話題の猫の歯ブラシマッサージって?好きな理由とやり方は?

2018.12.31

話題の猫の歯ブラシマッサージって?好きな理由とやり方は?

猫に歯ブラシを使ってマッサージをする動画がSNSで広まり、話題になっています。必要なものは人間用の歯ブラシ1本。特別な技術もいりませんので、すぐにチャレンジすることができます。 今回は、多くの猫がとりこになる歯ブラシマッサージの方法と注意点をご紹介します。

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歯ブラシでマッサージ!?癒しの表情を見せる猫がかわいすぎる

猫を歯ブラシでマッサージする動画がSNS上で話題になっています。

◆歯ブラシマッサージに夢中な猫たち

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歯ブラシマッサージは多くの猫に好評なようで、SNSにアップされている動画ではうっとりした顔でマッサージを受けている猫が多く、そのまま寝てしまいそうな猫もいます。

歯ブラシマッサージをうける猫の動画には、「うっとり顔がたまらない」「恍惚の表情ですね」と多数のコメントが寄せられており、同じく猫を飼う人や、猫を飼っていない人でもつい微笑んでしまいそうです。

歯ブラシマッサージは、動画を見た別の猫の飼い主さんが自分の猫で試して動画をアップし、それが連鎖して広まっているようです。確かにとても気持ち良さそうなので、愛猫にやってあげたくなる気持ちはよく分かりますね。

10月9日には、朝の情報番組「めざましテレビ」でも紹介され、愛猫の歯ブラシマッサージにチャレンジする飼い主さんが増えているようです。

必要な物が歯ブラシのみという点も、お手軽で挑戦しやすいです。電動歯ブラシを使う飼い主さんもいるようで、電源を入れると猫の方からスリスリとすり寄ってくるそう。

目を細めて気持ちよさそうにしている様子は、まるでマッサージ機を使っているかの様です。

歯ブラシマッサージは成猫だけではなく子猫にも有効で、子猫が気持ちよくなるだけではなく、それによってグルーミングの仕方も覚えてくれるそうです。

ただし、猫はみんな歯ブラシマッサージが好きというわけではなく、挑戦したものの思うようにできなかった飼い主さんも…。

歯ブラシ自体を見たことがない猫は、少し警戒してしまうのかもしれません。

◆様々な動物の歯ブラシマッサージ

中には、猫以外の動物でチャレンジする方もいます。

めざましテレビでは、猫以外にも犬など他の動物にも歯ブラシマッサージを試していました。モルモットやカバなど、数種類の動物では、猫と同様に歯ブラシマッサージを喜んでくれたようです。

猫以外でも、歯ブラシマッサージを気持ちいいと感じる動物は多いのかもしれません。


猫が歯ブラシマッサージを好きな理由は?

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猫の額に歯ブラシをこすりつけると、とっても気持ちよさそうな顔をする…という歯ブラシマッサージですが、猫専門病院の先生によると「歯ブラシの感触が猫特有の舌のザラザラ感に似ているからではないか」とのこと。

猫が歯ブラシマッサージを好きな理由について、詳しく見てみましょう。

◆猫の舌がザラザラしている理由について

猫の舌がザラザラしているのは、ネコ科の動物の特徴でもあります。

猫の舌には「糸状乳頭」と呼ばれる小さな突起が喉の方に向かって生えているためで、獲物の骨についた肉をこそげ取る役割をします。ちなみに糸状乳頭があるのは舌の中央部分で、味を感じる部分にはザラザラはありません。ザラザラしているのは主に舌の周縁部です。

他にも、ネコ科の動物たちは獲物となる動物に気付かれないように、自分自身で毛づくろいをして臭いを消します。その際に、舌のザラザラは毛に付着した汚れや臭いを落とすブラシの役割を持っているのです。

◆猫同士の毛づくろいは親愛のあかし

仲間同士・親子間での毛づくろいは、仲の良いしるしで愛情表現です。猫は仲間同士で舐め合って愛情表現をしたり、コミュニケーションを取ったりします。
歯ブラシでのマッサージは、この仲間の猫に舐められている感触に近いのです。

とりわけ猫たちは、相手の頭と両肩の間の部分の毛づくろいをよくしています。猫の頭皮には安眠を促すツボがあり、マッサージ効果が高い部位なのだそうです。

猫は自分自身でも身体中を舐めてキレイにしますが、顔周りは自分で舐めることが出来ないので、余計に気持ちが良いのでしょうね。頭や頬などをマッサージすると特に喜ぶようです。

◆歯ブラシマッサージで愛猫とコミュニケーションをとろう

猫はとても愛情深い動物ですが、愛情の対象には好みがうるさい動物でもあります。

この潔癖さは、猫の進化の歴史に起因していて、祖先であるヤマネコ、特にオス猫は、産まれてからほとんど大人の仲間と一緒に暮らすことは無く、同じヤマネコたちをライバルとして見なしていました。

やがて家畜化されるにつれて人間に対する不信感は薄れていき、他の猫に対する警戒心も薄れていきました。

現在ペットとして飼われている猫たちは、見知らぬ人に対しては警戒しますが、共生する人間に対してとても友好的で、触られることでリラックスします。

歯ブラシマッサージを有効に使って、猫を喜ばせてあげましょう。


歯ブラシマッサージのやり方は?

