絶滅危惧種に指定?世界でも珍しいかわいい猫ちゃんたち

2017.09.16

絶滅危惧種に指定?世界でも珍しいかわいい猫ちゃんたち

ペットとして多くの家庭で飼われている猫たちは、いつも人間のそばで可愛らしい表情を見せてくれます。そんな姿に癒されるという飼い主さんも多いですよね。しかし、ペットとして飼われている人気の猫たちの他にも世界にはたくさんの猫がいます。それに、野生でしか見られないような猫種もあり「こんな猫もいたんだ…!」と思えるような珍しい猫もいて、年々その数が減少している現状もあります。今回の記事では、そんな野生の猫たちのなかから絶滅危惧種に指定されるほど珍しい猫の紹介をしていきたいと思います。

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砂漠のなかの天使…!?アイドル並みの可愛さ「スナネコ」

絶滅危惧種 スナネコ

野生猫なのに見ているだけで癒されると評判のスナネコ。写真を見た人が口をそろえて「可愛すぎる」と思わず見惚れてしまうほどのキュートな珍しい猫ちゃんです。

◆どこに住んでいるの?

スナネコは海外では「サンドキャット」と言われています。「サンド(砂)」という名前から分かるように、アフリカやアジアの砂漠に生息。
体重が2~3キロとかなり小さいので、成猫に成長してもあどけないような可愛さが残ります。その可愛い見た目のため「天使」とも言われているくらい珍しい猫です。

スナネコは、熱い砂の上で照りつける太陽のもと生きていますが、そんな暑い環境で暮らせるのは体に秘密があります。長い毛で覆われている足の裏は、高温になる砂の熱さからスナネコを守ってくれているのです。

◆絶滅危惧種なの?

小さく可愛いい珍しいスナネコを一度見てみたくなりますよね。ただ、スナネコが暮らす環境はエサとなる獲物の数が少なくなってきています。そのため、スナネコが生き抜くには困難な環境になりつつあり、現在は野生で生息している数も激減しているのです。

現在スナネコは絶滅危惧種に指定されています。「実物が見たい」とスナネコが暮らす砂漠を訪れたとしても、珍しい猫なので姿を見るのはできないでしょう。

しかし、スナネコを人間の手によって育てている動物園がイスラエルをはじめ、世界にいくつかあります。珍しい猫なので今後も人間の手による繁殖が進められていけば、もっとたくさんの動物園で見ることができるようになるかもしれませんね。

◆見た目は可愛いけれど…実は獰猛!

スナネコはその可愛さから穏やかな性格に見えるかもしれません。「本当に野生の猫なの?」と思えるくらい、表情が穏やかな雰囲気にも見えますよね。

でも、実はとっても獰猛。常にアンテナを張って敵を意識し、獲物を見つけると確保のためにたくましい動きをします。可愛らしい見た目で、ネズミやヘビなどを食べている姿を想像するとそのギャップにびっくりしそうですね。

●スナネコについてくわしくはコチラ

砂漠で生きる猫「スナネコ」がカワイイ!

見た瞬間に誰もが「カワイイ!」と思わず言ってしまいそうになる猫ちゃんがいます。「スナネコ」という猫ちゃんですが、皆さんご存知でしょうか。猫界のアイドル…、そんな表現がぴったりのキュートな外見は、見る人の心をときめかせてくれます。それほどまでに可愛らしい「スナネコ」について紹介していきたいと思います。

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パッチリした目が特徴的な「マーゲイ」

マーゲイ

パッチリした目元が印象的なマーゲイ。大きな瞳で見つめられるとキュンとしそうな可愛さがある珍しい猫です。

◆マーゲイってどんな猫?

