ロシアンブルーがかわいい!根強い人気の理由とは?

2019.12.29

ロシアンブルーがかわいい!根強い人気の理由とは?

人気ランキングの常連さんのロシアンブルー。外見にも内面にも魅力的な部分が満載です。昔から変わらない人気の理由とは何でしょう…?ひと言では語れないロシアンブルーの魅力ポイントを一挙ご紹介していきます!

【目次】

魅力ポイント①:小柄でかわいい!

ロシアンブルー

ロシアンブルーはだいたい3~5キロほどに育ちます。一般的な猫ちゃんと同じくらいですが、体がスリムなので若干小柄に見えるでしょう。

小さなスリム体型なので、一緒に暮らすためにそれほど広いスペースがいりません。一般家庭でも迎えやすく、人気があるのかもしれませんね。

また、頭の形は「コブラヘッド」と言われてちょっと特徴的。蛇の頭のように首の上からスッと伸びていて、姿勢が良く見えますよね。

小柄ながらにも風格を感じさせてくれるところが、とてもチャーミングです。


魅力ポイント②:スリムなのに筋肉質~健康美が魅力

猫は、生まれ育った地域の気候や環境に合わせた体型に進化しますが、違う猫種を交配させて人間の手によって進化した猫ちゃんもいます。ちょっと太めの子から、筋肉たっぷりの子、かなり痩せている子…とボディタイプに分けられ、全部で6タイプあります。

そのなかでも、ロシアンブルーは、「細身かつ筋肉質」が特徴のフォーリンタイプです。

基本的にはスリムですが、ガリガリと痩せているわけではなく、程良く引き締まった筋肉の持ち主。また、被毛に厚みがあるので、ちょっとガッシリ体型にも見えることがあるかもしれません。健康的なスリムボディといったところでしょう。

足はスラっとした細いので、シュッと立つ姿やソロリと綺麗に歩く姿は、猫界のモデルさんみたいですね。ちょっと優雅に歩く姿がとてもかわいいです!


魅力ポイント③:手触り抜群!“ブルー”の被毛が心地よい

ロシアンブルー

ロシアンブルーの被毛には、いろんな魅力が詰まっています。

ロシアンブルーの猫種名の“ブルー”は毛の色が由来なのですが、実際は「グレー(灰色)・シルバー」なので、「どこが青いの?」と疑問に思う人もいるかもしれません。

実は、猫界でのブルーとは、グレー系の色を表しています。よくよく見ると、濁りのある深い意味でも青にも感じますね。

ロシアンブルーの被毛で認められているのは、「ブルーのソリッドカラー」だけ。深みのあるグレーは、時折濃いブルーのような味わいがあります。

色の濃淡は「明るめのグレー」「ちょっと濃い目のグレー」と、個体差があります。単色しか認められていないとは言え、毛質や毛の密集具合はそれぞれ違うので、全体的な印象が変わるでしょう。1匹1匹がオンリーワンの特別な猫ちゃんとなりますね。

また、ロシアンブルーの被毛は、質感にも魅力があります。時に「ビロード」や「ベルベット」と表現されるくらいの極上の手触りです。

毛の長さ自体は短いですが、シルクのような繊細な毛が濃密にしっかりと生えています。その密集具合は、雨に濡れても皮膚まで到達しないほどなのだとか。

触り心地の良いビロードタッチの被毛を撫でていると、幸せホルモンが溢れ出そうですね♪


魅力ポイント④:「瞳」が神秘的

ロシアンブルーは、エメラルドグリーン色の瞳です。思わずジーっと見ていたくなるほど、とろけそうな可愛さですね。

ただ、ジーっと見つめすぎると、警戒されますので気をつけましょう。

実は、ロシアンブルーのグリーン色の瞳の色は、生まれたての頃はキトンブルーという綺麗な青。それはそれで魅力がありますよね。

瞳の色は、体が成長するにしたがって、グリーンへと変化していきますが、赤ちゃんの頃の青い瞳、成猫になったらグリーンの瞳のどちらも綺麗で見惚れるほどです。

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魅力ポイント⑤:笑顔みたい♪ロシアンスマイルに癒される

ロシアンブルー

ロシアンブルーは、笑っているような表情をすることがあり、ロシアンスマイルと言われています。実際に笑っているわけではありませんが、顔のつくりが笑っているように見えるのです。

