【キャットフードの保存】ウェットフード・ドライフードの酸化や劣化を防いで保存する方法!

2018.04.23

【キャットフードの保存】ウェットフード・ドライフードの酸化や劣化を防いで保存する方法!

愛猫に買って来たキャットフードをどの様に保存していますか?開封後、同じパッケージのまま保管しているフードは、酸化して不味くなっているかもしれません。また、キャットフードの酸化や劣化は、猫にとって風味が落ちるだけでなく、与え続ける事で下痢や嘔吐、酷い時には重大な病気の原因になってしまうこともあります。 この記事では、キャットフードの酸化や劣化が猫に及ぼす悪影響や病気、開封前と開封後のキャットフードの保存方法についてご紹介していきます。

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キャットフードの酸化や劣化に注意!

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封を開けてしばらく経ったおせんべいが湿気ていた、そんな経験は誰しもあると思いますが、キャットフードも開封後は劣化しやすくなります。

◆キャットフードの風味が損なわれる

ドライフード、いわゆるカリカリは劣化が遅めですが、開封後は、フードに含まれる脂質やタンパク質などの酸化が始まっており、風味が損なわれる原因ともなります。
開けたてのカリカリは喜んで食べいた愛猫が、徐々にカリカリを残し始める場合、酸化によってカリカリが不味くなっていたり、湿気などで食感が落ちている状態である場合が考えられます。

◆ウェットフードは劣化しやすい!

ウェットフードにおいても、ドライフードよりも水分が多く含まれる食べ物のため、開封後は劣化しやすいです。
ウェットフードの場合も酸化が起こって風味が落ち、猫も食いつきが悪くなります。


劣化したキャットフードを食べるとどうなる?

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◆下痢や嘔吐などの症状が起こることも

劣化の程度にもよりますが、劣化したフードを猫に与えた場合、下痢や嘔吐の症状が起こったり、アレルギー症状が出てしまう事もあります。

我が家も昔、2キロぐらいの大きなドライフードを買った際、しばらくしたら猫の体調が悪くなってしまった事がありました。キャットフードの劣化が原因ではないかと思い残ったフードは処分し、それ以降は容量の少ないドライフードにしています。

劣化とは、つまり腐りかけ、腐っている食べ物を食べるに等しいので、猫の体調が悪くなるのも頷けますよね。

◆酸化したキャットフードの危険性

中でも酸化したキャットフードを猫に与え続ける事は、猫の健康に害を及ぼす可能性が高いと言われています。

酸化とは、物質が酸素と化合することで、物質の性質を変えたり、劣化させたりします。
キャットフードも開封すると空気中の酸素と触れることになりますから、当然酸化することになります。

酸素と結合して変質したキャットフードは、本来取れるはずの栄養素の不足や、品質自体の低下を引き起こします。その事から、猫の老化が速まってしまったり、ガンの原因となる物質が生成されたりする危険性が考えられるのです。


劣化したキャットフードの見分け方は?

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人間の見た目には、フードが酸化しているか分かりにくい部分があります。どのような状態に注意したらよいのでしょうか。

◆メーカーの指定する賞味期限を確認

まずは、メーカーごとに公表しているキャットフードの賞味期限・保存方法をしっかり確認しましょう。

賞味期限や保存方法は、キャットフードのパッケージ自体に記載されています。また、メーカーの公式ホームページなどでも確認することができます。

◆酸化したドライフードの見分け方

ドライフードの場合は、ベタつきがあって油っぽくなっていたり、お皿に長時間出したままになっていると酸化していると思って良いでしょう。

開封したてのドライフードは、触るとさらっとしていますが、日が経ったドライフードはべたっとして手に油がつく様に思います。
ドライフードをあげている方は、一度開けたてのフードと、猫が食べ残したフードを触ってみると、違いが分かりやすいかもしれません。

◆酸化したウェットフードの見分け方

ウェットフードの場合は、手触りでは判断しづらいため、匂いなどで確認する方法があります。
開封時と違う匂いになっていたり、色が違っている場合は、酸化など劣化している恐れがあります。こちらも開封時と食べ残しで匂いや色の違いを知っておくといいかもしれませんね。

◆劣化したキャットフードは処分しよう

人間の食品と同様、暖かい季節にはよりフードが劣化しやすくなります。愛猫に劣化したフードを与える事がないよう、キャットフードの鮮度には気をつけましょう。

そして、酸化や劣化してしまったキャットフードは、勿体ないですがどうにも出来ない状態です。キャットフードが傷んでしまった時は、愛猫の健康のためにも残ったフードは処分しましょう。


開封前のキャットフードの保存方法は?

実は、開封前のキャットフードであっても、保存方法や保存場所を工夫することで品質の低下を防ぐことができます。

◆ドライフードの保存方法

未開封のドライフードは、直射日光が当たらず、湿度が高くないところに保管しましょう。

ドライフードは乾いた食べ物ですが、冷蔵庫など温度が低いところに保管した場合、常温に戻った際にフードから結露が生じて劣化してしまう事があります。
逆に、直射日光などで袋内の温度が高くなることも劣化に繋がります。

未開封でも食べ物なので、徐々に劣化して行きます。袋の中の温度が変化しにくい場所を探してみましょう。

◆ウェットフードの保存方法

ウェットフードは未開封であれば、ドライフードより長期保存が出来るフードです。

長期保存をするにあたり、やはり注意するのは「気温の変化」です。ドライフード同様、直射日光が当たらず、湿気の少ない場所に保管する事で、フードの質を保ちやすくなります。
冷蔵庫での保管も出来ますが、味が落ちたり、缶詰は破裂することもあるため注意が必要です。


ドライフードのおすすめの保存方法は?

