猫のウェットフードはどんなフード?特徴や与え方からおすすめ6選まで

2019.10.01

猫のウェットフードはどんなフード?特徴や与え方からおすすめ6選まで

普段、どんなフードを愛猫に与えていますか?主食はドライフードというイメージが強く、ウェットフードはおやつのイメージではないでしょうか。では、ドライフードとウェットフードは、どう違い、どちらが猫にとって良いのでしょうか?そんな疑問にお答えできるよう、猫のウェットフードについて、与え方から利点・注意点、おすすめフードまで、分かりやすくご紹介します。

猫のウェットフードとは?

ドライフードとウェットフード

まずは、猫のウェットフードの特徴を、ドライフードとの比較も交えて紹介していきます。

◆猫用フードの水分含有量による分類

猫のフードは、水分含有量が10%以下のドライフードと、それ以上のウェットフードに大きく分けることができます。
さらに、水分含有量の少ない順に、ドライフード<セミモイスト・ソフトドライ<ウェットフードの4タイプに分けられます。
セミモイストは、水分含有量25%~35%の発泡させていないフードで、ドライフードより柔らかいです。
ソフトドライは、セミモイストを発泡させたフードで水分含有量は25%~35%、セミモイストより柔らかいです。
ウェットフードは、水分含有量が75%~80%となっています。

◆ウェットフードの特長

猫は、元々あまり水を飲まない動物です。
水分含有量の多いウェットフードは、食事から水分を補給できる点でドライフードより優れています。
また、ドライフードより嗜好性が高いのも特長です。
さらに、缶詰など少量の製品が多く、新鮮な食べ物を好む猫に適しています。
そのほか、高タンパク質・高脂肪・低炭水化物と猫の食性に合っていること、味の種類が豊富なことも特長と言えるでしょう。
缶詰などの密閉容器なので、未開封なら長期保存ができます。

◆ウェットフードのタイプ

猫のウェットフードと一口に言っても、中身の形状や容器は様々です。
ここでは、猫用ウェットフードの形状別に特徴をご紹介します。

1.フレークタイプ

フレークタイプ

フレークタイプは、素材をそのままフレークにしたようなウェットフードで、食べ応えや満足感に優れています。
原材料は魚系が多く、容器はほとんどが缶詰です。
素材の香りや味わいが残っていて食いつきはよいですが、総合栄養食ではない製品が多いので注意が必要です。
その分、値段が比較的安く、種類も豊富です。

2.パテタイプ

パテタイプ

パテタイプは、ペーストやムースタイプのウェットフードで、容器はアルミトレイの製品が多いです。
原材料は様々な肉や魚が数種類ミックスされていることが多く、嗜好性が高くなっています。
パテタイプには総合栄養食が多く、主食として与えることができます。
また、柔らかくてお湯に溶かしやすいので、子猫の離乳食やシニア猫の食事、自力で食べられない場合の強制給餌にも使えます。
パテタイプのウェットフードで薬を包むと、薬の苦手な猫にも飲ませやすいです。

3.スープ・シチュータイプ
大きめの素材を煮込んだタイプや、とろみをつけたスープタイプのフードで、容器はパウチのものが多いです。
ウェットフードの中でも一番水分含有量が多く、水分補給に適しています。
嗜好性がよく、種類も豊富ですが、総合栄養食ではないものもあるので注意が必要です。
1食分がパウチになっている製品は、お出かけに持っていくのにも適しています。


ウェットフードの与え方

ご飯を食べる猫

◆ウェットフードは主食にもなる

ウェットフードは種類も多く、嗜好性が高いことから、主食というよりおやつや特別な時の「ごちそう」のイメージが強いですが、主食として与えることもできます。
歯が悪い猫や口内炎で口が痛いときなどには、ウェットフードを主食としてあげるといいでしょう。
ドライフードをポロポロこぼしてしまうようなシニア猫も、ウェットフードを主食にしてあげましょう。

◆総合栄養食と一般食の違いに注意

総合栄養食がほとんどであるドライフードに対し、ウェットフードは総合栄養食と一般食が混在しています。
総合栄養食とは、フードと水だけで生命を維持できるよう、猫に必要な栄養バランスを満たしているフードのことで、猫の毎日の食事には総合栄養食を与える必要があります。
一方、一般食は、「栄養補完食」「一般食」「副食」などと表記されたフードで、これだけで猫に必要な栄養を満たすことはできません。
トッピングやおやつ、副食として与えるようにしましょう。

◆猫の食欲がない場合にも活躍

ドライフードより嗜好性が高いので、猫の食欲がないときには、ウェットフードを普段のドライフードに混ぜたりトッピングをしたりするとよいでしょう。
総合栄養食であれば、ウェットフードだけを与えることもできます。

◆色々なフードを食べられるようにしておこう

シニアになったり病気になったりすると、それまで食べていたフードを食べなくなったり、療法食を食べなければならなくなったりします。
また、災害時には、普段食べているフードが手に入らなくなることもあります。
そういう場合に備えて、普段から色々なフードを食べられるようにしておくといいでしょう。
ウェットフードは嗜好性が高いため、それだけしか食べなくなる猫もいますので、できるだけドライフードと一緒に与えるようにしましょう。