ロシアンブルーの口の両端は、上向き。「口角があがっている」と表現できる口元です。それがまるで、「ニコッ!」と笑っているかのよう!丸い瞳を細める表情をしたときは、本当に笑っているみたいでかなりかわいい顔立ちになります。

でも、飼い主さんと一緒の時間を楽しんでいる猫にとっては、本当に幸せに感じているのでしょう。そのキュートな笑顔を独り占めできるのは飼い主さんだけ。笑顔のロシアンブルーに癒しと元気をもらえそうですね。


魅力ポイント⑥:おとなしい「ボイスレスキャット」

猫の鳴き声と言えば「ニャー」。犬と比べると、鳴き声としては小さめに思えるものですよね。

でも、要求鳴き、甘え鳴き、警戒鳴き、無駄鳴き…と、日常的に鳴くものです。あまり頻繁に鳴かれると、近所に聞こえないかと気になることがありますよね。

ロシアンブルーは、別名「ボイスレスキャット」「サイレントキャット」とも言われ、そもそもあまり鳴かない猫ちゃんです。まったく鳴かないわけではありませんが、挨拶程度にニャーと鳴いたりもします。

品の良い優しい声で「ニャー」と言われると、キュンと抱きしめたくなるくらいかわいいですね。


魅力ポイント⑦:人見知りなとこがかわいい

猫種のなかにはフレンドリーで、どんな人とも仲良くなれる猫ちゃんもいます。一方でロシアンブルーは、ちょっと人見知りです。ちょっと…というよりも、「かなり」と言った方が正しいかもしれません。

知らない人に対しては警戒心をMAXに見せるので、急に隠れてしまうこともあるでしょう。遊んでいる途中にお客さんが来たらヒョイっといなくなり、お客さんが帰った途端、「もう帰った?」なんてヒョッコリ顔を出してくるかもしれません。

飼い主さんとしては「自分との距離感が一番近い」というところに、愛情の深さを感じることができるでしょう。ロシアンブルーの“素”を知っているのは飼い主さんだけと、特別な存在という感じがしますよね。

「自分だけにしか心を開かない」なんて思うと、人見知りの性格もちょっと可愛らしく感じますね。


魅力ポイント⑧:甘える様子がかわいい!

飼い主さんに献身的な姿が犬っぽいとも言われます。「飼い主さんに寄り添ってくる」「膝の上にちょこんと乗る」「ドアの前で出待ちをする」「撫でてとアピールする」など、子猫期を過ぎてもなお、飼い主さんへの甘え行動が結構見られます。

特にオスの方が「甘えが強い」傾向にあるようです。自分だけに身をゆだねてくれる姿に、メロメロな気分になることでしょう。

また、家族に対して甘える様子はかわいいですが、「この人だ♪」と選ぶようです。そのため、同じ家族内でも甘えられる人と甘えられない人がいるケースも珍しくありません。

ロシアンブルーに甘えられると、「飼い主と認められた」と選ばれたことが嬉しくなりますね。


魅力ポイント⑨:運動好きで一緒に遊んでくれる

ロシアンブルー

動かずに静かにしているだけでは、ロシアンブルーの細身で筋肉質なボディを保てません。基本的に物静かでのんびりした性格ですが、運動そのものは大好きです。

ただ、極端に荒々しく運動することはないでしょう。運動するときも、スマートで美しい感じがします。

そもそも運動神経が良いので、高いキャットタワーも軽々しくヒョイと飛び乗ることができます。着地に失敗してドタバタしたりすることもなく、一人遊びしている姿は猫界のスポーツマンといったところでしょう。

