愛犬がアレルギー?!
生後二ヶ月で我が家にやって来たトイプードルの二回目のワクチン接種の時のことです。
接種して30分後突然、大量に嘔吐しました。念のため病院の待合室で待機していたのが幸いし、すぐに先生に診ていただけました。その後も10回近く嘔吐したため脱水状態になり、入院することになってしまいました。原因はワクチンアレルギーです。まだ二ヶ月のパピーだったのですぐに処置していただけて本当に良かったです。1泊の入院で回復し、翌日退院できました。接種後すぐに帰宅していたら、と思うとゾッとします。この時、犬のアレルギーの怖さを身をもって知りました。生後一回目のワクチンはブリーダーさんがしてくださったのですが何も問題が無かったそうです。
獣医さんによれば、ワクチンアレルギーは二回目の接種で出やすいとのこと。
接種後はすぐに帰宅せず、待合室で30分くらいは待機することを強くおすすめします。うちの犬は毎回、アレルギー止めをうってからワクチン接種をしています。
食べ物によるアレルギー
犬のワクチンアレルギーよりも多いのが食べ物によるアレルギー。
主な症状は皮膚炎、鼻炎、眼瞼炎症、腸炎など多岐に渡ります。その中でも多いのが皮膚のトラブルです。
うちの犬は子犬の時からフードはかなり慎重に与え、食べ物アレルギーは無いと思い込んでいました。しかし、実は牛に対してアレルギーがあったのです。
フードを購入したときに牛皮でできた真っ白なガムをおまけで付けていただきました。犬が喜び、品質が良さそうだったのでおやつに与えていたのですが、2、3日後に頻繁に耳の毛を搔いくようになりました。よく見ると白いフケのような物を発見。うちのトイプードルはアプリコットの薄い色なので分かりにくかったのですが、身体にも白いフケがありました。すぐに、その牛皮のおやつを中止したところ耳を搔くことやフケは、なくなりました。
アレルギーが出やすい食べ物として小麦、子羊(ラム)肉、鶏卵、鶏肉、大豆、とうもろこしなどが挙げられます。それ以外にもアレルギーは全ての食べ物に起こり得るので新しい物を与える時は、少量ずつ与えて様子をみることが大切ですね。犬が喜ぶから、品質が良さそうだからと安易に与えてしまった自分を反省しました。
食べ物アレルギーがある犬の食事
人間のアレルギーと同様、アレルゲンを除去した食べ物を与えることは勿論、アレルゲン以外にもアレルギーが出やすい食べ物は避けた方が無難です。そのためにはフードの成分表示は全てチェックし、わからない成分があればお客様相談室に問い合わせることをおすすめします。私も原材料について電話で問い合わせをしたことがありますが詳しいスタッフに教えてもらえて安心しました。うちの犬のようにアレルギーが出た経験がある場合、食べ物は得に慎重に与える必要があります。
ローテーションで与える
いつも同じ物を食べているとアレルギーが起きることがあるため、フードは2、3種類をローテーションすることをおすすめします。動物病院は様々な症状に対応するフードを扱っいるので獣医さんに相談してみるのが一番安心です。
魚は肉よりアレルギーが出にくいことをご存知でしょうか?
理由は原材料として魚を使用しているフードの種類は少ないことからです。そのため、犬が既に免疫を獲得している可能性が低くアレルギー症状の原因とならない可能性があるのです。
牛皮でアレルギーが出たうちの犬の食事は、フードと馬肉か魚を組み合わせて与えています。フードはワイルドボアー(猪肉)、ターキー(七面鳥)、鶏肉ベースの物を、魚はサケ、まぐろ、かつおをローテーションしながら与えています。馬肉は新鮮な物を生で与えますが魚類は寄生虫の心配から必ず茹でてから与えています。ほぐしてフードの上にトッピングしていますが魚類は馬肉と同じくらい大好きです。
人間のこどもは四人に一人、犬は全体の四割にアレルギーがあるそうです。現代はまさにアレルギー社会。そんな我が家も家族全員が花粉症で犬もアレルギー持ちです。人間も犬もアレルギーと上手に付き合っていきたいものですね。
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