猫の鳴き声の意味7選!猫はどんな理由があって鳴くの?

2019.03.22

猫の鳴き声の意味7選!猫はどんな理由があって鳴くの?

私たちが普段よく耳にする猫の鳴き声である「ニャー」。もちろん猫の鳴き方には「ニャー」以外も存在しますが、人間の言葉を発することの出来ない猫は、鳴くことによって気持ちを必死に伝えようとしているのです。 猫の唯一の言葉でもある鳴き声には、どんな意味が込められているのでしょうか?そして気持によって鳴き方は、変化していくのでしょうか。

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猫は鳴き声で気持ちを伝える動物?

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私たち人間は、他者に自分の気持ちを伝えたいとき、言葉を選んで相手にも明確に伝わるように会話をするのが普通ですよね。言葉自体に意味が込められ、その言葉を繋ぎ合わせて会話にすることによって、初めて自分の気持や考えを表現出来るのです。

人間は成長につれて言葉を学び、そして理解し、他者との意思疎通が出来ることを当然のように思っていますが、猫と人間で考えてみるとどうでしょうか?

実は、野生の猫は基本的に敵に襲われることを防ぐために、あまり鳴き声を出しません。また、猫同士の会話は、ボディランゲージや匂いを嗅ぐことによって、ほとんど成立してしまうからでもあります。

一方、人間は猫から猫語を学ぶことは出来ませんし、猫は人間から言葉を学ぶことが出来ません。そんな猫が人間に向かって鳴き声を発する場合、言葉が伝わらないなりに自分の気持ちを鳴くことによって伝えてきていると考えるのが自然だとは思えませんか?

「ニャー」と鳴き声を敢えて出すようになったのには、人間に自分の気持ちを伝えたいから、という理由がもっとも有力なのです。


猫が鳴く理由は?

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では、猫は私たち人間に対してどんな意味で、どんな理由があって鳴き声を発しているのでしょうか?

◆猫が鳴く理由①常に傍にいるニャ

猫は常に人間の行動を観察し、学習しています。猫同士では言葉をあまり交わさない動物なのですが、人間に対しては鳴き声を出すことによって、人間がしっかりと反応してくれることを、一緒に生活する中で学んでいったからなのです。

そして信頼関係が築かれれば、一緒に生活するなかで飼い主さんに何かを要求する際に鳴き声で知らせることこそがコミュニケーションに繋がっていきます。

目があった瞬間に猫が鳴いてくれることって、よくありませんか?それは信頼の証です。

言葉が必要のない猫にとって、言葉を必要とする人間に対しての敬意とも受け取ることが出来るのです。

◆猫が鳴く理由②ご飯が欲しいニャ

猫が鳴き声を出す理由の中で、一番多いのはご飯が欲しいときではないでしょうか。

生きることとは、すなわち食べること。猫だって毎日お腹がすきます。

しかし「お腹すいた」「ご飯ちょうだい」などと言葉を発することが出来ないので、鳴き声を出して飼い主さんに要求しているのです。

体内時計が正確な猫は、眠っていたとしてもご飯の時間が近づくと、しっかりと目を覚まします。鳴きながら足元に付きまとってくるようなら、お腹が空いているのかもしれません。

◆猫が鳴く理由③トイレが汚れてるニャ

綺麗好きな動物でもある猫は、トイレが汚れていることにも不満を覚えます。飼い主さんがトイレ掃除を怠っていた場合に、飼い主さんの元へ文句を言いにくる子もいるそうです。

もし愛猫がウロウロしながら、不満そうな鳴き声を発しているようでしたら、トイレが汚れていないか確認してみましょう。

◆猫が鳴く理由④構ってほしいニャ

飼い主さんがせかせかと忙しそうにしているときなどに、鳴き声を出して自身の存在をアピールすることもよくあります。

猫は要求があるときに鳴き声を出してアピールすることがあると前述した通り、構ってほしいときにも必死に鳴き声を出してアピールをします。自分に関心を向けるために、鳴き声を発するのです。

愛猫の視野に飼い主さんがとらわれているのなら、どこからでも猫は鳴き声を発します。

「わたしだけを見ていなさいよ」とまるで女王様のようでもありますが、そこで喜んで構ってしまうのが人間の悲しい性とでも言うのでしょうか。

◆猫が鳴く理由⑤何かいるニャ

基本的に飼い主さんに向けて鳴き声を発することが多いのですが、何か獲物を見つけたときに鳴き声を発する子も多くいます。

元々は野生の動物であったにも関わらず鳴き声を出してしまうのは、獲物に居場所を教えてしまうことになってしまうので、ご法度なのでは?と思うのですが、これは家猫特有の鳴き声でもあるのだそう。

狩猟の実戦経験が少ない猫によく見られる行為ですが、興奮出来ない気持ちが押さえられない衝動を意味しているようです。

獲物に見つかってしまっては元も子もないのに、それでも自然と鳴き声を出してしまうなんて、やはり猫は愛すべき動物なんだと、しみじみ思ってしまいますよね。


猫の鳴き声の意味7選!