体重は3~9キロほどと一般的なペットの猫と同じくらい、もしくは少し大きめとも言えますね。

マーゲイを見たときの第一印象はおそらく多くの人が、「なんて大きな目なんだ」と思うかもしれません。頭が小さいため、目の大きさがますます目立っています。真っ暗ななかでも獲物を察知するための大きな目は、マーゲイにとって必要不可欠なのです。

また、体じゅうに斑点があり、ヒョウのような模様がワイルドな珍しい猫です。

◆密林に生息している野生猫

マーゲイは、メキシコの北部地方からアルゼンチンの方にかけた熱帯雨林に暮らしています。密林で暮らしているため、木登りが大得意。ふだんの生活も木の上だというから驚きですよね。
登るときも降りるときも、とても器用です。
マーゲイは、同じように珍しい猫種のオセロットに良く似ていると言われていますが、木登りが得意なことからツリーオセロットと言われることもあります。

近年、密林が人間の手によって破壊されつつあり、マーゲイは減少しています。また、出産時の子猫の数もかなり少なめ。珍しいマーゲイは、なかなか数が増えることはありません。
現在では絶滅危惧種にまで指定されているかなり珍しい猫となっています。

珍しいと聞くと「一目見てみたい」という気もしますが、日本でお目にかかれることは今後も難しいかもしれませんね。

◆鳴きまねでおびき寄せる獲物を確保する

マーゲイは、とても賢い猫ちゃんのようです。なんと、獲物を捕まえるために、その獲物の鳴き声をまねておびき寄せるのだとか…!マーゲイの上手な鳴きまねで近くに来た動物が獲物になってしまうなど、とても頭が良い猫なのです。

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世界で最も小さい猫!?「クロアシネコ」

クロアシネコ

世界で最も小さいと言われているクロアシネコ。「とにかく可愛すぎる」という声が多い猫ですが、絶滅危惧種にも指定されている珍しい猫ちゃんなのです。

◆世界最小のクロアシネコが暮らす地域

クロアシネコは、世界で生きている猫のなかでもかなり小さめ…。体重は、メスで1.3キロ前後、オスで1.9キロ前後と言われています。そんな珍しいクロアシネコは、アフリカの砂漠地帯に生息中です。

砂漠ということもあって食事としてのターゲットになる獲物自体が少ないため、現在はクロアシネコの数も激減中。絶滅危惧種にも指定されていているくらい珍しい猫です。

「どこで会えるか」というと、アメリカの動物園で繁殖が試みられているとのこと。絶滅危惧種のため、大事に人間の手で育てられているのだそうですよ。

◆小さい体なのに大食!!

小さい体でたくましく生きていますが、体の割にかなりの大食い。実は、クロアシネコはエネルギーの消費が多い体質で、なんと体重の1/6もの食事量が体には必要なのです。食べるために、獲物探しにも時間をかけています。

◆実は結構凶暴

極小の体ですが、性格や気質はとってもワイルド系。自分より体の大きな獲物だって、ハンター力を駆使して捕まえることもあります。

また、大食いなので、捕まえた獲物はペロリと食べてしまうほど野生的な猫です。可愛い顔とのギャップがある珍しい猫ちゃんなのです。

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世界最小サイズ猫の「クロアシネコ」がめちゃめちゃカワイイ!

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美しすぎる被毛の「オセロット」

オセロット

ワイルドだけれど美しい被毛が魅力的なオセロット。名前はトラのような外見を意味する「トラロセロトル」というメキシコ語が由来となっている珍しい猫ちゃんです。

◆野生の猫のなかでも大きいオセロット

オセロットは、平均的には9~16キロと結構大きい野生猫です。体長は1m近くにもなり、猫としては大きい体でガッシリとした体つきをしています。
一見、トラやヒョウのようにも見える黒い斑点模様でとても野生的な雰囲気。被毛はツヤがあって柔らかく優雅な印象があります。

◆オセロットの暮らす場所

オセロットは南アメリカやメキシコ、北アメリカの熱帯雨林、森林、草原、サバンナ、マングローブなどで基本的に単独で生活しています。
夜行性で日中よりも夜に多く活動するため、生息する地域に行ったとしても見ることが難しい珍しい猫です。

◆激減中の珍しいオセロット

かつて、オセロットの被毛が美しすぎるあまり「最高級の毛皮」として取引するための捕獲対象が続いていました。乱獲が続いた頃から少しずつオセロットの数は減り、今では珍しい絶滅危惧種として指定する国も多くなっています。

