2回くらいになるでしょう。
取り除いた猫砂とうんちは、蓋付のゴミ箱などに入れておき、燃えるゴミに出します。
猫がおしっこをしたトイレシートは、新聞紙で包むかビニール袋などに入れるかして、燃えるゴミに出します。おしっこを吸収したシートから、おしっこが漏れたり、破れてこぼれたりしないように、包んでゴミに出すようにしてください。
◆システムトイレ本体の掃除
システムトイレ本体も、定期的に掃除が必要です。2~3週間に1度程度で、猫のシステムトイレ本体を掃除するようにしましょう。
使っているうちに、臭いが強くなってきたり、猫砂のほこりがたまったりするのを目安にしても良いでしょう。
猫砂をビニール袋や箱などに出しておきます。掃除の後に戻して使うので、こぼれないように、濡れないようにしてください。トイレシートは汚れているものは捨てます。
システムトイレを分解して、それぞれをぬるま湯につけます。タライを使ったり、お風呂の洗い場で洗ったりすると良いでしょう。
汚れはお湯でふやかして、柔らかくなって浮いてきたら、柔らかいタオルやスポンジなどでこすって取り除きます。
猫トイレに傷がつくと、そこに汚れがたまって雑菌が繁殖しやすくなるので、できるだけ傷をつけないように洗いましょう。
汚れがひどい時には、塩素系の洗剤を少しぬるま湯にまぜてつけおきしてから掃除してみてください。中性洗剤などで洗っても良いですが、洗剤の香りが強いものは、残らないようによくすすいでください。
汚れが取れたら、雑巾やキッチンペーパーなどで水気を拭き取って、乾かします。
よく乾いたら、もとの通りにシステムトイレを組み立てて、猫砂とシートを入れます。
猫のシステムトイレおすすめ3選
◆デオトイレハーフカバータイプ
締め切った部屋でも臭わない、猫のシステムトイレのハーフカバータイプです。高さのあるカバーで、猫砂の飛び散りを防ぎます。
猫砂とトイレシートの消臭、抗菌効果によって、猫のうんちとおしっこの臭いを抑えます。
トイレシートのトレーは前後入れ替えができるので、一箇所におしっこをする猫でも、無駄なくトイレシートが使えます。
◆デオトイレ 本体セット 子猫から体重5kgの成猫用
猫の顔の形をしたかわいいシステムトイレです。高さが12cmで子猫でも入りやすく、ケージに入れても使える大きさで、子猫の飼い始めにもおすすめです。
コンパクトでもシステムトイレなので、猫砂とトイレシートによって、締め切った部屋で使っても臭いをこもらせません。
◆ウィークリートイレ しつける3点セット
猫砂やシーツの取り換えが約一週間不要のシステムトイレです。
シリカゲルの猫砂と抗菌剤配合の極厚シーツで猫の排泄物の臭いを強力に消臭します。
猫のシステムトイレまとめ
猫のシステムトイレは、締め切った部屋でも臭いを抑えられるという効果が期待でき、消臭効果も高いとされています。
猫砂とトイレシートを併用するため、猫砂とトイレシートの定期的な交換が必要ですが、トイレシートの交換は基本的に1週間に1度でよいので、処理が楽になったという声も多くあります。
システムトイレには猫の排泄物の臭いや面倒な掃除などに対策されたトイレなので、問題に困っている人は一度検討してみてはいかがでしょう。
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