猫が寝る場所を変える理由とは？快適な睡眠を守る秘訣やグッズをご紹介

猫は一日何時間寝る？

おうちの猫ちゃんを観察していると、ほとんど一日中寝ていませんか？
猫は平均して1日16～17時間程度の睡眠時間を必要とします。成猫は14時間程度眠るのに対し、生後5ヶ月未満の子猫や高齢期の猫はさらに長く20時間以上眠ることもあります。
猫がよく眠るのには、野生時代の習慣にヒミツがあります。猫は肉食動物で、狩りに体力を使うため、狩りと食事以外の時間は寝て過ごすことで活動量を抑えます。いざという時に向けて体力を温存する必要があるのですね。猫が狩りをしていた頃の名残としてよく眠ると考えられています。猫ちゃんにとって「寝る時間」はとっても大事なのですね。
ちなみに、夜行性の猫ですが、眠る時間は飼い主さんのライフスタイルによって変えているようです。

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「うちの愛猫は寝る時間が長いな…」、そんな風に思っている飼い主さんも多いのではないでしょうか。あまりにも睡眠時間が長すぎると、ちょっと心配になりますよね。 今回は「猫と睡眠」との関係についてのお話です。

猫が寝る場所を変える理由と対策

睡眠時間が長い猫ですが、場所を転々としながら眠る子も実は多いのです。時には数分単位で移動することもあるとか。
猫ちゃんが寝る場所を頻繁に変えるのは、性格による場合もあれば、何かおうちに問題がある場合も…！猫が眠る場所を変える理由や対策について考えていきましょう。

◆周囲がうるさい

猫が寝る場所を変える理由として、快適な環境を探しているということが考えられます。
猫はうるさい環境が苦手であるため、周囲がうるさい場合は静かな場所を求めて移動します。私たちも、周りがうるさいをなかなか眠りにくいですよね。人によっては、うるさくても関係なく眠れる人もいれば、少しでもうるさいと全く眠れない人もいるでしょう。猫も同様に、個体差があるものの、自分が落ち着く場所を探してコロコロと寝る場所を移動します。猫が寝ている時は、できるだけうるさくせずに、落ち着ける環境を作ってあげましょう。

◆飼い主さんが構い過ぎる

猫が寝ている時に、飼い主さんが構い過ぎてしまうと猫が寝る場所を移動する原因になります。猫の寝姿を見ると、かわいくて撫でたくなりますよね。猫が撫でられて気持ちよくなってくれれば良いのですが、あまりしつこく撫でると猫が寝るのを邪魔してしまうでしょう。猫の表情やしっぽなど、猫の様子を見ながら構い過ぎないように注意しましょう。
特に、猫がしっぽをバタバタさせたりグルーミングし始めたりした際は要注意です。猫は「嫌だ」という気持ちを抑えるために、このような行動をすることがあるためです。
　

◆同居しているペットが邪魔してくる

おうちに同居しているペットがいる場合は、その子たちに眠りを邪魔されるのが嫌で眠る場所を変えることがあるでしょう。同居しているペット同士の様子を見ながら、部屋を分けるなどの対応をしましょう。じゃれているだけのようでも、睡眠が必要な猫にとってはストレスになる場合もあります。それぞれが出来るだけ快適に過ごすことができるように、飼い主さん側が気にかけてあげるといいですね。

◆体調が悪く落ち着かない

猫の体調が悪くて落ち着かないために、あちこちに移動している場合もあるので注意が必要です。私たちもどこか痛かったり、気持ちが悪かったりすると眠れませんよね。猫においても、体調が悪い時は睡眠にも影響が出てくるでしょう。いつもと様子が違うようであれば、動物病院で相談してみてください。そのために、日ごろから猫ちゃんの様子を観察して知っておくことが大切ですね。

◆なんとなく気まぐれに移動する

猫は、単に気まぐれで寝る場所を変えることもあるでしょう。どんなに飼い主さんが気を使っても、気まぐれの場合は対策のしようがありません。猫ちゃんにまかせて見守ってあげましょう。
飼い主さんは、猫ちゃんが好きなところで眠れるように、あらかじめ猫ちゃんに合った寝床を用意してあげるとよいですね。

猫が寝る場所

猫が快適に眠れる場所を作るために、猫が寝る場所を把握しておくとよいでしょう。
猫がよく眠る場所をいくつかご紹介していきます。

◆自分のケージ

おうちにケージがある場合は、自分のケージで眠ることもあるでしょう。「自分の場所」で安心して眠れるのかもしれませんね。ケージを用意する際は、猫ちゃんが気持ちよく眠れるように、柔らかいクッションや毛布も一緒に入れてあげましょう。