開封後は、空気に触れる機会が多いほど酸化して味も質も落ちていきます。
しかし、開封してすぐに保存容器に移し替える事で、袋のままで置いておくよりも長く質を保たせる事が可能です。

ドライフードの保存方法と注意点をご紹介します。

◆密閉保存容器に入れて保存する

しっかりと蓋を閉める事が出来る保存容器は、手軽にドライフードの酸化を防ぐ事ができます。さらに真空保存容器であれば、フードを入れてから空気を抜くため酸化しづらく、フードの質が長持ちします。

密閉容器はペットショップなどでもフードストッカーとして売られています。
フードストッカーなどの容器で保存する際は、脱酸素剤を入れるとさらに酸化を防ぐ事が出来ます。なお、フードを与える際には、誤って脱酸素剤を混ぜてしまわないように注意しましょう。

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◆小分けにして保存する

大きな容器に入れて保存をすると、開閉の度に与えない分のフードも酸素に触れてしまう事になります。そのため、脱酸素剤を入れたり、真空保存できる容器を使用するのですが、そう言った気兼ねがいらない保存方法が「小分けにする方法」です。

小分けにする時は、いつも猫にあげている1回分のフードが入るぐらいの小さな容器を用意しましょう。蓋がしっかり閉まるタッパーなどをドライフード1袋分用意し、愛猫に合う容量で分けていきます。
分けるときは面倒ですが、その後は計量の手間も省けるので楽ですし、残ったフードが空気に触れる機会もあげる時までなくなります。

開封後はウェットフードよりは長く保つと言われるドライフードですが、あまり大きいサイズのフードを買うと質が落ちてしまいます。猫を1匹だけ飼っている場合などは、小さめのフードを買って保存するのがおすすめです。


ウェットフードのおすすめの保存方法は?

ウェットフードの保存方法と注意点をいくつかご紹介します。

◆缶詰はタッパーに入れて冷蔵庫で保存

猫を1匹だけ飼っている場合など、缶詰は1回分には多い時があります。
残ってしまった缶詰は、タッパーなど別の容器に移して冷蔵庫で保存しましょう。缶詰のまま冷蔵庫に入れて保存すると菌が繁殖する場合があるため、別の容器に移すことをおすすめします。

◆パウチは口の閉まる袋に入れて保存

パウチタイプのウェットフードが残った場合は、密閉できる袋に入れて冷蔵庫に保存しましょう。
パウチの口が開いたまま空気に触れると、酸化や劣化が早まってしまうので、口の部分を三つ折りにして輪ゴムをかけ、それを密閉できる袋に入れる事で酸化が防ぎやすくなります。

缶詰同様、タッパーなどに移し替えて冷蔵庫で保存するのもいいでしょう。

◆食べない場合は温めると◎

冷蔵庫でウェットフードを保存すると損なわれるのは、キャットフードの匂いです。
猫は味覚よりも嗅覚が優れているため、フードの匂いは食べ物の嗜好性を左右する大きな要素となります。

ウェットフードは、温めることで匂いを増幅させることができますので、ペット用のフードストッカーを使用したり、レンジを使って温めてあげるといいでしょう。

ウェットフードは、開封したらなるべくその日中に食べきる様にしましょう。

◆冷凍保存する

キャットフードの保存には、冷凍保存という方法もあるそうです。与える際には、冷凍庫から冷蔵庫に移して解凍し、そこから常温にして与えます。

しかし、ドライフードの場合、冷凍庫での保存では霜が付いて味が落ちたり、冷凍庫内の匂いがフードについてしまうことがあります。匂いに敏感な猫だと冷凍保存したフードは食べない場合もあるかもしれません。
また、ウェットフードも開封後に冷凍保存することが出来ますが、こちらも解凍すると味が落ちるため、猫の食いつきが悪いそうです。

冷凍保存といっても長く保存すると味も質も落ちるので、なるべく早く食べ切る様にしましょう。

◆食べ残しは処分しましょう

開封後のウェットフードは、人間の生ものと似て劣化が早いです。
もしウェットフードを猫にあげた場合に食べ残しをずっと置いておくと、猫がまだ残ってると思って食べた時にはウェットフードが劣化していて、体調が悪くなってしまうこともあります。

少しずつ食べる猫もいるのですが、ウェットフードの食べ残しは破棄しましょう。


まとめ

・開封後のキャットフードは酸化や劣化が早まる
・酸化や劣化したキャットフードを猫に与え続けると病気の原因となる恐れがある
・酸化や劣化したキャットフードは処分する
・開封前から高温多湿を避けた場所にキャットフードを保管する
・開封後は密閉容器などに移し酸化を防ぐ

猫を飼っていると、同じフードに飽きてしまったり、食いつきの良かったフードを残し始めたり、なかなかにグルメな生き物だという事が分かります。愛猫にいつまでも健康に美味しくご飯を食べもらえる様、キャットフードの管理は気をつけましょう。



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yurie

yurie

兵庫県出身。イラストレーター。猫のオリジナルキャラクター「ネコぱん」を描き、作家として活動しています。愛猫は6歳の雄猫プーアル。猫とは思えない直球な愛情表現で毎日べったり。お腹を上に向けてガニ股で寝る姿には毎度笑わされています。

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