猫にウェットフードを与える際の注意点

◆開封後はなるべく早く消費する

ドライフードは開封後も常温で1ヶ月以上保存できますが、開封後のウェットフードは傷みやすいので、なるべく早く使いきるようにしましょう。
残ったウェットフードはラップで包めば、冷蔵庫で数日、冷凍庫で1ヶ月程度、保管することができます。
保管したウェットフードを与えるときには、人肌程度に温めてあげましょう。
開封した缶詰に使える蓋が市販されているので、冷蔵庫で保管する場合に利用してもいいでしょう。

◆放置しない

猫は本来、少しずつ何度にも分けて食べる動物なので、置き餌にしている飼い主の方も多いです。
しかし、ウェットフードは傷みやすいため、置き餌には向いていません。
食べ残しは、すぐに片づけて放置しないようにしましょう。

◆歯石がつきやすくなる

ウェットフードは水分が多い分、歯垢がつきやすいのが欠点です。
猫の場合、歯垢は数日で歯石になり、歯周病となります。
歯周病は、心臓病など内臓の病気を引きおこすこともあります。
ウェットフードを主食として与える場合には、歯石がつかないよう、歯のケアを習慣にしましょう。

◆与えすぎには注意

高タンパク質・高脂肪のウェットフードは簡単にエネルギーを摂取できるので、食の細い猫には向いていますが、健康な猫に与えすぎると肥満になる恐れがあります。
また、一般食のウェットフードを与える場合には、その他のおやつ類と合わせて、一日に必要なカロリーの2割以内にしましょう。


猫のウェットフードおすすめ6選

おすすめの猫用ウェットフードを、一般食と総合栄養食に分けて3種類ずつ、ご紹介します。

◆一般食おすすめ3選

1.いなばCiao ちゅ~る
いなばCiao ちゅ~る
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猫と暮らす方にはおなじみのちゅ~るは、非常に食いつきがいいだけでなく、手から与えられるところが人気のフードです。
猫とスキンシップを取ることができるので、ご褒美や特別な時のおやつにぴったりです。
ちゅ~るシリーズは種類が非常に豊富なので、愛猫の好みの味がきっとあるでしょう。
また、総合栄養食や水分補給タイプなどもあり、食欲がないときの栄養補給や水分補給にもなります。

2.いなば 金のだし カップ
いなば 金のだし カップ
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軽いプラスチック製のカップで開けやすく、カップのまま与えられます。
味の種類が豊富で、成猫用のほか、11歳~14歳~のシニア猫用もあります。
とろみのあるスープタイプなので、水分補給やドライフードをふやかすのにおすすめです。
また、1個約35kcalと、副食やトッピングにもぴったりです。

3.モンプチ プチリュクス パウチ
モンプチ プチリュクス パウチ
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使い切りサイズのモンプチ・ミニパウチシリーズの中でも、プチリュクスはご褒美やトッピング向けで、35gという少量タイプです。
厳選されたマグロやカツオのフレークが、かつお出汁仕立てになっています。
味と愛猫の年齢から選べる18種類のラインナップです。
「少しだけ、だから贅沢」と謡うだけあり、「偏食の猫でも、これだけは食べてくれる」という口コミが多いフードです。

◆総合栄養食おすすめ3選

1.ニュートロ キャット デイリーディッシュ

ニュートロ キャット デイリーディッシュ
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パテタイプと、ざく切りタイプがあります。
主原料は高品質の肉や魚で、猫本来の食性に合っており、嗜好性の高いフードです。
内容量は1つ75gですが、37.5gずつの小分け容器になっていて1食ずつ使い切ることができることが、口コミでも評価されています。
パテタイプはチキン&エビなど、ざく切りタイプはチキン&白身魚などそれぞれ6種類あり、愛猫の好みに合わせて選ぶことができます。

2.カルカン パウチ

カルカン パウチ
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ジューシーゼリー仕立て、お肉シリーズ、スープ仕立ての3タイプがあります。
また、子猫用8歳~11歳~15歳~18歳~のシニア猫用と、年齢に合わせた製品もあるので、若いときからシニアまで、カルカン パウチを与え続けることができます。

3.ロイヤルカナン インスティンクティブ グレービー

ロイヤルカナン フィーライン ヘルス ニュートリション ウェット インスティンクティブ グレービー 生後12ヵ月齢以上
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「インスティンクト」とは「本能」という意味です。
「猫が本能的に求める真の栄養バランス」と謡うだけあり、いろいろなランキングで上位に入っているフードです。
「グレービー」は「肉汁」のことで、柔らかなフードにとろりとしたソースが絡んでいます。
他に、「ローフ」(ソーセージ)と「ゼリー」という食感の違うタイプもあるので、ローテーションしてもいいでしょう。


まとめ

赤いお皿からご飯を食べる猫

猫のウェットフードについて、ご紹介しました。
ウェットフードは水分含有量が高く水分補給にもなりますし、嗜好性が高いので食欲が落ちた時の食事にも適しています。
また、種類が豊富なので、愛猫の好みに合ったウェットフードを見つける楽しみもあります。
総合栄養食と一般食の違いに気を付けて、主食にしたりトッピングやおやつにしたりと、使い分けましょう。
ウェットフードの特長や与え方の注意点を参考に、愛猫の食事に上手に取り入れてあげてください。
きっと、愛猫の食生活がより豊かで楽しいものになるでしょう。



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SHINO

SHINO

保護犬1頭と保護猫3匹が「同居人」。一番の関心事は、犬猫のことという「わんにゃんバカ」。健康に長生きしてもらって、一緒に楽しく暮らしたいと思っています。


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