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歯ブラシマッサージに使う歯ブラシは、人間用の物で構いません。どのご家庭にも必ずあるモノなので、手軽に始めることが出来ます。

◆猫の額や頬などの顔周りをマッサージ

歯ブラシで猫の額や頬などの顔周りをマッサージします。毛の流れに沿って、歯ブラシで撫でてあげてください。

頭のてっぺんや額、頬、顎の下など、猫の様子を確認しながらゆっくりとマッサージしてあげましょう。

猫の顔周りは面積が狭く、普通のブラシやファーミネーターなどでは幅が広すぎることが多いので、歯ブラシはとても使いやすいです。

◆猫が喜ぶなら顔以外でもOK

顔以外の部分でも、猫が気持ちよいと感じる場所ならどこでも構いません。猫によって、触られて嬉しい場所や気持ちの良い触り方は異なります。自分の猫はどのようにマッサージされるのが好きなのか見つけてあげましょう。

歯ブラシに限らず、猫をマッサージすることで血行促進やリラックス効果が期待できます。毎日触ってスキンシップをとることで、小さな異変に気付きやすくなり、腫瘍などの病気の早期発見につながることもあります。

マッサージ後の歯ブラシは短い毛が沢山ついてしまいますので、人間の歯みがきには使えなくなってしまいます。猫のマッサージ専用の歯ブラシにしましょう。

◆歯ブラシマッサージを嫌がる場合は?

最初は歯ブラシを警戒している猫でも、毎日少しずつ続けることで慣れていく場合が多いです。無理やり歯ブラシを押し付けると逆効果になってしまいますので、嫌がらない程度に近づける練習を重ねましょう。

歯ブラシ自体が猫の視界に入らないように、後ろからマッサージすると上手くいくこともあります。

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歯ブラシマッサージをする時の注意点は?

◆愛猫の様子をよく見てやりすぎない

足先や肉球、お腹などは触られると嫌がる猫が多いので注意しましょう。

猫には「愛撫誘発性攻撃行動」というものがあり、猫が気持ちよさそうにしていても突然攻撃され、咬まれてしまうことがあります。これは全世界の猫に見られる行動で、英語では「Petting-induced aggression」と言い、獣医行動学の参考書にも書かれています。

愛撫誘発性攻撃行動は、愛撫が長い、もしくは下手のどちらかが原因であることが多く、猫は攻撃の前にちゃんとサインを出しています。「もう十分だよ~もう止めて~」というサインに気付かずマッサージを続けると、「もう止めてって言ってるでしょ!」と攻撃されてしまうのです。

マッサージの力が強すぎたり、同じ所ばかりしつこくマッサージしていたりすると、嫌がる猫は多いです。また、猫の毛には静電気が溜まることがあるので、パチッとならないように注意してあげましょう。

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◆歯ブラシマッサージするタイミングが大事

マッサージをするタイミングも大切です。床やソファに横になっている時や、しっぽを上げて機嫌が良い時など、猫がリラックスしている時が狙い目です。

猫がご飯を食べている時や遊んでいる時、毛づくろいをしている時、他の何かに夢中になっている時などは、マッサージは控え、そっとしておいてあげましょう。

また、日頃から触られることに慣れていない猫は、マッサージ自体に抵抗感を示す場合があります。
まずは触ってスキンシップをとることに慣れさせてあげてください。

◆こんなしぐさをしたら要注意!

・しっぽを振り始める
猫は犬と違い、しっぽを振って喜ぶことはありません。猫がしっぽを振るのは機嫌が悪い時が多く、イライラし始めているサインです。しっぽを素早く左右に振り始めたら要注意です。

・耳を寝かせる
猫は機嫌が悪くなると耳を倒して後ろに向けます。耳を前後に動かすのも同じ意味のサインです。

・顔を人の手(歯ブラシ)の方に向けてくる
マッサージを続けてほしければ、猫は気持ちよさそうに同じ体勢を維持します。手やハブラシに顔を向けるのは、もう止めてのサインです。

以上のサインが見られたら、すぐにマッサージを中止しましょう。サインに気付かずマッサージを続けると、腕を羽交い絞めにされて咬まれ、キックの応酬を受けてしまいます。

それでも無理やり続けようとすると、信頼関係が崩れてしまう事もありますので注意しましょう。

以上のことに注意して、歯ブラシマッサージで猫を喜ばせてあげましょう。



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