◆ソファーや飼い主さんのベッド

家族がいるソファーや飼い主さんのニオイがついたベッドで眠ることもあります。信頼する人がいる空間や大好きな飼い主さんのニオイで安心するのかもしれませんね。クッションや布団が気持ちいいというのもあるでしょう。

◆誰も来ない部屋

誰も来ない静かな部屋を好んで眠る猫もいます。誰にも邪魔されずに、静かにゆっくりと眠りたいときもありますよね。猫が移動して、誰も来ない部屋で眠っているようであれば、クッションなどを用意してあげるとよいでしょう。

◆窓際

猫といえば日向ぼっこが似合いますよね。日中のお日様が出ている時間帯には、窓際で眠ることが多いでしょう。外の風景や人をみるのも良い刺激になるかもしれませんね。

寝床の好みは千差万別！猫ちゃんに合った寝床作り

猫ちゃんによって寝る場所も違えば、寝床の好みもさまざまです。そのため、猫ちゃんに合った寝床作りをしてあげるのが大切です。それぞれのタイプに合わせたオススメのベッドも紹介していきますよ。

◆丸まって寝るのが好きな子

まぁるく丸まって眠るのが好きな子には、体がすっぽり収まるタイプのベッドがオススメ。

愛猫たちが最高にくつろげるように開発された愛猫専用の爪とぎです。
愛猫がすっぽり丸くなってくつろげる、サークル型クラウチングタイプです。爪とぎ時の削りカスが飛び散りにくい構造設計になっています。
人気のガリガリサークルがお部屋に合う3色のナチュラルカラーで新登場。またたび付き。

こちらの「ガリガリサークル」シリーズは、爪とぎもでき、猫がすっぽり丸くなってくつろぐこともできます。猫は狭いところで落ち着く子が多いので、おうちに一つでも用意しておくと、猫の選択肢が広がりますね。

◆へそ天など豪快な寝相で寝るのが好きな子

ダイナミックな寝相でぐっすり眠るタイプの子には、大の字で寝ても大丈夫なくらい広めのベッドがオススメです。我が家の場合は、床に敷いてある布団の上でへそ天して寝ています。床に大きい座布団などを敷いておくと、その上で眠ってくれるかもしれませんね。

◆あご乗せして寝るのが好きな子

あご乗せして寝るのが好きな子には、あご乗せ出来るようにヘリが高くなっているベッドがいいかもしれません。

こちらの「キティベッド」は、猫ちゃんがあごを乗せるスペースもあり、丸くなってくつろぐこともできます。

◆ひなたぼっこしながら寝るのが好きな子

よく窓際でひなたぼっこしながら寝る子には、窓際にベッドを置いてあげるといいでしょう。窓に直接設置できるタイプのものもありますよ。

こちらの「K＆H ウィンドウベッド キティ シル」シリーズは、窓に直接ベッドを設置することができるのです。窓際に猫が眠るスペースがないというおうちでも、猫ちゃんがひなたぼっこしながら眠れるスペースを作ることができますね。
適応体重は１０キロとなっているので、余計なものをいれたり、体重をかけたりすることがないように注意しましょう。

◆暗い所で寝るのが好きな子

暗い所で眠るのが好きな子には、ドーム状のベッドを用意してあげましょう。

◆高い所で寝るのが好きな子

高い所で寝るのが好きな子には、キャットタワーを用意してあげましょう。高いところに上り下りすることで、逃げ場所もでき、猫のストレス軽減にもつながります。

スーパーデラックスな高さ164cmのキャットタワー！
爪とぎできる支柱が10本に、ゆらゆらハンモック。
ネズミのおもちゃ付きで縦にも横にも移動でき、運動好きのねこちゃんも大満足な逸品です♪
一番最上階にはねこちゃんがのんびり安心できるハウスがついている、ねこちゃんの好きが詰まったキャットタワーです。

こちらの「アスレチックキャットタワー ハンモックDX」は、スーパーデラックスな高さ164cmのキャットタワー。
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◆硬い場所で寝るのが好きな子

柔らかいベッドではなく硬い場所で寝るのが好きな子もいます。ベッドを置いてもそれを避けて床で眠る子もいるでしょう。特に、夏場は涼しい床が猫には人気です。涼しい場所や硬い感触が好きな子には床もOK！いつも猫ちゃんが寝ている場所の清潔を保ってあげるようにしてあげましょう。

まとめ

猫は快適な場所を見つける名人です。猫が寝る場所を変えるのは、猫が一生懸命快適な場所を探しているためなのです。猫にとって睡眠は、回復するための大切な時間。私たちも猫ちゃんの睡眠を邪魔せず、大切にしてあげたいですね。
猫によって、快適な場所や好きな寝床は異なるため、それぞれの猫ちゃんに合った寝床を用意してあげましょう。

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