猫を安全にベランダで遊ばせるには?脱走・転落防止法4つ!

2018.06.26

猫を安全にベランダで遊ばせるには?脱走・転落防止法4つ!

猫を飼っていると、ベランダがある家であればそこからの脱走や転落を防ぐ対策をしておかなければなりません。ベランダは外につながる部分で、猫が出て行ってしまう可能性がとても高い場所です。一階であっても、二階以上の高層階であっても、猫と暮らす時にはとても注意が必要です。 今回は、ベランダがある家では猫をどのようにして飼ったら良いのか、脱走や転落防止のための対策についてご紹介します。

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猫はベランダ好き?ベランダにまつわる猫の動画

ベランダとは、建物の外に張り出している場所で、屋根がついているところです。猫はベランダが好きなのでしょうか?

ネット上でも、ベランダに当然のように出ている猫、ベランダで大変な思いをしている猫が沢山紹介されています。

◆二階のベランダからのジャンプに失敗する猫

こちらはベランダから向こう側にジャンプしようとして、足を滑らせて失敗してしまう猫です。

猫の様子から、今までにもこちらから向こうに飛び移ったことがあるようですね。
猫が手足をひらいて落ちて行く様子に、悲哀と不謹慎ながらも笑いがこみあげると話題となり、動画がネット上で多く拡散されました。

落ちていった猫の様子は動画にはないので、その後が気になるところですが、動画のコメントには「2階のベランダからの逃亡ダイビング失敗、着地後は無事だったようで走り去って行きました。」とありますので、一安心ですね。

猫でもこんな失敗をしてしまうんだ、と思ってしまう動画です。

◆ベランダの外に出た猫をはしご車で救出に向かう

こちらは、ベランダの柵の外に出てしまっている猫を、はしご車で消防士がレスキューに行く動画です。

猫を保護しようとはしご車が近づいたところ、猫は恐怖を感じたのか、柵の下を通って、部屋側に戻って行ってしまいました。
猫が飛び降りたりせず、無事に部屋の方に戻れたようなので、良かったですね。猫がいる階は結構な高さに見えますので、落ちたら無事ではいなかったと想像されます。

レスキューの人に見ていた人たちから拍手が送られていて、最後は微笑ましい動画になっています。

◆高層階のベランダの柵の上を歩く猫

こちらはベランダの柵の上を歩いている2匹の猫です。

猫がベランダから下の世界を眺めながら、細い柵の上を器用に移動しています。
動画に下界の様子が映りますが、二階以上の結構な高さの部屋のようで、歩いている猫を見ているとハラハラしますね。

現在はベランダにネットをして、猫が登れないようにしているようです。

このように、ベランダは猫にとっては日向ぼっこができたり、外の空気を感じたりできる場所なので、猫が出たがるのは本能として無理がないのかも知れません。


猫をベランダに出すリスクは?

ベランダの黒猫

猫をベランダに出した場合、猫が外を見たり日向ぼっこしたりできるというメリットだけではなく、リスクもあります。

◆外に脱走する可能性がある

ベランダは外につながる場所ですから、猫が脱走してしまうおそれがあります。
猫はサッシや網戸の開け方を見つけて、器用に前足で開けることができ、鍵をかけていないと、猫の力でも簡単に開いてしまうことがあります。

例えば、ベランダの窓から外を眺めていて、小鳥やトカゲなどの生き物を見つけた時に、ぱっと出て行ってしまうかも知れません。また、他の野良猫がベランダに来れば、その猫を追いかけていってしまうこともあります。
飼い主さんが洗濯物を干したり、ちょっと外を眺めたりしている隙に、あっという間に逃げて行く可能性があるということです。

外に出てしまうと、迷子になって家に戻れなくなったり、車に轢かれたり、心無い人に連れて行かれたりと、猫にとっては危険なことばかりです。

◆下に転落する可能性がある

飼い主さんが、猫が落ちることはないと思っていても、細い柵部分に登っていれば足を滑らせることも十分考えられます。
バランス感覚に優れた猫でも、もし鳥が飛んで来たり、大きな音がして驚いたりすれば、ベランダから落下してしまってもおかしくありません。

二階より上のベランダから下に転落した場合、猫と言っても怪我なしでは済まない場合も多くあります。思わぬ状況で高所から落ちてしまえば、打撲や骨折などの怪我をしてしまうことは十分にあります。落ちた高さによっては、もちろん猫の命にかかわることもあるでしょう。

さらに、転落すると、ベランダまでは高さがあるために、すぐに家に逃げ帰ってくるといった事ができません。もし下に落ちた猫が怪我をせず無事でいても、パニックで動き回って迷子になったり、事故にあったりする可能性もあります。


猫をベランダに安全に出すポイント4つ!

ベランダから見下ろす猫

猫を安全にベランダに出す時には、どのようにしたら良いのでしょうか?