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猫が鳴き声を出す意味や理由は理解出来たとしても、猫の鳴き声には色々なパターンが存在しています。猫が感情によって鳴き声を使い分けているとしたらどうでしょう?

人間も同じ言葉を使用する際に、喜怒哀楽によって声のトーンやニュアンスが変わってしまうことはよくありますよね。猫も一般的な「ニャー」という鳴き声だけでなく、感情によって鳴き声の意味が違っていると考えるのが、自然ではないでしょうか。

猫の鳴き声や鳴き方の違いから推測できる、猫の気持ちをご紹介していきたいと思います。

◆猫の鳴き声の意味①「ニャー」「ニャーン」「ミャーオ」

声のトーンが高く、それほど大きい声ではない声で鳴くときは、飼い主さんに対して何かを要求していることが多いです。この鳴き声がもっとも一般的であり、よく耳にする声でもありますよね。

猫がお腹を空かせているとき、遊んでほしいとき、甘えたいとき、トイレを片づけてほしいとき…などの要求を声に乗せているとも言えるのでしょう。

その瞬間何を求めてきているのかを察知出来るようになれば、更に絆が深まりますよ!

◆猫の鳴き声の意味②「ニャッ」

語尾を伸ばすこともなく、短めの声で鳴くときは、返事や挨拶的な意味があるようです。目が合った飼い主さんにとって、「なに?」「はいはい」「おはよう」といった気持ちなのでしょうか。

「無反応もよくないな…」と思って返事をしてくれているとしたら、一生懸命考えて飼い主さんに応じようとしているのが、いじらしいですよね。

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◆猫の鳴き声の意味③「ニャーーーーーン」

長い鳴き声を出すときは、何かを訴え腑に落ちていない可能性が高いです。

「なんでこんなに言ってるのに気付いてくれないの?」「どうして分かってくれないの?」などと不満の気持ちが混ざっていると思われます。

声のトーンが高くなるにつれて不機嫌度も上がっていると考えられるので、要求に対して早急に対応してあげる必要があります。

◆猫の鳴き声の意味④「ニャーーオ」「ミャーーオ」

低めの長く大きな声で鳴くときは、不安な気持ちや不満があることが多いそう。

飼い主さんが出掛ける際にこのような鳴き声を出す場合は、「一人にしないで!」と訴えていることもあるようです。

優しく撫でてお出掛けをすることを伝え、ちゃんと帰ってくることを約束してから家を出るようにしましょう。

◆猫の鳴き声の意味⑤「ニャオ」「ミャオ」「ウニャ」

このような鳴き声は、比較的喜んでいる場合に聞けることが多いです。特に美味しい食べ物をあげたときに、美味しすぎて思わず声が漏れてしまうことも。

口に食べ物を入れたまま鳴く子もいるので、つい近くで見てしまいたくなる衝動に駆られますが、餌を奪われると勘違いされることもあるので、ゆっくりとご飯を食べれるようにしてあげてくださいね。

◆猫の鳴き声の意味⑥「ウ~」「フー」「シャーッ」

ほぼ口を開かず、地鳴りのような唸り声を出すときは、機嫌が悪く「これ以上近づかないで!」という意思表示となります。

猫にその気がないのに無理やりかまったり、ちょっかいを出し続けたりすると、尻尾をパタパタと音を立てて振り、どんどん不機嫌になってゆきます。

度が過ぎてしまうと「シャーッ」と大きく口を開けて威嚇されてしまいますので、無理にかまうことはやめましょう。

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◆猫の鳴き声の意味⑦「ニャニャニャニャ」「カカカカ」「ケケケケ」

口元を小刻みに震わせ、独特な鳴き声を出すことを「クラッキング(英語ではチャタリング=chattering)」と呼びます。

獲物を見つけた際に出す鳴き声で、興奮状態以外にも欲求が抑えられない気持ちのときや、擬態行動を意味することもあるそうです。

いずれにしろ普段から出す鳴き声ではなく、この声を出しているときは何かに夢中になっていることは確かなので、そっとしておいてあげてくださいね。


まとめ

普段私たちが耳にしている猫の鳴き声は、一種類ではなく様々なニュアンスや種類があり、意識してみると区別することが可能となります。

猫の鳴き声を聞くと、たとえ言葉が通じなくとも、必死に人間の気持ちを汲み取り、自分の感情を伝えてコミュニケーションを図ろうとしてくれていることが分かってきます。

ただただ可愛い存在に思える猫ですが、絆を深めるためにも人間に一生懸命寄り添ってくれていることも分かりますよね。

言葉が理解し合えないのでは決してなく、言葉が無くとも気持ちは通じるということを猫は教えてくれているのです。

猫の行動や鳴き声にしっかりと耳を傾け、私たちも気持ちを汲み取ってあげれるように共存していきたいものです。



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たぬ吉

たぬ吉

小学3年生のときから、常に猫と共に暮らす生活をしてきました。現在はメスのキジトラと暮らしています。3度の飯と同じぐらい、猫が大好きです。

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