皮膚病にもいろいろ種類がある
皮膚病ときくと、アレルギー、アトピーなどが思い浮かびますが。
外部刺激や、ストレスなどでも、多量の抜け毛があります。
外部刺激で多いのが、シャンプーや水に浸かったあと完全に乾ききっていないことによる菌の繁殖での抜け毛。数日たってから症状が出てきます、見た目で発赤があり、指で引っ張ると「ボソッ」っと、まとまって薄い皮膚ごと抜けてくるのが特徴です。
シャンプーなどは、水浴びとは違い、浸透しているのでしっかり皮膚まで乾かすようにドライヤーをする方がよいと思います。
ワンちゃんも相当痒いはずですので、獣医さんにかかることをお勧めします。
塗り薬で良くなるはずですが、症状が重いとステロイド系の飲み薬を処方されることもあります。(我が家の愛犬はこのステロイドが合わなくて副作用が顕著に出てしまい余計に可哀そうな思いをさせてしまいました、元は皮膚の事だったのに。)
ストレスでの抜け毛は、我が家で2匹目の検討で他の犬の話ばかりしてた頃
発赤もなく、丸い「ハゲ」が身体に出来ました。
人間と同じ、いわゆる「10円ハゲ」と呼ばれるもので、2匹目の話を一切しなくなったらすぐに治りました。「ボクの話じゃないぞ・・・・。」とちゃんと聞いているんだなと飼い主として反省したのを覚えています。
アレルギー、アトピーでの抜け毛
先に記述したとおり、シャンプーでの生乾きでの抜け毛ではなく、シャンプーに対してのアレルギー反応の場合もあります。その場合はすぐにフケが多量だったり、全体での抜け毛になるので、「あ、シャンプーが合わなかったな。」とすぐにわかります。
市販のシャンプーで症状が出た場合は、獣医で相談して低刺激のものを選んで貰った方が安心だと思います。
アレルギー反応が強いワンちゃんは、食べ物も気を付けていないと、皮膚状態が悪くなるようです。与えるものも、なるべく添加物のないもの。入っているもの理解できる食品表示のものを買ったほうがよいでしょう。
獣医などで、どの食品に反応したのかを伝えられたほうが治療はスムーズだと思われます。
ワンちゃんの抜け毛は飼い主にもよくない
抜け毛自体は、掃除が厄介だったりするくらいですが。
「フケ」が人間に悪さをします。
抜け毛が多い=フケも多量 なのです。
私自身も、犬対してのアレルギーはなかったはずなのですが、長年一緒にいることによって、体調がよくないときなどは、鼻水、目のかゆみ、発疹が出たりするようになってしまいました。
愛犬は普段から抜け毛が多い方らしく、掃除機も毛でいっぱいになりますし。
「フケ」も黒いソファだとすごく目立つので、粘着ローラーが必需品です。
(余談ですが、抜け毛を吸い込んだ掃除機の排気が犬臭く、いろいろ消臭を試した結果、紙パック式のものは、パックにアロマオイルを数滴たらすと効果的です。サイクロン式はオイルをたらしたコットンなどを先に吸い込んではどうでしょう。)
お子さんが小さかったり、アレルギー体質の方は、抜け毛の少ない犬種を選んだ方がよいかと思われます。
犬アレルギーを発症してしまったからといって、せっかく迎えた家族の一員を手放すことはできでしょうが、家族が重度の犬アレルギーで発作を起こさないとも限りません。
以上が「犬の抜け毛」に関する、一飼い主としてのまとめでした。
ワンちゃんのアレルギー
愛犬のための良い獣医の見つけ方