シニア猫におすすめのキャットタワー4選!必要性や選ぶポイントは?

2022.04.28

シニア猫におすすめのキャットタワー4選!必要性や選ぶポイントは?

家猫の場合、運動不足にならないためにも、キャットタワーを用意してあげる飼い主さんも多いことかと思います。しかし愛猫が歳を重ねるにつれ「もしかしたら遊んでくれなくなるのでは…」という不安も同時に過ってしまうことはありませんか? シニア猫にとってキャットタワーが必要なのか、そして選ぶ際にはどんな商品を選ぶべきかをご紹介していきます。

【目次】

シニア猫にキャットタワーは必要?

横になって休む猫

キャットタワーは適度な運動の出来るステップや、落ち着いて眠れるハンモックや小屋が付いている商品が多く販売されています。柱部分には爪とぎが出来る構造の商品もあり、一家に一つあれば、愛猫に快適な空間を作ってあげることが出来るので、とても重宝することでしょう。

ただ、猫は成長していくにつれてやがてシニア期に突入し、ジャンプ力が必要なキャットタワーは邪魔な置物と化してしまうのでは、という心配がつきものですよね。

シニア猫がキャットタワーを使ってくれるかどうかも謎なので、値段も高く場所をとってしまう買い物であれば、思いつきだけでは購入が出来ない飼い主さんがいらっしゃっても不思議ではありません。

シニア猫にとってキャットタワーは、必要な商品なのでしょうか?

◆運動不足や気分転換におすすめ!

猫は7歳頃からシニア期に突入すると言われていますが、人間で言うと45歳前後ぐらいの年齢となります。

人間で言う45歳ぐらいは、元気な方が沢山いらっしゃいますし、むしろ元気の秘訣は体をよく動かしていることにあるような気もします。

そのため、猫も同じように、体を動かさなければ骨が弱り、どんどん体力が落ちていってしまうので、シニア猫であっても適度な運動が必要であると言えるでしょう。

また、運動することによって食欲が増進したり、便が出やすくなったりもするので、シニア期の健康を支えてあげる目的でも、運動が大切であることが分かりますよね。

そしてシニア期はどうしても眠る時間が多くなってきますので、飼い主さんと一緒に居る時間や、少し構ってほしいなどの要求をしてくるときには、キャットタワーを利用して遊んであげることもおすすめです。

起きている時間に体を動かすことによって気分転換にもなりますので、キャットタワーはシニア猫でも十分に活躍出来るはずですよ!

◆シニア猫向けに工夫する必要あり

シニア猫がキャットタワーを使用する際には、体に負担がかからないように、工夫をしてあげる必要があります。

キャットタワーの目的は、「高い場所から下を見下ろしたい」「安心したい」「登りたい」などの猫の欲求を満たすことですが、シニア猫は足腰も弱ってきている上に、ジャンプ力も当然衰えてきていますよね。

ですので突っ張るタイプのキャットタワーであれば、ゆっくり休める寝床を上の方に設置せず、置き型タイプのキャットタワーであれば、倒れにくくして強度を高めるなどの工夫は必要となってきます。

シニア猫に負担をかけるようなキャットタワーではなく、負担がかからないようなキャットタワーを選ぶことこそが、重要となってくると言えるでしょう。


シニア猫のキャットタワーを選ぶポイント3つ

キャットタワーでくつろぐ猫

では実際にシニア猫のために、キャットタワーの購入を検討したとき、どんな商品を選ぶべきなのでしょうか?

◆ポイント①強度のある商品を選ぶ

前述した通り、倒れる心配のないような強度の強いキャットタワーを選ぶと良いでしょう。

年齢の若い猫であれば、たとえキャットタワーが何かのはずみに転倒してしまったとしても、持ち前の瞬発力でケガを回避出来るはずです。しかし、シニア猫の場合は、そのような瞬発力を持ち合わせていないので、ケガに繋がってしまう可能性が高くなってしまいます。

飼い主さんの留守中にそのような事故が起きないためにも、安心して使用出来るキャットタワーを選ぶようにしましょう。

◆ポイント②段差が低い商品を選ぶ

一段目から段差が高いキャットタワーだと、足腰の弱っているシニア猫はジャンプ力も衰えてきているので、登れないことがほとんどです。はじめからステップの段差が低い商品を選べば、シニア猫にとって無理なくキャットタワーを使用することが出来ますよね!

最近ではライフステージ別のキャットタワーも販売されているので、元からステップが低い商品を選びたいのなら、シニア猫用の商品を探してみるのもおすすめです。

細身の猫ちゃんであれば、シンプルでコンパクトなタイプの商品もありますし、大型の猫ちゃんであれば土台のしっかりした商品なども販売されていますよ。

◆ポイント③年齢によって組み換えが出来る商品を選ぶ

猫の年齢によって、キャットタワーの配置を組み替えられる商品もおすすめです。

やはり年齢が若い猫であれば活発なので、高さのあるキャットタワーこそが望ましいですが、シニア猫であれば反対に高いキャットタワーは必要ありません。

登れなくて使用してくれないのであれば、キャットタワーはただの邪魔な置物となってしまうので、長い使用を望む飼い主さんには、年齢に合わせてステップの位置が変えられる商品が人気となっているようです。


