愛猫にキャットタワーを自作したい!簡単につくれる方法をご紹介!

2020.06.11

愛猫にキャットタワーを自作したい!簡単につくれる方法をご紹介!

猫が快適に暮らすためには、気持ちよく生活ができる環境が大切となってきます。 愛猫に健康で居続けてもらうためにも、ストレスの発散や運動不足を解消するアイテムは必要と言えますよね。 そんなときに役立つアイテムと言えば、キャットタワーを思い浮かべる飼い主さんも多いことでしょう。 最近では自作で、キャットタワーを作ってしまう飼い主さんも多いのだとか。 同じようにキャットタワーの自作を考えている方のために、材料や作り方などをご紹介させていただきます。

手作りキャットタワーの実例5選

なかなか自分でキャットタワーを自作しようと思っても、材料の調達や作り方がよく分からないと、重い腰が上がりませんよね。

そんなときは実際に、自作された方のキャットタワーを参考にしてみるのがおすすめです。

まるっきり同じものは作れないとしても、実例があれば部分部分を真似することはできますし、必要最低限の材料を準備すればいいので、自作を始めるきっかけになりますよね。

猫と一緒に暮らしている方々が、どんな材料でどんなキャットタワーを手作りしているのかを、ご紹介していきます。

◆2×4で無限の可能性を秘めた手作りキャットタワー!

DIYの強い味方である、2×4cmのツーバイ材ですが、この木材がすっぽり入るアジャスターを取り付けて、床と天井を突っ張るだけで、家の中に柱を作ることができます。

壁に穴を開けることがないので、賃貸のお住いでもこの柱を作ってしまえば、どんな場所にも簡単に、キャットタワーを作ることができるんですよね。

そしてこの柱を壁に沿っていくつか作れば土台となるので、好きな箇所に板を取り付ければ、猫が昇り降りのできるステップができあがります。

お部屋全体をキャットタワーのようにDIYすることも可能なので、想像力が広がります!

◆これぞ究極の手作りキャットタワー!

家にあるものだけで簡単にキャットタワーを自作したい方におすすめなのが、段ボールを使って作る方法です。

段ボールが好きな猫は多いので、いくつかの段ボールに穴を開けて、猫が昇り降りできるように組み立てれば、材料費もかからないキャットタワーのできあがりです!

汚れてしまってもすぐに処分することができますし、DIY初心者の片であれば練習がてらに作ってみるのも良いでしょう。

◆100円ショップの材料でも作れるキャットタワー

100円ショップで売られている、クラフトラックで作るキャットタワーも、DIY初心者の方にはおすすめです。

設計図を思い描き、しっかりと必要分の材料を買い揃えさえすれば、誰でも簡単にキャットタワーを手作りできるのが嬉しいですよね。

こちらのご家庭では、ゆったりくつろげるハンモックも付けてもらって、猫ちゃんたちもご満悦な様子です。

◆こんなおしゃれなキャットタワーまでDIY!

材料は購入するだけでなく、廃材や流木、そして落ちている折れた木の枝などを使えば、おしゃれで唯一無二のキャットタワーを作ることができます。

ただこちらのご家庭のように、おしゃれに作るのには技術も要りますので、自作するには上級者向けかもしれません。

木材をうまく利用すれば、天然の爪とぎとしても使用できるので、猫ちゃんにとっては嬉しいキャットタワーであると言えるのではないでしょうか。

◆便利なカラーボックスも工夫次第でキャットタワーに!

利便性の高いカラーボックスも、使い方次第でキャットタワーの一部として使用することができます。

カラーボックスはホームセンターや、通販でも購入することができるので、愛用している方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

アイデア次第で猫が使いやすいようなキャットタワーが自作できるので、ある程度の土台ができているところから、作り込んでみたいという飼い主さんにおすすめです!


キャットタワーを手作りしてみよう!

色々な飼い主さんの、オリジナリティー溢れる自作のキャットタワーを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

どの作品もアイデア満載でしたが、自分で初めてキャットタワーを作るのなら、費用が抑えられて、簡単に自作できるようなものを手作りしてみたいものですよね。

今回はご紹介したキャットタワーの中でも、一番簡単に作ることのできる、段ボールのキャットタワーの作り方を紹介させていただきます!