その背景には、オセロットが「孤独」で生活し、他の猫との交流があまりなく数が増えていかないという理由もあります。

アメリカでは野生で見られることはほぼありません。また、生息している地域もいまだあるものの、その実際数は分からないですが100匹に満たない数と言われています。

2016年には、アメリカの野生動物保護地域で珍しいオセロットの巣が20年ぶりに発見され、子猫が生きていたという報告もあります。長年研究を続けている野生動物の研究者たちの心を躍らせたとのこと。珍しい猫ゆえ、期待が高まりますが、今後少しでも増えていくことを願うばかりですね。

◆猫なのに泳ぎが上手

一般的に猫というと泳ぎが苦手なイメージを持つ方も多いでしょう。オセロットは、そんな猫の性質は持っておらず、水のなかの小動物も獲物としてのターゲットにしてしまいます。魚やカニなどを水中で見つけては、得意の泳ぎで捕獲しています。

◆マーゲイとも似ている

前項でマーゲイがツリーオセロットと言われているとお話しましたが、オセロットはマーゲイにとても良く似ている外見。マーゲイのように木登りだってしますが、基本的にオセロットは地上での獲物の捕獲が大得意です。

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日本の珍しい猫「イリオモテヤマネコ」

イリオモテヤマネコ

イリオモテヤマネコは、生息地が日本の西表島だけという珍しい猫です。

◆小さな島に住む

世界ではたくさんのヤマネコが生きていますが、イリオモテヤマネコは「世界最小の生息地に生きている」と言われています。

イリオモテヤマネコが住む「西表島」は、面積がわずか300㎡という自然豊かな小さい島です。日中は岩穴などに身を隠していますが、夜間になると獲物をめがけて活動しだします。ネズミやトカゲ、カエルなどをエサとして捕獲するため、それらが生息するようなエリアで暮らしています。

◆体の特徴は

イリオモテヤマネコは3~5キロくらいのサイズ。一般的にペットとして飼われている猫と同じくらいの体の大きさと言えるでしょう。

体は全体的に暗めの色で、外見はヒョウっぽい雰囲気もあります。

◆絶滅危惧種

イリオモテヤマネコが発見された1965年から年々その数は減少。現在では絶滅危惧種のなかでも本当に危機的レベルにあるくらの珍しさとなっています。

そもそも「ヤマネコが生き抜くには、小さな島過ぎる…」と考えられていた西表島。そこで生き抜くだけでも奇跡的とも考えられていましたが、かつては安心して生息できるエリアが多かったようです。
しかし、近年、その生息地が人間の開発によって減少しています。人間が利用するために自然を破壊すれば、当然エサとなる小動物もなくなります。そして連鎖的にイリオモテヤマネコも減少していってしまうのです。今では生息数は100頭前後ではないかとさえ言われています。

また、イリオモテヤマネコが交通事故に巻き込まれ命を落としてしまうことも現地では問題となっています。
イリオモテヤマネコをひいてしまわないように運転者に危険を促すための看板を出すなど事故を防ぐ対策はしているものの、事故によって命を失うケースがまだあるというのが現状のようです。イリオモテヤマネコは暗い時間帯に活動量が多いので、その時間帯にはスピードを落として命を守ってあげたいものですね。

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まとめ

世界的にも絶滅の危機にあるような珍しい猫たちを紹介しました。
ペットにしたいほどの可愛らしさが特徴の猫もいれば、カッコよさに魅了されるほど模様が美しい猫などさまざまでしたね。

野生で生きている珍しい猫たちは、年々生息数が減っているほど貴重な存在。見たくてもなかなかお目にかかれない猫たちなのです。私たち人間の手による環境破壊が、猫たちの居住エリアを奪ってしまうのが大きな原因ともなっているようです。

ただ、世界でも珍しい猫たちを守ろうという試みが多くされています。生態系を壊して住みにくくしてしまうのも人間ですが、珍しい猫たちを守ろうとしているのもまた人間。どうか完全に絶滅しないように、珍しい猫たちが安心して暮らせるエリアを残しつつ守ってあげてほしいものですね。



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中岡 早苗

中岡 早苗

可愛い猫ちゃん達に囲まれながら、猫の知識や暮らしを日々学んでいます。 学んだ情報はどんどんお伝えしていきます。楽しいネコライフをおくりましょう。

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