フレンチブルドッグとは?
歴史と特徴
フレンチブルドッグとはイギリスで、雄牛に噛み付いて倒す競技で闘っていたブルドッグを祖先に持つワンちゃんです。大きな骨、発達した筋肉、大きく四角い頭部などが特徴で、ピンと立った耳をしています。勇敢で用心深く好奇心旺盛ですが、少々気まぐれなところがあって自由な感じを与えてくれます。
体高は30cm程、体重は13kgくらいが一般的です。
フレンチブルドッグは遊んだり家族を喜ばせたりするのが大好きで、ペットオーナー様に抱かれたり、寄り添って一緒に寝たりすることに幸せを感じます。愛想もよく誰とでも仲良くなれます。
注意点
暑いのが苦手で、熱中症にかかりやすい犬種でもあります。
シワの間に汗などがたまりやすいので、2~3週間に一回はシャンプーをしてあげて、しっかりと乾かしてあげましょう。そうしないと皮膚病になって取り返しの付かないことにもなりかねません。
泳ぐことが出来ない、いびきをかく、ゼーゼーと音を立てて息をしたり、よだれをたらしたりするのもフレンチブルドッグの特徴と言えます。
フレンチブルドッグはお高いワンちゃん 理由は?
フレンチブルドッグは人気の犬種です。お値段は他のワンちゃんより結構お高めです。なぜか? というと、繁殖がすごく大変なんです。フレンチブルドッグは頭や肩幅が大きいため、帝王切開で生むことになります。しかしこの帝王切開というのがクセモノで、けっこうお金がかかるんですね。病院によってさまざまですが、10万円程度かかってしまうのです。自然分娩ではないからお金がかかると言うわけなのです。
繁殖にお金がかかって高い→高くとも売れるから安くする必要がない。
こういった理由で、フレンチブルドッグの価格はとっても高いのです。
プードル(レッド以外)の値段が100、000円~200,000円程度なのに対して、フレンチブルドッグの値段は200,000円~270,000円程度します。ショーでチャンピオンになったワンちゃんの直系の子どもは、400,000円以上することも珍しくありません。
フレンチブルドッグの値段が高い理由がわかっていただけたら幸いです。
どんなフレンチブルドック専門ブリーダーさんがいいの?
続いて、フレンチブルドッグ専門ブリーダーの選び方についてです。
さし当たって、お金の話しかしないようなブリーダーさんは、悪質なものですね。
妙に安いところも、乱繁殖を繰り返している悪質なブリーダーであると言えるでしょう。
「飼育環境」「世話はだれがするのか?」「去勢や避妊をきちんと行えるのか?」などをしっかりと相談できるブリーダーさんがいいでしょう。飼育方法や、わからないことを教えてくれるアフターケアが万全なブリーダーさんを探してみるというのもいい手かもしれません。
ブリーダーさんのワンちゃんを飼っている環境はどうなのか? も心配になります。乱繁殖を繰り返す悪質な業者は、散歩どころかごはん、水もロクに与えず、糞尿の始末もしないので、ワンちゃんが皮膚病になり、先天性の病気があっても、売りつけてくるようなやからです。なので、ブリーダーさんと会えるなら会ってみて、どんな環境で飼育しているのか?などをしっかり見て判断したほうがいいでしょう。
子犬のフレンチブルドッグを購入するまでの流れ
- まずは専門サイトなどで、子犬のフレンチブルドッグを探します。そのサイト内で、気に入ったワンちゃんがいたら、ブリーダさんとの面談を申し込みましょう。
- 実際にブリーダーさんの元へ赴き、子犬の見学をしましょう。そして、納得いくまで話し合ってください。
話し合ってから、見学にOKが出る場合もありますので、しっかりと話し合って、ワンちゃんにストレスがかからないようにしましょう。 - 購入が決定したら、その旨を家族とよく相談して、全員の同意が取れたあとにブリーダーさんと連絡を取り、売買契約を結びましょう。この売買契約を結んだ時に、ワクチンなどが完了し生後50~60日前後という引渡し可能な時期になっていたら、フレンチブルドッグをそのままつれて帰れるかもしれません。
- 契約を結んだあと。引渡しの時期などに関しては、ブリーダーさんとよくよく相談して引き渡してもらいましょう。この時、ワンちゃんのストレスや、輸送時の事故を考慮し、直接ブリーダーさんの元へお迎えに行くのがオススメです。
また、ワクチン証明書や血統書が届いている場合は、それらを受け取ってください。
記事を参考にフレンチブルドック専門ブリーダーさんから素敵なわんちゃん分けてもらってください。
楽しいフレンチブルドックとの生活始まります!