◆準備するもの

準備するもの

基本的にはご家庭にある材料で作れますが、自作の際に使用する材料は以下の通りになります。

・段ボール
・ガムテープ
・カッター(はさみ)

段ボールは飼い主さんの好きなように組み立てられるので、大きさなどは全て一緒じゃなくても構いません。

ある程度キャットタワーらしくしたいのなら、最低でも5個ほど用意しておくと良いでしょう。

猫が行き来できる通路を作らなくてはいけないので、段ボールが切れる少し大き目のカッターと、はさみがあると便利です。

そして段ボール同士を組み立てる際に、強度を増すためにも、ガムテープで固定する作業がでてきますので、固定用にガムテープや強度のある両面テープなどを準備しておくようにしましょう。

◆作り方

作り方はとても簡単で、段ボールを通常の形に組み立てた後、飼い主さんの理想の形になるように設計図を頭の中で組み立てます。

そして組み立てた際に、どこが猫の通り道になるかを思い描いて、通路に沿って猫が通れる穴を開けましょう。

そのときに猫は狭い場所が好きなので、猫一匹の体が入るような出入口にするように心掛けてあげてください。

全ての段ボールに猫の通り道を作ることができたら、今度はその段ボールをキャットタワーになるように組み立てていきましょう。

猫が乗ってもすぐに壊れないように、ガムテープで強度を増すのもおすすめです。

ガムテープで固定できないような場所は、強度のある両面テープなどを使って、接着にも工夫をするようにしてください。

DIY初心者の方でも簡単にキャットタワーを作ることができますが、段ボールで作っていることもあり、長期間使い続けることが難しいのも事実です。

猫の重みで段ボールがへこんできたのなら、解体して資源ごみとして回収してもらい、新たなキャットタワーを自作することをおすすめします。


手作りキャットタワーの注意点

段ボールの穴から覗く猫

自作のキャットタワーは、飼い主さんからしてみると愛着が湧きますし、何よりも愛猫が楽しそうに使用してくれたら、とても嬉しいですよね。

ですが手作りのキャットタワーを自作する際には、愛猫の安全を守るためにも、注意しなくてはいけない点もあるのです。

飼い主さん自らキャットタワーを作るときには、どんなことに注意して作業を進めていけば良いのでしょうか?

◆強度に注意

キャットタワーを自作する際には、何よりも強度に気を付けなくてはいけません。

できあがったキャットタワーに猫を乗せたときに、とくに倒れる心配がなかったからといって、安全とは言い切れないからです。

猫がキャットタワーを使うときは、ただ上にのぼって眠るだけでなく、ストレス発散がしたいときにはダッシュして上まで駆け上がることや、思いっきりジャンプして床に着地することもあるでしょう。

そうするとキャットタワーには、猫の体重以上の負荷がかかってしまうので、自作の際に強度を意識していないと、すぐに壊れてしまうこととなります。

特に上に行くにつれて、強度が重要となってきますので、手作りの際は完成形よりも工程過程を意識して、作業を進めていくようにしましょう。

◆難しい場合は市販品も

設計図を入念に考え込んでから、材料を準備してキャットタワーを作るつもりでいても、いざ取り掛かったときにうまく自作できないといった、問題が生じてしまうこともあります。

ほんのちょっとの寸法の測り違いや、理想とかけ離れた出来栄えに、もしかしたらがっかりしてしまうこともあるかもしれません。

自作で愛猫のためにキャットタワーを手作りしてあげることは、とても素晴らしいことではありますが、難しいと感じることがあれば、市販品の購入も検討してみてください。

最近ではキャットタワーも据え置きタイプから突っ張りタイプまで、様々な人気の商品が販売されていますので、理想に近い商品を見つけることもできます。

自作したようなシンプルなキャットタワーもありますので、そこからカスタムしてオリジナリティーを出してみるのもおすすめですよ!

●おすすめ商品
キティウォーク

お部屋の角を利用してL型にも組み立てられる猫用タワー。活動範囲が広がる!

購入


まとめ

猫と暮らすことにより、愛猫のために何をしてあげられるか考える中で、「キャットタワーの購入」という気持ちは、誰しも一度は頭の中を過るはずです。

キャットタワーは飼い主さんの生活環境の中で、ある程度の場所をとってしまいますし、気軽に購入することのできるアイテムとは言い難いですよね。

だからこそ慎重に購入すべき商品ではあるのですが、色々と考えているうちに、自作のキャットタワーを作ってみては?といった選択肢も生まれてくるはずです。

手作りであれば愛着も湧きますし、何よりお部屋に合ったサイズやデザインに作れるので、チャレンジしてみたいと思う飼い主さんも多いことでしょう。

ですが実際に売り物のようなキャットタワーを作るのは、技術が要りますし、強度のあるキャットタワーを作るのは、初心者では難しい部分もあります。

そのようなときは、まずは身の回りにある段ボールや、カラーボックスなどに手を加えながらキャットタワーを作ってみてはいかがでしょうか。

強度さえ気を付ければアイデア次第で、色々な形のキャットタワーを作ることができますので、こちらの記事でご紹介したキャットタワーを参考にしながら、楽しくDIYにチャレンジしてみてくださいね!



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たぬ吉

たぬ吉

小学3年生のときから、常に猫と共に暮らす生活をしてきました。現在はメスのキジトラと暮らしています。3度の飯と同じぐらい、猫が大好きです。


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