犬の目が真っ赤に充血し、途方にくれた経験はありませんか?
人間同様「花粉」などの「アレルギー」により充血する事があります。
また、結膜炎や角膜炎など炎症が絡むことで目が赤くなります。
治療法としては、目薬です。
でも、わんちゃんも、ねこちゃんも非常に嫌がります。
目薬をさそうとすると、犬が暴れたり、噛みついてきたりと格闘されている飼い主さんも多いと思います。
では「目薬を上手にさすコツ」として
- 片手で犬の鼻先を固定します
- 犬の後ろ側にまわります。
- 頭の後ろから手をまわして目薬を差しましょう。
- ご褒美をあげる
3番のように頭の後ろから手を回すと言うのには理由があります。
それは、目薬の容器が犬に見えないようするためだと言われています。
もし、何かが目の前に迫ってきたら、人間でも怖くて避たくなりませんか?
わんちゃんは目薬が自分の治療のために使われるなんて理解していません。
知らないものが目の前に迫ってきては、大好きな飼い主が相手でも
「ウゥー」と唸り、抵抗してしまいます。
あとは「ご褒美」です。
「目薬=いいこと」と言うように犬が認識して欲しいですね。
しかも、結膜炎や充血がおさまるとわかれば、
次からはおとなしく目薬を差してくれるかもしれません。
犬用目薬としては、消炎効果のあるものや、痒み・充血を抑える作用のものがあります。これらは、結膜炎など、充血・腫れなどがあるときに効果があります。 他に角膜を修復するものや、緑内障の眼圧を落とす目薬、白内障予防の目薬など様々です。 犬の目が濁っていたり、いつもと様子が違うなと感じたときは、早めに獣医師に相談してくださいね。
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