そこに、なんらかの原因で(老化、外傷、激しい運動、遺伝的素因など)によって椎間板が変性して突出(ヘルニア)することで、脊椎の上にある太い神経(脊髄)を圧迫してしまいます。
人では痺れるような違和感を訴えて受診することが多いようですが、動物の場合では「後ろ足が急に立たなくなった」「歩かない」「触ると痛がる」などの症状がでてから慌てて受診されることがほとんどのようです。
しかし、よくよくお話を聞きますと、「そういえば、ここ最近ソファに飛び乗らなくなっていた」「段差を嫌がっていた」「散歩の途中で帰りたがっていた」などの初期症状がみられていたケースが多いようです。
ワンちゃんのサインを見逃さないようにしましょう!
椎間板ヘルニアになりやすい犬種
ダックス・フンドが椎間板ヘルニアを起こしやすいというのは有名な話ですね(ノ_<。)
胴が長く、腰に負担がかかることが原因だということをご存知の方は多いと思いますが・・・
実は!!「胴が長いから」という理由だけではないのです(゚ロ゚;ノ)ノ なんだって!?
軟骨異栄養症※(軟骨低形成症・軟骨形成不全症)という言葉を聞いたことはありますか?
軟骨異栄養犬種といわれる犬種は椎間板の変性を起こしやすいことが知られており、ダックス・フンド、コーギー、シー・ズー、ペキニーズ、ビーグル、フレンチブルドッグなどが含まれます。
軟骨異栄養症※(軟骨低形成症・軟骨形成不全症)については第2弾で詳しく説明致します!
第2弾をお楽しみに☆
ワンちゃんがなりやすい症状をしっかり把握して楽しいドックライフを送りましょう(^o^)