ピカソにダリ…世界的に有名な海外の芸術家も猫好きだった!?

2016.09.14

ピカソにダリ…世界的に有名な海外の芸術家も猫好きだった!?

犬同様、長い歴史の中で人間とパートナーとして暮らしている猫ですが、世界的に有名な海外の芸術家の中にも実は猫好きが多いのです。芸術家たちの傍らには猫がいる・・・気難しい芸術家の心に寄り添い、インスピレーションを与えてきた猫達との関係をご紹介いたします。

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アーネスト・ミラー・ヘミングウェイ

ヘミングウェイ

アメリカのノーベル賞作家。

「猫は絶対的な正直さを持っている」という言葉を残しており、大の猫好きで知られるヘミングウェイ。
1930年頃、知り合いの船長からネズミ取りに優秀な猫を2匹譲り受けます。その猫達の手にはなんと指が6本!いわゆる「多指症」で、近親交配によりこのような猫が生まれたと考えられています。

当時、帆船が多く、その6本指の猫はロープを軽々と登ることから「幸運の猫」だと呼ばれており、ヘミングウェイも映画スターや自分の作品に登場する人物の名前を付けるなど、とても大切に育てていきました。

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6本指の猫はどんどん増え、今では50匹以上いる中、その半数が未だに6本指の持ち主です。
この6本指の猫たちが暮らすヘミングウェイの家は、州により管理・専属の獣医に守られ、交配も制限されながらも血統は残されています。


エドワード・ゴーリー

アメリカの絵本作家。
冷徹な絵本作家として知られる彼も、猫にはメロメロだったようです。

エドワード・ゴーリーは軍隊生活を経験しているのですが、子供の頃から猫が好きで、軍隊生活以外は生涯猫と共に生活していました。

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エドワード・ゴーリーの代表作「ギャシュリークラムのちびっ子たち」は、絵本なのに子供が死ぬ場面が描かれている未だかつてない絵本なのです。
しかし、その絵本に登場する猫は嫌な目にあったり、ネガティブな場合が一切描かれていません。
「絵本はこうあるべき」という概念を打ち破った、自由で開放的な本です。

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ゴーリーが晩年、猫達と過ごしたマサチューセッツ州にある「エドワード・ゴーリー・ハウス」は、現在原画などが展示されているミュージアムになっています。
ゴーリーは一緒に暮らしていた6匹の猫達が最後の1匹になるまでそのミュージアムで天寿を全うすることと、遺産を動物愛護団体へ寄付することを遺言として残しました。


サルバドール・ダリ

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スペインの画家。
奇行で有名となったサルバドール・ダリですが、彼のペットも一筋縄ではいかなかったようです。

ダリのペットはオセロットという野生の山猫。ジャガーネコやマーゲイと類似した外観をもち、体長60~120㎝、体重9~16㎏と猫より一回り大きく、模様は黒い斑点模様でまるで小さなヒョウのようです。
今は野生の動物をペットとして飼うことは禁止されているのですが、ダリがオセロットを飼っていた時代はまだワシントン条約が締結される前だったのです。

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ある日、妻のガラと映画を見に行った途中にホームレスが連れていたオセロットの子猫を引き取ったことがダリとオセロットの出会い。そのままマネージャーのピーターに子猫を預け、ピーター夫妻が子猫を飼い始めました。
その後2匹、3匹と増えていったのですが、ダリはその中の1匹のバブーという名前のオセロットがお気に入りでした。

彼は旅行へ行く時もよく愛猫を連れていき、オセロットと一緒に撮ったポートレイトが何枚か残っています。


パブロ・ピカソ

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スペインのマラガ生まれ。フランスで制作活動をした画家、素描家、彫刻家と様々な顔を持つ芸術家。

ピカソはその絵画やデッサンの中にもたびたび猫を登場させるほどの猫好きで、特に街をうろついていたシャム猫にミノーと名付け、溺愛していました。
シャム猫のミノーをデッサンしたおしゃれなアートが何枚もあるのです。

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代表的な作品には1939年「鳥をくらう猫」や1941年「ドラ・マールと猫」などがあります。


最後に

いかがでしたか?
世界的に有名な海外の芸術家のそばには猫がいたのですね。

芸術家に猫派が多いのは、猫の独特な世界観や人間に媚びない性格などが芸術家たちのインスピレーションを掻き立てることが関係しているのかもしれません。
猫は自由でありたい反面、さみしがり屋な猫も多いので、常に家で仕事をしている自由な芸術家と一緒に暮らしているほうがお互い自由でいられ、寂しくなってもすぐそばにいてくれる安心感で、ストレスなく暮らしていけるのではないのでしょうか?


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nanatsu

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猫は子供の頃からずっと一緒で、大人になった今でも猫を4匹飼っております。保護猫活動のお手伝いもしておりますので、一日が猫に始まり猫で終わるという生活になりつつある今日この頃です。

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