「ノミ」が産んだ卵はどうなるのかと言うと…
カーペットや畳の裏などの高温多湿の場所で成長。そして、成虫となりペットや人に飛びつき
産卵し、繁殖していきます。
「ノミ」に刺されると、わんちゃんやねこちゃんに様々な症状が現れてきます。
それは「皮膚炎」。その中でも一番多いのが「アレルギー性皮膚炎」です。
ペットや人の皮膚に「ノミ」が噛み付くことで、それが原因となって「アレルギー性皮膚炎」を
起こすのです。背中や腰などに特に症状が出てくるので、気がつくと思います。
また「ノミ」は痒みだけではなく、様々な病気も呼び起こします。
ノミには「サナダムシ」(条虫)や「ヘモバルトネラ」という寄生虫の種類があり、様々な症状を引き起こす場合もあるのでとても危険です。
場合によっては「命」に関わります。
では、そうならないように「ノミ」の予防はどうしたらいいのでしょうか?
下記の5つ事が言えます。
1)「ノミ」の予防薬を定期的に行う。
2)家の中の気温を高温多湿の環境にしない。換気をこまめにする。
3)掃除機をかける事
4)ペットの布団やベッドをこまめに天日干しをする。
5)最低月1回はシャンプーをし、毎日ブラッシングを行う。
よく、量販店などで売られている、ノミとり用の首輪や、虫除けスプレーを使用すれば安心と
言う飼い主さんがいますが、動物病院で処方される「予防薬」と一般で売られているものとは
効果が大きく違います。
「ノミ」の予防については動物病院で、ご相談の上行って欲しいと思います。
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