また、飼い主さんからの遊びも喜ぶタイプです。「大好きな飼い主さんが遊んでくれている!」と気持ちが高まるので、活き活きした表情を見せてくれるでしょう。

いつもはおしとやかなのに、ダイナミックに一生懸命遊ぶ姿を見ると、「どこかにオンオフの切り替えがあるのでは?」と思えるほどお茶目です。

楽しそうに遊ぶ様子を見られるのは飼い主さんの特権。いつものクールな雰囲気とは違う無邪気さを垣間見たとき、愛おしさがこみ上げそうですね。


魅力ポイント⑩:お留守番が得意

ペットを飼っていると「ひとりでお留守番できるかな?」と心配になるものです。お留守番問題で猫との暮らしを諦める人もいるかもしれません。

「仕事で日中家を空ける」という人でも飼いやすいのがロシアンブルーです。ロシアンブルーの人気の理由は、お留守番が得意というところにもあるのかもしれませんね。

甘えん坊で寂しがり屋なところもありますが、独立心もちゃんと持っています。そもそも、騒がしい環境は苦手なので、飼い主さんがお出かけしているときは「自分の時間をゆっくり過ごそう」と切り替えができるようです。

飼い主さんがいない時間は割り切っているものの、帰ってきたと分かると甘えモードになります。「おかえり~」と勢いよくお出迎えしてくれるかわいいロシアンブルーもいます。

留守番を一生懸命頑張っていたロシアンブルーをギュッとしたくなりますね。


魅力ポイント⑪:体臭がしなくて清潔感がある!

ロシアンブルー

猫ちゃんをはじめ、動物と一緒に暮らすときに、独特の獣っぽいニオイが気になる…という人もいるかもしれません。

そもそも猫は、自分で体を綺麗にする習性があるので、ワンちゃんと比べると獣っぽいニオイはあまりしないと言われています。ロシアンブルーも例外ではなく、とても綺麗好きで「臭う」ということはないでしょう。

短毛種のロシアンブルーは、排泄のときに「おしっこやウンチが毛についちゃった」という心配もほぼないですよね。頭が良い猫ちゃんなので、トイレもきちんと覚えてくれて清潔感もあります。

また、日向ぼっこが好きなので、雑菌も日光で除菌してくれるのも嬉しいところ。窓際で日向ぼっこをしながらグルーミングしているロシアンブルーを見ると、ほのぼのしますね。


魅力ポイント⑫:基本的に健康的。病気にかかりにくい

ロシアンブルーは遺伝疾患が少ない猫種で、基本的に「健康体」と言えるでしょう。生きていれば何らかの病気にかかることはありますが、遺伝的なものは防げないので、遺伝疾患がないのは飼い主さんの安心にも繋がりますよね。

ほかの猫ちゃん同様、肥満や泌尿科器系など気をつけたい病気はいくつかあるものの、「病気にならないようにしよう」という飼い主さんの対策があれば防げるものが多いです。

健康管理をしっかりすると、平均的な寿命よりも長く幸せに暮らしてくれることも期待できます。


魅力ポイント⑬:寒さに強い

ロシアンブルーはちょっとスリム体型なので、寒がりに見えるかもしれません。

実は、表面の毛の下にアンダーコートが生えている二重構造の「ダブルコート」なので、外気温の寒さを直に受けることがないでしょう。真冬に「寒い!」と思っている飼い主さんの近くで、自前の防寒着に包まれたロシアンブルーは「寒くないよ」とケロリとしているかもしれませんね。

甘えん坊のロシアンブルーが近くに寄ってきたら、ギュッと抱きしめれば、飼い主さんも心身ともに温かになりそうですね。


まとめ

ここまで、ロシアンブルーの魅力ポイントをたくさんピックアップしてみました。

外見にまつわるものから、内面のことまでさまざまな魅力がありますよね。人気ランキングの常連さんなのも頷けますね。

ロシアンスマイルを眺めたり、ベルベットのような被毛を撫でたり、温かい体で甘えてきたり…と、ロシアンブルーとの暮らしにはたくさんの楽しみや癒しがありそうです!

おとなしめでお留守番が得意と人間との生活にも順応してくれるので、一緒に暮らしやすいと注目されている猫ちゃんです。

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中岡 早苗

中岡 早苗

可愛い猫ちゃん達に囲まれながら、猫の知識や暮らしを日々学んでいます。 学んだ情報はどんどんお伝えしていきます。楽しいネコライフをおくりましょう。


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