ワクチン接種
犬にワクチン接種を行うことは飼い主としての最低限のマナーです。ドッグランによっては受付でワクチン接種証明書の提示を求められます。またダニ、ノミの駆除についても同様で、きちんと行っているか確認をされる場合があります。
有料ドッグランはそのようなチェックを施設のスタッフがしますが、公園などに設置された無料のドッグランは飼い主のモラルに任されることになります。
自分の犬のためだけでなく他の犬に迷惑を掛けないようにワクチン接種と、ノミダニの駆除は必ずしましょう。
ドックランに入る時に気をつけること
ドッグラン=ノーリードというイメージが強いかもしれませんが、いきなりリードを外すことはやめましょう。走りたくて仕方がない犬はただでさえ興奮状態。猛ダッシュして思わぬ事故になることがあります。例えば不慮の犬同士の衝突です。特に小型犬と大型犬では、軽自動車とトラックが衝突したようなものです。ケガなどのトラブルが起これば飼い主同士が気まずくなり、せっかくの犬との楽しい時間が台無しですね。リードを外すのは犬が落ち着いてからにしましょう。普段からマテなどの飼い主のコマンドに従える躾が必要になります。ヒート中のメスはオスを興奮させる臭いをばら撒いてしまうのでドッグランには入れません。ヒートが終わってからにしましょう。
拾い食いに注意
うちの犬がまだ1歳の時の苦い体験談です。初めてのドッグランで大喜びして帰った翌朝、ひどい下痢になりました。排泄物を見てびっくり。
小さな木の実がたくさん混じっていたのです。幸いすぐに病院へ連れて行き、薬で回復したのでホッとしました。私は犬が芝生の臭いをやたら嗅いでいるなとは思っていましたが、落ちていた木の実を食べていたのです。舗装された道と違い芝生は伸びていると木の実などが埋もれてしまい、表面を見ただけではわかりません。木の実以外にも他の犬のおやつが落ちているかもしれません。アレルギーがある犬は特に注意が必要です。
ドッグランの中では排泄させないのが基本
ドッグランでの排泄をOKにしてしまえば、臭いがついて他の犬にまで排泄を誘発してしまいます。そんなことになれば、ドッグランが犬の公衆トイレになってしまいますね。ドッグランに入る前に排泄を済ませておくのがマナーです。とは言っても犬のことなので排泄してしまうことも多々あります。そのような場合は飼い主が責任を持って後片付けをしましょう。ほとんどのドッグランは消臭スプレーが置いてあります。私が利用するドッグランは受け付けで消臭スプレーを貸してもらえ飼い主はそれを持ってドッグランに入ることになっています。中には排泄した場所をスタッフに伝え臭いを消す処理をしてもらう所もあります。マーキング癖がある犬はマナーベルトをさせたほうが安心です。お互いが気持ちよく利用出来るようにしたいものですね。
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他の犬への思いやり
ドッグラン内で自分の犬が他の犬に挨拶に行きたがる場合、相手の飼い主さんに一言声をかけましょう。うちの犬はメスが大好きで臭いを嗅ぎたがるのですが、中には嫌がる犬や特定の犬種が苦手な犬もいます。また他の犬を撫でてあげる時も飼い主さんに声をかけてからにしましょう。ドッグランでは飼い主同士のコミュニケーションが大切です。言葉を話せない犬の代わりに私たち飼い主が犬の気持ちを代弁してあげたいですね。
その他に犬のおもちゃを持ち込むのも注意が必要です。うちの犬は小型犬で小さいボールで遊ぶのが好きですが、大型犬なら飲み込んでしまえる大きさのボールです。万が一の事故にそなえ、十分に注意が必要です。
愛犬をドッグランに連れて行く時のマナーについてまとめてみました。大切なのは自分の犬から目を離さないことです。自由に走り回ったり、他の犬とじゃれあって遊ぶのも楽しいですが犬は何よりも飼い主と遊ぶのが大好き。マナーを守り、私たちも犬と一緒になってドッグランを楽しみたいですね。
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