[定期的に愛犬の体重を計ってみる]
自分の犬にダイエットが必要かどうかは、まず犬の体重を知るところから。健康な犬なら年に一度ワクチン接種で病院に行った時くらいしか計る機会がないかもしれません。私たち人間でも一年も体重を計っていなかったら次に体重計に乗るときにドキドキしませんか?
うちのトイプードルは毛量がかなり多めで見た目はふわふわもこもこですが、実際に体重を測ると3.3キロ。体長に比べかなり痩せています。私は100グラム単位で計れる人間用体重計に犬を抱いて乗り、自分の体重を引いて計っています。
月に一度くらいは計ってダイエットの必要性を考えてみたいですね。
[うちの犬は肥満?まずは獣医さんに相談]
犬種ごとの適正体重は犬図鑑やネットで調べることが出来ますが単に体重だけで判断するのではなく、ボディコンディションスコア(BCS)などで適正な体型を判断することもできます。愛犬の体に触ってみて肋骨に触れる感覚でも肥満度がわかります。もし愛犬にダイエットが必要かと心配になったら動物病院で獣医さんに相談するのが一番安心です。動物病院には様々な症状に対応したフードが置いてあり、勿論ダイエット用もあります。獣医さんに相談すれば1日のフードの量も適切にアドバイスしていただけます。
[肥満は家系的要因も?]
うちのトイプードルを動物病院に連れ行ったとき、獣医さんに「この子は浅田真央ちゃん!」と言われました。食べても食べても消費カロリーが追いつかず太れない子だそうです。いかに体重を増やすか、いわば逆ダイエットをすることになり高カロリーのフードに替えてやっと3キロを超えました。朝晩のお散歩や私のウォーキングにも付き合わせているので確かに運動量は多いですがブリダーさんによると家系的なこともあるのでは?とのこと。うちの犬の親犬もきょうだい犬も食べても太らない犬ばかりだとか。食べても太らないなんて羨ましい限りですね。家系的に、というのは人間でも同じことが言えると納得してしまいました。
[ダイエット用フード]
子犬の頃は食べてもあまり太らないことが多いですが、年齢が上がってくれば代謝が落ち、同じように食べていると太ってしまうことがあります。そのような兆候を感じたらフードの種類や量を飼い主がコントロールする必要があります。今食べているフードと同じシリーズで低カロリーのものに変えると切り替えがスムーズかもしれません。人間の食べ物と同じく、カロリーが低いと高いフードより美味しくないこともあります。切り替えの時は以前のフードに混ぜ、その割合を少しずつ増やしましょう。
[鉄則!人間の食べ物はあげない]
人間の食べ物を犬にあげるのがNGなのは今では当たり前になっているものの中にはついついあげてしまう飼い主さんも。しらないうちに家族があげていた!なんて話をよく聞きます。私の友達の愛犬は家族が食事を食べ始めると鳴き始めるので不思議に思っていたらご主人が、こっそり人間の食べ物をあげていたことを告白されたそうです。人間の食べ物はカロリーが高いばかりか塩分も多いです。一度人間の食べ物をあげてしまうと癖になってしまうことも。家族が食事をする時はハウスに入れる習慣をつけたり、人間の食べ物はあげないことを家族のお約束にしたいですね。可愛い愛犬が長生きするため!と説明すれば家族は必ず納得してくれます。
[適度な運動を]
運動というと、なんだか大変と思われるかもしれませんがいつものお散歩コースを少し長めにするだけでも運動量は増えます。わざわざ運動をしに出かけるのは大変ですが、お散歩のついでなら飼い主さんの健康にも良いウォーキングになります。犬は飼い主さんと外に出かけるのが大好きです。一日中おうちで寝ていればカロリーを消費することもできません。外を一緒に歩くだけでも犬は楽しく良い運動になります。飼い主さんも愛犬と一緒のウォーキングを楽しんでみてはいかがでしょうか。
今回は犬のダイエットについて太る原因と対策について考えてみましたが人間にも当てはまることばかりで少しドキッとしました。犬も人間も体重はこまめに計り食べ物に気をつけ適度な運動を心がける事が大切ですね!
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