シニア猫におすすめのキャットタワー4選

実際に店頭に出向いてキャットタワーを選ぼうと思っても、サイズの大きい猫用の商品となるので、沢山の種類は置いていないことが多いです。長く使用する物だからこそ、妥協しないで選びたいものですよね。

そして飼い主さんにとっては、お部屋のインテリアとの兼ね合いも気にしたいところなので、なるべくおしゃれな商品を選びたいという気持ちが強いことだと思います。

いくつか人気でおすすめのキャットタワーを紹介していきますので、購入の際に是非参考にしてみてくださいね。

◆Vesper(ヴェスパー) ボックスラージ

Vesper(ヴェスパー) ボックスラージ

大型のキャットタワーではなく、なるべくコンパクトな商品をお探しの方におすすめなのが、「Vesper(ヴェスパー)」のキャットタワーです。

コーナーや壁際に設置しやすく、場所をとらないので、部屋が狭いなどの悩みのあるご家庭でもご使用いただける優れものです。タワーとして使える上に、下段にベッドを置けばくつろぎポイントにもなります。猫ちゃんが喜ぶ麻紐の爪とぎもついていますよ。

シンプルなデザインもインテリアの邪魔をしないので、どんなお部屋でも使用していただくことが可能です。

滑り止めのマットは取り外しが可能で常に清潔を保って使用出来るので、もし粗相をしてしまっても心配要りませんよ。

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◆フランスペット PE-04 キャットタワーパーテーション

フランスペット PE-04 キャットタワーパーテーション

人間用の家具を手掛けるフランスベッドが、ペットと暮らす人に向けて販売している商品です。

おしゃれな木目柄はインテリアにもなじみやすく、家具のひとつとしてお部屋に置くことができます。

段差も26cmと低めに設計されておりますので、高い所に登りにくくなったシニア猫でも長く使用することができますよ。

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◆猫のおあそびポールチェック ミドルタイプ

猫のおあそびポールチェック ミドルタイプ

こちらの商品は低い位置に寝床となるふわふわのベッドがついており、そこからトンネルをくぐったり上に登ったりも出来るので、運動不足解消にピッタリな商品と言えるでしょう。

猫は家の中に落ち着ける場所が沢山あればあるほど、気分によって寝床を変えたりするので、ふわふわのクッションのようなベッドは魅力的に感じてくれるかもしれませんよね!

ブラウンのチェック柄が可愛らしく、おしゃれな商品を探している飼い主さんにもおすすめです!

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◆キャットベース

キャットベース

シンプルの中にも洗礼されたおしゃれさを感じる商品と言えるのが、「キャットベース」です。

ジャングルジムのような見た目のキャットタワーとなり、アイアン家具と間違われてもおかしくないようなおしゃれな見た目ですよね。

こちらもステップやハンモックは好きな高さに調整出来るので、年齢問わず遊ぶことが出来ますよ!

またステップの幅も大きめで土台もしっかりしているので、大型のシニア猫も安全にご使用いただけます。

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シニア猫がキャットタワーを使う時の注意点

注意する指

猫はシニア期に突入したころから、眠ることが多くなり、体にも様々な衰えが見えるようになってきます。生きている限り歳をとってしまうことは仕方のないことですが、飼い主さんはその年齢を考慮した上で、一緒に生活をしてあげる必要がありますよね。

見た目が変わらないからといって、キャットタワーの高い位置にベッドを設置したり、おもちゃで遊ぼうとしたりすると、愛猫は飼い主さんの期待に応えようとしてそこまで登ろうとするかもしれません。

でもそれは猫の年齢に見合った接し方ではないので、シニア期の愛猫に無理をさせてしまうことに繋がってしまいます。

キャットタワーは愛猫も飼い主さんも安心で安全に使用出来るような、くつろげて落ち着けるスペースが多く、無理なく登れるような使い方をさせてあげるようにしましょう。

また、ソファーやベッドなどの少しでも高さがある場所にも、ステップなどを置いてスムーズに上り下りができる工夫をしてあげるとよいでしょう。

●おすすめ商品
ファブリッククッションステップ  >>ファブリッククッションステップ<<
段差の上り下りをサポートするステップ。ゆるやかな傾斜で足が短い犬猫・小さい犬猫やシニアにもやさしい。
購入


まとめ

キャットタワーは基本的に縦の空間に設置することがほとんどなので、見た目ほどスペースをとらず、コンパクトでシンプルな商品が多いです。猫と暮らすおうちにキャットタワーがあると、快適な空間を提供してあげることが出来ますよね。

猫が小さいときから購入を検討される飼い主さんは多いとは思いますが、シニア期に突入した猫ちゃんが使ってくれるか、そして必要性があるのかも気になってしまうことかと思います。

しかし、シニア猫だからといって、そのまま寝てばかりの生活をさせていると、運動不足となりどんどん足腰が弱っていってしまいますよね。

猫も人間も元気でいるためには、ある程度の運動は必要不可欠なので、シニア猫になってもキャットタワーがあるのとないのとでは、充実感も変わってくることでしょう。

シニア猫が無理なく登れるようなキャットタワーを選び、愛猫がいつまでも健康で元気にいられるような、充実した毎日を送らせてあげてくださいね!



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たぬ吉

たぬ吉

小学3年生のときから、常に猫と共に暮らす生活をしてきました。現在はメスのキジトラと暮らしています。3度の飯と同じぐらい、猫が大好きです。


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