脱走や転落を防ぐ対策のポイントを4つ、ご紹介します。

◆ネットを張る

ネット(網)を貼って、猫がたとえベランダに出ても、それよりも外に行けないようにする対策方法があります。

取り付け方としては、ベランダの屋根部分から、手すり部分までネットを張るという方法が多いようです。園芸用の網を利用するほか、カラスや鳩の害を防ぐためのベランダネットも販売されています。

ただし、共同住宅の場合には、景観の問題や安全上の理由から、ネットが付けられない場合もあります。
さらに網は時間が経てば劣化して来ますし、穴が開いてしまう可能性もありますので、定期的にチェックして、破れやほつれが無いかを確認する必要があります。

◆脱走防止のパーテーションを取り付ける

格子状になったパーテーションを取り付ける対策方法があります。

ベランダの一角を区切って猫の出られる範囲を作り、そこをパーテーションで囲います。上記のネットとの併用をする方法もあります。
100均で売られている気軽に手に入るものから、園芸用の目が細かいラティスなどを利用することもできます。

しっかり取り付けないと、猫が壊してしまう可能性もありますので、十分に強度のあるものを選ぶ必要があります。
また、お隣さんのベランダに猫が行ってしまうこともありますので、隔て板の横や下の隙間にレンガを置くなどして、猫が通れないようにしておきましょう。

◆猫用にテラスを作る

ベランダ部分が一階であったり、広さがあったりする場合に、猫が出られるテラスを作ってしまうという対策もあります。

窓から直接猫が出入りできるドアを作って、猫が自由に出入り出来るようにしている飼い主さんもいらっしゃいます。住宅メーカーに頼む事になれば、とても金額はかかりますが、ベランダに広さがある場合、猫にとっては嬉しい空間になります。

また、ネットやパーテーションよりも丈夫なので、出している間に脱走する心配がありません。

◆猫にハーネスや首輪をつけてベランダに出す

ネットやパーテーションが出来ない場合には、猫にハーネスや首輪をつけてリードに繋いで、ベランダに出すという方法があります。

ただ、猫は犬ほどハーネスに慣れた生き物ではありませんし、体が柔らかいために暴れてはずれてしまう可能性もあります。
飼い主さんが一緒にいる場合だけ、そのような方法でベランダに出し、柵の上には登らせないようにすると良いでしょう。

ハーネスと首輪には、それぞれの良いところがあります。
首輪は装着しやすいですが、もし猫が暴れた時に、首がしまったり喉を傷つけたり、外れてしまったりします。ハーネスだと、猫が着けるのを嫌がったり、着ける際に手間取ったりします。ただ首輪よりはしっかりと猫の体に着けることができます。

出来れば両方を猫につけた状態で、リードをしっかりそれぞれに取り付けて、ベランダに出しましょう。

●あわせて読みたい
猫用ハーネスはどんな種類がある?正しい選び方と知っておきたいポイント!

猫にもハーネスが必要になることがあります。例えば通院時の脱走予防。例えば災害時。災害時に避難場所での猫ちゃんの居場所の確保はなかなか難しいでしょうが、ハーネスがあれば猫ちゃんと一緒に避難できるかもしれません。
今回はいざという時に必要になるかもしれない猫用ハーネスの正しい選び方についてまとめてみました。

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猫をベランダに出さない選択肢もある

ベランダの猫

◆ベランダに出すデメリットを理解しよう

猫をベランダに出すことは、室内で飼うよりも脱走や転落の危険が伴うほか、鳴き声や抜け毛などで、近隣の家に迷惑をかけてしまうことにもなりかねません。

猫は自分のなわばりが決まり、その場所で安心して暮らせれば、ベランダに出さなくても幸せに生きて行けます。脱走や転落した時の猫の不幸を考えれば、猫をベランダに出さないことはそれほど間違ったことではありません。

◆万が一の脱走対策としてベランダの環境をチェック

室内に十分な猫の暮らすスペースがある場合には、猫をベランダに出さないといった選択肢もあります。その場合には、飼い主さんが普段の生活で気をつけるほか、ベランダの出入りする部分に脱走防止の対策をするということになります。

アパートやマンションなどに住んでいる人はもちろん、一戸建てでも二階以上のある家に住んでいる場合、猫がベランダに出る際の対策はしっかりしておいたほうが良いでしょう。

もし猫がベランダに出てしまった場合のために、二重で、上記のネットやパーテーションなどの対策をしておけば、万一ベランダに猫が出てしまっても、安心できますね。


猫をベランダから脱走や転落させないための対策まとめ

猫の室内飼いは、特に都会では当然になってきていますので、少しでもベランダから外の気分を味わわせてあげたいというのは飼い主さんの素直な気持ちかも知れません。
でも、脱走や転落、その後にも迷子や怪我など、猫にとって危険が起こる可能性がありますので、ベランダに出さないことも、猫の安全を守る一つの方法です。

日当たりが良い場所を用意して、出来るだけ高低差のある運動ができる環境を作ってあげれば、猫にとっては快適な住処になります。

ベランダがあって猫と暮らす場合には、どのようにして猫の暮らす環境をつくるのか、しっかりと決めて安全対策をしてくださいね。



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ねこちん

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ひろった猫たち、トータル5匹と暮らしています。猫の写真を撮り、猫のイラストを描くのが好きです。

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