【掲載:2020.01.26 更新:2026.08.18】
猫の肉球の毛が長いと起こること

肉球の内側には脂肪や弾力繊維が詰まっており、高所から地面に着地するときの衝撃を和らげる効果の他に、餌を狩るための瞬発力(走る・ジャンプなど)への効果が望めると言われています。
では、肉球の間の毛が長いと、どのようなことが起こってしまうのでしょうか。
◆床で滑ってしまう
足裏に生えている長い毛を「タフト」と呼びます。
このタフトが長いと、どうしても肉球の効果の邪魔をしてしまうので、本来の力を発揮することが出来ませんよね。
短毛の猫ちゃんであればそこまで長く伸びることはありませんが、長毛の猫ちゃんは放っておくと肉球の間の毛も長く伸びてしてしまいます。
この伸びてしまった毛が床を歩くときに肉球の上に被さってしまい、肉球の滑り止めの効果が、まったく効かなくなってしまいます。
猫の肉球周りの毛はカットした方が良い?

猫が床で滑っていたり、遊んでいる時などに「肉球が滑り止めの役割を果たしていないな」などと思う節があったりするのであれば、やはり伸びすぎは良くないので、カットしてあげた方が良いでしょう。
「うちの子は長毛種じゃないから大丈夫!」と思う飼い主さんもいらっしゃるかもしれませんが、肉球周りに毛が生えていることによって何かしらの支障が出ているのであれば、毛の短い長いは特に関係ありません。
猫がもし床で滑ってしまうことがあれば、ケガをして足腰を弱めてしまうかもしれません。
そして肉球の周りの毛が原因で滑るということは、体の抵抗を止めるために猫は必死に爪を使っていることがほとんどだと思われます。
あの鋭利な爪を滑り止め用に毎回使っているとすれば、床がフローリングの場合は傷がつきますし、カーペットなどを使用している場合は、そこに爪が引っ掛かって大変危険です。
引っ掛かりどころが悪ければ、爪がそのまま剥がれ落ちてしまうことも否めませんので、肉球がしっかりと滑り止めの役割を果たせるように、しっかりと飼い主さんが肉球周りの毛をケアしてあげましょう。
猫の肉球周りの毛のカット方法
実際に猫の肉球周りの毛をカットするとなったとき、猫の手はとても小さい上に、肉球の毛は間隔も狭いので、切る際に傷つけないよう気を付けましょう。
どんな方法で肉球周りの毛をカットするのが、一般的なのでしょうか?
◆バリカンを使用する
やはり毛をカットするのに、バリカンはとても便利で安全性が高く、初心者の方でも安心して使用出来るのでおすすめです。
ペット用の商品も各メーカーから販売されていますので、長毛種の子や滑りやすい子の居るご家庭であれば、常備しておくだけで安心出来るのではないでしょうか。
バリカンを選ぶ際には、部分用でなるべく音の小さな商品を選ぶようにしましょう。
◆ハサミを使用する
毛をカットすると聞けば、真っ先にハサミを思い浮かべる方も多いかと思います。
バリカンはどんなに音が小さい商品を選んだとしても、多少の音や振動がしてしまうのは仕方がないので、それを嫌がる猫ちゃんにはハサミの方が使い勝手が良いといえます。
ですがハサミを使うのが苦手な方や、嫌がってなかなか大人しくしてくれない猫ちゃんにハサミを使用してしまうと、可愛らしい肉球を傷付けてしまう可能性も。
どうしてもハサミを使用したい場合は、先端が丸くなっているハサミを使用するなどして、傷つけないようにカットしましょう。
猫の肉球周りの毛をカットするときの注意点

日頃から肉球周りの毛のお手入れは行いたいところですが、猫にとってはいきなり手を掴まれて、毛を切られるという行為に嫌がってしまう子は多いことかと思います。
猫の肉球周りの毛をカットする際には、どんなポイントに注意すべきなのでしょうか?
◆猫がリラックスしている時にカットする
猫はとても自由な動物ですので、毛をカットするタイミングも重要となってきますよ。
猫は強制されることや、無理矢理何かをされることを極端に嫌いますので、一度でも嫌な思いをしてしまえば、飼い主さんが手に触れるだけで怒るようになってしまうことでしょう。
なので愛猫が甘えてきたタイミングや、グルーミングを終えてリラックスしているタイミングで行うのがコツです。
大人しく肉球周りの毛をカットさせてくれたら、ご褒美のおやつなどをあげると、次回も切りやすくなりますよ!
◆とにかくスピーディーにカットする
肉球周りの毛をカットし出すと、どうしても「もう少し短く」「バランスよく整えてあげたい」などの欲が出てしまうものです。
そのようなこだわりを持ってカットしてしまえば、その分猫の手に触れる時間が長くなってしまいますよね。
猫自身は全く望んでいないことをされているわけなので、時間が長くかかればかかるほど、ストレスが溜まっていくことでしょう。
なので猫が嫌がらないうちに終わらせることを心掛け、とにかくスピーディーにカットすることを心掛けてくださいね。
◆不安な場合はプロにお任せする
飼い主さんが愛猫のカットをしてあげるのが、猫にとっては一番安心出来るかもしれませんが、毛をカットすることに抵抗がある飼い主さんもいらっしゃるかと思います。
そのような気持ちでいざカットをしてしまうと、猫が嫌がったり飼い主さんも苦手意識が強くなったりと、双方に良い結果が生まれないことになってしまいます。
なのでちょっとでも肉球周りのカットに不安があるのなら、最初からプロにお任せしてみてはいかがでしょうか。
動物病院はもちろん、猫のカットもお願い出来るトリミングサロンなどを利用して、愛猫に負担をかけない選択をしてみるのも良いでしょう。
まとめ

猫の肉球は剥き出しになっており、寒そうだったり乾燥しそうだったりと何かと心配になりますが、剥き出しになっているのにはしっかりと意味があることが分かりました。
しかしその肉球の周りが毛で覆われてしまった場合、肉球本来の効果が機能しなくなり、猫を危険な目に合わせてしまうこともあるようです。
もし猫が床で滑ることがあれば、肉球周りの毛が伸びていないか、チェックしてあげるようにしましょう。
そしてもし毛が伸びていたのなら、ペット用のバリカンやハサミなどの商品を使用して、無駄な毛をカットしてあげてください。
ほんのちょっとの心掛けで愛猫を危険な目に合わせなくて済みますので、元気に走り回れるような環境を整えてあげてくださいね!
– おすすめ記事 –
| ・猫が爪切りを嫌がる時の4つの対策!爪切りの頻度や目安、必要な理由は? |
| ・長毛猫の人気の種類10選!毛玉のトリミングやブラッシング方法も紹介 |
| ・猫の毛玉の取り方・カットの方法!換毛期には毛球症にも注意 |
| ・猫用ブラシの種類と選び方は?おすすめのブラッシング方法も紹介! |








