みなさんはおうちでの愛犬・愛猫のお手入れをする際に「バリカン」を使用したことはありますか?
トリミングに連れて行っているから自分ではカットまではおうちでやらない方や、自分でやるのはちょっと怖くて出来ないと感じているオーナー様も多いかと思います。
でも「お尻周り」や「手足の裏」、「お口などの顔周り」は少し被毛が伸びると汚れやすかったりして、おうちでもちょこっとお手入れ出来たらラクチンなのに…なんて思ったことありませんか?
実は、最近では動画サイトやSNSでワンちゃん・ネコちゃんのお手入れ方法を手軽に調べることもでき、おうちでお手入れに挑戦している飼い主さんたちが増えています!
嬉しいことにおうちでこまめなお手入れを行うメリットはいくつかあります。
今回はすでにおうちでお手入れをしている飼い主さんも、これから始めてみようと思っている飼い主さんにもおすすめの最新ペット用バリカン「コードレスバリカン プロフェショナル レギュラー」をご紹介していきます。
ワンちゃん・ネコちゃんのお手入れのプロである、ペットの専門店コジマのプロトリマーに実際に試してもらい本音でレビューしてもらいました。
トリマーがチェックした5つのポイント
チェックポイント①音が静か
とっても静かなのでワンちゃん・ネコちゃんが音にびっくりしてしまい怖がるなどのリスクが軽減できると感じました。 |
その理由は…
「静音モーター」が搭載されているから。バリカンの音が怖くて嫌がるワンちゃん・ネコちゃんに配慮されているので耳に近い顔周りなどのカットの際にも安心です。
チェックポイント②切れ味バツグン!
ワンちゃん・ネコちゃんの細くてモコモコとした被毛もスムーズに刈れました。毛玉やもつれができてしまっていると、スムーズに刈れず痛い思いをさせてしまうので、先にブラッシングをするとよいですね。 |
その理由は…
「ペット専用刃」だから。ステンレス特殊固定刃とセラミック可動刃の組みあわせがペットの細くて柔らかい被毛にしっかり入り込み、切れ味もバツグン。広い面にぴったりな39mmのカット幅です。
チェックポイント③使いやすい
コードレスなのでコードが手やペットに引っかかってしまうこともなく、使い勝手がとてもよいと思いました!充電式なので電池の買い忘れで使いたい時に使えない、なんてこともないので、足裏やおしり周りなど気になった時にササっとできて便利です。 |
その理由は…
「USB充電式仕様」だから。約2時間の充電で約1時間半の使用が可能。充電用の専用スタンドだけでなくケーブルも付いているので、コードレスで使用しても、充電しながらでも使用が可能です。バッテリー残量は手元のLED液晶画面で一目で確認できます。
チェックポイント④お手入れラクラク
丸ごと水洗いができるので、細かなお手入れをせず汚れを洗い流せるのもうれしいです。 |
その理由は…
「IPX7防水※相当」だから。バリカンの刃などに付いたペットの細かな被毛は中々掃除が大変ですが、汚れが気になる時にはサッと水で洗えます。
※常温の水道水(静水)の水深1mのところに機器を沈め、約30分間放置しても機能が動作すること
チェックポイント⑤調整ラクラク
アタッチメントを付けずに足裏をカット、アタッチメントを付ければカラダをカットできる優れ物です。1台でカラダ全身刈れるので、1台あるとトリミングまでの間のお手入れなども手軽にできてよいと思います。 |
その理由は…
「刈り上げ高さスライド機能」&「アタッチメント付き」だから。刈り上げ高さを6段階に調整することで、おなかやお尻、足裏アドの短い被毛に合わせて細かくカットができます。アタッチメントを取り付ければ背中・肩回り等の被毛に合わせてショートからロングまで調整してカットができます。
刈り上げ高さ:0.8/1.0/1.2/1.4/1.6/1.8(mm)
アタッチメント(4種):3.0/6.0/9.0/12.0(mm)
機能性や使用感など充実しており、全身のカットがしっかりとでき、納得の一台です。初心者さんでも使いやすいよう、安全面や使い勝手にもこだわっているので、飼い主さんにおすすめしたい1台です。
バリカンを使う(お手入れ)にあたっての注意点
おうちにはトリミングテーブルや落下防止のアーム紐等はないと思いますので、テーブルの上や床で行う際にワンちゃん・ネコちゃんが逃げたり落下をしないように体を支えてあげる人が1人いると安心です。
バリカンを使用する際は急に使用してしまうとびっくりしてしまうことがあるので、電源を入れた状態で持ち手側のお尻でワンちゃん・ネコちゃんのカラダを撫でてみましょう。大丈夫そうであれば刈っていきます。刈る時も頭側からではなく、後ろ(お尻)の方からやっていきましょう。
体のパーツごとのバリカン使用方法
では、実際にワンちゃん・ネコちゃんの体をバリカンで刈っていく際の体のパーツごとのポイントや注意点などをトリマーさんに解説してもらいましょう!
▼より分かりやすい動画でのご紹介はこちらから▼
【背中周り編】
バリカンの音に慣れてきたら、お好みの長さのアタッチメントを装着して刈っていきます。切れ味が良いので皮膚に強く押し付けず、優しく毛の流れに沿って刈っていきましょう。特に、マルチーズやシーズーのように毛の流れがある子に関しては、その毛の流れに沿ってバリカンを入れてあげることが大切です。
わきや裏や内ももの辺りなどは皮膚がしわになっていることもあり、アタッチメントの隙間に入りやすい恐れもあるのでバリカンをかける方向に注意したり、皮膚を引っ張りながら刈ってあげましょう。
毛玉がある場合は、毛玉の大きさや付いている位置によっても異なりますが無理に刈ろうとしてしまうと、皮膚が吊れててケガをしてしまう恐れやバリカンの刃が悪くなってしまうなどの可能性があります。あまりにも固まってしまっている毛玉に関してはトリミングサロンで処理してもらうのが良いでしょう。
【肛門周り編】
アタッチメントを外して短い長さで刈っていきます。アタッチメントは一番短い長さでも3mmの為、付けたままだと刈ることができないので外して行います。肛門部分にバリカンの刃が刺さってしまうと出血の恐れがあるので、肛門を指で押さえて横の出ている毛を少しずつ刈っていきましょう。
外した場合でも6段階の長さ調整ができますが、あまりにも短く刈ってしまうと皮膚に赤みがでてしまう等の恐れがあるので心配な場合は1.8mmの長さから試すのがよいでしょう。肛門を指で隠すのは忘れないようにしてください。
バリカンをかけている最中にワンちゃん・ネコちゃんが座ろうとしてしまうと、バリカンが思わぬ場所に当たってしまったりするリスクがあり危険ですので、必ず誰かがお尻を抑えてあげてワンちゃん・ネコちゃんが座らないようにしてください。
【足裏編】
足裏を行う際にワンちゃん・ネコちゃんの足を持ち上げすぎたり、引っ張り過ぎたりしてしまう方がいますが、関節を傷める原因になるので極力もち上げすぎないように軽く足を上げてあげるくらいにしましょう。足裏回りなどの細かな面を刈る場合には、バリカンの端の部分を使っていくとよいです。
トリミングサロンでは肉球の隙間まで刈ってくれることが多いですが、自宅で行う際は少しリスクがあったりワンちゃん・ネコちゃんが嫌がることが多いので、肉球に覆いかぶさっている毛のみ刈ってあげるのがよいです。肉球周りの毛を刈るだけでもフローリングでの滑り防止などの予防効果があります。
【お腹周り編】
お腹周りを刈る時は上半身を持ち上げるので、必ず誰かに持ち上げて支えてもらうようにしましょう。お腹周りの皮膚は特にデリケートなので、刃の長さは1.8mmくらいで行うと皮膚を傷付けにくいので良いです。
▼バリカンの詳細とお手入れ方法の解説動画はこちらから▼
バリカンについてのQ&A
皮膚にあたっても痛くないの?
アタッチメントを付けることによって刃が当たらないようになっているので、皮膚にあたっても痛くなく安心して使用できます。
動いてしまうけどどうしたら?
ワンちゃん・ネコちゃんが動いてしまう場合は、バリカンも安全ではあるけど刃物なので誰かにカラダを抑えてもらうのがよいと思います。
一家に一台あると、ちょっとしたお手入れの際などもとっても活躍しますのでとってもおすすめのバリカンとなっています。是非、お試しください♪
肛門周りやお尻周りといった部分だけのケアの場合には刃の幅が狭いこちらのセミプロラインのシリーズがおすすめです。
株式会社ペティオ
会社名:株式会社ペティオ
お問い合わせ:0120-133-035
受付時間:土日、祝日を除く平日10:00~16:00(12:00~13:00を除く)
– おすすめ記事 –
・猫のトリミングはどこでできる?グルーミングとの違いと必要性 |
・猫を洗いたい!犬のようにシャンプーで頻繁に洗う必要はあるの? |
・猫の肉球周りの毛は切るべき?カットするなら注意すべき点とは? |
・長毛の猫、カットはどうするの? |